【ブンデス第31節プレビュー】バイエルンに優勝の可能性、佐野海舟のマインツと対戦
2025.04.25 18:01 Fri
前節は首位バイエルンが残留争いを戦っているハイデンハイムを一蹴して勝利。2位レバークーゼンがザンクト・パウリに引き分けに持ち込まれ、8ポイント差に広がった。迎える第31節、優勝の可能性があるバイエルン(勝ち点72)は、MF佐野海舟の6位マインツ(勝ち点47)と対戦する。
バイエルンは前節ハイデンハイム戦、チャンピオンズリーグ敗退直後の試合ながら4発快勝とした。今節勝利し、レバークーゼンが引き分け以下に終わるとマイスターシャーレ奪還が決まるが、優勝を決められるか。
一方、マインツは前節ヴォルフスブルク戦を2-2の引き分けに持ち込まれ、5試合勝ちなしに。CL出場権が見えてきた中で足踏みが続いているが、今季の1stマッチで勝利しているバイエルン相手に白星を取り戻せるか。
前節ザンクト・パウリに引き分けた2位レバークーゼン(勝ち点64)は10位アウグスブルク(勝ち点43)と対戦。逆転優勝の可能性がなくなったと白旗を掲げる発言が目立ったレバークーゼン陣営だったが、今節での優勝を阻止すべく勝利することはできるか。
DF板倉滉が皇帝ベッケンバウアーを彷彿とさせるスーパーゴールを決めた5位ボルシアMG(勝ち点44)は、前節ライプツィヒ相手にFW町野修斗がゴールを挙げた最下位ホルシュタイン・キール(勝ち点19)と対戦。
MF堂安律がゴールを挙げ、前節ホッフェンハイムに競り勝った5位フライブルク(勝ち点48は12位ヴォルフスブルク(勝ち点39)と対戦。2連勝で5位に順位を戻した中、堂安に節目の今季10ゴール目が生まれるかに注目だ。
そしてシーズン終盤を迎えて本調子を取り戻しつつある7位ドルトムント(勝ち点45)は15位ホッフェンハイム(勝ち点30)と対戦する。
◆ブンデスリーガ第31節
▽4/25(金)
《27:30》
シュツットガルトvsハイデンハイム
▽4/26(土)
《22:30》
バイエルンvsマインツ
レバークーゼンvsアウグスブルク
ホルシュタイン・キールvsボルシアMG
ホッフェンハイムvsドルトムント
ヴォルフスブルクvsフライブルク
《25:30》
フランクフルトvsライプツィヒ
▽4/27(日)
《22:30》
ボーフムvsウニオン・ベルリン
《24:30》
ブレーメンvsザンクト・パウリ
バイエルンは前節ハイデンハイム戦、チャンピオンズリーグ敗退直後の試合ながら4発快勝とした。今節勝利し、レバークーゼンが引き分け以下に終わるとマイスターシャーレ奪還が決まるが、優勝を決められるか。
一方、マインツは前節ヴォルフスブルク戦を2-2の引き分けに持ち込まれ、5試合勝ちなしに。CL出場権が見えてきた中で足踏みが続いているが、今季の1stマッチで勝利しているバイエルン相手に白星を取り戻せるか。
DF板倉滉が皇帝ベッケンバウアーを彷彿とさせるスーパーゴールを決めた5位ボルシアMG(勝ち点44)は、前節ライプツィヒ相手にFW町野修斗がゴールを挙げた最下位ホルシュタイン・キール(勝ち点19)と対戦。
チームは前節ドルトムントに敗れて9位に後退した中、欧州カップ戦出場を狙うボルシアMGは勝利を取り戻せるか。対するキールはライプツィヒ相手にドローとした自信をぶつけたい。日本代表対決となる板倉と町野のマッチアップに注目だ。
MF堂安律がゴールを挙げ、前節ホッフェンハイムに競り勝った5位フライブルク(勝ち点48は12位ヴォルフスブルク(勝ち点39)と対戦。2連勝で5位に順位を戻した中、堂安に節目の今季10ゴール目が生まれるかに注目だ。
そしてシーズン終盤を迎えて本調子を取り戻しつつある7位ドルトムント(勝ち点45)は15位ホッフェンハイム(勝ち点30)と対戦する。
◆ブンデスリーガ第31節
▽4/25(金)
《27:30》
シュツットガルトvsハイデンハイム
▽4/26(土)
《22:30》
バイエルンvsマインツ
レバークーゼンvsアウグスブルク
ホルシュタイン・キールvsボルシアMG
ホッフェンハイムvsドルトムント
ヴォルフスブルクvsフライブルク
《25:30》
フランクフルトvsライプツィヒ
▽4/27(日)
《22:30》
ボーフムvsウニオン・ベルリン
