「彼らはクレイジー」延長戦の末に逆転勝利のフランス、アンリ監督はスペインとの決勝へ「難しい戦いになる」

2024.08.06 10:50 Tue
U-23フランス代表を指揮するティエリ・アンリ監督
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U-23フランス代表を指揮するティエリ・アンリ監督
U-23フランス代表ティエリ・アンリ監督が、パリ・オリンピックの決勝進出を喜んだ。フランス『レキップ』が伝えた。

5日、パリ・オリンピックの男子サッカー準決勝が行われ、開催国のフランスは、U-23エジプト代表と対戦した。

互いに堅い入りとなった中、62分にエジプトがマフムード・サベルのゴールで先制。苦しい戦いとなったフランスだったが、83分にオーバーエイジで参加しているジャン=フィリップ・マテタが同点ゴールを記録し延長戦へ。すると、延長戦でもマテタが逆転ゴールを記録すると、延長後半にはマイケル・オリーズもゴールを奪い、3-1でフランスが勝利。延長戦の末に決勝進出を決めた。
決勝に進んだフランスは1984年のロサンゼルス・オリンピック以来となる40年ぶりの決勝進出。2度目の金メダルを目指す中、相手はユーロ2024も制し、前回の東京オリンピックでも決勝に駒を進めたU-23スペイン代表となる。

アンリ監督は、延長戦での逆転勝利を収めた選手たちを称えつつ、スペイン相手の決勝は難しいものになると語った。
「彼らはクレイジーだ。メダルが何色になるのか、銀なのか金なのかを見てみよう。我々は金メダルを目指しているが、スペイン相手には難しい戦いとなる」

「エジプト対戦したが、我々はもっと上手く対処できたはずであり、我々は罰を受けた。特別な夜であり、なかなか実感が湧かない」

「我々は常に決勝に進出しているスペイン相手に、何かをしなければならないだろう。すでに今夜を楽しんでいるし、とても嬉しい」

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アンリがアーセナルとバルセロナの古巣2クラブを比較「どこでもいけた」「常に背後へ」

アーセナルのエースとして多くの功績を残したティエリ・アンリ氏。自身が所属したアーセナルとバルセロナの違いを語った。イギリス『ミラー』が伝えた。 モナコやユベントスでプレーしたアンリ氏は、1999年8月にアーセナルへ加入。すると、アーセン・ヴェンゲルの下で得点力が開花。2001シーズンから5シーズンにわたって、公式戦30ゴール以上を記録し続けるなど、プレミアリーグを代表する点取り屋として活躍した。 名実ともにエースとして活躍していたアンリ氏だったが、2007年7月に突如バルセロナへ移籍。バルセロナでも2008-09シーズンの3冠に貢献するなど活躍を見せたものの、慣れない左ウイングでのプレーということもあり、アーセナル時代ほどの輝きは見せられなかった。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; "><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJjVU55WW11dyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> アンリ氏は、プーマフットボールのビデオ通話でマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロと対談。アーセナル時代とバルセロナ時代の自身の役割を比較し、それは全く別のスタイルであったと語った。 「アーセナルではピッチのどこにでも行くことができた。君が(アトレティコ・マドリーで)ディエゴ・フォルランとプレーした時のようにね」 「(デニス・)ベルカンプか(ヌワンコ・)カヌのどちらかがいたので、はるかに簡単だった。彼らは中央にいるのが好きだったから、中盤まで下がったり、右サイドや左サイドに移動することもできた」 「アーセナルにいた頃、クラブを離れることはないと思ったが、異なるタイプの試合とスタイルを持つバルセロナへ行くことになった」 バルセロナ移籍後は、元ブラジル代表FWロナウジーニョ氏、元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシらとともにプレーしたが、バルセロナのスタイルと自身の役割を理解する必要があったという。 「突然バルセロナへ行き、(フランク・)ライカールトに左サイドに残るように言われた。それからペップ(ジョゼップ・グアルディオラ)がやってきて、ペップは素晴らしい監督だが、彼は非常に要求が厳しく、とても激しい。まるで彼とチェスを戦っているみたいだった」 「彼は常に一歩先を行こうとする。そのためには、ミッドフィルダーが操作するためにピッチを可能な限り広く使い、自分のポジションにとどまる必要がある」 「10番のために、囮となるランを行い、ディフェンスリアンを下げる必要があった。私たちは1人のボールホルダーと2人の10番とプレーしていたので、アンドレス(・イニエスタ)がボールをしっかり持つため、そしてスペースを殺さないように、常に背後へ走らなければならなかった」 「私はスペースを理解し始め、スペースへ動くようになった。それは異なるタイプの試合だった。その後、2009年よりも順応し、私たちは可能な限り全てを勝ち取ったシーズンを過ごした」 「それは素晴らしい時間だったが、みんなも知っているようにアーセナルは私の心の中にある」 バルセロナでは、アーセナルほどの輝きを見せることはなかったアンリ氏だが、タイトル獲得にも恵まれ、また指導者となった今では、その時の経験も無駄ではなかったと言えるだろう。 2020.05.07 18:35 Thu

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