【ブンデス第23節プレビュー】CLプレーオフ突破のバイエルンはフランクフルトとの上位対決

2025.02.21 18:01 Fri
Getty Images
前節は首位バイエルンと2位レバークーゼンによる頂上決戦が行われ、ゴールレスドローに持ち込んだバイエルンが8ポイント差をキープした。迎える第23節、首位バイエルン(勝ち点55)は3位フランクフルト(勝ち点42)との上位対決に臨む。

バイエルンは前節レバークーゼン戦、終始防戦一方の展開を強いられながらもゴールレスドローで乗り切り、8ポイント差を維持することに成功した。そして火曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではセルティック相手に延長戦に持ち込まれかけた中、後半終盤の劇的弾で競り勝ちラウンド16進出を決めた。厳しい日程をうまく乗り越えた中、フランクフルトとの上位対決でも結果を残せるか。セルティック戦、ハーフタイムで交代となったFWケインの状態が気になるところだ。

バイエルンに勝ちきれなかった2位レバークーゼン(勝ち点47)は、FW町野修斗の最下位ホルシュタイン・キール(勝ち点13)と対戦。バイエルン戦ではゴールだけ足りなかったレバークーゼン。力のある所を示した中、最下位チーム相手に攻撃陣爆発といきたい。
一方、前節フランクフルトに完敗したキールは最下位に転落。途中出場した町野は見せ場を作れなかったが、レバークーゼン相手に存在感を示せるか。

前節ザンクト・パウリに終盤のオウンゴール弾で競り勝って3連勝とし、5位に浮上したMF堂安律のフライブルク(勝ち点36)は金曜に10位ブレーメン(勝ち点30)と対戦。堂安はPKを獲得するなど、引き続き攻撃面で存在感を発揮中。チームを4連勝に導く働きを見せられるかに注目だ。
MF佐野海舟の6位マインツ(勝ち点35)は14位ザンクト・パウリ(勝ち点21)と対戦。前節ハイデンハイム戦では主砲FWブルカルトの1ゴール1アシストの活躍で勝利を取り戻したマインツ。欧州カップ戦出場圏内に浮上した中、先発を続ける佐野の献身的な働きに引き続き注目したい。

DF板倉滉の8位ボルシアMG(勝ち点34)は12位アウグスブルク(勝ち点28)と対戦。ボルシアMGは前節ウニオン・ベルリン戦を2-1と逃げ切り勝利。板倉は1失点に抑えて勝利に貢献した。ここ4試合3勝1分けと好調な中、フライブルク、マインツを追うためにも必勝としたい。

前節ドルトムントに快勝として最下位を脱出したMF三好康児の16位ボーフム(勝ち点16)は9位ヴォルフスブルク(勝ち点33)と対戦。ここ2試合出番のない三好に出場機会はやってくるか。

そのボーフムに不覚を取った11位ドルトムント(勝ち点29)は、CLでスポルティングCPを退けてラウンド16に進出した中、13位ウニオン・ベルリン(勝ち点23)と対戦する。

◆ブンデスリーガ第23節
▽2/21(金)
《28:30》
フライブルクvsブレーメン

▽2/22(土)
《23:30》
ヴォルフスブルクvsボーフム
マインツvsザンクト・パウリ
ボルシアMGvsアウグスブルク
ホルシュタイン・キールvsレバークーゼン
《26:30》
ドルトムントvsウニオン・ベルリン

▽2/23(日)
《23:30》
ライプツィヒvsハイデンハイム
《25:30》
バイエルンvsフランクフルト
《27:30》
ホッフェンハイムvsシュツットガルト

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バイエルンで先発デビューの伊藤洋輝、左SBのポジション争いでリードの可能性も!?