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鹿島・岩政監督推奨のデュエル系ボランチ・佐野海舟は遠藤航の系譜を継げるのか?/佐野海舟(鹿島アントラーズ)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.26】
11月16日のミャンマー戦(吹田)から2026年北中米ワールドカップ(W杯)への長い戦いが始まる日本代表。2次予選はミャンマー、シリア、北朝鮮と同組で、全ての相手が日本よりは格下だが、何が起きるか分からない。 特に初戦はこれまでもすんなり勝ったことはほとんどないだけに、16日のゲームはより慎重に入る必要がある。 しかしながら、今回の代表は選手の負傷離脱が相次いでいる。13日の活動前に前田大然、古橋亨梧(ともにセルティック)、川辺駿(スタンダール・リエージュ)、伊藤敦樹(浦和)が辞退。合宿開始後も三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がホテルで静養、冨安健洋(アーセナル)が別調整といった具合で、2日前の時点でもフルメニューをこなせたのはフィールド9人+GK3人だけ。コンディション的に相当厳しいと言わざるを得ない。 こうした中、追加招集された面々が気を吐いている。その1人がボランチの22歳の佐野海舟だ。 岡山県出身で米子北高校から2019年に町田ゼルビア入りした彼はJ2で4シーズン活躍。2022年J2では1試合平均のボール奪取数20回というリーグトップの数字を記録したという。その能力を買われ、今季から鹿島アントラーズにステップアップ。シーズン開幕から中盤を力強く支えてきた。 ボール奪取力とデュエルの強さは特筆すべきものがあり、状況によっては右サイドバック(SB)もこなせるマルチ能力を備えている。そんな佐野を岩政大樹監督は「日本代表に入れる才能」と高く評価。メディアにもそう言い続けてきた。それが実際に叶ったことで、指揮官も心から喜んでいるだろう。 「(岩政監督から)期待されているというのは嬉しいことですけど、自分としてはどこに行ってもやることは変わらない。チームの延長線上で代表に呼ばれたと思っています」 「自分はどちらかと言えば守備的な選手なので、ボールを奪うだったり、そこから攻撃につなげるプレーは意識してやってきました。そのうえで、中盤を剥がすドリブルも意識的に取り組んでいます」 「代表に入れるチャンスはそう多くないと思いますし、自分でつかみ取らないといけないと思っているので、自分の特徴をしっかり出してやることが大事かなと思います」 佐野は13日の初練習後、静かにこう語った。その言葉通り、まずは自分から代表定着をつかみ取らないといけない。川辺、伊藤敦が不在で、守田英正(スポルティングCP)も内転筋に不安を抱えている今、ボランチの手薄感は否めない。おそらくミャンマー戦は遠藤航(リバプール)と田中碧(デュッセルドルフ)がスタメンに名を連ねるだろうが、状況によっては佐野に出番が巡ってくるかもしれない。千載一遇の好機を逃す手はないのだ。 森保一監督はおそらく佐野を「遠藤の後継者候補」と位置づけているのではないか。湘南ベルマーレ、浦和レッズ時代の遠藤も最終ラインとボランチを掛け持ちし、時には右SBもやっていた。ボランチとして才能を大きく開花させたのは2018年ロシアW杯の後、欧州挑戦に踏み切ってからだ。特に2019年夏にシュツットガルトへ赴いてからの変貌ぶりは凄まじいものがあった。 高いレベルに身を投じることで大きな飛躍を遂げる選手は少なくない。佐野も鹿島で存在感を高めたが、今回の代表でさらに成長曲線を引き上げられる可能性もある。代表初招集を新たな活力にしなければならないのだ。 3つ下の弟・航大(NECナイメンヘン)が今年4月のU-20W杯(アルゼンチン)で異彩を放ち、欧州移籍を勝ち取ったことも、大きな刺激になっているに違いない。航大は「兄とはよく連絡を取っているし、いい刺激になっています」と話したことがあったが、海舟の方も弟に負けられないという気持ちが強いはず。そして「今は2人ともコツコツやるだけ。将来的には揃って代表に選ばれたい」と意欲を示している。大きな野望を現実にさせるべく、自慢のボール奪取力をいかんなく発揮することが先決だ。 20代まで国際経験がほとんどない選手でも代表の中核になれるというのことを、先輩の伊東純也(スタッド・ランス)や古橋が示している。だからこそ、佐野海舟にもできないことはない。タフな寄せや球際の激しさという武器を磨き続け、いずれは遠藤航の系譜を継ぐ男になれるように、彼には高い意識を持って、11月シリーズでベストを尽くしてほしいものである。 2023.11.15 12:10 Wed4
