チェイスvs佐野の日本人対決が実現!初勝利を狙う両者の一戦は劇的ドローで終幕【ブンデスリーガ】
2024.09.01 00:40 Sun
ブンデスリーガ第2節のシュツットガルトvsマインツが8月31日に行われ、3-3の引き分けに終わった。シュツットガルトのDFチェイス・アンリ、マインツのMF佐野海舟はフル出場している。
開幕節でフライブルクに完敗したシュツットガルトが、引き分けスタートとなったマインツをホームに迎えた一戦。シュツットガルトのチェイス・アンリはシャボーとのセンターバックコンビで先発。一方、マインツの佐野もボランチで2試合連続の先発となっている。
試合は早い時間にスコアが動く。8分、ウンダブのサイドチェンジをボックス左手前で受けたヒューリッヒが胸トラップでボックス内に侵入しシュート。これはGKゼントナーに弾かれたが、こぼれ球をミロがゴールに押し込んだ。
先制を許したマインツは、15分にも最終ラインのミスから失点する。敵陣からのロングボールに対応したDFハンチェ=オルセンが目測を誤りヘディングを空振り。このボールでDFの裏に抜け出したルウェリングにボックス内まで侵攻を許すと、難なくゴール右にシュートを決められた。
2点を追うマインツは、34分にブルカルトが決定機を迎えたがシュートはGKニューベルの好セーブに阻まれた。それでも42分、右クロスの流れたボールを追ったブルカルトがボックス左でミロに倒されてPKを獲得すると、このPKをアミリがゴール右下に沈め、2-1で前半を終えた。
試合を振り出しに戻したマインツは71分にも、ムウェネのロングパスでDFの裏に抜け出したブルカルトがボックス左手前から飛び出したGKの横を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ピンチを凌いだシュツットガルトは88分、バイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、リーダーの直接FKが左ポストを直撃。これがGKゼントナーの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。94分、パワープレーを敢行するマインツはムウェネの左クロスをファーサイドのヴィドマーが頭で折り返すと、これをゴール前のライチュがダイビングヘッドで流し込んだ。
結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。今季初勝利を目指した両者による日本人対決は痛み分けのドローに終わった。
シュツットガルト 3-2 マインツ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前8)
ジェイミー・ルウェリング(前15)
ファビアン・リーダー(後43)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(前43[PK])
ヨナタン・ブルカルト(後17)
マキシム・ライチュ(後49)
開幕節でフライブルクに完敗したシュツットガルトが、引き分けスタートとなったマインツをホームに迎えた一戦。シュツットガルトのチェイス・アンリはシャボーとのセンターバックコンビで先発。一方、マインツの佐野もボランチで2試合連続の先発となっている。
試合は早い時間にスコアが動く。8分、ウンダブのサイドチェンジをボックス左手前で受けたヒューリッヒが胸トラップでボックス内に侵入しシュート。これはGKゼントナーに弾かれたが、こぼれ球をミロがゴールに押し込んだ。
2点を追うマインツは、34分にブルカルトが決定機を迎えたがシュートはGKニューベルの好セーブに阻まれた。それでも42分、右クロスの流れたボールを追ったブルカルトがボックス左でミロに倒されてPKを獲得すると、このPKをアミリがゴール右下に沈め、2-1で前半を終えた。
互いに選手を入れ替えて迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマインツ。62分、左サイド高い位置でボールを受けたムウェネのパスからハンチェ=オルセンがボックス左深くまで駆け上がりダイレクトクロス。これをゴール右手前に走り込んだブルカルトがダイビングヘッドで叩き込んだ。
試合を振り出しに戻したマインツは71分にも、ムウェネのロングパスでDFの裏に抜け出したブルカルトがボックス左手前から飛び出したGKの横を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。
