前回王者PSGがPK戦の末にRCランスを下してベスト16進出!【クープ・ドゥ・フランス】
2024.12.23 08:20 Mon
クープ・ドゥ・フランスのラウンド32が21、22日に行われた。
今ラウンドからリーグ・アン勢が参戦となるなか、前回王者のパリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイでRCランスと対戦し、1-1で90分が終了。その後のPK戦を4-3で制したPSGがベスト16進出を決めた。
来年初めのトロフェ・デ・シャンピオンの影響でミッドウィークにリーグ・アン第16節のモナコとの上位対決を前倒しで行ったPSGは、その試合から先発を3人変更。GKドンナルンマやバルコラ、ザイール=エメリに代えてイ・ガンイン、メンデス、GKサフォノフをスタメンで起用した。
初戦からリーグ・アン勢対決となった一戦は、立ち上がりからPSGは主導権を握る。すると39分、イ・ガンインの右CKをマルキーニョスが右足ボレーで合わせたが、これはGKコフィがわずかに触れ、右ポストを叩いた。
ゴールレスで迎えた後半も膠着状態が続いたが、PSGは66分に失点を許す。左CKをニアのA・トマソンにフリックされると、ゴール前のジョアン・ネヴェスがクリアしきれず、ファーで待ち構えたクサノフがシュート。これがゴール前のエヌゾラに当たり、ネットを揺らした。
結局、試合は1-1のまま90分が終了し、ベスト16進出の行方はPK戦に委ねられた
運命のPK戦では後攻のPSGが4人全員成功したのに対して、先攻のRCランスは4人目のエヌゾラと5人目のディウフが失敗。この結果、4-3でPK戦を制したPSGがベスト16進出を決めた。
また、同じくリーグ・アン勢対決となったサンテチェンヌvsマルセイユは0-4でマルセイユが快勝した。マルセイユは21分にシソコをマークしていたバレルディが意図的なヒジ打ちで倒されると、シソコにレッドカードが提示され、数的優位を得る。
すると直後の22分、ロングパスをバイタエルエリア右まで駆け上がったルイス・エンヒキが頭で折り返すと、走り込んだグリーンウッドがハーフボレーでネットを揺らした。さらに34分には右CKをラビオが右足ボレーで流し込み、2点のリードで前半を終える。
迎えた後半も主導権を握ったマルセイユは、68分にルイス・エンヒキ、81分にホイビュアが追加点を挙げ、4-0で快勝。2大会ぶりのベスト16へ駒を進めた。
その他、日本人所属クラブは南野拓実の所属するモナコが、USサン=ジャン(6部)と対戦し4-1で勝利。伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスがASムツィグ(6部)と対戦し3-1で勝利。オナイウ阿道が所属するオセールはダンケルク(2部)と対戦し0-1で敗戦した。
◆ラウンド32 結果
▽グループA
ソショー(3) 0-0(PK:5-3) クレルモン(2)
コルテ(5) 1-1(PK:3-5) ニース
エスパリー(5) 1-1(PK:4-3) ディジョン(3)
カンヌ(4) 3-2 グルノーブル(2)
ゴールFC(3) 1-2 アネシー(2)
ブルゴワン=ジャリュー(5) 4-1 マルティーグ(2)
オー・リヨネ(5) 0-0(PK:2-4) トゥールーズ
USサン=ジャン(6) 4-1 モナコ
サンテチェンヌ 0-4 マルセイユ
ル・ピュイ(5) 4-0 モンペリエ
▽グループB
トロワ(2) 3-0 メス(2)
FCルーアン(3) 0-1 リール
FCSRアグノー(4) 4-1 USブローニュ(3)
ASムツィグ(6) 1-3 スタッド・ランス
オセール 0-1 ダンケルク(2)
ESタオン(5) 2-1 アミアン(2)
RCカレー(5) 0-3 ストラスブール
ドランシーJA(5) 0-4 ナント
フェニエ(4) 1-2 リヨン
バスティア(2) 5-0 RCサン・ジョセフ(マルティニーク)
ティオンビル 2-2(PK:4-5) ヴァランシエンヌ(3)
▽グループC
FC93ボビニー(4) 0-1 アンジェ
トゥール(6) vs ロリアン(2)※延期
メリンガカー(6) 0-0(PK3-4) ラヴァル(2)
RCランス 1-1(PK:3-4) パリ・サンジェルマン
サン=フィルベールグラン=リュー(5) 0-2 クヴィイー(3)
ボルドー(4) 1-4 レンヌ
FCマルマンド47(5) 0-7 ル・マン(3)
ディー=カブール(5) 2-0 サン・デニス(レユニオン)
ギャンガン(2) 2-1 カーン(2)