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12日に開幕したアジアカップ2023。2022年12月にワールドカップ(W杯)を戦ったカタールの地で、アジア最強を決める戦いがスタートしている。 2019年の全回大会では、今大会の開催国でもあるカタール代表と決勝で対戦した日本代表。しかし、苦戦続きで勝ち上がってきたチームは、決勝でカタールの前に惨敗。タイトルを目前で逃す結果となっていた。 森保一監督にとっては2度目のアジアカップ。あの悔しさを経験した選手は多くはないが、世界からも注目を集める最強・日本代表を示すチャンスがやってきた。 <span class="paragraph-subtitle">◆5年前の悔しさを晴らすため</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240114_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©️超ワールドサッカー<hr></div> 2019年大会はグループステージから苦しんだ日本。ロシアW杯を終えてチームを率いた森保監督にとって最初の大会となったが、準優勝という結果に終わっていた。 当時の大会を知る選手で今回も招集されているのはたったの6名。20名が初めてアジアカップという舞台に立ち、日本代表としての公式戦が初めてという選手も少なくない。ただ、この5年で日本代表も激変。カタールW杯で世界を驚かせ、その後は2023年6月から9連勝中と勢いにも乗っている。 世界からも注目を集めるチームになった日本だが、目標は当然優勝。W杯優勝を目指すチームにとっては通過点でしかないが、しっかりとそのタイトルを手にすることができなければ、最大の目標はただの夢物語になってしまう。期待の大きさと共に、プレッシャーも少なくないだろう。 その中で初戦の相手はベトナム。2019年大会では準々決勝で対戦し0-1でなんとか勝利。その後のカタールW杯予選でも苦しいまされた相手だ。そのチームを率いるのはフィリップ・トルシエ監督。日韓W杯で日本代表を指揮したことは有名で、大きくチームは変わっているが日本を知る指揮官だ。 加えて、日本は26名を招集している中でケガでコンディションが整っていない選手が多数いる。MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)やDF冨安健洋(アーセナル)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)は別メニューでの調整もしており、MF堂安律(フライブルク)、FW上田綺世(フェイエノールト)など、コンディションが上がりきっていない選手も多い。ベストではないメンバーになっても、チーム力が上がっていることを示せるのか注目だ。 森保監督は試合に向けた会見で「とても良い試合になるだろうが、我々は攻撃的になることと、相手の攻撃にも注意することの間のバランスをとらなければならない」とコメント。警戒をしながらも、日本の良さを出していきたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆かつて指揮した国との初戦</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240114_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するベトナムはトルシエ監督にとっての初陣。かつて自身も指揮した国との対戦となるが、鼻息は荒い。 グループの中で日本相手に勝ち点を取れれば、ラウンド16に進める可能性が高まるはず。初戦から思い切りぶつかっていくことになるだろう。 トルシエ監督は前日会見で日本戦へ意気込み。カタールの地で日本代表がドイツ代表とスペイン代表を破ったW杯での戦いを参考にするとした。 