ピンチを凌いだシュツットガルトは88分、バイタルエリア中央手前でFKを獲得すると、リーダーの直接FKが左ポストを直撃。これがGKゼントナーの背中に当たり、そのままゴールに吸い込まれた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが生まれる。94分、パワープレーを敢行するマインツはムウェネの左クロスをファーサイドのヴィドマーが頭で折り返すと、これをゴール前のライチュがダイビングヘッドで流し込んだ。
結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。今季初勝利を目指した両者による日本人対決は痛み分けのドローに終わった。
シュツットガルト 3-2 マインツ
【シュツットガルト】
エンツォ・ミロ(前8)
ジェイミー・ルウェリング(前15)
ファビアン・リーダー(後43)
【マインツ】
ナディーム・アミリ(前43[PK])
ヨナタン・ブルカルト(後17)
マキシム・ライチュ(後49)
チェイス・アンリの関連記事
マインツの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
記事をさがす
|
チェイス・アンリの人気記事ランキング
1
期待の若手から一転、序列低下からの負傷離脱…DFチェイス・アンリが今夏シュツットガルト退団か? ザルツブルクが関心と報道
立場が一気に危うくなってしまったシュツットガルトに所属するDFチェイス・アンリ(21)だが、今夏の遺跡の可能性が高まっているようだ。ドイツ『キッカー』が伝えた。 尚志高校を卒業し、Jリーグクラブを経ずにシュツットガルトのセカンドチームへと加入したチェイス・アンリ。今シーズンからは正式にファーストチームに昇格し、ブンデスリーガでのキャリアをスタートさせた。 ブンデスリーガでは開幕戦から出番をもらい、レギュラーに定着しつつあり、チャンピオンズリーグ(CL)でも出番をもらっていたチェイス・アンリ。しかし、2025年に入りメンバーから外れすことが増えると、DFルカ・ジャック、DFフィン・イェルチュの加入により序列が低下。加えて、3月はじめに内転筋の筋繊維断裂のケガを負いチームから離脱。現時点でも部分的なトレーニングにすら復帰できていない状況だ。 今シーズン中の復帰は難しい状況のチェイス・アンリは、シュツットガルトではもはや期待されていない選手になってしまったとのこと。今季初めは、今後の最終ラインを支える存在になるとみられていたが、経験不足に加えてケガをしたことで構想外に近い状態だという。 そんな中、チェイス・アンリに関心を持っているというのがオーストリア・ブンデスリーガのレッドブル・ザルツブルクとのこと。潜在能力に関心を早い段階で持っており、ここまでは具体的な動きを見せていなかったが、夏に動き出すとみられている。 新天地で試合にコンスタントに出ることは年齢を考えれば重要なこと。ザルツブルクは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選出場権を争っている中で4位に位置しているが、今後のステップアップのために移籍を決断することも悪くないとみられている。 2025.05.09 18:45 Fri2
スティラーのスーパーボレー弾に守護神ニューベル躍動のシュツットガルトがライプツィヒ撃破、ビーレフェルトの待つ決勝に進出【DFBポカール】
DFBポカール準決勝、シュツットガルトvsライプツィヒが2日に行われ、3-1でシュツットガルトが勝利した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはベンチ入りしていない。 準々決勝でアウグスブルクを下したシュツットガルトと、ヴォルフスブルクを下したライプツィヒによる準決勝。 前日の試合で昨季王者レバークーゼンを撃破した3部のビーレフェルトが待つ決勝進出を懸けた一戦。良い入りを見せたシュツットガルトが5分にミッテルシュタットのボレーでゴールに迫ると、直後のCKからスーパーゴールで先制する。浮き球のルーズボールをボックス手前のスティラーが利き足ではない右足ボレーで一閃。完璧に捉えた強烈なシュートがネットに突き刺さった。 追う展開となったライプツィヒは15分、オペンダがボックス左からカットインシュートでゴールに迫ったが、GKニューベルの好守に阻まれる。