PSGがモナコとの上位対決を打ち合いで制して首位を快走、南野拓実は途中出場で好機も…【リーグ・アン】

2024.12.19 07:18 Thu
Getty Images
リーグ・アン第16節、モナコvsパリ・サンジェルマンが18日に行われ、2-4でPSGが打ち勝った。モナコのMF南野拓実は74分からプレーしている。

前節スタッド・ランスとの日本人対決をゴールレスドローで終えた3位モナコ(勝ち点30)は、南野がベンチスタートとなった。

一方、3日前の前節リヨン戦を3-1で競り勝って2位マルセイユに7ポイント差を付ける首位PSG(勝ち点37)は、リヨン戦のスタメンから3選手を変更。バルコラ、マルキーニョスファビアン・ルイスが先発に戻った。
両チームにとっての年内リーグ最終戦。開始3分にハキミのクロスがポストに直撃したPSGが押し込む入りとすると、5分にも決定機。ジョアン・ネヴェスのスルーパスでボックス左まで持ち上がったバルコラがGKと一対一に。しかしシュートはケーンに阻まれた。

続く10分にもCKからジョアン・ネヴェスのヘディングシュートでゴールに迫ったPSGは、17分にシンゴのスパイク裏がGKドンナルンマの顔面に入って交代となるアクシデントに見舞われた中、24分に先制する。
ボックス右ポケットまで持ち上がったハキミのマイナスクロスをドゥエが押し込んだ。

先制後も主導権を握るPSGは42分にハキミがミドルシュートでGKを強襲した中、1点のリードで前半を終えた。

しかし迎えた後半、52分にモナコがPKを獲得。アクリウシュの仕掛けからルーズとなったボールがボックス内のマルキーニョスの手に当たった。

このPKをベン・セギルが決めてモナコの攻勢が強まると、60分に逆転する。ゴロビンのフィードで左サイドを抜け出したアクリウシュのクロスをエンボロが合わせた。

しかし64分、ファビアン・ルイスのボレーシュートのルーズボールをデンベレが押し込んでPSGがすかさず同点に。その後、南野がトップ下に投入された中、終盤の83分にPSGに勝ち越し弾。3分前に投入されていたゴンサロ・ラモスイ・ガンインの右CKからヘディングシュートを叩き込んだ。

再び追う展開となったモナコはアクリウシュの左クロスに南野が合わせる好機もミートしきれず。さらに追加タイム1分、ボックス右に侵入した南野がシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。そしてラストプレーでデンベレが4点目を挙げたPSGが打ち合いを制し、首位を快走している。

モナコ 2-4 PSG
【モナコ】
エリーズ・ベン・セギル(後8)【PK】
ブリール・エンボロ(後15)
【PSG】
デジレ・ドゥエ(前24)
ウスマーヌ・デンベレ(後19)
ゴンサロ・ラモス(後38)
ウスマーヌ・デンベレ(後52)

