ヴィルツ高精度クロスからシックが決勝点! 競り勝ったレバークーゼンが公式戦3連勝【ブンデスリーガ】
2024.12.01 01:29 Sun
レバークーゼンが公式戦3連勝
ブンデスリーガ第12節、ウニオン・ベルリンvsレバークーゼンが30日にアルテ・フェルステライで行われ、アウェイのレバークーゼンが1-2で勝利した。
前節、ハイデンハイム相手の5-2の快勝によって公式戦4試合ぶりの白星を手にした4位のレバークーゼン。直近のチャンピオンズリーグ(CL)でもレッドブル・ザルツブルクに5-0の圧勝を飾ったシャビ・アロンソのチームは、公式戦3連勝を懸けて10位のウニオンのホームに乗り込んだ。先発3人を入れ替えたなか、GKにフラデツキーが復帰し、ヴィルツとパラシオスに代わってアルトゥール、アレイシ・ガルシアが起用された。
試合は開始早々にレバークーゼンが先制に成功する。2分、ディフェンスラインからのロングフィードに絶妙なタイミングで抜け出したグリマルドが完璧に背後を取って右を並走するフリンポンへラストパスを送ると、GKとの一対一を難なく制した。
最高の滑り出しを見せたアウェイチームはボールを保持しながらゲームをコントロール。ただ、先制点以降はなかなか決定機まで持ち込めない。
すると、前半半ばを過ぎて徐々に押し返したウニオンは29分、左サイドの混戦のなかでうまく縦への突破を見せたホラーバッハがボックス左に侵入。正確な折り返しを入れると、ゴール前に走り込んだチョン・ウヨンがワンタッチでコースを変えたシュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。
後半も同じメンバーで臨んだレバークーゼン。後半は右サイドを起点に攻め手を窺い、アルトゥールとフリンポンが深い位置からのクロスを供給していくが、なかなか中央の味方に合わない。
アタッキングサードでの仕上げに問題を抱えるなか、58分にはアンドリッヒとアレイシ・ガルシアを下げて切り札のヴィルツとパラシオスを同時投入。これで徐々に攻撃に変化が加えられると、71分にはその2人が絡んだカウンターからボックス手前右でボールを持ったヴィルツが完璧なクロスを供給。これをゴール前に飛び込んだシックが胸で押し込み、待望の勝ち越しゴールを挙げた。
以降はゲームコントロール優先の戦い方にシフトしつつ、前がかるウニオンを引っくり返してカウンターからチャンスを窺う。79分にはフリンポン、アルトゥールからテラ、ムキエレに右サイドのコンビを入れ替えた。
その後、トドメの3点目こそ奪えなかったものの、安定したゲーム運びでリードを守り切ったレバークーゼンが公式戦3連勝を達成した。
ウニオン・ベルリン 1-2 レバークーゼン
【ウニオン・ベルリン】
チョン・ウヨン(前29)
【レバークーゼン】
ジェレミー・フリンポン(前2)
パトリック・シック(後26)
前節、ハイデンハイム相手の5-2の快勝によって公式戦4試合ぶりの白星を手にした4位のレバークーゼン。直近のチャンピオンズリーグ(CL)でもレッドブル・ザルツブルクに5-0の圧勝を飾ったシャビ・アロンソのチームは、公式戦3連勝を懸けて10位のウニオンのホームに乗り込んだ。先発3人を入れ替えたなか、GKにフラデツキーが復帰し、ヴィルツとパラシオスに代わってアルトゥール、アレイシ・ガルシアが起用された。
試合は開始早々にレバークーゼンが先制に成功する。2分、ディフェンスラインからのロングフィードに絶妙なタイミングで抜け出したグリマルドが完璧に背後を取って右を並走するフリンポンへラストパスを送ると、GKとの一対一を難なく制した。
すると、前半半ばを過ぎて徐々に押し返したウニオンは29分、左サイドの混戦のなかでうまく縦への突破を見せたホラーバッハがボックス左に侵入。正確な折り返しを入れると、ゴール前に走り込んだチョン・ウヨンがワンタッチでコースを変えたシュートが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。
課題の守備が耐え切れずに追いつかれたレバークーゼンはすぐさま反撃を開始。だが、追いついて勢いに乗るウニオンの球際に苦戦。シックやグリマルドの左サイドを起点に幾つか際どいシーンを作り出したが、前半のうちに2点目を奪うまでには至らなかった。
後半も同じメンバーで臨んだレバークーゼン。後半は右サイドを起点に攻め手を窺い、アルトゥールとフリンポンが深い位置からのクロスを供給していくが、なかなか中央の味方に合わない。