スタッド・ブリオシャン(4) 1-0 ル・アーヴル
ラ・ロッシュVF(4) 0-1 スタッド・ブレスト
※()内は所属カテゴリー
今ラウンドからリーグ・アン勢が参戦となるなか、前回王者のパリ・サンジェルマン(PSG)はアウェイでRCランスと対戦し、1-1で90分が終了。その後のPK戦を4-3で制したPSGがベスト16進出を決めた。
来年初めのトロフェ・デ・シャンピオンの影響でミッドウィークにリーグ・アン第16節のモナコとの上位対決を前倒しで行ったPSGは、その試合から先発を3人変更。GKドンナルンマやバルコラ、ザイール=エメリに代えてイ・ガンイン、メンデス、GKサフォノフをスタメンで起用した。
ゴールレスで迎えた後半も膠着状態が続いたが、PSGは66分に失点を許す。左CKをニアのA・トマソンにフリックされると、ゴール前のジョアン・ネヴェスがクリアしきれず、ファーで待ち構えたクサノフがシュート。これがゴール前のエヌゾラに当たり、ネットを揺らした。
先制をされたPSGだったが、すぐに反撃に出る。すると70分、マルキーニョスのロングフィードをボックス左のメンデスが頭で折り返すと、DFダンソのクリアミスを奪ったゴンサロ・ラモスがゴール左上にシュートを突き刺した。
結局、試合は1-1のまま90分が終了し、ベスト16進出の行方はPK戦に委ねられた
運命のPK戦では後攻のPSGが4人全員成功したのに対して、先攻のRCランスは4人目のエヌゾラと5人目のディウフが失敗。この結果、4-3でPK戦を制したPSGがベスト16進出を決めた。
また、同じくリーグ・アン勢対決となったサンテチェンヌvsマルセイユは0-4でマルセイユが快勝した。マルセイユは21分にシソコをマークしていたバレルディが意図的なヒジ打ちで倒されると、シソコにレッドカードが提示され、数的優位を得る。
すると直後の22分、ロングパスをバイタエルエリア右まで駆け上がったルイス・エンヒキが頭で折り返すと、走り込んだグリーンウッドがハーフボレーでネットを揺らした。さらに34分には右CKをラビオが右足ボレーで流し込み、2点のリードで前半を終える。
迎えた後半も主導権を握ったマルセイユは、68分にルイス・エンヒキ、81分にホイビュアが追加点を挙げ、4-0で快勝。2大会ぶりのベスト16へ駒を進めた。
その他、日本人所属クラブは南野拓実の所属するモナコが、USサン=ジャン(6部)と対戦し4-1で勝利。伊東純也と中村敬斗が所属するスタッド・ランスがASムツィグ(6部)と対戦し3-1で勝利。オナイウ阿道が所属するオセールはダンケルク(2部)と対戦し0-1で敗戦した。
◆ラウンド32 結果
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コルテ(5) 1-1(PK:3-5) ニース
エスパリー(5) 1-1(PK:4-3) ディジョン(3)
カンヌ(4) 3-2 グルノーブル(2)
ゴールFC(3) 1-2 アネシー(2)
ブルゴワン=ジャリュー(5) 4-1 マルティーグ(2)
オー・リヨネ(5) 0-0(PK:2-4) トゥールーズ
USサン=ジャン(6) 4-1 モナコ
サンテチェンヌ 0-4 マルセイユ
ル・ピュイ(5) 4-0 モンペリエ
▽グループB
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FCルーアン(3) 0-1 リール
FCSRアグノー(4) 4-1 USブローニュ(3)
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オセール 0-1 ダンケルク(2)
ESタオン(5) 2-1 アミアン(2)
RCカレー(5) 0-3 ストラスブール
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フェニエ(4) 1-2 リヨン
バスティア(2) 5-0 RCサン・ジョセフ(マルティニーク)
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ギャンガン(2) 2-1 カーン(2)
スタッド・ブリオシャン(4) 1-0 ル・アーヴル
ラ・ロッシュVF(4) 0-1 スタッド・ブレスト
※()内は所属カテゴリー
