途中出場ブエンディアの後半AT弾で辛勝のレバークーゼンが首位バイエルンを追走【ブンデスリーガ】

2025.04.06 08:36 Sun
Getty Images
レバークーゼンは5日、ブンデスリーガ第28節でハイデンハイムとのアウェイ戦に臨み、1-0で辛勝した。

前節ボーフム戦を3-1で制してバイエルンを6ポイント差で追う2位レバークーゼン(勝ち点59)は、4日前に行われたDFBポカール準決勝では3部のビーレフェルトにまさかの敗戦。ポカール連覇の道が絶たれてしまった中、ビーレフェルト戦のスタメンから3選手を変更。シック、パラシオス、ムキエレに代えてボニフェイス、アレイシ・ガルシア、テラを起用した。

16位ハイデンハイム(勝ち点22)に対し、序盤の主導権争いを経て11分に大ピンチ。ジャカの自陣でのボールロストからボックス左に抜け出したベックに決定機を許すもわずかに枠を外れて助かった。
その後も主導権を握り切れないレバークーゼンは26分にもピンチ。CKの流れからギンバーの放ったシュートがバーに直撃した。

さらに32分にピアリンジャーにループシュートでゴールに迫られたレバークーゼンは36分にアドリのミドルシュートで応戦するも主導権を奪えずゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半もバタついた入りとなったレバークーゼンは攻撃の形を作れず。ハイデンハイムの圧力を受ける時間も多かった中、ゴールレスのまま時間は経過。

引き分けやむなしかと思われたが、追加タイム1分に劇的決勝弾。ホフマンのパスを受けたブエンディアがペナルティアーク右からコントロールミドルを流し込んだ。

途中出場のブエンディアの活躍によって辛勝としたレバークーゼンが首位バイエルンとの6ポイント差を維持している。

ハイデンハイム 0-1 レバークーゼン
【レバークーゼン】
エミリアーノ・ブエンディア(後46)

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