さらに2分後、スルーパスに抜け出したオペンダが今度はボックス左から縦に持ち出して左足でシュート。しかし、ここもニューベルに阻止された。 その後もライプツィヒが攻勢をかけると35分、三度オペンダに決定機もボックス内から放った枠内シュートはまたもニューベルにファインセーブで阻まれた。 守護神ニューベルの活躍で1点のリードを保ったシュツットガルトは迎えた後半、57分にリードを広げる。ウォルトメイドがデミロビッチとのパス交換でボックス中央へ。コントロールシュートを流し込んだ。 その後、62分にシェシュコに1点差とされたシュツットガルトだったが、73分に決定的な3点目。左CKの流れからウォルトメイドのヘディングシュートはゴールライン前のDFにカットされるもルーズボールをルウェリングがねじ込んだ。 このまま3-1で勝利したシュツットガルトが準優勝に終わった2012-13シーズン以来となる決勝に進出している。 シュツットガルト 3-1 ライプツィヒ 【シュツットガルト】 アンジェロ・スティラー(前5) ニック・ウォルトメイド(後12) ジェイミー・ルウェリング(後28) 【ライプツィヒ】 ベンヤミン・シェシュコ(後17) 2025.04.03 07:11 Thu3
チェイス・アンリがフル出場のシュツットガルト、後半から出場のウォルトメイドのドッペルパックでウニオンに逆転勝利【ブンデスリーガ】
シュツットガルトは6日、ブンデスリーガ第13節でウニオン・ベルリンをホームに迎え、3-2で逆転勝利した。シュツットガルトのDFチェイス・アンリはフル出場している。 前節ブレーメン戦でチェイス・アンリが公式戦4試合ぶりに先発に復帰した中、引き分けに持ち込んだ9位シュツットガルト(勝ち点17)は、3日前のDFBポカールではチェイス・アンリにトップチーム初ゴールが生まれて下部リーグのレーゲンスブルクに快勝とした。そのシュツットガルトはチェイス・アンリが公式戦3試合連続スタメンとなった。 11位ウニオン・ベルリン(勝ち点16)に対し、チェイス・アンリが[4-2-3-1]の左センターバックでスタートした中、ボールを持つ展開とすると22分に好機。デミロビッチがミロのスルーパスに抜け出して際どいシュートを放つも枠を捉えきれず。 前半半ば以降もシュツットガルトがボールを持ったが、37分に失点。スローインの流れからボックス左のシャーファーのクロスを、チェイス・アンリのマークを外したダリーニョにヘッドで決められた。 1点ビハインドで迎えた後半、シュツットガルトは開始3分に追加点を許す。CKの流れからケディラにヘディングシュートを決められた。 それでも51分、シュツットガルトは後半から投入されたウォルトメイドがデミロビッチのスルーパスを受けてすかさず1点差に戻した。 54分にはCKからケールフェルトのヘディングシュートでゴールを脅かされた中、59分に追いつく。決めたのはまたもウォルトメイド。カラソルのパスを受けてボックス左に侵入し右足アウトでのシュートでネットを揺らした。 そして69分、シュツットガルトが相手のミスを突いて逆転する。GKレノウのパスを敵陣ボックスでカットしたカラソルがそのままシュートを決めきった。 その後、71分にFKの流れからジョーダンにバー直撃のシュートを打たれたシュツットガルトだったが、終盤にかけては集中した守備でウニオンの反撃を許さず。2点差をひっくり返しての逆転勝利で公式戦連勝としている。 シュツットガルト 3-2 ウニオン・ベルリン 【シュツットガルト】 ニック・ウォルトメイド(後6) ニック・ウォルトメイド(後14) アタカン・カラソル(後24) 【ウニオン・ベルリン】 ダニーリョ(前37) ラニ・ケディラ(後3) 2024.12.07 06:29 Sat4
【ブンデス第28節プレビュー】CLインテル戦控える首位バイエルンとDFBポカール敗退の2位レバークーゼン、優勝戦線に変動は
