チェイス・アンリ途中出場のシュツットガルト、優勢もスパルタ・プラハにドロー【CL】

2024.10.02 03:47 Wed
Getty Images
シュツットガルトは1日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節でスパルタ・プラハをホームに迎え、1-1で引き分けた。シュツットガルトのDFチェイス・アンリは62分から出場している。

初戦の昨季王者レアル・マドリー戦では善戦しながらも終盤の2失点で競り負け黒星スタートとなったシュツットガルトは、チェイス・アンリがベンチスタートとなった。

初戦のザルツブルク戦を3-0で快勝したスパルタ・プラハに対し、デミロビッチとウンダブの2トップとする[4-4-2]で臨んだシュツットガルトは立ち上がり、ショートカウンターから幾つかピンチを迎えたものの、7分に先制する。左サイドからのミッテルシュタットのクロスをミロがヘディングで合わせた。
その後、13分にFKからヴィティックのヘディングシュートがポストに直撃してヒヤリとしたシュツットガルトが、ボールを握ると27分に追加点のチャンス。ミロの浮き球パスに抜け出したウンダブがGKと一対一となったが、シュートはイェンセンに阻まれた。

すると32分、同点に追いつかれる。ボックス手前右からカイリネンに直接狙われた見事なFKがゴールに吸い込まれた。さらに39分、ビルマンチェビッチのヘディングシュートがバーに直撃してヒヤリとしたなか、1-1で前半を終えた。
迎えた後半もシュツットガルトがボールを持つ流れとなったなか、54分にピンチを迎えるもゴール至近距離からのビルマンチェビッチのシュートをGKニューベルが阻止。

その後、62分にチェイス・アンリが右サイドバックに投入されたなか、65分にはCKの流れからチェイス・アンリがシュートに持ち込む好機を演出。

終盤にかけてもシュツットガルトが敵陣でのプレーを続け、88分にはリーダーのミドルでGKを強襲するも勝ち越し弾は生まれず1-1でタイムアップ。勝ち点1を分け合っている。

シュツットガルト 1-1 スパルタ・プラハ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前7)
【スパルタ・プラハ】
カーン・カイリネン(前32)

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【ブンデスリーガ日本人選手】奥川が今季初出場!ヴォルフスブルクに逆転勝利のアウグスブルクが2連勝!

ブンデスリーガ第9節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガにはボルシアMGのDF板倉滉、フライブルクのMF堂安律、フランクフルトのDF長谷部誠らに加え、アウグスブルクに加入したMF奥川雅也が2季ぶりに1部に復帰した。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、第9節では堂安、伊藤、浅野が先発出場、奥川が途中出場した。 奥川がベンチスタートとなったアウグスブルクは、ホームでヴォルフスブルクと対戦。試合は17分にティーツのゴールでアウグスブルクが先制したが、35分にヴィンドのゴールで追いつかれると、43分にはマイェルにPKを決められ、1-2で前半を終えた。 後半は膠着状態が続く中、アウグスブルクは78分にグムニーを下げて今夏に加入した奥川を投入。すると直後の79分、右サイドのエンゲルスが供給したアーリークロスがボルナウのオウンゴールを誘って同点に追いつくと、その2分に後にもイアゴの左クロスからエンゲルスがヘディングシュートを叩き込み、連続ゴールで逆転に成功した。 試合終盤の87分にウドゥオカイが2枚目のイエローカードで退場し、数的不利となったアウグスブルクだったが、最後までエンゲルスの決勝点を守り抜き、リーグ戦2連勝を飾った。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽10/28 ボルシアMG 2-1 ハイデンハイム ◆ケガのため欠場 ★長谷部誠[フランクフルト] ▽10/29 フランクフルト 3-3 ドルトムント ◆ベンチ入りも出場せず ★奥川雅也[アウグスブルク] ▽10/28 アウグスブルク 3-2 ヴォルフスブルク ◆78分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽10/29 レバークーゼン 2-1 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽10/28 シュツットガルト 2-3 ホッフェンハイム ◆フル出場 ★原口元気[シュツットガルト] ▽10/28 シュツットガルト 2-3 ホッフェンハイム ◆ベンチ入りも出場せず ★浅野拓磨[ボーフム] ▽10/27 ボーフム 2-2 マインツ ◆85分までプレー 2023.10.30 06:30 Mon
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シュツットガルト10番がウニオン移籍…韓国代表FWがレンタル加入

