王者マドリー撃破のリール指揮官が歴代3人目の“三名将”撃破達成者に…「チームが成し遂げたことは信じられない」

2024.10.03 10:45 Thu
金星に導いたジェネジオ監督
Getty Images
金星に導いたジェネジオ監督
リールに金星をもたらしたブルーノ・ジェネジオ監督が、指揮官として通算3人目の偉業を成し遂げた。フランス『レキップ』が伝えている。

リールは2日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を1-0で勝利。前年の大会王者であり、今シーズン開幕から無敗を継続していたエル・ブランコに初黒星を与える金星を挙げた。

メンバー構成こそ普段に比べて守備的も、普段通りの[4-2-3-1]の布陣で強気なハイラインを強いてコンパクトな陣形でマドリーの攻撃を封じたリール。FWエドン・シェグロヴァを起点として右サイドを起点に幾度か鋭いカウンターを仕掛けると、前半終了間際には相手のハンドで得たPKをFWジョナサン・デイビッドが決めて先制に成功した。
後半は最終盤こそ完全に押し込まれる形となったが、それまではカウンターから幾つか決定機を創出するなど堂々たる戦いぶりをみせ、FWキリアン・ムバッペやMFアルダ・ギュレルらの投入で前がかった相手を最後まで抑え込んで1-0の勝利を収めた。

同試合後、ジェネジオ監督は「信じられない」とマドリー撃破という結果に驚きつつも、準備してきたプランを完璧に遂行した頼もしい選手たちを称賛した。
「私のチームが成し遂げたことは信じられない! 我々は万全の準備をしてきたが、このような偉業を達成するにはプレーヤーが自分たちの計画を信じることが必要だ。決定的なセーブをするゴールキーパー、得点するストライカー、そして少しの幸運で、我々はすべてを完璧にこなさなければならなかった」

「我々は素晴らしい前半を過ごし、本当に団結してプレーし、全員にとって素晴らしい夜となった。我々は日曜日のレアルの試合(マドリード・ダービー)をうまく準備するために活用した。レアルは内側で攻撃するのが好きだと分析し、時にはボールを手放さなければならないとしても、このセクターでかなりの激しさを出した」

なお、リヨン時代にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティに勝利し、今シーズンのリールではCL予備予選でジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェを撃破したジェネジオ監督は、今回の試合でカルロ・アンチェロッティ監督相手に初勝利を収めた。

これまでその3人の名将すべてに勝利したのは、ユルゲン・クロップ監督、ディエゴ・シメオネ監督の2名しかおらず、ジェネジオ監督は歴代3人目となる“三名将”撃破達成者となった。

ブルーノ・ジェネジオの関連記事

リールは5日、パウロ・フォンセカ監督(51)の退任及び、ブルーノ・ジェネジオ氏(57)の新監督就任を発表した。なお、ジェネジオ氏の契約期間は2026年6月30日までとなる。 2022年夏からはリールを率いているフォンセカ監督は、就任初年度を5位で終えると、2023-24シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ( 2024.06.06 06:35 Thu
先日にスタッド・ランスを退団したウィル・スティル氏が、来シーズンからRCランスを率いる可能性が出てきた。フランス『レキップ』が報じている。 来季に向けて監督人事のドミノ倒しが起きつつあるリーグ・アン。ニースのフランチェスコ・ファリオーリ監督のアヤックス行きが決定すると、ニースはその後釜としてRCランスのフランク・ 2024.05.30 15:10 Thu
サウジアラビアのアル・イテハドがフランス人指揮官ブルーノ・ジェネジオ氏(57)の招へいに動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 昨季14年ぶりにサウジ・プロフェッショナルリーグを制覇したアル・イテハドは、昨夏にカリム・ベンゼマら大物を獲得。今季も開幕4連勝とスタートダッシュに成功したが、昨年10月以 2024.05.30 07:00 Thu
スタッド・レンヌは25日、ジュリアン・ステファン監督(43)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 ブルーノ・ジェネジオ前監督の下でシーズンに臨んだレンヌは、開幕からリーグ・アン7試合無敗と好スタートを切ったが、第8節のパリ・サンジェルマン戦で初黒星を喫すると、以降の4試合未勝利(1分け3敗) 2024.03.26 07:00 Tue
スタッド・レンヌは19日、ブルーノ・ジェネジオ監督(57)の退任及び、ジュリアン・ステファン氏(43)の新監督就任を発表した。 クラブはジェネジオ監督の退任理由について、個人的な理由とだけ発表している。 これまでリヨン、北京国安で実績を残してきたジェネジオ監督は、ジュリアン・ステファン前監督の解任に伴い、2 2023.11.20 07:30 Mon

