「青いシャツを着ての最後の試合だった…」、ラカゼットが銀メダルでフランス代表に別れ

2024.08.10 19:00 Sat
表彰式に出席したラカゼット
Getty Images
表彰式に出席したラカゼット
FWアレクサンドル・ラカゼットがフランス代表として最後の試合を終えた。

U-23フランス代表は9日、パルク・デ・プランスで行われたパリ・オリンピック決勝でU-23スペイン代表に3-5で敗戦し、母国開催の五輪を銀メダルで終えた。

今大会にオーバーエイジ枠で参戦し、キャプテンを務めたリヨンのエースFWは5試合に出場。プレッシャーがかかるグループステージ初戦で1ゴール1アシストの活躍をみせ、白星スタートに貢献。以降はエースとして決定的な仕事を果たすことはできなかったが、チームリーダーとして準優勝に貢献した。
無念の決勝後、会見に出席した33歳FWは、これが代表のユニフォームを着てプレーする最後の試合になったことを明かした。フランス『レキップ』が伝えている。

「これは僕にとっては最高の銀メダルだ。これまでのキャリアで何度か決勝戦で負けたことがある…。だけど、今回が一番悪くないと言っておこう。この冒険をよく覚えている。再びこの青いシャツを着ることができたという事実。チームの間の雰囲気。それは一生忘れないだろう」
「感情的に言えば、この試合は僕のキャリアで最高の試合のひとつだ。青いシャツを着ての最後の試合だった。もちろん、自分の中の負けず嫌いの気持ちが失望を感じている。僕らは最初から金メダルを望んでいたし、チームフランスにメダルを持ち帰り、スタジアムを興奮させることができたはずだったからね。前向きでいなければならないけど、そう思うにはまだ早すぎるよ」

なお、A代表で通算16キャップを刻むラカゼットだが、2017年を最後に一度もレ・ブルーには招集されておらず、今回が正真正銘代表チームでプレーする最後の一戦となった。

アレクサンドル・ラカゼットの関連記事

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの 2025.05.15 23:00 Thu
南野拓実の所属するモナコは26日、リーグ・アン第31節でル・アーヴルと対戦し1-1の引き分けに終わった。南野は後半開始からプレーしている。 前節のストラスブール戦をゴールレスドローで終えた3位モナコ(勝ち点54)が、2連敗中の16位ル・アーヴル(勝ち点27)のホームに乗り込んだ一戦。 南野がベンチスタートと 2025.04.27 08:45 Sun
リヨンのパウロ・フォンセカ監督が、マンチェスター・ユナイテッドとの激闘を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリヨンはユナイテッドとアウェイで対戦。1stレグを2-2で終えていた中、2ndレグは壮絶な展開となった。 試合は前半にユナイテッドが2点を決 2025.04.18 13:25 Fri
マンチェスター・ユナイテッドは17日、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグでリヨンをホームに迎え、延長戦の末5-4で勝利。2戦合計スコア7-6でユナイテッドが準決勝に進出した。 先週敵地で行われた1stレグを2-2の引き分けに持ち込まれたユナイテッドは、1-4で完敗した4日前のニューカッスル戦のスタメンから 2025.04.18 06:54 Fri
オセールは13日、リーグ・アン第29節でリヨンをホームに迎え、1-3で敗れた。オセールのFWオナイウ阿道は66分までプレーしている。 前節スタッド・レンヌに勝利して連勝とした10位オセール(勝ち点38)は、オナイウが[5-4-1]の左MFで2試合連続スタメンとなった。 3日前にヨーロッパリーグ準々決勝1st 2025.04.14 06:30 Mon

