リーガ得点王ドフビク獲得レースにローマも参戦か…先を走るアトレティコはジローナとクラブ間合意
2024.07.26 12:10 Fri
動向が注目されるドフビク
ローマがジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(27)に目を向けたようだ。
チェルシーにレンタルバックしたベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の後釜を探すローマ。ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(28)を始め、クリスタル・パレスのフランス代表FWジャン=フィリップ・マテタ(27)も高く評価するなど、大型ストライカーへの関心が取り沙汰される。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、セルロート獲得に向けてビジャレアルに対し3000万ユーロ(約50億1000万円)のオファーを提示。しかし、セルロートには3800万ユーロ(約63億5000万円)の契約解除条項が存在し、それ以下で売却する可能性は低いとみられている。
そこで新たに獲得に乗り出したのは、マテタではなくアトレティコ・マドリーも狙うドフビク。ジローナは4000万ユーロ(約66億8000万円)弱を要求しており、セルロートより高額となる可能性もあるが、ドフビクにはそれだけの価値があると判断しているという。
また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ローマはドフビクの代理人と接触。ダニエレ・デ・ロッシ監督も選手に電話をかけているという。
2023-24シーズンは加入1年目のジローナで24ゴールを叩き出し、ラ・リーガ得点王にも輝いたドフビク。アトレティコの後を追いかけるローマは、争奪戦を制することができるのだろうか。
チェルシーにレンタルバックしたベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の後釜を探すローマ。ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(28)を始め、クリスタル・パレスのフランス代表FWジャン=フィリップ・マテタ(27)も高く評価するなど、大型ストライカーへの関心が取り沙汰される。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、セルロート獲得に向けてビジャレアルに対し3000万ユーロ(約50億1000万円)のオファーを提示。しかし、セルロートには3800万ユーロ(約63億5000万円)の契約解除条項が存在し、それ以下で売却する可能性は低いとみられている。
また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ローマはドフビクの代理人と接触。ダニエレ・デ・ロッシ監督も選手に電話をかけているという。
一方、かねてから獲得に本腰のアトレティコは、移籍金4000万ユーロでジローナとクラブ間合意に達したとのこと。しかし、個人間での合意に向けてはまだやるべきことが残っている模様だ。
2023-24シーズンは加入1年目のジローナで24ゴールを叩き出し、ラ・リーガ得点王にも輝いたドフビク。アトレティコの後を追いかけるローマは、争奪戦を制することができるのだろうか。
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サウジ・プロ・リーグのアル・イテファクは2日、ローマからブラジル人MFジョアン・コスタ(19)を完全移籍で獲得したと発表した。 契約は2028年6月まで。イタリア『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は900万ユーロ(約14億6000万円)と報じている。 ジョアン・コスタは母国クラブのパルメイラスやコリンチャンスの下部組織で育ち、2021年9月にローマへ加入。下部組織でのプレーを経て、2023年にプロ契約を締結した。 昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)でプロデビューを果たすと、公式戦5試合に出場。今シーズンはここまでセリエAで3試合いずれもベンチ入りを果たしていたが、出場はなかった。 2024.09.03 11:50 Tue4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.18“カペッロ・ローマ”スクデットに貢献した中田/ローマ[2000-2001]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.18</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/ローマ 〜カペッロ・ローマ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01roma.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ファビオ・カペッロ(54) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">常勝のカペッロ・ローマ</div> 1999-00シーズン、同じ街のライバル・ラツィオにスクデットを獲得され、ローマは屈辱のシーズンに終わった。迎えた2000-01シーズン、チームはフィオレンティーナから“ヴィオラの英雄”バティストゥータを獲得。その他、エメルソンやサムエルといった実力者を手に入れて、スクデットを獲得するために十分な戦力を整えた。 リーグが開幕すると、ローマはトッティの創造性溢れるプレーとバティストゥータらストライカーの決定力で破壊的な攻撃を見せつけた。さらに、就任2年目のカペッロ監督が採用する堅い守備戦術も機能し、着実に勝ち点を積み重ねていく。結局、序盤戦からほぼ独走状態を続けたチームは22勝9分3敗、68得点という成績で18年ぶり3回目のスクデットを戴冠した。 2年目のシーズンとなった当時の日本代表MF中田は、あくまでトッティの控えという位置付けだった。それでも腐らなかった中田は終盤戦の第29節、2位ユベントスとの天王山で大仕事をやってのける。2点ビハインドの中、トッティに代わって投入された中田は、見事なミドルシュートでゴールを奪取。さらに、再び自身のシュートからモンテッラの同点弾を演出した。この大一番での活躍が、ローマのスクデット獲得をより確実なものにしたといっても過言ではないだろう。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">前線のトライアングル</div> カペッロ監督の下、チーム内に規律と結果へのこだわりを植え付けられたローマ。守備面では、3バックの中央に入ったサムエルを中心に堅守を披露。ウイングバックに入ったカフーとカンデラは豊富な運動量で上下動を繰り返した。また、ボランチのエメルソンとトンマージが中盤で相手から自由を奪う。 そして、主に攻撃を担当したのが前線の3枚。トップ下に入るトッティを中心としたトライアングルで高速カウンターを仕掛けて得点を重ねた。中田がこの当時、ローマの攻撃がボールを縦に運ぶのが速すぎると漏らしたほど、彼らはボールを縦へ縦へと繋いで相手ゴールを目指した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフランチェスコ・トッティ(23)</span> ローマの“プリンチペ(王子)”が自身の愛する街に栄冠をもたらした。豪快なシュートに加え、柔らかなタッチのトラップやパスなど、ファンタジー溢れるプレーで攻撃陣を操った。13ゴール挙げるなど得点力を発揮したトッティは、ローマのバンディエラとして現役生活を終えた。 2019.04.12 12:00 Fri5