バイエルンでの先発デビューを果たした日本代表DF伊藤洋輝。現地では、このままレギュラーに定着する可能性が伝えられている。 シュツットガルトから今夏バイエルンへと移籍した伊藤。大きな期待が寄せられていたが、プレシーズンで中足骨を骨折。長期離脱となっていた。 その伊藤は12日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16プレーオフのセルティック戦でバイエルンデビュー。すると、15日に行われたブンデスリーガ第22節のレバークーゼン戦では先発デビューを果たした。 試合はゴールレスドローに。伊藤は68分までプレーした中、カウンターのピンチを巧みにファウルでとめた他、失点を防ぐ決定的なクリアも見せるなど、ドローに貢献した。 ドイツ『ビルト』は先発デビューした伊藤について取り上げ、「大きなサプライズ」と報道。これまで左サイドバックの主軸であったDFラファエル・ゲレイロがベンチに座り続けたが、ここ最近の低調なパフォーマンスにより、伊藤がポジションを奪う可能性があるとした。 今シーズンはケガ人が多く出ていたことで起用されていたゲレイロだが、この数週間ではパフォーマンスが一気に低下。CLのフェイエノールト戦では不用意なPKを与えるなど、試合の結果に関与する重大なミスが目立ってきている。 伊藤もケガから復帰したばかりであり、無理をすれば再離脱の可能性もある状況。まだまだパフォーマンスが上がっていないこともあり、ヴァンサン・コンパニ監督がどう考えるかがポイントとなる。 いずれにしてもバイエルンの左サイドバック争いは激化する可能性が高く、伊藤に加え、ゲレイロ、サシャ・ブイ、ヨシプ・スタニッチでポジションを掴むのは誰になるか注目。ケガで離脱中のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスもいるだけに、復帰後に再び状況が変わることになりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】先発デビューの伊藤洋輝、失点を防ぐクリア!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-T-OixnJqTQ";var video_start = 78;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.16 23:10 Sun
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伊藤洋輝が先発デビューの頂上決戦はドロー決着…レバークーゼンのワンサイドゲームも粘ったバイエルンが8pt差を維持【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第22節、レバークーゼンvsバイエルンが15日にバイ・アレーナで行われ、0-0のドローに終わった。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は68分までプレーした。 前節、ヴォルフスブルクと0-0で引き分けた2位のレバークーゼン(勝ち点46)は8ポイント差でホーム開催の頂上決戦を戦うことになった。シャビ・アロンソ監督は勝ち点3必須の大一番へ先発5人を変更。フリンポンとグリマルド、ヴィルツら主力を復帰させ、[4-4-2]の守備的な布陣を採用。両サイドハーフにフリンポンとグリマルド、2トップにテラとヴィルツを配した。 対して首位のバイエルン(勝ち点54)は前節、ブレーメンに3-0の完勝。リーグ7連勝を達成した。続くチャンピオンズリーグ(CL)のノックアウトフェーズ・プレーオフ1stレグではアウェイでセルティックに2-1で先勝し、ラウンド16進出へ王手をかけるとともに今回のビッグマッチに弾みを付けた。週明けの18日にホームでのリターンレグを控えるなか、こちらは先発4人を変更。ダイアー、ラファエル・ゲレイロ、ゴレツカ、サネに代えて加入後初先発の伊藤、キム・ミンジェ、パブロビッチ、コマンを起用した。 立ち上がりこそ拮抗した展開となったが、時間の経過とともにプレー強度で上回るレバークーゼンがペースを握っていく。 ボール支配率こそほぼイーブンもポジティブトランジションのスピード、精度が傑出しているホームチームは、ヴィルツとテラの流動的な2トップが効果的に攻撃の経由点となりながら、サイドハーフとも絡んで攻撃を仕掛ける。 20分過ぎには左でポケットを取ったヴィルツのシュートのこぼれ球に詰めたフリンポンのヘディングシュート、インカピエの左クロスに反応したテラの右足シュートでゴールへ迫ったが、いずれもクロスバーを叩いた。 ツキにも恵まれて失点こそ回避したバイエルンだが、人基準のレバークーゼンの強烈なプレッシングに自由を奪われ、後方からのビルドアップに大苦戦。常に窮屈な形での繋ぎを強いられ、効果的な前進は皆無。結局、決定機はおろか1本もシュートを放てぬまま前半を終える形となった。 内容ではレバークーゼン圧倒もゴールレスで折り返した後半。互いにメンバー交代を行わずに臨むと、前半同様のインテンシティの高さに加えてボール保持でもホームチームが優位に立つ。 