頼れるマテタ&オリーズが救世主に、開催国フランスが苦しみながらも10人エジプトを延長戦の末に撃破しスペインとの決勝へ【パリ五輪】

2024.08.06 06:46 Tue
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パリ・オリンピック(五輪)準決勝、U-23フランス代表vsU-23エジプト代表が5日に行われ、1-1で90分を終了。延長戦の末、3-1としたフランスが決勝に進出している。

準々決勝でU-23アルゼンチン代表を1-0で退けて金メダルを獲得した1984年大会以来となるベスト4進出を果たした開催国フランスは、コネと退場したミロに代えてディウフとアクリウシュを起用し、ラカゼットやマテタ、オリーズらが先発となった。

一方、U-23パラグアイ代表をPK戦の末に下して1964年東京五輪以来となるベスト4進出を果たしたエジプトは、エイドに代えてエル・ドゥベスのみを変更し、大黒柱エルネニーが先発となった。
エジプトが良い入りを見せた中、4分にフランスに決定機。ロングフィードでボックス左に抜け出したトリュフォーがボレーでゴールに迫ったが、GKアラアのセーブに阻まれた。

その後もエジプトがアグレッシブに試合を進めた中、フランスは26分にオリーズが右足ミドルで牽制。30分以降は押し込む時間を増やすと、40分に決定機。左CKからバデのヘディングシュートが右ポストに直撃した。
エジプトが健闘して迎えた後半、フランスが前がかる入りとなると52分、オリーズがコントロールシュートで牽制。さらに60分には決定機。しかしサイド攻撃で揺さぶった流れでルーズとなったボールをラカゼットが叩いたシュートは枠を捉えきれない。

すると62分、後半は防戦一方のエジプトが先制する。遅攻の流れからボックス内のサベルが立て続けにシュートに持ち込んでネットを揺らした。

失点したフランスは64分、マテタがダイビングヘッドでゴールに迫るもGKアラアのファインセーブに阻まれた。さらに75分、FKの流れからラカゼット、バデが立て続けにヘディングシュートでゴールに近づいたが、ポスト、バーにそれぞれ阻まれ同点とはならず。

それでも83分、フランスに同点弾。オリーズが持ち上がってスルーパスを送り、抜け出したマテタがシュートを決めきった。

押せ押せのフランスはさらに追加タイム4分、VARの末にPKが与えられかけるも、ボックス内でのファイドのハンドは直前にファウルがあったとして認められず。延長戦にもつれ込んだ。

その延長戦開始2分、ファイドがドゥエへのスライディングタックルで2枚目のイエローカードを受けて退場に。すると数的優位となったフランスに同9分、逆転弾。ショートコーナーの流れからオリーズのクロスをシルディリアがヘッドで折り返すと、フリーのマテタが頭で押し込んだ。

頼れるマテタの2発で逆転としたフランスは延長後半開始3分、ドゥエの突破から最後はオリーズがダメ押しとなる3点目を奪取。フランスが苦しみながらも延長戦を制し、スペインの待つ決勝に進出している。

U-23フランス 3-1 U-23エジプト
【U-23フランス】
ジャン=フィリップ・マテタ(後38)
ジャン=フィリップ・マテタ(延前9)
マイケル・オリーズ(延後3)
【U-23エジプト】
マフムード・サベル(後17)

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U23仏代表監督退任のアンリ氏、当面は解説業をメインに

U-23フランス代表の指揮官を退任したティエリ・アンリ氏は、当面メディアの仕事をメインにしていくようだ。 先日、『個人的な理由』によってU-23フランス代表監督を退任し、今後の去就に注目が集まっていたアンリ氏。 一部では代表あるいはクラブチームで指揮を執る可能性も伝えられていたが、アメリカ『CBS』は11日、同氏が以前からコメンテーターを務めていたケイト・アブド氏が司会を務める番組「チャンピオンズリーグ・トゥデイ」の仕事を継続することを明かした。 なお、同番組ではアンリ氏と共にマイカー・リチャーズ氏、ジェイミー・キャラガー氏の元イングランド代表コンビがコメンテーターを継続する。 イギリス『The Athletic』によると、アンリ氏は新フォーマットのチャンピオンズリーグのリーグフェイズ開幕に先駆けて「我々CBSにとって、より多くの試合について話せるのは、単に例外的なことだと思う」とコメント。 一方で、直前まで監督を務めていた観点から「私はコーチの側に立つつもりで、試合があまりに多すぎる。元プレーヤーとして、彼らがどうやってやっているのか私にはわからない。コメンテーターとして、私は試合が多いのは好きだが、元プレーヤーとして、そして監督として、それはやりすぎだ」と、現行のグループステージ制の6試合から2試合増加した8試合の開催方式に苦言を呈している。 現役時代はモナコやユベントス、アーセナル、バルセロナなどでプレーし、フランス代表のエースとしても活躍したアンリ監督。引退後は指導者となり、アーセナルのユースチームで監督を務めたのち、ベルギー代表のアシスタントコーチに就任。その後、モナコ、CFモントリオールで監督を務め、再びベルギー代表のアシスタントコーチとなった。 2023年8月にはU-21フランス代表の監督に就任。自国開催であるパリ・オリンピックに出場するチームを率いると、本大会ではチームを決勝に導くなど手腕を発揮。しかし、U-23スペイン代表に敗れ、銀メダルに終わっていた。 2024.09.12 19:50 Thu

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