アンリ監督が今季好調33歳FWラカゼットを招集!パリ五輪に向けたU-23フランス代表候補メンバー発表…大会前には日本も対戦

2024.06.04 12:25 Tue
OA枠で候補メンバーに招集されたラカゼット
Getty Images
OA枠で候補メンバーに招集されたラカゼット
パリ・オリンピックを開催するフランス。自国開催となるU-23フランス代表メンバーをティエリ・アンリ監督が発表。25名を招集した中、ここから選定していく作業に入る。

フランスサッカー連盟(FFF)は3日、パリ・オリンピックに向けた候補メンバ-25名を発表。16日にクレールフォンテーヌに集合し、キャンプを行う事となる。

フランス代表のレジェンドでもあるアンリ氏が率いるチーム。大会前の7月にはパラグアイ、ドミニカ、そして日本と親善試合を行い、本大会へと入っていく。
発表されたメンバーにはオーバーエイジの選手も含まれ、元フランス代表FWのアレクサンドル・ラカゼット(33/リヨン)の名前もあり驚きを与えた。

ラカゼットは、リヨンで育ち、そのリヨンで名を上げてアーセナルへと移籍。アーセナルでもエースとして活躍すると、2022年7月にリヨンに復帰。2023-24シーズンは、リーグ・アンで29試合に出場し19ゴール3アシストを記録。リーグ・アンの年間ベストイレブンにも名を連ねるなど、好調を維持していた。
当初はレアル・マドリーへと移籍したFWキリアン・ムバッペの招集も噂されたが、ユーロ2024を戦う事と新天地に挑戦することもあり見送られた。

もう1人のオーバーエイジはFWジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)も招集。マテタは、2023-24シーズンのプレミアリーグで35試合16ゴールを記録するなど、こちらも結果を残していた。

その他、MFウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)やDFレニー・ヨロ(リール)、FWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)、MFケフラン・テュラム(ニース)、FWマイケル・オリーズ(クリスタル・パレス)、FWマティス・ティル(バイエルン)、MFクアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG)などが招集されている。

◆U-23フランス代表 パリ五輪候補メンバー25名

GK
リュカ・シュヴァリエ(リール)
オベド・エンカンバディオ(パリFC)
ギヨーム・レスト(トゥールーズ)
ロビン・リセール(ディジョン)

DF
バフォデ・ディアキテ(リール)
マキシム・エステヴェ(バーンリー/イングランド)
ブラッドリー・ロコ(ブレスト)
カステロ・ルケバ(RBライプツィヒ/ドイツ)
キリアン・シディリア(フライブルク/ドイツ)
アドリエン・トリュフォー(スタッド・レンヌ)
レニー・ヨロ(リール)

MF
マゲネス・アクリウシェ(モナコ)
ジョリス・ショタール(モンペリエ)
デジレ・ドゥエ(スタッド・レンヌ)
クアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG)
エンツォ・ミロ(シュツットガルト/ドイツ)
ケフラン・テュラム(ニース)
レスリー・ウゴチュク(チェルシー/イングランド)
ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)

FW
ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)
アルノー・カリムエンド(スタッド・レンヌ)
アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)※
ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)※
マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス)
マティス・ティル(バイエルン)

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「このグループは一生の財産だ」開催国フランスは40年ぶり金メダルならず…スペイン相手に粘るも銀メダルに終わったアンリ監督「このメダルを祝わなければ」

U-23フランス代表のティエリ・アンリ監督が、パリ・オリンピックの決勝を振り返った。 9日、パリ・オリンピックの男子サッカー決勝が行われ、フランスはU-23スペイン代表と対戦した。 開催国として40年ぶりの金メダルを目指すフランスと、自国開催のバルセロナ・オリンピック以来32年ぶりの金メダルを目指すスペインの一戦。スペインは前回大会の東京オリンピックで銀メダルに終わっており、リベンジを果たしたいところだった。 A代表がユーロ2024を制したスペイン。試合は12分にエンツォ・ミロのゴールでフランスが先制に成功。しかし、18分にフェルミン・ロペスのゴールでスペインがすぐに追いつく。 すると25分にもフェルミンが決めてスペインが勝ち越すと、28分にはアレックス・バエナがネットを揺らしスペインがリードを2点に広げることに。圧倒されたフランスは反撃できない。 それでも79分にマグネス・アクリウシュのゴールで1点差とすると、後半アディショナルタイムにPKを獲得。ジャン=フィリップ・マテタがしっかりと決めて、土壇場で追いつくことに成功した。 白熱の展開となった決勝。しかし、スペインは延長戦でセルヒオ・カメージョが2ゴールを奪い勝負あり。3-5でスペインが勝利し32年ぶりの金メダル獲得。フランスはあと一歩で金メダルを逃すこととなった。 試合後、アンリ監督は決勝を戦ったチームを称賛。スペイン相手に戦っていたと振り返った。 「私にとって非常に重要なことがある。それはチームが戦ったと言うことだ」 「試合をして、最初は試合になるという印象がなかった。あまり締まらない試合にしてしまった。でも、このチームが戦わなかったとは言えない」 また、今大会を通じて見せた選手たちの戦いを称え、銀メダルと悔しい結果に終わるも、このチームを率いることができたことを喜んだ。 「全ての試合を見てみると、みんなが楽しんだと思う。残念ながら、最終的には上手く終えることができなかった。しかし、そこには感情があり、メダルがあり、素晴らしい旅があった」 「それでもなお、強調したい価値はある。もう1度言うが、このメダルを祝うことは難しいだろう。でも、祝わなければならない」 「このグループは何が起ころうとも、あのように再び集まることは決してないだろう。それは不可能だし、理解している。ただ、このグループは、私にとって一生の財産だ」 2024.08.10 12:35 Sat

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