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PSGが川村拓夢CLデビューのザルツブルクに完勝! 守田不在のスポルティングは連敗…【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、レッドブル・ザルツブルクvsパリ・サンジェルマン(PSG)が10日にシュターディオン・ザルツブルクで行われ、アウェイのPSGが0-3で快勝した。なお、ザルツブルクのMF川村拓夢は81分に途中出場した。 ここまで1勝1分け3敗でプレーオフ圏外の25位に低迷するPSGは、同じくプレーオフ圏外の32位に沈むオーストリアの強豪相手に開幕節以来の勝利を狙った。 立ち上がりから攻勢を仕掛けるPSGはアクラフ・ハキミの2つのお膳立てからゴンサロ・ラモスにビッグチャンスが訪れたが、ゴール前での絶好機をいずれもGKシュラーガーのビッグセーブに阻まれる。だが、30分にはボックス右でハキミが頭で折り返した完璧なお膳立てをラモスが右足ワンタッチで無人のゴールへ流し込み、3度目の正直でモロッコ代表MFにアシストを付けた。 2点目こそ奪えなかったものの、危なげなく1点リードで試合を折り返したパリの巨人。後半も主導権を握ると、72分には左のポケットに侵入したヌーノ・メンデスの豪快な左足シュートで追加点を奪取した。 一方、ホームで厳しい流れとなったザルツブルクは81分、川村をCLデビューさせるが、直後にはイ・ガンイン、ハキミの鮮やかな連携から最後はゴールまででフリーのドゥエの右シュートが決まり、ダメ押しの3点目となった。そして、試合はこのままタイムアップを迎え、崖っぷちのPSGが大きな勝利を手にした。 クラブ・ブルージュvsスポルティングCPは、ホームのブルージュが2-1で勝利した。なお、スポルティングのMF守田英正は負傷欠場となった。 前節、アーセナル相手の敗戦で初黒星を喫し、以降のリーグ戦でも2連敗と、ジョアン・ペレイラ新体制で厳しい船出となったスポルティング。この試合では開始早々にカタモのゴールで先制に成功したが、前半半ばにオウンゴールで失点。 1-1のイーブンで折り返した後半はクローズな展開となり、1-1のドローが濃厚と思われたが、終盤の84分に途中出場のニールセンに逆転ゴールを決められて敗戦。公式戦4連敗とともにCLでも連敗となった。 また、RBライプツィヒvsアストン・ビラは、アウェイのアストン・ビラが2度のリードを追いつかれたが、途中出場のバークリーの終盤の勝ち越しゴールによって2-3の勝利。暫定ながら3位に浮上した。 スタッド・ブレストvsPSVは、ホームのブレストが前半のル・カルディナルのゴールを守り切って1-0の勝利。大躍進のフランスクラブは暫定5位とトップ8圏内を維持している。 レッドブル・ザルツブルク 0-3 パリ・サンジェルマン 【PSG】 ゴンサロ・ラモス(前30) ヌーノ・メンデス(後27) デジレ・ドゥエ(後40) クラブ・ブルージュ 2-1 スポルティングCP 【クラブ・ブルージュ】 オウンゴール(前24) キャスパー・ニールセン(後39) 【スポルティング】 ジェニー・カタモ(前3) RBライプツィヒ 2-3 アストン・ビラ 【ライプツィヒ】 ロイス・オペンダ(前27) クリストフ・バウムガルトナー(後17) 【アストン・ビラ】 ジョン・マッギン(前3) ジョン・デュラン(後7) ロス・バークリー(後40) スタッド・ブレスト 1-0 PSV 【ブレスト】 ジュリアン・ル・カルディナル(前44) 2024.12.11 07:28 Wed
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ルックマンがアフリカ年間最優秀選手賞を初受賞!最優秀若手選手は2年連続でカマラに

アフリカサッカー連盟(CAF)は16日、2024年度のアフリカ年間最優秀選手賞にアタランタのナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマン(27)を選出した。 今回初受賞となったルックマンは、昨シーズンにアタランタのエースとしてセリエAで31試合に出場し11ゴールを記録。また、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝戦のレバークーゼン戦でハットトリックを達成し、クラブに初の欧州タイトルをもたらした。 また、今年1月に行われたアフリカネーションズカップ2023では、DFウィリアム・トルースト=エコングと共にチーム最多タイの3ゴールを挙げ、準優勝に貢献した。 また、その他の部門ではアフリカ年間最優秀若手選手賞をモナコのセネガル代表MFラミーヌ・カマラが2年連続の受賞。男子最優秀監督にはコートジボワール代表をアフリカネーションズカップ優勝に導いたエメルス・ファエ監督が選ばれた。 最後に2024年のアフリカ年間ベストイレブンには、年間最優秀選手賞のルックマンに加え、最終候補5名からはDFアクラフ・ハキミのみが選出されている。 ◆アフリカ年間ベストイレブン GK アンドレ・オナナ(マンチェスター・ユナイテッド/カメルーン) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン/モロッコ) シャンセル・ムベンバ(マルセイユ/DRコンゴ) カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル/セネガル) MF モハメド・クドゥス(ウェストハム/ガーナ) ソフィアン・アムラバト(マンチェスター・ユナイテッド/モロッコ) フランク・ケシエ(アル・アハリ・ジッダ/コートジボワール) イヴ・ビスマ(トッテナム/マリ) FW モハメド・サラー(リバプール/エジプト) ビクター・オシムヘン(ナポリ&ガラタサライ/ナイジェリア) アデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 2024.12.17 07:50 Tue
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「クラブを運営する何人かや一部サポーターには少し恨み」 ネイマールが“良くも悪くも”のPSG時代に言及

