35歳アチェルビ負傷でインテル内部にある“兆候”? 充実するCB陣のテコ入れを早める可能性も

2024.05.31 19:05 Fri
Getty Images
インテルが比較的安価なセンターバックを獲得へ? イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

イタリアサッカー連盟(FIGC)は30日、ユーロ2024に臨むイタリア代表のメンバー候補から、DFフランチェスコ・アチェルビ(35/インテル)が負傷で離脱すると発表した。

昨季インテル加入で最終ラインの中枢を担ってきたアチェルビ。年齢を感じさせない活躍が際立っていたが、今回のケガ発表に前後し、インテル内部から、ある“兆候”があったという。
それこそ「比較的安価なセンターバック(CB)を獲得か」というもの。

ご存知の方も多い通り、インテルはアチェルビ、バンジャマン・パヴァールアレッサンドロ・バストーニ等々、最終ラインの頭数・クオリティが充実。「次のCB補強は2025年夏が現実的」とも報じられてきた。
ただ、アチェルビが8月で36歳、ステファン・デ・フライは来季中に33歳。ベテランになればなるほど、ケガを境にコンディションが戻らなくなっていくのが非情な現実であり、今回アチェルビがこの恐れにあたる。

今夏の移籍市場における、CBの補強優先順位は高くないようだが、アチェルビの経過を見ながらそれも変化する可能性が。

ウディネーゼのスロベニア代表DFジャカ・ビヨル(25)、アンデルレヒトのベルギー代表DFゼノ・デバスト(20)、オーデンセのU-19デンマーク代表DFトビアス・スロットセイガー(18)への関心を強めているという。

ベルギーの次代を担うデバスト、プレミアリーグ行きも噂のスロットセイガー。この2人は獲得へのハードルが低くないようだが、スロベニア代表でゲーム主将を担うこともあるビヨルについては、かなり「お手頃」な価格とのこと。

アチェルビの状態と最終ライン、ここはインテルの来季を占う上で重要なポイントとなるかもしれない。

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チャルハノール豪快ミドル弾もPK失敗のインテル、ナポリとの首位攻防戦はドロー【セリエA】

セリエA第12節、インテルvsナポリが10日に行われ、1-1で引き分けた。 前節ヴェネツィア戦をウノゼロ勝利とした2位インテル(勝ち点24)は、4日前のチャンピオンズリーグ(CL)ではアーセナルとのビッグマッチを制し、公式戦3連勝とした。そのアーセナル戦のスタメンから6選手を変更。テュラムやディマルコ、バレッラら主力がスタメンに戻った。 一方、前節アタランタに完敗した首位ナポリ(勝ち点25)は、開幕節以来の黒星を喫した中、アタランタ戦と同様のスタメンで臨んだ。 立ち上がりからボールを持ったのはインテル。しかし23分、先制したのはナポリ。左CKをラフマニが合わせ、ゴール前のマクトミネイがコースを変えてネットを揺らした。 それでも引き続き押し込み続けたインテルがハーフタイム間際の43分にゴラッソで追いつく。ボックス手前左からチャルハノールが一閃した豪快なミドルシュートがGKメレトの手を弾いてゴールに突き刺さった。 迎えた後半もインテルが押し込む展開とすると、52分にCKの流れからディマルコのボレーがポストに直撃した。 守勢が続くナポリは戦列復帰のロボツカを投入した中、68分にインテルはディマルコがGK強襲のボレーで牽制。そして72分、インテルがPKを獲得する。 ボックス内でルーズボールに反応したダンフリースがアンギサに倒された。しかしキッカーのチャルハノールのシュートは左ポストに直撃し、逆転とはならず。 19本連続でPKを決めていた名手チャルハノールの失敗で逆転の絶好機を逸したインテルがその後も押し込み続ける中、82分には3枚替えを敢行。古巣対決のジエリンスキらが投入された。 追加タイムにはシメオネに決定機のあったナポリだったが枠を捉えきれず、首位攻防戦はドローに終わり、ナポリが首位を守っている。 インテル 1-1 ナポリ 【インテル】 ハカン・チャルハノール(前43) 【ナポリ】 スコット・マクトミネイ(前23) 2024.11.11 06:41 Mon
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CL4戦連続無失点でアーセナル撃破のインザーギ監督「非常に重要な勝利」…痛み止め服用で奮闘の若手DF、頼れるスカッドを誇る