U-23フランス代表の関連記事

U-23フランス代表の指揮官を退任したティエリ・アンリ氏は、当面メディアの仕事をメインにしていくようだ。 先日、『個人的な理由』によってU-23フランス代表監督を退任し、今後の去就に注目が集まっていたアンリ氏。 一部では代表あるいはクラブチームで指揮を執る可能性も伝えられていたが、アメリカ『CBS』は11日 2024.09.12 19:50 Thu
フランスサッカー連盟(FFF)は23日、U-21フランス代表とフランス女子代表の後任指揮官を発表した。 自国開催となったパリ・オリンピックを終え、一区切りついたフランス。 決勝でスペインに惜敗し、銀メダルに終わったU-21代表ではティエリ・アンリ監督(47)が「個人的な理由」により退任を発表。一方、ベスト8 2024.08.23 22:04 Fri
フランスサッカー連盟(FFF)は19日、パリ・オリンピックに出場したU-23フランス代表のティエリ・アンリ監督(47)の退任を発表した。 契約は2025年6月まで1年間残っていたが、個人的な理由により契約を終了したとのことだ。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表 2024.08.19 22:45 Mon
二転三転したパリ・オリンピックのレギュレーション変更によって、大会準優勝のU-23フランス代表の1選手が銀メダルをもらえない悲劇に見舞われた。 今大会にホスト国として臨んだフランスは、死闘となったU-23スペイン代表との決勝を延長戦の末に3-5で落として惜しくも準優勝となった。 当然のことながら金メダルを目 2024.08.14 14:20 Wed
U-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が、パリ・オリンピックの決勝を振り返った。 9日、パリ・オリンピックの男子サッカー決勝が行われ、フランスはU-23スペイン代表と対戦した。 開催国として40年ぶりの金メダルを目指すフランスと、自国開催のバルセロナ・オリンピック以来32年ぶりの金メダルを目指すスペイン 2024.08.10 12:35 Sat

オリンピックの関連記事

国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2028年のロサンゼルス・オリンピックに関しての変更点を発表。サッカー競技でも大きな変更があった。 IOCはロス五輪に関して、複数競技での変更を発表。サッカーに関しては、男子の参加国を「12」に、女子の参加国を「16」に変更すると発表した。 2024年のパリ五輪までは 2025.04.10 12:15 Thu
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックに臨むU-23日本代表に関して、大岩剛監督が率いることを発表した。 パリ・オリンピックもU-23日本代表を率いた大岩監督。グループステージを無失点3連勝で突破するも、準々決勝ではのちに金メダルを獲得したU-23スペイン代表に0-3で敗れて敗退。目標とし 2024.12.13 23:05 Fri
日本サッカー協会(JFA)は12日、ロサンゼルス・オリンピックを目指すU-23日本代表に関して、大岩剛監督(52)が続投することを発表した。 現役時代は名古屋グランパスやジュビロ磐田、鹿島アントラーズでプレーした大岩監督。J1通算386試合に出場し10得点を記録していた。 引退後は鹿島のコーチに就任すると、 2024.12.12 18:59 Thu
カナダサッカー協会(CSA)は12日、パリ・オリンピック期間中に発覚したドローンの不正使用問題の独立調査の結果を発表。停職処分を受けていたカナダ女子代表のビバリー・プリーストマン監督(38)が解雇されることとなった。 また、アシスタントコーチのジャスミン・マンダー氏とアナリストのジョセフ・ロンバルディ氏も解雇され 2024.11.13 17:10 Wed
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督とチェルシー・ウィメンのエマ・ヘイズ監督がヨハン・クライフ・トロフィーを獲得した。 28日、フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式がパリで開催。今回は最優秀監督賞となるヨハン・クライフ・トロフィーが新設され、男子はア 2024.10.29 17:15 Tue