「受け身でいること、彼らを妨害すること、破壊すること、彼らの間のラインを分断ことが重要であり、我々が攻撃的になれることを彼らに知らせ、彼らがドイツに大きな問題を起こしたように、誰でもそのことができることを知らせることが重要となる」 「(スペインが負けたのは)日本の方が優れていたからではない。日本がスペインを破壊したからだ。今回我々がこの立場にいることは明白だ」 守備を固め、カウンターで隙をついて仕留めるという形で日本を崩したいと考えるトルシエ監督。今大会はグループ2位までが自動でラウンド16に、3位でも上位4カ国に入れば勝ち上がれるだけに、大量失点は避けたいところだ。 ボール保持にこだわらず、隙を突いて日本を仕留めたいベトナム。よく研究した相手に対してどんなパフォーマンスを見せるのか。日本としては早い時間帯で先にゴールを奪っていかなければ、苦しむ可能性も十分ありそうだ。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-2-3-1]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240114_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">©️超ワールドサッカー<hr></div> GK:鈴木彩艶 DF:菅原由勢、板倉滉、谷口彰悟、町田浩樹 MF:守田英正、佐野海舟 MF:伊東純也、南野拓実、中村敬斗 FW:細谷真大 監督:森保一 リベンジに燃える初戦だが、前述の通り、起用できない選手が多い。まず、三笘に関しては欠場が決定。森保監督も会見で明言しており、グループステージ中の復帰も難しいと見られている。また、ケガからコンディションを上げている状況の久保、冨安らも欠場することになるだろう。9日のヨルダン代表戦を回避した選手たちは、プレーしないと予想する。 その中で、GKは鈴木彩艶(シント=トロイデン)が務めるだろう。自身初となるアジアカップ。今後の日本代表の正守護神を担うことを考えれば、大会を優勝してその座を確固たるものにしたいところだ。 最終ラインは右から菅原由勢(AZ)、板倉滉(ボルシアMG)、谷口彰悟(アル・ラーヤン)、町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)と予想する。今大会はヨーロッパ組が多く、コンディション等を含めてもローテーションが必須。グループステージを含め大会全体のプランニングが重要となり、まずはこの4人が先発すると考えられる。 ボランチは守田英正(スポルティングCP)と佐野海舟(鹿島アントラーズ)と予想。遠藤航(リバプール)はヨルダン戦を欠場しており、ここでは先発はないと予想する。そして2列目は右から伊東純也(スタッド・ランス)、南野拓実(モナコ)、中村敬斗(スタッド・ランス)のフランストリオ。元日のタイ代表戦でもプレーした3人は、コンディション面も問題なく、新たな組み合わせとして良いコンビネーションを見せている。ヨルダン戦含め6戦6発の中村にも注目だ。 そしてトップは細谷真大(柏レイソル)と予想。今大会でブレイクできるかどうかは本人にとっても日本代表にとっても重要。パリ・オリンピックを控えるシーズンのスタートでその得点力を発揮出来るか。初戦で特徴を出し切り、しっかりと結果として残してもらいたい。 日本の初戦は14日(日)の20時30分にキックオフ。DAZNで視聴が可能。日本の3大会ぶりの戴冠なるか、注目だ。 2024.01.14 11:40 Sun5
伊東純也の代わりに呼んで欲しい選手/六川亨の日本サッカーの歩み
「ヤングなでしこ」ことU-20日本女子代表は、AFC U-20女子アジアカップ決勝でU-20北朝鮮女子に1-2で敗れて大会4連覇はならなかった。内容的にも後半は押されていて、グループステージ(ミスからの失点で0-1)に続いての完敗だった。 北朝鮮の実力は侮れない――ということで、21日から始まる北中米W杯アジア2次予選の北朝鮮戦もかなりの苦戦が予想されるのではないだろうか。というのも、日本の主力選手のほとんどが“海外組”なのに対し、北朝鮮の“海外組”はJ3の岐阜でプレーする左SB文仁柱(ムン・インジュ)ただ一人。それも日本でプレーしているのだから、時差に苦しむことはない。 過去の北朝鮮代表には2010年南アW杯に出場したFW鄭大世(チョン・テセ)、MF安英学(アン・ヨンハ)の他にもMF梁勇基(リャン・ヨンギ)、MF李漢宰(リ・ハンジェ)らがいた。