代表ウィーク明けの前節、首位バイエルンと2位レバークーゼンが揃って勝利し、6ポイント差に変動はなかった。迎える第28節、翌火曜にチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのインテル戦を控える首位バイエルン(勝ち点65)が金曜に8位アウグスブルク(勝ち点39)とアウェイで対戦する。 バイエルンは前節ザンクト・パウリ戦、FWサネのドッペルパックなどで3-2の逃げ切り勝利。しかし途中出場した日本代表帰りのDF伊藤洋輝がまさかの中足骨を再骨折し離脱に。既にDFアルフォンソ・デイビスとDFウパメカノを欠く守備陣が更に手薄となってしまった。マイスターシャーレ奪還までもう一歩のところに来ている中、欧州カップ戦出場を狙うアウグスブルクを退け、インテル戦に向かえるか。 一方、前節ボーフム戦を3-1で制してバイエルンを6ポイント差で追う2位レバークーゼン(勝ち点59)は16位ハイデンハイム(勝ち点22)と対戦。逆転優勝へ勢いが付きかけていたレバークーゼンだったが、火曜に行われたDFBポカール準決勝では3部のビーレフェルトにまさかの敗戦。ポカール連覇の道が絶たれてしまった。ショックが強く残る敗戦を喫した中、何とか切り替えてハイデンハイム戦に臨めるか。 そして今節はMF佐野海舟の4位マインツ(勝ち点45)と、FW町野修斗の最下位ホルシュタイン・キール(勝ち点17)による日本人対決が行われる。マインツは前節ドルトムント戦、1-3で完敗し7試合ぶりの敗戦となった。4位に後退したが、佐野は相変わらず攻守に存在感を示しており十分な働きを続けている。町野との日本人対決を制し、3試合ぶりに勝利を取り戻して3位奪還となるか。 一方、ブレーメンに前節完敗したキールは2連敗に。代表帰りの町野は35分からスクランブル投入されるも見せ場は作れず。先発復帰が予想される今節はゴールでチームを最下位から脱出させられるか。 ライプツィヒとの上位対決を制し、5位に浮上したボルシアMG(勝ち点43)は15位ザンクト・パウリ(勝ち点25)と対戦。代表帰りの板倉が決勝弾に絡んだ中、2戦連発中のFWプレアの活躍にも引き続き期待が懸かる。 ウニオン・ベルリンに逆転負けして4試合勝ちから見放され、7位に後退したフライブルク(勝ち点42)は、翌水曜にバルセロナとのCLを控える10位ドルトムント(勝ち点38)と対戦。堂安は先制点の起点となる働きを見せたが、チームは8試合ぶりの痛い敗戦に。欧州カップ戦出場のためにもドルトムント戦でも堂安にはゴールに絡むプレーが期待される。 そして前節レバークーゼン戦を負傷で欠場し、ここ3試合出番のないMF三好康児の17位ボーフム(勝ち点20)は、DFBポカール決勝に進出したDFチェイス・アンリの11位シュツットガルト(勝ち点37)と対戦する。 ◆ブンデスリーガ第28節 ▽4/4(金) 《27:30》 アウグスブルクvsバイエルン ▽4/5(土) 《22:30》 ライプツィヒvsホッフェンハイム ハイデンハイムvsレバークーゼン フライブルクvsドルトムント マインツvsホルシュタイン・キール ボーフムvsシュツットガルト 《25:30》 ブレーメンvsフランクフルト ▽4/6(日) 《22:30》 ザンクト・パウリvsボルシアMG 《24:30》 ウニオン・ベルリンvsヴォルフスブルク 2025.04.04 18:00 Fri5
シュツットガルトが今季2度目の監督交代!ラッバディア監督解任でセバスティアン・ヘーネス氏を招へい
シュツットガルトは3日、ブルーノ・ラッバディア監督(57)の解任及び、セバスティアン・ヘーネス氏(40)の新監督招へいを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 シュツットガルトには日本代表MF遠藤航、MF原口元気、DF伊藤洋輝のほか、U-21チームにDFチェイス・アンリとDF岡田怜が所属。昨季が劇的な残留を果たしたが、今季も開幕から苦しみ、9試合未勝利というクラブワースト記録を更新していた。 10月半ばに2019年12月からチームを率いていたペッレグリノ・マタラッツォ前監督を解任したクラブは、昨年12月にラッバディア監督を招へい。 当時16位と低迷していたチームの立て直しが期待されたが、就任後はリーグ戦11試合で1勝3分け7敗と立て直しに失敗。最下位まで順位を落としており、1日に行われたウニオン・ベルリン戦での敗戦を受けて更迭を決断した。 後任監督に選ばれたヘーネス氏は、現役引退後に指導者の道へ進み、RBライプツィヒのユースやバイエルンのユースで監督を務め、今シーズンはバイエルンのセカンドチームを指揮。2019-20シーズンにはドイツ3部リーグでバイエルンⅡを率いリーグ優勝を達成した。 その手腕が認められ、2020年7月にホッフェンハイムの監督に就任。1年目は11位でシーズンを終えると、2年目の昨季は2度のリーグ戦4連勝を収めるなど、一時チャンピオンズリーグ出場権が得られる順位にチームを導いた。 しかし、最後の10試合を未勝利で終わり、最終順位を9位で終了。2年連続で結果が残せなかったことで、シーズン終了後に双方合意の下で契約を解除する形で退任。その後はフリーの状態が続いていた。 2023.04.04 01:22 Tueマインツの人気記事ランキング