アレクサンドル・ラカゼットの人気記事ランキング

1

ラカゼットが2度目のリヨン退団…ホーム最終戦でクラブ通算200点目決めて美しいフィナーレとなるか

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの後塵を拝するクラブを支えてきた。 クラブ通算390試合199ゴールの数字を刻み、今シーズンもここまで公式戦41試合17ゴールと健在ぶりを発揮していたが、クラブが深刻な財政問題を抱えるなかで高額なサラリーの影響もあって、今季限りの契約に関する延長交渉は行われずにいた。 サウジアラビアのネオムとの接触も報じられ、多くのリヨンファンは17日に本拠地グルパマ・スタジアムで行われるアンジェとのリーグ・アン最終節がエースのラストマッチとなることを察していた。 そんななか、15日に公式会見に出席したパウロ・フォンセカ監督はこの試合がラカゼットのリヨンでのラストマッチとなることを認めた。 「今日アレックス(ラカゼット)と話した。確かに、これが彼にとってここでの最後の試合になる。チームにとって更なるモチベーションになるはずだ」 「彼はこのクラブのために素晴らしいことをしてくれた。素晴らしいプロフェッショナルで、一緒に仕事をするのが大好きだった。彼のために素晴らしい試合をしなければならない。彼は素晴らしい形で旅立つのに値する」 また、会見に同席したFWラヤン・シェルキもチームメイトであり、兄と慕うレジェンドを最高の形で送り出したいと意気込む。 「彼はいつも僕を守ってくれた。兄よ、クラブのために、そして僕のためにしてくれたことに感謝しているよ。僕にとって彼はOLの最高のレジェンドだ」 「ラカゼットに11回目のアシストができたら、それは素晴らしいことだね。彼がまたゴールを決めてくれるよう、全力を尽くすよ」 逆転でのカンファレンスリーグ出場権獲得に望みを残すリヨンにとってホーム最終戦の重要度は間違いないが、レジェンドとの別れを白星で飾ることはもちろんのこと、それをラカゼットのクラブ通算200点目で達成できれば、これ以上ない最高の一戦となるはずだ。 2025.05.15 23:00 Thu
2

ラカゼットが今季限りでリヨン退団へ…決勝点挙げたダービー後に「これがホームで最後のデュルビ」

リヨンの元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)が今シーズン限りでクラブを離れる見込みだ。 リヨンでプロキャリアをスタートさせたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。2022年7月にリヨンへと復帰していた。 クラブ通算363試合187ゴールを記録し、節目の200ゴール達成も期待される33歳FWは、今シーズンもここまで公式戦14試合5ゴールと安定した数字を残している。 しかし、10日に本拠地開催となったサンテチェンヌとのデュルビ・デュ・ローヌを1-0で勝利した後に行われたフランス『DAZN』のインタビューで決勝点を挙げたラカゼットは、今シーズン限りでのクラブ退団の可能性を明言した。 「これは僕にとってグルパマ・スタジアムでの初めてのデュルビだったけど、間違いなく最後のダービーでもある」 リヨンとの現行契約は今シーズン限りとなっているが、高額なサラリーの影響もあってクラブサイドから延長に関するオファーは届いていない模様。今夏にはサウジアラビア行きの可能性も取り沙汰されたが、現時点では具体的な新天地候補は報じられていない。 2024.11.12 14:05 Tue
3

47日ぶりにトレーニング場使用を再開したアーセナル、まだまだ制限は多かった…

アーセナルは、27日からトレーニング施設での個人トレーニングを再開した。そこには様々な制限がなされていたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、ロックダウン(都市封鎖)が続くイングランド。プレミアリーグが中断となり、サッカー活動が停止してから47日後、正常な活動を取り戻すためにアーセナルが第一歩を踏み出した。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI5V2poTlN5biIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> トレーニング施設があるロンドン・コルニーでは、中断前とは大きく様相が異なり、緊張感のある活動再開となった。 最初にトレーニング施設へ到着したのは、ブラジル代表DFダビド・ルイスとフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット。しかし、ロッカールーム、シャワールーム、食堂への立ち入りは禁止となっており、選手たちは到着したことを連絡する手順となっていた。 その後、自分の駐車するスペースを決め、10面あるグラウンドの中で、使用する場所を選択することに。また、同時にトレーニングが行えるのは5名までとなり、ピッチ全体でソーシャル・ディスタンスを取ることが厳守されている。ハグや握手などは、当然行われないこととなった。 トレーニングに関しては、フィットネスとコンディショニングのコーチであるシャッド・フォーサイス氏とスタッフが主導。新型コロナウイルスに感染し、その後回復したミケル・アルテタ監督とコーチングスタッフはトレーニング場には居なかったとのことだ。 また、感染を最小限に食い止めるため、長い距離をとって選手たちはトレーニングを行い、さらにはそれぞれ個別のボールのセットが用意されていたという。 なお、今回のトレーニング再開に関しては、選手たちに参加の義務はなく、トレーニング場で体を動かしたい選手の自発性に任せていたとのこと。それでも、再び外でボールを蹴ることができたという事実は、完全にストップしていたイングランドのサッカー界にとっては、大きな一歩であると同時に、プレミアリーグの再開にはまだまだ高い壁が残っていることも証明されることとなった。 2020.04.29 13:40 Wed
4