リールの関連記事

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、今シーズン初黒星を喫したリール戦を振り返った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 マドリーは2日にアウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリール戦で0-1の敗戦を喫した。 激しい消耗戦となったアトレティコとのマドリード・ダービーから中2日で 2024.10.03 10:15 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のリールvsレアル・マドリーが2日にスタッド・ピエール=モーロワで行われ、ホームのリールが1-0で勝利した。 シュツットガルトとのホーム開催の初戦を3-1で制し、連覇に向けて幸先の良いスタートを切った王者マドリー。連勝を狙ったアウェイ開催の第2節ではフランスの強豪 2024.10.03 06:08 Thu
レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、驚異的な回復力によってリール戦で復帰する可能性が出てきた。 パリ・サンジェルマン(PSG)から今夏マドリーに加入したムバッペは、ここまでラ・リーガ7試合で5ゴール1アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも1ゴール1アシストを記録し、チームの得点源とし 2024.10.02 07:30 Wed
レアル・マドリーは9月30日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のリールに向けた招集メンバーを発表した。 17日に行われた初戦のシュツットガルト戦を快勝したマドリー。第2節では初戦で守田英正の所属するスポルティングCPに敗れたリールとのアウェイゲームに臨む。 連勝を目指すチームは、FWヴィニシ 2024.10.01 00:10 Tue
スポルティングCPは17日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ開幕節でリールをホームに迎え、2-0で勝利した。スポルティングのMF守田英正は前半のみの出場となっている。 2季ぶりのCL出場となるポルトガル王者スポルティングは、守田が[3-4-3]のボランチで先発となった。 予選プレーオフを制した昨季 2024.09.18 06:11 Wed

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチが、チャンピオンズリーグ(CL)でチームが気概を見せたことを喜んだ。 ヴラホビッチは2日に行われたCLリーグフェーズ第2節のRBライプツィヒ戦で先発。試合は先制点を許すも、後半早々にヴラホビッチのゴールで同点に。その後、退場者を出したユベントスはPKによる失点で 2024.10.03 15:40 Thu
RBライプツィヒのマルコ・ローゼ監督が、数的有利になってからの逆転負けを嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 ライプツィヒは2日に行われたCLリーグフェーズ第2節でユベントスと対戦。開幕戦はアトレティコ・マドリーに敗れたこともあり何としても勝利が欲しい一戦は、30分にベンヤミン・シェシュコのゴールでリードす 2024.10.03 12:30 Thu
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、数的不利の中で勝利を収めたRBライプツィヒ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2日、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)リーグフェーズ第2節でユベントスはアウェイでライプツィヒと対戦した。 初戦でPSVを下していたユベントス。アウェイに乗り込んでの試合となったが、 2024.10.03 12:10 Thu
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、チャンピオンズリーグ(CL)で新記録を樹立した。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 サラーは2日に行われたCLリーグフェーズ第2節のボローニャ戦で先発。試合は1-0で迎えた75分、右サイドでボールを受けたサラーはカットインを仕掛けると、コントロールショット 2024.10.03 11:50 Thu
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での敗北を嘆いた。『UEFA.com』が伝えている。 2日、CLリーグフェーズ第2節でアストン・ビラと対戦したバイエルン。開幕節で9発を叩き込む圧勝を飾ったチームは、この日も押し込む展開が続きながら無得点でハーフタイムへ。後半は膠着状態が続く中、 2024.10.03 11:10 Thu