1
佐野海舟フル出場のマインツが8戦ぶり勝利で6位再浮上、三好康児の最下位ボーフムは5季ぶり降格【ブンデスリーガ】
マインツは10日、ブンデスリーガ第33節でボーフムとのアウェイ戦に臨み、4-1で快勝した。マインツのMF佐野海舟はフル出場、ボーフムのMF三好康児は欠場している。 前節フランクフルトに引き分け、7試合勝ちのない7位マインツ(勝ち点48)は佐野が[3-4-2-1]のボランチで先発となった。 勝利を逃せば降格となる最下位ボーフム(勝ち点22)に対し、オープンな入りとなった中、徐々に押し込む展開としたマインツは、前半追加タイム3分に先制弾。ボックス手前中央で得たFKをアミリが直接決めきった。 迎えた後半、開始3分にネベルが相手のミスパスを突いて決定的なシュートを浴びせたマインツは、54分に追加点。スローインの流れからブルカルトがヒールで落とし、受けたイ・ジェソンのラストパスをボックス左のムウォネがシュートを流し込んだ。 主導権を握るマインツは73分に決定的な3点目。主砲ブルカルトがミドルシュートを叩き込んだ。その後、失点したマインツだったが、追加タイムにネベルが4点目を決めて圧勝。8戦ぶり勝利で欧州カップ戦圏内の6位に順位を戻している。 一方、敗れた最下位ボーフムは5季ぶりの降格となった。 ボーフム 1-4 マインツ 【ボーフム】 ゲリット・ホルトマン(後39) 【マインツ】 ナディーム・アミリ(前48) フィリップ・ムウェネ(後9) ヨナタン・ブルカルト(後28) パウル・ネベル(後48) 2025.05.11 06:51 Sun2
佐野海舟フル出場のマインツ、3位フランクフルトにドローも7戦勝ちなし【ブンデスリーガ】
マインツは4日、ブンデスリーガ第32節でフランクフルトをホームに迎え、1-1で引き分けた。マインツのMF佐野海舟はフル出場している。 前節バイエルンに敗れて6試合勝ちがなく、7位に後退したマインツ(勝ち点47)は佐野が[3-4-2-1]のボランチで先発となった。 勝利すれば4位以上が決まり、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が決まる3位フランクフルト(勝ち点55)に対し開始1分、ボックス左に抜け出したエキティケに際どいシュートを打たれたマインツだったが、GKリースがセーブ。 守勢の入りとなったマインツは8分にコールが負傷交代となった中、16分に先制される。エキティケのラストパスを受けたR・クリステンセンにGKとの一対一を制された。 追う展開となったマインツが重心を上げる中、24分にもアクシデント。ダ・コスタが負傷し、早くも2人目の交代を強いられた。 災難が続いたマインツは34分、CKからハンチェ=オルセンのヘディングシュートで牽制した中、追加タイム4分にはイ・ジェソンのヘディングシュートで追いついたかと思われたが、わずかにオフサイド。 しかし1点ビハインドで迎えた後半、57分に追いつく。ロングスローの流れからブルカルトがクリステンセンのクリアボールを身体に当ててゴールにねじ込んだ。 一進一退の攻防で推移する中、69分のピンチではエキティケのループシュートが外れて助かったマインツは、逆転を目指して前がかっていく。 終盤の88分にはバックパスミスからエキティケに決定機を許したマインツだったがシュートミスに救われると、90分にブルカルトが際どいシュートを放つも枠を捉えきれず。 追加タイム4分には右サイドを持ち上がった佐野がクロスを送り、ウェイペルが合わせる好機もシュートはブロックされ1-1でタイムアップ。 3位フランクフルト相手に引き分けたが、7試合勝ちなしとなった。 マインツ 1-1 フランクフルト 【マインツ】 ヨナタン・ブルカルト(後12) 【フランクフルト】 ラスムス・クリステンセン(前16) 2025.05.05 06:53 Mon3
バイエルンが佐野海舟フル出場のマインツにリベンジの完勝! 今節優勝ならずも次節ライプツィヒ戦で自力決定へ【ブンデスリーガ】