ウニオン・ベルリンは27日、シュツットガルトから韓国代表FWチョン・ウヨン(24)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。 韓国代表として21キャップを刻むアタッカーは「ウニオン・ベルリンでの挑戦を本当に楽しみにしているよ」と新天地での意気込みを語っている。 「このクラブはここ最近とても順調に成長していて、自分にとても合う献身的なフットボールをしている。ウニオンでのプレーはブンデスリーガで成長を続けるための素晴らしいチャンスだ。ファンの情熱とスタジアムの雰囲気にいつも感銘を受けていたんだ。これは僕にとって正しい選択だと確信しているし、チームの成功に貢献するのが待ち切れないよ」 母国の仁川ユナイテッド出身のチョン・ウヨンは、2018年1月にバイエルンのU-19チームに加入。ドイツでのキャリアをスタートすると、バイエルンⅡへの昇格後の2019年6月にフライブルクへ新天地を求めた。 4シーズンに渡って準主力を担った後、2023年夏にシュツットガルトに完全移籍。セカンドトップを主戦場に前線の複数ポジションで可能な右利きのアタッカーは、昨シーズンのブンデスリーガ2位チームでリーグ戦26試合2ゴール3アシストの数字を残していた。ただ、背番号10を託されたなかでスタメンはわずかに5試合にとどまっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チームパスに直筆で登録完了!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="de" dir="ltr">GuMo Unioner, war spät gestern ... <a href="https://t.co/RN1gTsCGjH">pic.twitter.com/RN1gTsCGjH</a></p>&mdash; 1. FC Union Berlin (@fcunion) <a href="https://twitter.com/fcunion/status/1828349267137737098?ref_src=twsrc%5Etfw">August 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.27 19:05 Tue
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バルセロナがシュツットガルトMFに関心? フリック監督の教え子

バルセロナが、シュツットガルトのU-21ドイツ代表MFアンジェロ・スティラー(23)に関心を示しているようだ。 今夏の移籍市場で、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノやレアル・ベティスのアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス、バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒら中盤の補強を優先事項とするバルセロナ。 その中盤の新たな補強候補として、リバプールなどプレミアリーグのクラブも関心を寄せる23歳の名前が挙がっているようだ。 スティラーはバイエルンの育成組織出身で戦術眼とキック精度に長けた左利きの守備的MF。各年代別のドイツ代表にも選出され、ホッフェンハイムで台頭すると、日本代表MF遠藤航のリバプール移籍の穴埋め補強として、バイエルンⅡ、ホッフェンハイムでも指導を受けたセバスティアン・ヘーネス監督からのラブコールを受けて完全移籍で加入した。 その新天地では今シーズンのブンデスリーガ32試合に出場し、1ゴール5アシストの数字を残し、リーグ2位フィニッシュの立役者となった。最大の魅力である長短交えたパスを駆使した展開力に加え、バイエルンのアカデミー育ちらしい足元の技術、ターンの巧さを活かしてハイテンポのブンデスリーガでも簡単にボールを失わないキープ力、8番でもプレー可能な推進力と、中盤のリンクマンとして非常に総合力が高い。守備面に関してもシュツットガルト移籍をきっかけに力強さ、アグレッシブさを増した印象だ。 スペイン『スポルト』によると、バイエルン時代にスティラーをトップチームデビューさせたハンジ・フリック監督は、その教え子の成長を高く評価しているという。 ただ、シュツットガルトとの現行契約は2027年までとなり、獲得には少なくとも2500万ユーロ(約42億3000万円)程度が必要となる模様で、クラブとしては限られた予算の中で前述の候補と並行しながら慎重に交渉を進めることになるようだ。 2024.06.11 15:02 Tue
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スロベニア代表CBビヨルは隠れた人気銘柄? インテルに続き6クラブから関心か

ウディネーゼのスロベニア代表DFジャカ・ビヨル(25)は隠れた人気銘柄か。 ビヨルは190cmのセンターバック(CB)。CBを主戦場にボランチも対応可能で、スロベニア代表では通算53キャップ。ユーロ2024はラウンド16敗退まで全4試合にフル出場した。 クラブキャリアは2018年夏に母国からロシアのCSKAモスクワへ。ハノーファーへのレンタル移籍を経験したのち、22年夏に現所属のウディネーゼへ完全移籍でやってきた。 23-24シーズンが終わったあたりからインテルの関心が報じられており、ユーロ2024での奮闘がさらに多くのクラブを惹きつけた模様。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ナポリ、ボローニャ、ラツィオ、シュツットガルト、ヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレストが新たに関心を寄せ始めたという。 『SportItalia』いわく、シュツットガルト、ヴォルフスブルク、フォレストについては、すでにビヨルとウディネーゼへアプローチ。 元々インテルによる関心は「さほど高くない移籍金」も理由のひとつと伝えられていたが、やはりウディネーゼの要求は1000万〜1500万ユーロ(約17.4億〜26.2億円)が目安とのことだ。 2024.07.10 14:05 Wed

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