59分にはボックス内のテラがアクロバティックなシュート、66分にはセットプレーの流れから再びテラが枠を捉えたヘディングシュートを放ったが、ここはゴールカバーに入った伊藤のクリアに阻止された。 最後の局面で大きな仕事を果たした伊藤は68分、4枚替えの一環でスタニシッチとの交代でピッチを後にした。この交代後の73分にはケインがようやくファーストシュートを放ち、81分にもゴレツカにシュートが生まれたものの、決定機にはほど遠い。 内容面では圧倒するものの、ゴールだけが遠いレバークーゼン。試合終盤にかけてはアドリ、シックとアタッカーを続けてピッチに送り出してゴールをこじ開けにかかる。91分にはゴール前でアドリのダイレクトシュート、このこぼれに反応したヴィルツのシュートでゴールに迫ったが、前者はGKノイアーの圧巻のセーブに、後者はわずかに枠の左へ外れた。 そして、レバークーゼンのシュート15本にXGが2.19に対して、バイエルンはシュート2本にXGが0.05とその差は歴然となったが、注目の頂上決戦はゴールレスドローで決着。リーグ連勝が「7」でストップしたものの、バイエルンが最大のライバルとの勝ち点差8を維持した。 レバークーゼン 0-0 バイエルン 2025.02.16 04:48 Sun
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前田大然の先制アシストで延長戦目前もセルティック、ラストプレー弾でバイエルンが引き分けに持ち込みラウンド16進出【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)ノックアウトフェーズ・プレーオフ2ndレグ、バイエルンvsセルティックが18日に行われ、1-1で引き分けた。この結果、2戦合計スコア3-2でバイエルンが勝ち上がった。バイエルンのDF伊藤洋輝はベンチ入りも出場せず、セルティックのFW前田大然とMF旗手怜央はフル出場している。 先週敵地で行われた1stレグを2-1の逃げ切り勝利として先勝したバイエルンは、3日前のブンデスリーガ頂上決戦レバークーゼン戦をゴールレスドローで乗り切った。そのレバークーゼン戦のスタメンから4選手を変更。伊藤はベンチスタートとなった。 一方、前田のゴールで2ndレグに望みを繋いだセルティックは、前田と旗手が共に先発となった。 1stレグ同様、守備時に旗手が前田と共に2トップを形成する立ち位置でプレスをかけるセルティックに対し、バイエルンがボールを持つ流れとなると4分、オリーズのクロスからニャブリのヘディングシュートでゴールに迫る決定機を演出。 対するセルティックも7分、ショートカウンターからマクレガーが持ち上がってシュートに持ち込んで応戦した中、引き続きバイエルンがボールを保持していく。 16分にはジョタの打開からセルティックに決定機もキューンのシュートはゴールライン前に戻っていたラファエル・ゲレイロの好カバーに阻まれた。さらに18分、高い位置でボールを奪った流れから前田に絶好機もダイレクトで放ったシュートは枠を捉えきれず。 立て続けにピンチを迎えたバイエルンは22分、ケインのシュートでGKを強襲すると、ハーフコートゲームを展開。38分にボックス内のキミッヒが決定的なシュートを放つと、45分にはスタニシッチの右クロスに合わせたケインのシュートがバーに直撃した。 ゴールレスで迎えた後半、ケインに代えてコマンを投入したバイエルンは立ち上がり、ゴレツカがGK強襲のシュートで牽制すると、ボールを支配してゲームをコントロール。 しかし63分、セルティックがワンチャンスで2戦合計スコア同点に追いつく。前田のスルーパスをボックス右で受けたキューンがシュートを決めきった。 追いつかれたバイエルンはサネとアルフォンソ・デイビスを投入。74分にはゴレツカがダイビングヘッドでゴールに迫ると、2分後にはサネがムシアラとのパス交換から決定的なシュートを浴びせた。 さらに79分にはFKの流れからキミッヒの強烈なシュートが枠に飛んだが、GKシュマイケルにセーブされ、このまま延長戦突入かと思われたが、追加タイム4分に劇的弾。 オリーズのクロスに合わせたゴレツカのダイビングヘッドはGKシュマイケルの好守に阻まれるも、ルーズボールに詰めたアルフォンソ・デイビスがカーター=ヴィッカーズのクリアをカットしてボールはゴールへ。 直後にタイムアップとなり、バイエルンが2戦合計スコアで劇的勝利。プレーオフを突破したバイエルンはラウンド16でレバークーゼンかアトレティコ・マドリーと対戦する。 バイエルン 1-1(AGG:2-1) セルティック 【バイエルン】 アルフォンソ・デイビス(後49) 【セルティック】 ニコラス・キューン(後18) <span class="paragraph-title">【動画】バイエルンvsセルティックのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/SQdOIse4gYw?si=hIjs1_n7Cxszaake" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.02.19 07:08 Wed

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