アタッキングサードでの仕上げに問題を抱えるなか、58分にはアンドリッヒとアレイシ・ガルシアを下げて切り札のヴィルツとパラシオスを同時投入。これで徐々に攻撃に変化が加えられると、71分にはその2人が絡んだカウンターからボックス手前右でボールを持ったヴィルツが完璧なクロスを供給。これをゴール前に飛び込んだシックが胸で押し込み、待望の勝ち越しゴールを挙げた。
以降はゲームコントロール優先の戦い方にシフトしつつ、前がかるウニオンを引っくり返してカウンターからチャンスを窺う。79分にはフリンポン、アルトゥールからテラ、ムキエレに右サイドのコンビを入れ替えた。
その後、トドメの3点目こそ奪えなかったものの、安定したゲーム運びでリードを守り切ったレバークーゼンが公式戦3連勝を達成した。
ウニオン・ベルリン 1-2 レバークーゼン
【ウニオン・ベルリン】
チョン・ウヨン(前29)
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元ブラジル代表DFルシオ氏(47)がブラジリア市内の病院に入院しており、集中治療室(ICU)で治療を受けているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ルシオ氏は15日に自宅で起きた事故により、体の様々な部分に火傷を負ったとのこと。 なお、入院先の病院は「ルシオ氏の容体は安定していて意識もはっきりしている。しばらくはICUで経過を観察する」との声明を発表している。 ブラジル代表として通算105キャップを誇るルシオ氏は、1998年にインテルナシオナウでプロデビュー後、2000年1月にレバークーゼン移籍。2004年夏に加入したバイエルンで4度のブンデスリーガ制覇を経験すると、2009年夏からインテルに移り、2009-10シーズンの3冠(セリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグ)達成に寄与した。 その後、2012年夏のユベントス移籍を経て、2013年1月のサンパウロ入りを機に母国復帰。インドで過ごす時期もあったが、ブラジル国内を中心にプレーを続け、2019年10月にブラジリエンセFCを退団以降はフリーの状態が続き、2020年1月に現役引退を発表していた。 2025.05.17 20:50 Sat4
「クオリティは落ちてないが疑問も」クローゼ氏がドイツ代表に喝、ムシアラ&ヴィルツは絶賛「2人はすぐ…」
ドイツ代表の栄光を支えたミロスラフ・クローゼ氏。低迷期に突入する現チームに喝を入れた。 ワールドカップ(W杯)の歴代最多得点者(16得点)クローゼ氏。36歳にして臨んだ自身最後の2014年ブラジル大会でドイツ代表を世界王者に導いたが、同氏が去った後のドイツはW杯2大会連続でグループステージ敗退の憂き目に遭っている。 ドイツ代表の低迷にはクローゼ氏の後継となるストライカーが長らく育っていないことも挙げられるが、ドイツ『キッカー』のインタビューに応じた偉大な点取り屋は、ユリアン・ナーゲルスマン監督率いる現チームに喝を入れている。 「(ドイツ代表の)選手たちには、これまでほとんどのビッグトーナメントで好成績を収めてきたドイツを再現してほしいと願っているよ。来夏のユーロ2024に向け、まだ多くの仕事が残っているはずだ。本大会のラウンド16や準々決勝から努力を始めるようではいけない」 「ドイツチームはファンのために何か埋め合わせをする必要がある。以前と比べてクオリティが落ちたなんて私は思わない…ただ、各選手がピッチでチームメイトのためにどれだけ献身性を発揮しているか…どのくらいエゴを抑えているか…疑問もある」 一方で、今後10年のドイツ代表を背負うであろう2人の20歳、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)を称賛。ムシアラについては自身がバイエルンU-17を率いていた時代から期待をかけていたようだ。 「素晴らしい成長曲線を描いているようだね。彼はあらゆることを柔軟に受け入れ、それを実行する意志も持っている。本当に勤勉な青年だよ。右足でも左足でもトップスピードでボールを正確に扱う。プレーを見るのが楽しいよ」 ヴィルツについても「なんとかバイエルンに連れてきたかったんだがね(笑) 私がバイエルンのU-17にいたとき、彼1人の力で我々は破壊されてしまったことがある…ヴィルツとムシアラの2人はすぐに大舞台に立つだろうとあの頃から感じていたよ」と、自身の手痛い経験から賛辞を送った。 2023.11.20 16:45 Mon5