記事をさがす

ブルーノ・ジェネジオの人気記事ランキング

1

王者マドリー撃破のリール指揮官が歴代3人目の“三名将”撃破達成者に…「チームが成し遂げたことは信じられない」

リールに金星をもたらしたブルーノ・ジェネジオ監督が、指揮官として通算3人目の偉業を成し遂げた。フランス『レキップ』が伝えている。 リールは2日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を1-0で勝利。前年の大会王者であり、今シーズン開幕から無敗を継続していたエル・ブランコに初黒星を与える金星を挙げた。 メンバー構成こそ普段に比べて守備的も、普段通りの[4-2-3-1]の布陣で強気なハイラインを強いてコンパクトな陣形でマドリーの攻撃を封じたリール。FWエドン・シェグロヴァを起点として右サイドを起点に幾度か鋭いカウンターを仕掛けると、前半終了間際には相手のハンドで得たPKをFWジョナサン・デイビッドが決めて先制に成功した。 後半は最終盤こそ完全に押し込まれる形となったが、それまではカウンターから幾つか決定機を創出するなど堂々たる戦いぶりをみせ、FWキリアン・ムバッペやMFアルダ・ギュレルらの投入で前がかった相手を最後まで抑え込んで1-0の勝利を収めた。 同試合後、ジェネジオ監督は「信じられない」とマドリー撃破という結果に驚きつつも、準備してきたプランを完璧に遂行した頼もしい選手たちを称賛した。 「私のチームが成し遂げたことは信じられない! 我々は万全の準備をしてきたが、このような偉業を達成するにはプレーヤーが自分たちの計画を信じることが必要だ。決定的なセーブをするゴールキーパー、得点するストライカー、そして少しの幸運で、我々はすべてを完璧にこなさなければならなかった」 「我々は素晴らしい前半を過ごし、本当に団結してプレーし、全員にとって素晴らしい夜となった。我々は日曜日のレアルの試合(マドリード・ダービー)をうまく準備するために活用した。レアルは内側で攻撃するのが好きだと分析し、時にはボールを手放さなければならないとしても、このセクターでかなりの激しさを出した」 なお、リヨン時代にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティに勝利し、今シーズンのリールではCL予備予選でジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェを撃破したジェネジオ監督は、今回の試合でカルロ・アンチェロッティ監督相手に初勝利を収めた。 これまでその3人の名将すべてに勝利したのは、ユルゲン・クロップ監督、ディエゴ・シメオネ監督の2名しかおらず、ジェネジオ監督は歴代3人目となる“三名将”撃破達成者となった。 2024.10.03 10:45 Thu
2

リール、ミラン行きが噂されるフォンセカ監督の退任とジェネジオ氏の新監督就任を発表

リールは5日、パウロ・フォンセカ監督(51)の退任及び、ブルーノ・ジェネジオ氏(57)の新監督就任を発表した。なお、ジェネジオ氏の契約期間は2026年6月30日までとなる。 2022年夏からはリールを率いているフォンセカ監督は、就任初年度を5位で終えると、2023-24シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でチームをベスト8に導くと、チャンピオンズリーグ(CL)予選出場となる4位フィニッシュに導いていた。 手腕を評価するクラブは、今季限りで契約満了となるフォンセカ監督の残留に動いてたが、新監督を探すミランや同じリーグ・アンのクラブから多くの誘いを受けており、交渉は合意に至らなかった。 そして後任に選ばれたのが、2021年から今季途中までレンヌを率いた経験を持つジェネジオ氏だ。これまでリヨン、北京国安などで実績を残したジェネジオ氏は、2021年3月からレンヌの指揮官に就任。 就任初年度にチームをヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位に導くと、2021-22シーズン、2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得はならなかったものの、魅力的なアタッキングスタイルでヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位でシーズンフィニッシュ。 今季も開幕からリーグ・アン7試合無敗と好スタートを切ったが、第8節のパリ・サンジェルマン戦で初黒星を喫すると、以降の4試合は1分け3敗と低迷し、昨年11月20日に解任を発表されていた。 2024.06.06 06:35 Thu
3

リーグ連覇を逃したアル・イテハド、新監督にジェネジオ氏を招へいか

サウジアラビアのアル・イテハドがフランス人指揮官ブルーノ・ジェネジオ氏(57)の招へいに動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 昨季14年ぶりにサウジ・プロフェッショナルリーグを制覇したアル・イテハドは、昨夏にカリム・ベンゼマら大物を獲得。今季も開幕4連勝とスタートダッシュに成功したが、昨年10月以降は勝ちきれない試合が増えると、ヌーノ・エスピリト・サント監督とベンゼマとの確執が取り沙汰され、11月初旬にヌーノ監督を解任。 後任には現役時代の古巣リーベル・プレートで2度の南米制覇を果たしたマルセロ・ガジャルド監督(48)を招へいしたが、すでにモチベーションを失っていたベンゼマとの確執などもあり、チームの建て直すことはできず、最終的には優勝を決めたアル・ヒラルとは勝ち点「42」差の5位でシーズンを終えた。 『レキップ』によれば、アル・イテハドは今季限りでガジャルド監督との契約を解除する意向を決めており、新監督の招へいに動いているという。そこで白羽の矢が立ったのがジェネジオ氏だ。 これまでリヨン、北京国安で実績を残してきたジェネジオ氏。直近では2021年3月からレンヌの指揮官を務めると、就任初年度にチームをヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位フィニッシュに導いた。 さらに、2021-22シーズン、2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得はならなかったものの、魅力的なアタッキングスタイルでヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位でシーズンを終えていた。 今季も開幕からリーグ・アン7試合無敗と好スタートを切ったが、第8節のパリ・サンジェルマン戦で初黒星を喫すると、以降の4試合は1分け3敗と低迷し、昨年11月20日に解任を発表されていた。 なお同紙によれば、アル・イテハドはジェネジオ氏のほかにもユベントスを解任されたマッシミリアーノ・アッレグリ氏(56)や、フリーの状態が続いているジョゼ・モウリーニョ氏(61)らを新監督候補にリストアップしているという。 2024.05.30 07:00 Thu
4