「北朝鮮には3人の在日コリアン枠」があるとも噂されている由縁だ。 日本での試合には多くの在日コリアンが応援に駆けつけるが、在日の選手が試合に出れば応援にも力が入るのは間違いない。ただ、以前に比べるとJリーガーになる選手が減っていることも確か。「裕福な家庭の子供が多いから、ハングリー精神が希薄になった」と指摘するのは在日のサッカー関係者だが、日本との対戦で刺激を受けてプロを目指す選手が増えるかもしれない。 試合に話を戻すと、2試合とも時差の影響を受けない北朝鮮にはかなりのアドバンテージがあると見ていいだろう。そこで日本代表のスタメンを、時差等のコンディション面から予想してみた(システムは4-2-3-1)。GKはこれまでの実績と国内組ということで大迫敬介。CBは板倉滉と町田浩樹が有力だが、町田の帰国は19日と試合の2日前。このため1日早く帰国する谷口彰悟の方が試合にフィットするかもしれない。 SBは、右はC大阪の毎熊晟矢で決まりだろう。左は18日に帰国する伊藤洋輝か橋岡大樹か悩むところ。コンディション次第では2年ぶりに代表へ復帰した長友佑都という選択もあるかもしれない。 ボランチは“国内組”なら川村拓夢(広島)と佐野海舟(鹿島)※ということになるが、いくらなんでも経験不足の2人を同時にスタメン起用することはないだろう。これまでなら遠藤航とケガからの回復次第だが守田英正ということになるが、2人とも帰国は19日だ。そこで一人は17日に帰国している田中碧で、遠藤にはコンディション次第だが強行出場してもらうしかない。(※編集部注:佐野はケガで不参加が決定) 攻撃陣は南野拓実、相馬勇紀、小川航基、堂安律、上田綺世、中村敬斗の6人が19日に帰国と厳しいスケジュールになっている。そこでトップ下には17日に帰国した久保建英、左FWはアジアカップのイラン戦でプレスバックから久保と好連携を見せた前田大然、1トップに浅野拓磨(2人とも18日に帰国)と、スピードを武器にする2選手を前線に配置。問題となるのは右FWで、ここは堂安に無理をしてもらうしかなさそうだ。 こうしてコンディション面から人選を考えていて、是非とも今回招集して欲しかったのが浦和に移籍して好プレーを連発している前田直輝だ。スピードとキレのあるドリブル突破を武器に、カットインからの左足シュートに加え、タテにも仕掛けられるウインガーで、第4節の湘南戦では今シーズン初ゴールも決めた。 伊東純也の招集が難しい現状のなか、森保一監督には6月シリーズで前田直の招集を期待したいところである。 2024.03.19 13:00 Tueバイエルンの人気記事ランキング
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CLのGS組み合わせ決定! バイエルン、バルサ、インテル同居の死の組! 長谷部&鎌田vs守田の日本人対決実現へ
25日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ抽選会がトルコのイスタンブールで行われた。 昨シーズンはリバプールを決勝で破ったレアル・マドリーの最多14度目の優勝で幕を閉じたCL。今夏の各クラブの積極補強もあり、例年以上の混戦が見込まれる。 その覇権争いの行方を左右するグループステージの抽選会がファイナルの開催地イスタンブールで行われた。 今グループステージ最激戦区となったのは、ブンデスリーガ王者のバイエルンと今夏積極補強を敢行したバルセロナ、昨季セリエA2位のインテル、チェコ王者のビクトリア・プルゼニが同居するグループCに。FWロベルト・レヴァンドフスキにとってはいきなりの古巣対戦に。 また、グループAはCL準優勝のリバプール、EL準優勝のレンジャーズのイギリス勢に、アヤックスとナポリが同居する激戦区に。 大会連覇を目指すレアル・マドリーは、昨季も同居したシャフタール・ドネツクに加え、RBライプツィヒ、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介の日本人選手4選手を擁するセルティックと同じグループFに入った。 その他の日本人選手ではEL王者フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷場誠、スポルティングCPのMF守田英正がトッテナム、マルセイユと同じグループDに入り、グループステージでの日本人対決が実現することに。 