【サッカー迷珍場面】アーセナルの試合前集合写真に“12人目”? 迷子のエスコートキッズが飛び入り

新型コロナウイルス(COVID-19)に年間を通して悩まされた2020年。新年を迎えたものの、その猛威は続いており、今までとは違う正月を過ごしていることでしょう。 そこで、超ワールドサッカー編集部が新年初笑いをお届け!厳選した2020年の笑撃珍プレーを、改めてご紹介するシリーズ。存分に笑っていただければと思います。 【2020年2月20日の出来事】 サッカーの試合前は百戦錬磨の選手たちにとっても緊張が張り詰めるものだ。それを愛くるしい表情や行動で和ませてくれるのが、エスコートキッズやマスコットキッズと呼ばれる子供たちの存在。2月20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)でアーセナルの選手たちはそのアシストを受けることになった。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。 アーセナルは、敵地で行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド32・1stレグでオリンピアコスと対戦し、FWアレクサンドル・ラカゼットによる後半終盤のゴールによって1-0のスコアで先勝した。 同試合では試合前の集合写真撮影の場面では1人の可愛いエスコートキッズの少年による珍しいハプニングが起こっていた。 通常、エスコートキッズは両チームの先発選手と共に手を繫いでピッチに入場し、アンセムを聞いた後に対戦相手と選手が握手をかわした流れでピッチを走って去る流れになっている。 だが、今回の試合では1人の少年が緊張で事前の指示を忘れてしまったのか、周囲のエスコートキッズが一目散にピッチを後にした中、1人ピッチに残って完全に迷子のような状態に。さらに、同少年は先ほどまで手を繫いでいたアーセナルの選手たちに助けを求めようとしていたのか、試合前の集合写真のためにスタンバイしていた選手たちを不安そうに見つめていた。 このハプニングに機転を利かせたのが、MFマッテオ・グエンドウジやFWガブリエウ・マルティネッリ、MFジョー・ウィロックの若手3選手。3選手は少年に対して「ここに来なよ」と、前列のマルティネッリとウィロックの間のスペースを指さし、記念撮影に参加するようにお膳立て。 そして、明らかに事情は理解していなかった少年はアーセナルの“12人目”として記念撮影に参加。その後、アーセナルの選手と運営スタッフの誘導によって同少年は無事に他のエスコートキッズと合流することができた。 なお、この迷子のエスコートキッズが起こした可愛いハプニングによって緊張なく試合に臨めたアーセナルは、難所ギリシャの地から勝利という最高の結果を持ち帰ることができた。 2021.01.02 15:00 Sat
5