インテルのシモーネ・インザーギ監督がアーセナル相手のウノゼロ勝利を振り返った。 インテルは6日、ジュゼッペ・メアッツァで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節でアーセナルと対戦し、1-0で勝利した。 今週末にナポリとのセリエA首位攻防戦を控えるネッラズーリは、プレミアリーグの強豪をホームで迎え撃ったこの一戦で一部主力をベンチに置くターンオーバーを敢行。それでも、アグレッシブな入りを見せた前半に主導権を握ると、ハーフタイム直前に相手のハンドで得たPKをキッカーのMFハカン・チャルハノールがきっちり決めて先制に成功。 後半は押し込まれる展開が続いたが、要所を締める守備でウノゼロ勝ちに持ち込んでアタランタと共にCL開幕4試合連続クリーンシートを達成。難敵撃破でのCL3連勝を飾った。 同試合後、インザーギ監督はイタリア『スカイ・スポルト』で、対戦相手のアーセナルを称えながら、その難敵相手に任務を遂行した選手たちの奮闘を称えた。 「これは非常に重要な勝利だ。我々は、セットプレーで特に我々を苦しめた非常に強力で激しいチームを相手に、この勝利のために戦わなければならなかった」 「アーセナルは、今シーズンのチャンピオンズリーグでこれまで見た中で最高のチームの1つだ。我々は非常に良いスタートを切り、後半は本当によく守った。我々はファンの前で勝利を望んでいた」 「もちろん、マンチェスター・シティとアーセナルとの2試合で、とりわけこのような力強いパフォーマンスで4ポイントを獲得できたことを誇りに思う。我々はよく持ちこたえているが、トーナメントのこの段階ではまだ4試合が残っている」 セリエAでは11試合13失点と近年に比べてソリッドさを欠くものの、CLでは4試合連続クリーンシートを達成。とりわけ、この試合ではDFヤン・アウレル・ビセックがFWカイ・ハヴァーツの決定的なシュートをブロックするなど、出色のパフォーマンスを披露。 指揮官は「チームの団結と堅実さを見ることができてとてもうれしかった。アーセナルはセットプレーを多く繰り出したが、最終的にゾマーはほとんどセーブする必要がなかった」と、チーム全体として守備のマネジメントがうまくいったと自賛。 さらに、ビセックに関しては肋骨の負傷によって痛み止めを服用しながらのプレーだったことを明かし、改めてメンタルを含めたフィジカルの強さ、ポテンシャルの高さを称賛している。 「私にとって、ビセックは信じられないほど強いプレーヤーだ」 「ビセックは肋骨を負傷しながらも痛み止めを服用してプレーしたが、信じられないほどよくやってくれた。同様にメディカルスタッフは彼を回復させるのに素晴らしい仕事をしてくれた」 「前半は氷嚢を当てていたが、彼は『何があっても引き下がらない』と言っていた」 アーセナル相手に結果を残した上、週末のナポリ戦に向けて一部主力の温存やプレータイムコントロールと卓越したチームマネジメントを見せた指揮官だが、「我々には23人のスタメン候補がいる」とターンオーバーに躊躇することはないと、鍛え上げられたスカッドへの自信も垣間見せた。 「我々には23人のスタメン候補がいると私が話すとき、ただその言葉を口にしているのではなく、それが真実だと心から信じているからだ。今夜我々はそれを証明した。多くの変更を加えたが、普段と違いはなかった」 2024.11.07 10:45 Thu

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