ウィル・スティル氏は来季も“ランス”を指揮か…RCランスがエズ監督後釜としてオファー

先日にスタッド・ランスを退団したウィル・スティル氏が、来シーズンからRCランスを率いる可能性が出てきた。フランス『レキップ』が報じている。 来季に向けて監督人事のドミノ倒しが起きつつあるリーグ・アン。ニースのフランチェスコ・ファリオーリ監督のアヤックス行きが決定すると、ニースはその後釜としてRCランスのフランク・エズ監督の引き抜きを画策。先日に同監督はニース行きを明言し、指揮官移籍は決定的な状況だ。 これを受け、RCランスはエズ監督の後任として元スタッド・レンヌの指揮官で現在はフリーのブルーノ・ジェネジオ氏と共に、スティル氏の招へいに動いているという。 今季途中にもサンダーランドとの交渉が伝えられたスティル氏は、生まれ故郷のイングランドでの指揮を希望していることを公言しているが、現時点で具体的なオファーは届いていない模様。そういった事情もあり、RCランスと代理人の間では交渉が進められているようだ。 ちなみに、同じ“ランス”の呼称がある両クラブだが『RC Lens』、『Stade Reims』と綴りは異なり、同じ、北フランスに位置するものの別の地域に属しており、ローカルライバルではない。ただ、同じ呼称ということから互いに意識する間柄となっている。 今季7位のRCランスは来季のカンファレンスリーグ出場権を手にしており、スティル氏にとってはステップアップといっていい状況だが、来季は異なるランスを率いることになるのか…。 2024.05.30 15:10 Thu
5

スタッド・レンヌがジェネジオ監督に退任を発表…後任には前監督のステファン氏を招へい

スタッド・レンヌは19日、ブルーノ・ジェネジオ監督(57)の退任及び、ジュリアン・ステファン氏(43)の新監督就任を発表した。 クラブはジェネジオ監督の退任理由について、個人的な理由とだけ発表している。 これまでリヨン、北京国安で実績を残してきたジェネジオ監督は、ジュリアン・ステファン前監督の解任に伴い、2021年3月にレンヌの新指揮官に就任。チームをヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位フィニッシュに導いた。 さらに、2021-22シーズン、2022-23シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得はならなかったものの、魅力的なアタッキングスタイルでヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位でシーズンを終えていた。 今季も開幕からリーグ・アン7試合無敗と好スタートを切ったが、第8節のパリ・サンジェルマン戦で初黒星を喫すると、以降の4試合は1分け3敗と未勝利が続いていた。 その後任に就任したステファン氏は、2012年にレンヌの下部組織で指導者キャリアをスタートすると、2018年12月にトップチームの監督に就任。2018-19シーズンにはクープ・ドゥ・フランス優勝を果たし、2019-20シーズンにはレンヌをクラブ史上初めてチャンピオンズリーグ出場に導いていたが、2021年3月に成績不振を受けて辞任。 同年5月からストラスブールの指揮官に就任すると、2021-22シーズンは終盤までヨーロッパリーグ出場権争いを繰り広げると、クラブ史上最高となる6位でシーズンをフィニッシュ。しかし、昨シーズンは開幕から大不振に陥り、今年1月に解任されていた。 2023.11.20 07:30 Mon