リヨン時代の若きラカゼットが天才的当て勘で叩き込んだボレーシュート【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回はアーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットがリヨン時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆ラカゼットの天才的当て勘<br/> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIzUGZHSEpaMSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 名門リヨンのユース出身のラカゼットは、2010年にトップチームデビュー。エースとして活躍すると、2017年夏にアーセナルへの移籍を果たした。 リヨンでは公式戦275試合に出場し129ゴールを記録したラカゼットだが、2013年2月3日に行われたリーグ・アン第23節のアジャクシオ戦では、見事なゴールを決めている。 0-0で前半を折り返して迎えた53分、左サイドに抜け出したMFラシド・ゲザルがボックスにクロスを入れる。このボールに対し、ファーポストで待っていたラカゼットは、軌道を的確に読んで素早く後ろに下がると、落下点に入りボレーシュート。見事なミートから放たれた鋭いシュートはゴール左に決まり、見事な先制ゴールを決めた。 ラカゼットのゴールで先制したリヨンだったが、その後立て続けに失点を許し、1-3で敗れている。 <span data-sg-movie-id="776" data-sg-movie-title="【天才的当て勘!】リヨン時代の若きラカゼットが叩き込んだボレーシュート"></span> 2021.02.14 14:00 Sun

U-23フランス代表の人気記事ランキング

1

開催国フランスが白星発進…善戦アメリカに苦戦もラカゼット&オリーズが個の力発揮【パリ五輪】

パリ・オリンピックのグループA第1節のU-23フランス代表vsU-23アメリカ代表が24日に行われ、フランスが3-0で勝利した。 ティエリ・アンリ監督の下、自国開催での優勝が期待されるフランスは、この初陣で[4-3-1-2]の布陣を採用。オリーズのトップ下にオーバーエイジのマテタとラカゼットを最前線に並べた。 一方、2026年北中米ワールドカップに向けてチーム強化を図るアメリカは、ホスト国との開幕戦で[4-3-3]を採用。ジマーマン、ロビンソン、ミハイロビッチと3人のオーバーエイジにテスマンやパレデスという実力者をスタメンで起用した。 立ち上がりからフランスがボールを握る形となったが、2トップに効果的にボールを供給できず、なかなか攻撃のリズムを作れない。その中でオリーズが積極的にボールに絡むが、アメリカの集中した守備に手を焼く。 一方、集中した守備からリズムを掴んだアメリカはカウンター、セットプレーを軸に少ない手数でゴールを目指す。序盤には右CKからロビンソンのヘディングシュートで際どい場面も作り出した。 前半半ばを過ぎて試合は完全に膠着状態に陥るが、終盤にかけて徐々に動きを見せ始める。38分にはボックス左でボールを受けたアーロンソンのシュートがフランスのゴールを脅かすと、ホスト国もマテタのミドルレンジからの連続シュートでやり返したが、互いに決め手を欠いたまま前半をゴールレスで終えた。 後半も試合展開に大きな変化はなし。それでも、立ち上がりはアメリカが優勢に進めていくと、59分にはセットプレーの流れからボックス手前のミハイロビッチが強烈なミドルシュートを枠の左隅に飛ばすが、GKレストが全く反応できなかったシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。 冷や汗をかいたフランスだが、ピンチの後にチャンスあり。直後の61分にワンチャンスを活かしてゴールをこじ開ける。右サイドからドリブルで運んだオリーズからボックス手前右でボールを受けたラカゼットが早いタイミングで右足を振ると、グラウンダーの対角シュートがゴール左隅の完璧なコースに決まった。 一方、先制を許したアメリカもすぐさま反撃。パレデスのクロスからゴール前のアーロンソン、トルキンが続けて決定的なヘディングシュートを放つが、1本目はGKレストのビッグセーブ、2本目はポストに阻まれて決め切れない。 すると、69分にはバイタルエリア中央でキープしたラカゼットから足元にパスを受けたオリーズがボックス手前右から左足を振り抜くと、絶妙なカールシュートがゴール左隅に決まり、再び個の力で突き放した。 この2点目で完全に試合の主導権も握ったフランスはメンバー交代も使いながら試合をクローズに入る。ただ、85分にはショタールの左CKをゴール前で競り勝ったバデが頭で合わせ、ダメ押しの3点目まで奪った。 そして、このままクリーンシートで締めくくったフランスが、内容面では苦しみながらも3-0のスコアで白星スタートを飾った。 なお、フランスは27日に初戦を落としたU-23ギニア代表と、アメリカは白星スタートのU-23ニュージーランド代表と対戦する。 2024.07.25 06:02 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly