昨季2冠レバークーゼンが大会初優勝! 前半に退場者出すも土壇場同点弾の末にPK戦制す【DFLスーパーカップ】

2024.08.18 05:49 Sun
PK戦制したレバークーゼン初優勝
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PK戦制したレバークーゼン初優勝
DFLスーパーカップ、レバークーゼンvsシュツットガルトが17日にバイ・アレーナで行われ、2-2のイーブンで90分間の戦いが終了。その後、PK戦を4-3で制したレバークーゼンが初優勝を成し遂げた。

2023-24シーズンにブンデスリーガ、DFBポカールを無敗で制したレバークーゼンと、昨季ブンデスリーガで2位に大躍進したシュツットガルトが激突したスーパーカップ。

シャビ・アロンソ体制継続の王者レバークーゼンは去就注目のターを始めフリンポン、グリマルドの両翼、ヴィルツら一部主力をベンチに置き、ベロシアン、アレイシ・ガルシア、テリエといった新戦力をスタメンで起用した。
対するシュツットガルトはスティラー、カラソル、ヒューリッヒら昨季の主力と共に新エース候補のデミロビッチをスタメン起用し、ウンダブはベンチスタートに。なお、チェイス・アンリはベンチ外となった。

立ち上がりからオープンな攻防が続くと、試合は打ち合いの展開に。開始11分、レバークーゼンは左CKの二次攻撃で左サイドからの正確なクロスをファーで競り勝ったタプソバが頭で折り返すと、最後はボニフェイスが押し込んだ。
早々に先制を許したシュツットガルトもすぐさま反撃。15分、中央を起点にスムーズに左サイドへ展開されると、ヒューリッヒとのパス交換から左サイドバックのミッテルシュタットが絶妙なグラウンダーの折り返しを供給。タイミング良く中央へ走り込んだミロが左足ダイレクトシュートを右隅に流し込んだ。

1-1のイーブンに戻った試合は以降も一進一退の展開に。レバークーゼンが主導権を握る形も、シュツットガルトは縦に速い攻撃からよりシンプルにゴールへ迫る。25分にはボックス右に抜け出したデミロビッチが体勢を崩しながらも右足で巻き込むシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩く。

前半30分を過ぎると、やや膠着状態に陥った試合だったが、レバークーゼンに思わぬアクシデントが発生。中盤でボールコントロールを誤ったテリエがリカバリーを試みた際に足裏がデミロビッチの脛に入ってしまい、痛恨のレッドカードで退場。これを受け、シャビ・アロンソ監督はボニフェイスを下げてターを投入。アドリを最前線に残した[3-5-1]の布陣に変更した。

相手が守り慣れる前に押し切りたいシュツットガルトは攻勢を強めると、ミロ、シュティンツェルに続けて決定機が訪れたが、いずれのシュートも枠に阻まれて前半のうちに逆転ゴールを奪うまでには至らなかった。

後半は数的優位を活かすシュツットガルト優勢で進むが、レバークーゼンもカウンターからボックス内のアドリが鋭い反転シュートでゴールを脅かすなど防戦一方の展開にはさせず。

時間の経過とともにやや攻めあぐねるシュツットガルトは63分に3枚替えを敢行。スティラー、ミッテルシュタット、ルウェリングを下げてクラツィヒ、サイラス、ウンダブをピッチに送り込む。すると、ヘーネス監督のこの交代策が完璧に嵌った。

63分、自陣右サイド深くからスタートしたロングカウンターで左サイドをオーバーラップしてヒューリッヒのスルーパスを引き出したクラツィヒがGKとディフェンスラインの間に完璧なグラウンダークロスを供給。ニアでデミロビッチが潰れると、その背後に飛び込んだウンダブがファーストタッチで逆転ゴールをもたらした。

数的不利で耐え切れずに逆転を許したレバークーゼンは70分を過ぎて勝負に出る。ヴルツ、シック、フリンポンと主力3人を一気に送り込み、同点を目指す。この交代直後にはジャカのスルーパスに抜け出したシック、ベロシアンとゴール前でビッグチャンスを迎えるが、相手の身体を張った守備に阻まれる。

それでも、グリマルドの投入でさらに連携、クオリティを増した昨季2冠王者が土壇場で追いつく。88分、バイタルエリアでの細かいパス交換からグリマルドのスルーパスに抜け出したシックが冷静にボックス内でGKとの一対一を制した。