リールの人気記事ランキング

1

ムバッペがメンバー入り!マドリーがリール戦に向けた招集メンバー発表【CL】

レアル・マドリーは9月30日、チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節のリールに向けた招集メンバーを発表した。 17日に行われた初戦のシュツットガルト戦を快勝したマドリー。第2節では初戦で守田英正の所属するスポルティングCPに敗れたリールとのアウェイゲームに臨む。 連勝を目指すチームは、FWヴィニシウス・ジュニオールやFWロドリゴ・ゴエス、MFルカ・モドリッチ、MFジュード・ベリンガム、DFアントニオ・リュディガー、DFダニエル・カルバハルら主力を順当に招集。 また、左大腿二頭筋の損傷で3週間程度の離脱と報じられていたFWキリアン・ムバッペもメンバー入りを果たした。 一方、アトレティコ・マドリー戦で負傷した守護神ティボー・クルトワや負傷中のDFダビド・アラバ、MFダニ・セバージョス、ブラヒム・ディアスがメンバー外となった。今回招集された21名のメンバーは以下の通り。 ◆レアル・マドリー招集メンバー GK アンドリー・ルニン フラン・ゴンサレス セルヒオ・メストレ DF ダニエル・カルバハル エデル・ミリトン ルーカス・バスケス ヘスス・バジェホ フラン・ガルシア アントニオ・リュディガー フェルラン・メンディ ハコボ・ラモン MF ジュード・ベリンガム エドゥアルド・カマヴィンガ フェデリコ・バルベルデ ルカ・モドリッチ オーレリアン・チュアメニ アルダ・ギュレル FW ヴィニシウス・ジュニオール キリアン・ムバッペ ロドリゴ・ゴエス エンドリッキ 2024.10.01 00:10 Tue
2

王者マドリーが今季初黒星…ダービーの消耗色濃く奮闘リールに金星献上【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のリールvsレアル・マドリーが2日にスタッド・ピエール=モーロワで行われ、ホームのリールが1-0で勝利した。 シュツットガルトとのホーム開催の初戦を3-1で制し、連覇に向けて幸先の良いスタートを切った王者マドリー。連勝を狙ったアウェイ開催の第2節ではフランスの強豪と対峙した。 直近のマドリード・ダービーを1-1のドローで終えたアンチェロッティのチームは、その試合から先発3人を変更。負傷のクルトワに代えてGKルニン、モドリッチとエンドリッキに代えてカマヴィンガ、加入後初スタメンとなるエンドリッキを起用した。なお、キリアン・ムバッペはベンチ入りも、リールの実弟エタン・ムバッペはベンチ外となり、初の兄弟対決は実現しなかった。 守備的なメンバー構成もハイラインの強気な姿勢を示したリールに対して、立ち上がりから押し込む入りを見せたマドリー。開始6分にヴィニシウスがファーストシュートを放つと、以降は相手のコンパクトな守備に揺さぶりをかけながら、エンドリッキらがシュートシーンに絡んでいく。 これに対して堅守速攻の形で、まずは先に失点しないというゲームプランを着実に遂行するリール。25分には右サイドでカットインを仕掛けたシェグロヴァの精度の高い左足クロスにファーで反応したデイビッドがヘディングと右足の連続シュートでゴールに迫るが、ここはGKルニンのビッグセーブに阻まれた。 リールの健闘によってボール保持率、シュート数を含めて拮抗した展開が続く。このままゴールレスで前半終了かに思われたが、ホームチームがゴールをこじ開ける。 前半終了間際に得たボックス手前右のFKの場面でキッカーのシェグロヴァが左足シュートを放つと、ボックス内のカマヴィンガの左手に直撃。オンフィールド・レビューの結果、ハンドによるPKが与えられた。これをキッカーのデイビッドが冷静に右隅に蹴り込んだ。 1点ビハインドで試合を折り返したマドリーはメンディに代えてフラン・ガルシアをハーフタイム明けに投入。立ち上がりから全体のギアを上げて攻守にアグレッシブな姿勢を打ち出すが、カウンターからシェグロヴァに際どいミドルシュートを打たれるなど難しい展開は変わらず。 この展開を受け58分にはエンドリッキ、ミリトンを下げて負傷明けのムバッペと共にモドリッチを同時投入。チュアメニをセンターバックに下げた。さらに、カマヴィンガを下げてギュレルまでピッチに送り込んだ。 一連の交代によって攻撃の活性化が期待されたものの、リールのソリッドな守備に手を焼いてなかなか攻め手を見いだせないエル・ブランコ。さらに、右サイドのシェグロヴァを起点としてカウンターで引っくり返される場面も多く、守備に戻らされたことで体力も削られる。 それでも、1点差を維持して後半終盤を迎えると、ようやくホームチームを自陣深くに押し込める展開に。そして、セットプレーからリュディガーを起点にベリンガムやヴィニシウスがボックス内で決定的なシーンを作り出すと、90分にはモドリッチの絶妙なクロスからゴール前に飛び込んだギュレルにビッグチャンスが舞い込むが、ダイビングヘッドはGKシュヴァリエのビッグセーブに遭う。 その後も決死のパワープレーでゴールをこじ開けにかかったマドリーだったが、最後までリールの堅守をこじ開けることは叶わず。この結果、リールに大金星を献上した王者マドリーは今季初黒星を喫した。 リール 1-0 レアル・マドリー 【リール】 ジョナサン・デイビッド(前48[PK]) 2024.10.03 06:08 Thu
3