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ナポリがパリ・サンジェルマン(PSG)で出番を失うスロバキア代表DFミラン・シュクリニアル(29)の獲得を狙っているようだ。 シュクリニアルはインテル在籍時代、セリエA屈指のセンターバックとして高い評価を獲得。2023年夏に契約満了でインテルを退団すると、フリーの状態でPSGへ加入となった。 当然、シュクリニアルには即戦力としての高い期待が寄せられていたが、ここまでルイス・エンリケ監督からの期待には応えられておらず。今シーズンはリーグ・アンで5試合に出場するも、プレータイムは381分と限定的な出場機会となっている。 こうした状況もあって、クラブはシュクリニアル売却の選択肢も除外せず。これまでアル・ナスルなどサウジアラビアのクラブの他、ユベントスが強い関心を示していると報じられていた。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると現在セリエAで首位に立つナポリも、シュクリニアル争奪戦に参戦する計画を持っている模様。クラブは買い取りオプション付きのローン契約をオファーする可能性があるようだ。 ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督は、インテル時代にシュクリニアルを指導。クラブとしてはこうした縁も交渉に活かしたい構えと報じられているが、果たして。 2024.12.05 11:10 Thu4
「クラブを運営する何人かや一部サポーターには少し恨み」 ネイマールが“良くも悪くも”のPSG時代に言及
アル・ヒラルのブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマン(PSG)時代を回想した。 若き日のネイマールはサントスでの目を惹く活躍ぶりを経て、バルセロナへ。2017年夏からはPSGに高待遇で迎え入れられ、後にキリアン・ムバッペ、リオネル・メッシとの強烈な前線トリオとして一時期のクラブを彩り、公式戦173試合で118得点77アシストと結果を出した。 だが、チームとして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に届かないシーズンが続くなかで、数多のケガや移籍の動きなどで徐々にサポーターとの関係が悪化。最終的に2022-23シーズンをもってパリを離れ、サウジアラビアでの新たなキャリア構築を決断した。 後味の悪さが残る出て行き方も含め、評価しがたいPSG時代のネイマールだが、去ってから時間が経った今、本人はその当時をどう評するのか。フランス『RMC Sport』であれこれを聞かれるなかで、PSG時代をこう振り返っている。 「PSGでの経験は良くも悪くもだ。フットボールに関して言えば、キャリアのピークだったと思う。悪かったのは長いことケガを繰り返して、シーズンをうまく終えられなかったことだね。だから、悲しみもあった」 「でも、あの場所での素晴らしい時間、特にCL決勝のことは忘れないよ。本当に素晴らしい瞬間だった。勝てたかもしれないけど、決勝は細部で決まるものだ」 「リーグ・アンでのプレーは本当に良い経験だったし、ファンもよくしてくれたよ。リーグ・アンで自分の歴史を刻めたし、キャリアにとっても素晴らしいものだった。その一部になれたのは誇らしく、幸せだったね」 「今はそれが終わり、サウジアラビアとアル・ヒラルに集中だ」 そうポジティブに振り返った32歳だが、サポーターとの関係に亀裂が入ったのも退団のきっかけとあって、後味の悪さが残ったのも事実。ピッチ外での部分に対してはやはり遺恨が残るようだ。 「最初の1年は素晴らしいもので、フランスの国民やサポーターも好意的だった。でも、最後の2、3年はそうじゃなかったし、扱われ方は信じがたいもので、メッシに対してもそうだ。僕はピッチで全力だったし、不公平だった」 「恨みなんてないけど、ファンからの仕打ちは少し悲しかったよ。特に、家に押し入ってきたり、侮辱したり、殴りかかってきたときはね。僕が思う限り、彼らは一線を超えていた。だから、僕らの関係は尊敬できるものじゃなかったよ」 「本当に複雑だった。最後に受けた仕打ちも悲しかったけど、もう過ぎたこと。PSGというクラブについては尊敬しているし、彼らが最高の結果を出せるようサポートしていく。クラブに恨みなしだ」 「ただ、クラブを運営する何人かや、何人かのサポーターには少し恨みがある。過去のことだけどね。彼らはキャリアのなかで最も長い6年を過ごしたクラブ。素晴らしい時期も、悲しい時期もあった。でも、スポーツの面では最高だったよ」 2024.12.17 11:45 Tue5