ブンデスリーガ第31節、バイエルンvsマインツが26日にアリアンツ・アレーナで行われ、ホームのバイエルンが3-0で快勝した。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場、マインツのMF佐野海舟はフル出場した。 前節、ハイデンハイム相手の4-0の快勝によってチャンピオンズリーグ(CL)敗退のショックを払しょくしたバイエルン。今節は勝利且つ、8ポイント差で2位のレバークーゼンが引き分け以下に終わると、2シーズンぶりの覇権奪還となる重要な一戦に臨んだ。前節からは先発2人を変更し、ラファエル・ゲレイロ、コマンに代えてキム・ミンジェ、サネを起用した。 一方、6位のマインツは前節のヴォルフスブルク戦を2-2のドローで終えて5試合勝ちなしに。CL出場権が見えてきたものの足踏みが続くなか、今季のファーストマッチで勝利している首位チーム相手に白星を目指した。なお、佐野はこの試合でもスタメン起用となった。 立ち上がりから主導権争いが続くなか、開始6分にはアウェイのマインツに最初の決定機。カシからのフィードを収めてボックス中央に持ち込んだブルカルトが左足を振るが、ここは力み過ぎてシュートを枠の上に外した。 冷や汗をかいたバイエルンだったが、直後の11分にはボックス手前で前を向いたサネが強烈な左足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKゼントナーの見事なワンハンドセーブに阻まれた。 互いに序盤から決定機を作り合ったものの、時間の経過とともに地力で勝るホームチームが押し込んでいく。そして、27分には右サイドバックのライマーの攻撃参加を起点にボックス内に複数の選手を送り込むと、そのライマーからのマイナスの折り返しを中央で収めたサネが味方と重なりながらもシュートコースを作り出し、右足シュートをゴール左隅へ突き刺した。 敵地で先に失点したマインツはアクシデントにも見舞われる。足を痛めたカシがプレー続行不可能となり、ヴェラチュニヒのスクランブル投入を余儀なくされた。 前半半ばから終盤にかけてやや落ち着いたテンポで試合が進むも、バイエルンが圧倒的な個のクオリティでゴールをこじ開ける。40分、相手陣内でのボール奪取から中央右をドリブルで運んだライマーがボックス右のオリーズにラストパス。相手DFと対峙したなかで抜き切らずにカットインから左足を振ると、これがニア下に決まった。その後、カウンターからのニャブリの決定機はGKゼントナーの好守に阻まれたが、ホームチームが2点リードで試合を折り返した。 迎えた後半、キム・ミンジェに代えてブイをハーフタイム明けに投入したバイエルン。これに対して前半と同じメンバーで挑んだマインツがアグレッシブな攻めを見せていく。56分にはイ・ジェソンのお膳立てからアミリが鋭いシュートを枠に飛ばすが、ここはGKウルビヒのファインセーブに阻まれた。 押し込まれる時間が続くなか、62分にはバイエルンに決定機。右サイドで抜け出しかかったオリーズが逆サイドで完全に浮いたサネにラストパス。サネはそのままボックス内まで運んでGKに寄せられる前にループシュートを放ったが、これは惜しくも左ポストを叩いた。 後半半ばから終盤にかけてはバイエルンが危なげなくゲームをコントロールすると、84分にはサネとパブロビッチを下げてミュラー、ゴレツカの2選手を同時投入。すると、この直後の右CKの場面でオリーズの正確なクロスをダイアーがドンピシャのヘディングシュートで合わせ、トドメの3点目とした。 このままマインツの反撃を危なげなく撥ね返し続けたバイエルンが前回対戦で敗れたマインツ相手に3-0の完勝。同時刻開催の一戦でレバークーゼンが勝利したことで、今節の優勝の可能性はなくなったが、次節のRBライプツィヒ戦での優勝に王手をかけた。 バイエルン 3-0 マインツ 【バイエルン】 レロイ・サネ(前27) マイケル・オリーズ(前40) エリック・ダイアー(後39) 2025.04.27 00:27 Sun4
ベンフィカ、マインツの主力MFバレイロ獲得で合意
ベンフィカがマインツのルクセンブルク代表MFレアンドロ・バレイロ(24)を来夏、獲得することで合意しているようだ。ポルトガル『ボラ』が報じている。 同メディアによれば今季でマインツとの契約が切れるバレイロは、既にメディカルチェックをパスし、5年契約を結ぶようだ。 マインツの下部組織出身で2019年2月にプロデビューを飾ったセントラルMFのバレイロは、これまで公式戦142試合に出場して9ゴール1アシストを記録。 今季はブンデスリーガ22試合に出場して2ゴールを挙げ、主力としてプレーしている。 2024.03.05 22:40 Tue5