なお、今年11月のカタール・ワールドカップ開催に伴い、今季のグループステージは過密スケジュールとなり、第1節が9月6.7日に行われ、最終節が11月1.2日に終了する予定だ。今回決定したグループステージ抽選結果は以下の通り。 ◆グループA アヤックス(オランダ) リバプール(イングランド) ナポリ(イタリア) レンジャーズ(スコットランド) ◆グループB ポルト(ポルトガル) アトレティコ・マドリー(スペイン) レバークーゼン(ドイツ) クラブ・ブルージュ(ベルギー) ◆グループC バイエルン(ドイツ) バルセロナ(スペイン) インテル(イタリア) ビクトリア・プルゼニ(チェコ) ◆グループD フランクフルト(ドイツ) トッテナム(イングランド) スポルティングCP(ポルトガル) マルセイユ(フランス) ◆グループE ミラン(イタリア) チェルシー(イングランド) レッドブル・ザルツブルク(オーストリア) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ◆グループF レアル・マドリー(スペイン) RBライプツィヒ(ドイツ) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) セルティック(スコットランド) ◆グループG マンチェスター・シティ(イングランド) セビージャ(スペイン) ドルトムント(ドイツ) コペンハーゲン(デンマーク) ◆グループH パリ・サンジェルマン(フランス) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) マッカビ・ハイファ(イスラエル) 2022.08.26 02:20 Fri2
大躍進ジローナの右SB! 20歳アルナウにバイエルン&レバークーゼンが関心、安価な契約解除金が存在か
ジローナのU-21スペイン代表DFアルナウ・マルティネス(20)に対し、バイエルンとレバークーゼンが関心を寄せているという。ドイツ『キッカー』が伝えている。 今シーズンのラ・リーガで台風の目となっている昇格2年目ジローナ。第15節を終えた段階でも昨季王者バルセロナを抑え、首位レアル・マドリーに次ぐ2位と好調の彼らだが、そこで右サイドバックの1番手に君臨するのがアルナウ・マルティネス、通称アルナウだ。 アルナウは身長181cmで、右サイドバックとセンターバックを兼務。少年時代はバルセロナのカンテラで育つも、15歳からジローナへと移り、ファーストチーム昇格後、20歳にしてすでにクラブ通算109試合に出場している。今季はここまでラ・リーガ10試合に出場中だ。 そんなアルナウに関心を寄せるはレバークーゼン。右サイドバックにはオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(22)という若くて実力も伴った不動の存在が君臨も、超が付くほどの人気銘柄ゆえ、来夏のステップアップが濃厚…3500万〜4000万ユーロ(約54億3000万〜62億円)で旅立つものと推測されている。 また、アルナウに対してはドイツの絶対王者バイエルンも関心。ジローナは2025年6月までとなっているアルナウとの契約に2000万ユーロ(約31億円)という“比較的穏やか”な契約解除金を設けているとされ、メガクラブ・バイエルンがこの支払いに躊躇しないことは想像に難くない。 現段階でA代表から声はかかっておらず、まだまだ無名のアルナウだが、近い将来、早ければ来夏、スペインを飛び出してステップアップすることになるかもしれない。 2023.12.08 15:00 Fri3
バイエルンがスウェーデンの16歳逸材FWジョナ・クシ=アサレを獲得…U-19でプレー