これで完全に勢いに乗ったシャビ・アロンソのチームはPK戦前に決着を付けるべく押し込む形を継続したが、左サイドでの完璧な崩しからゴール前のフリンポンに訪れたビッグチャンスはシュートが枠の右に外れてしまい、劇的勝ち越しゴールとはならなかった。

そして、決着はPK戦に委ねられた。このPK戦でレバークーゼンは4人全員が成功。さらに、GKフラデツキーがシュツットガルト3人目のクラツィヒのシュートを見事にセーブ。すると、先攻シュツットガルト5人目のサイラスのシュートが大きく枠を外れ、決着がついた。

退場者の影響で苦しみながらも昨季2冠の地力を発揮したレバークーゼンがDFLスーパーカップ初制覇と共に新シーズンを最高の形でスタートした。

レバークーゼン 2-2(PK:4-3) シュツットガルト
【レバークーゼン】
ビクター・ボニフェイス(前11)
パトリック・シック(後43)
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前15)
デニス・ウンダブ(後18)

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両軍のボランチがスーパーミドル弾、バイエルン優勢もレバークーゼン譲らずドロー決着【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第5節、バイエルンvsレバークーゼンが28日に行われ、1-1で引き分けた。 前節ブレーメン戦を5発圧勝で開幕4連勝を飾ったバイエルンは、昨季12連覇を阻まれた宿敵レバークーゼン相手に守護神ノイアーが復帰し、ベストメンバーで臨んだ。 一方、前節ヴォルフスブルク戦を4-3と打ち勝って3勝1敗スタートとした王者レバークーゼンは、ボニフェイスを最前線に、2シャドーにヴィルツとテリエを据える[3-4-2-1]で臨んだ。 立ち上がりから押し込んだバイエルンだったが、先制はレバークーゼン。31分、CKの流れからジャカの落としをアンドリッヒがダイレクトで放ったシュートが見事に決まった。 最初のシュートで試合を動かしたレバークーゼンだったが、バイエルンが39分にスーパーゴールで追いつく。ボックス手前中央でルーズボールを拾ったパブロビッチが胸トラップから豪快なシュートを叩き込んだ。 1-1で迎えた後半、バイエルンが逆転に迫る。ケインの右クロスをファーサイドのニャブリがボレーで合わせたが、シュートは右ポストに嫌われた。 さらに57分、FKの流れからオリーズのボレーで逆転ゴールに迫るも、GKフラデツキーの好守に阻まれた。後半半ば以降もバイエルンが引き続き主導権を握って敵陣でのプレーを続けたが、決定打は生まれない。 結局、互いに譲らず1-1でタイムアップ。今季のマイスターシャーレを占う序盤の大一番は勝ち点1を分け合う結果となった。 バイエルン 1-1 レバークーゼン 【バイエルン】 アレクサンダル・パブロビッチ(前39) 【レバークーゼン】 ロバート・アンドリッヒ(前31) 2024.09.29 03:26 Sun
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【ブンデス第6節プレビュー】2戦連発中の町野修斗がレバークーゼンに挑戦