アル・ヒラルのブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマン(PSG)時代を回想した。 若き日のネイマールはサントスでの目を惹く活躍ぶりを経て、バルセロナへ。2017年夏からはPSGに高待遇で迎え入れられ、後にキリアン・ムバッペ、リオネル・メッシとの強烈な前線トリオとして一時期のクラブを彩り、公式戦173試合で118得点77アシストと結果を出した。 だが、チームとして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に届かないシーズンが続くなかで、数多のケガや移籍の動きなどで徐々にサポーターとの関係が悪化。最終的に2022-23シーズンをもってパリを離れ、サウジアラビアでの新たなキャリア構築を決断した。 後味の悪さが残る出て行き方も含め、評価しがたいPSG時代のネイマールだが、去ってから時間が経った今、本人はその当時をどう評するのか。フランス『RMC Sport』であれこれを聞かれるなかで、PSG時代をこう振り返っている。 「PSGでの経験は良くも悪くもだ。フットボールに関して言えば、キャリアのピークだったと思う。悪かったのは長いことケガを繰り返して、シーズンをうまく終えられなかったことだね。だから、悲しみもあった」 「でも、あの場所での素晴らしい時間、特にCL決勝のことは忘れないよ。本当に素晴らしい瞬間だった。勝てたかもしれないけど、決勝は細部で決まるものだ」 「リーグ・アンでのプレーは本当に良い経験だったし、ファンもよくしてくれたよ。リーグ・アンで自分の歴史を刻めたし、キャリアにとっても素晴らしいものだった。その一部になれたのは誇らしく、幸せだったね」 「今はそれが終わり、サウジアラビアとアル・ヒラルに集中だ」 そうポジティブに振り返った32歳だが、サポーターとの関係に亀裂が入ったのも退団のきっかけとあって、後味の悪さが残ったのも事実。ピッチ外での部分に対してはやはり遺恨が残るようだ。 「最初の1年は素晴らしいもので、フランスの国民やサポーターも好意的だった。でも、最後の2、3年はそうじゃなかったし、扱われ方は信じがたいもので、メッシに対してもそうだ。僕はピッチで全力だったし、不公平だった」 「恨みなんてないけど、ファンからの仕打ちは少し悲しかったよ。特に、家に押し入ってきたり、侮辱したり、殴りかかってきたときはね。僕が思う限り、彼らは一線を超えていた。だから、僕らの関係は尊敬できるものじゃなかったよ」 「本当に複雑だった。最後に受けた仕打ちも悲しかったけど、もう過ぎたこと。PSGというクラブについては尊敬しているし、彼らが最高の結果を出せるようサポートしていく。クラブに恨みなしだ」 「ただ、クラブを運営する何人かや、何人かのサポーターには少し恨みがある。過去のことだけどね。彼らはキャリアのなかで最も長い6年を過ごしたクラブ。素晴らしい時期も、悲しい時期もあった。でも、スポーツの面では最高だったよ」 2024.12.17 11:45 Tue
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ムバッペが2023-24シーズンのフランス最優秀選手賞受賞! サリバら抑えて通算4度目の受賞

レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが2023-24シーズンのフランス最優秀選手賞を受賞した。 フランス年間最優秀選手賞は、1959年以来、フランスの雑誌『フランス・フットボール』が毎年授与している由緒ある個人賞。当初はフランス国内でプレーするフランス人選手のみが受賞対象だったが、1996年以降は海外でプレーするフランス人選手も受賞候補に。また、2001年以降は、過去の受賞者が年間最優秀選手を選出している。 そして、2年連続通算4度目の受賞となったムバッペは昨シーズンまで在籍したパリ・サンジェルマン(PSG)と代表チームで、シーズン52ゴールを記録。リーグ・アン優勝、クープ・ドゥ・フランス優勝に加え、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に貢献した。 そして、56ポイントを獲得した25歳のストライカーは、アーセナルのDFウィリアム・サリバ(51ポイント)、ミランのGKマイク・メニャン(24ポイント)、レアル・マドリーのMFエドゥアルド・カマヴィンガ(17ポイント)、同MFオーレリアン・チュアメニ(16ポイント)らを抑えての受賞となった。 なお、ムバッペは今回の受賞に際して「公平に見れば、ウィリアム・サリバもこのトロフィーを獲得するに値しただろう」と、アーセナルの躍進に貢献したセンターバックへの敬意を示している。 2024.12.14 22:21 Sat

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