バイエルンは1日、U-17スウェーデン代表FWジョナ・クシ=アサレ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は長期とされ、U-19チームでプレーすることとなる。U-19では背番号「9」を背負うこととなる。 クシ=アサレはAIKソルなの下部組織でも育ち、この1月にファーストチームに昇格。アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)の4試合に出場していた。 スウェーデン代表では、U-16、U-17を経験している。 将来有望なストライカーの獲得に、スポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は「ジョナ・クシ=アサレは、大きな可能性を秘めた若いストライカーだ。彼にはいくつかのオファーがあったが、意識的にバイエルンを選んだのは、我々が彼をどのように成長させたいかを納得させられたからだ」と評価。「全ての要素を備えており、テクニカルで、強く、速く、背も高く、若くして体も頑丈で、優れたフィニッシュ力を持っている」と語った。 <span class="paragraph-title">【写真】バイエルンに加入したジョナ・クシ=アサレ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr"> <a href="https://t.co/xEGOvNd7l9">https://t.co/xEGOvNd7l9</a>… <a href="https://t.co/Ez8NcjIWFI">pic.twitter.com/Ez8NcjIWFI</a></p>— FC Bayern Campus (@fcbayerncampus) <a href="https://twitter.com/fcbayerncampus/status/1752991512630001677?ref_src=twsrc%5Etfw">February 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.01 21:25 Thu4
「アメフト選手みたい」“肉体改造”に成功したA・デイビスに「NBAなら薬物検査もの」
バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが一回り大きくなって戻ってきた。 ゴールドカップに参戦するため、カナダ代表に招集されていたA・デイビスだが、合流中の練習で左足首のじん帯を損傷したと7月半ばに報じられていた。 先日には自身のインスタグラムでガールフレンドのFWジョーディン・ハイテマを擁するカナダ女子代表を応援する場面を掲載したA・デイビス。自国チームのオリンピック初の決勝進出は、彼にも刺激になっているようだ。 そのA・デイビスが4日、ケガから復帰し練習場に姿を現した。その体はこれまで以上にパワーアップしており、特に両腕の筋肉やもも周りが以前にも増して逞しくなった印象だ。別段力を込めているわけでもなく、リラックスした状態でも両腕には血管がくっきりと浮かび上がっている。 文字通り『一回り大きくなった』A・デイビスにファンは驚愕の様子。「アメフトの選手みたい」「NBAなら薬物検査もの」「トレーニング施設を検討すべき」「スーパーソルジャーの血清を処方した!」などのコメントが寄せられた。 バイエルンは現在、A・デイビスとポジションを争うフランス代表DFリュカ・エルナンデスが負傷離脱中。だが、パワーアップしたA・デイビスが間に合うならば、ユリアン・ナーゲルスマン新監督にとっては朗報だ。 なお、バイエルンは13日にブンデスリーガの開幕戦でボルシアMGと対戦する。 <span class="paragraph-title">【写真】魔改造?負傷明けパワーアップして戻ってきたA・デイビス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Alphonso Davies is back from injury and looking stronger than ever! <br><br>That Bayern training hits different <a href="https://t.co/xibrisnhGL">pic.twitter.com/xibrisnhGL</a></p>— ESPN FC (@ESPNFC) <a href="https://twitter.com/ESPNFC/status/1422912712158416898?ref_src=twsrc%5Etfw">August 4, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.06 05:35 Fri5