前節は序盤の大一番となったバイエルンvsレバークーゼンが行われ、バイエルン優勢のなか、共にボランチのスーパーミドル弾で譲らず1-1の引き分け決着となった。代表ウィーク前の第6節、最下位ホルシュタイン・キール(勝ち点1)のFW町野修斗が4位レバークーゼン(勝ち点10)に挑む。 キールは前節フランクフルト戦、町野がドッペルパックの活躍を見せて2度追いつくも、最終的に4失点を喫して敗戦。町野自体はゴールシーン以外にも決定機に顔を出したりと存在感を放っており、王者レバークーゼン相手にもインパクトを残すことが期待される。 対するレバークーゼンは前節バイエルン戦、MFアンドリッヒ弾で先制したが、守勢に回ることが多く敵地であることも考えれば十分な引き分けだったと言える。そして火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではミラン相手にFWボニフェイス弾を守り抜いて手堅く1-0の勝利と安定感ある戦いができている。格下キールを下してバイエルン追走としたい。 そのレバークーゼンにMFパブロビッチの豪快ミドル弾で引き分けた首位バイエルン(勝ち点13)は、2位フランクフルト(勝ち点12)との上位対決に臨む。レバークーゼンに引き分けて開幕からの連勝が4で止まったバイエルンは、水曜に行われたCLではアストン・ビラ相手に0-1で惜敗。相手守護神マルティネスの躍動、FWデュランの一撃に沈んだ。今季公式戦初黒星となったなか、切り替えてフランクフルトとの上位対決を制すことはできるか。 対するフランクフルトは前節キール戦、FWマーモウシュが躍動し4発快勝、4連勝とした。そして木曜に行われたヨーロッパリーグ(EL)ではベシクタシュ相手に敵地で3発快勝。安定した強さを見せるなか、バイエルン相手にも実力を示せるか。 前節ボーフム戦を2点差をひっくり返して勝利を取り戻した5位ドルトムント(勝ち点10)は9位ウニオン・ベルリン(勝ち点8)と対戦。ボーフム戦勝利で勢いに乗ったドルトムントは火曜に行われたCLではセルティック相手にFWアデイェミのハットトリックなど7発で大勝とした。アデイェミと共にFWギラシーも公式戦4戦連発と負傷から復帰後流石のパフォーマンスを披露している。ウニオン戦で5戦連発とし、代表ウィークに入れるか。 昇格組ザンクト・パウリにまさかの3失点完敗を喫した7位フライブルク(勝ち点9)は10位ブレーメン(勝ち点8)と対戦。MF堂安律は幻のゴールで2戦連発とはならなかったが、バウンスバックを図る一戦でゴールを奪えるか。 DF板倉滉の11位ボルシアMG(勝ち点6)は15位アウグスブルク(勝ち点4)と対戦。前節ウニオン・ベルリン戦では今季2度目のシャットアウト勝利に貢献した板倉。連勝で代表に合流できるか。 そして開幕から先発出場を続けるMF佐野海舟の12位マインツ(勝ち点5)は14位ザンクト・パウリ(勝ち点4)と対戦。ドルトムント戦で途中出場したMF三好康児の17位ボーフム(勝ち点1)は13位ヴォルフスブルクと対戦する。 前節ヴォルフスブルク戦では出番がなかったもののCLスパルタ・プラハ戦では後半半ばから右サイドバックで出場したDFチェイス・アンリの8位シュツットガルト(勝ち点8)は16位ホッフェンハイム(勝ち点3)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第6節 ▽10/4(金) 《27:30》 アウグスブルクvsボルシアMG ▽10/5(土) 《22:30》 レバークーゼンvsホルシュタイン・キール ブレーメンvsフライブルク ウニオン・ベルリンvsドルトムント ボーフムvsヴォルフスブルク 《25:30》 ザンクト・パウリvsマインツ ▽10/6(日) 《22:30》 ハイデンハイムvsライプツィヒ 《24:30》 フランクフルトvsバイエルン 《26:30》 シュツットガルトvsホッフェンハイム 2024.10.04 18:01 Fri
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「あらゆる状況に備えなければ」CL連勝へレバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ミラン下した“イスタンブールの奇跡”回想も「重要なのは今」

レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督がミラン戦について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ初戦では、敵地でフェイエノールト相手に4発快勝スタートを切ったレバークーゼン。ブンデスリーガでは割り切った戦い方でバイエルンとの大一番をドローとし、1日のCLリーグフェーズ第2節ミラン戦に繋げた。 セリエAで3連勝中と調子を上げている対戦相手について、シャビ・アロンソ監督が前日会見でコメント。クラブとしての地力の高さや、選手個人の能力の高さを警戒した。 「サッカーの歴史におけるビッグチームとの対戦だ。ACミランは個々のクオリティに優れたトップチームだ。ピッチ上でうまく連携する危険な選手たちがいる。だからこそ最高のパフォーマンスレベルを発揮し、いつも通りの高い集中力でプレーする必要がある」 「高いゲームインテリジェンスが求められる。彼らは守備を固める準備ができているが、ポゼッションでも支配できる。我々はあらゆる状況に備えなければならない」 また、現役時代にはリバプールの選手としてイスタンブールの奇跡と呼ばれるミランとのCL決勝を戦った指揮官。3点ビハインドからPK戦の末に勝利した激闘を思い起こしたが、目の前のミラン戦に集中している。 「私のキャリアの中で最も重要な試合の1つだし、信じられない夜だった。素晴らしい思い出だが、我々にとって重要なのは今だ」 2024.10.01 18:35 Tue

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