ムバッペが驚異的な回復力でリール戦で復帰へ…実弟エタンとの兄弟対決がモチベーションに?

レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・ムバッペが、驚異的な回復力によってリール戦で復帰する可能性が出てきた。 パリ・サンジェルマン(PSG)から今夏マドリーに加入したムバッペは、ここまでラ・リーガ7試合で5ゴール1アシストを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも1ゴール1アシストを記録し、チームの得点源として活躍。 しかし、先日のアラベス戦で左大腿二頭筋の損傷と診断され、現地メディアの報道では3週間程度の離脱の可能性が報じられていた。 先月29日に行われたアトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーは無念の欠場となったが、2日に行われるCLリール戦で早くも遠征メンバー入りを果たした。 そのエースに関してカルロ・アンチェロッティ監督は1日に行われた前日会見の場で、リスクを冒す考えはないものの、メンバー選考に入る余地が十分にあると語っている。 「彼は順調に回復した。とても早く回復した。昨日は個人練習のみだったが、あまり長い期間離脱しておらず、体調は崩れていない。今日はグループですべての練習を行い、その後、リスクを負うことは避けたいので、彼と一緒に最善の決断を下す」 「筋肉に問題があったが、体調は良く、遠征して試合に臨みたいと考えていた。今日は彼がどのように練習するかを見守るだけだ。100%の状態であり、リスクがなければ、試合開始からプレーすることになる」 なお、ムバッペが過密日程の中で復帰を急いだ背景にはリールとの対戦という部分が大きかったはずだ。 同クラブには自身と同じく昨季限りでPSGを去った実弟MFエタン・ムバッペが今季からプレーしており、マドリーFWとしては初の兄弟対決に是が非でも出たい気持ちがあったことが想像される。 2024.10.02 07:30 Wed
4

王者マドリー撃破のリール指揮官が歴代3人目の“三名将”撃破達成者に…「チームが成し遂げたことは信じられない」

リールに金星をもたらしたブルーノ・ジェネジオ監督が、指揮官として通算3人目の偉業を成し遂げた。フランス『レキップ』が伝えている。 リールは2日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を1-0で勝利。前年の大会王者であり、今シーズン開幕から無敗を継続していたエル・ブランコに初黒星を与える金星を挙げた。 メンバー構成こそ普段に比べて守備的も、普段通りの[4-2-3-1]の布陣で強気なハイラインを強いてコンパクトな陣形でマドリーの攻撃を封じたリール。FWエドン・シェグロヴァを起点として右サイドを起点に幾度か鋭いカウンターを仕掛けると、前半終了間際には相手のハンドで得たPKをFWジョナサン・デイビッドが決めて先制に成功した。 後半は最終盤こそ完全に押し込まれる形となったが、それまではカウンターから幾つか決定機を創出するなど堂々たる戦いぶりをみせ、FWキリアン・ムバッペやMFアルダ・ギュレルらの投入で前がかった相手を最後まで抑え込んで1-0の勝利を収めた。 同試合後、ジェネジオ監督は「信じられない」とマドリー撃破という結果に驚きつつも、準備してきたプランを完璧に遂行した頼もしい選手たちを称賛した。 「私のチームが成し遂げたことは信じられない! 我々は万全の準備をしてきたが、このような偉業を達成するにはプレーヤーが自分たちの計画を信じることが必要だ。決定的なセーブをするゴールキーパー、得点するストライカー、そして少しの幸運で、我々はすべてを完璧にこなさなければならなかった」 「我々は素晴らしい前半を過ごし、本当に団結してプレーし、全員にとって素晴らしい夜となった。我々は日曜日のレアルの試合(マドリード・ダービー)をうまく準備するために活用した。レアルは内側で攻撃するのが好きだと分析し、時にはボールを手放さなければならないとしても、このセクターでかなりの激しさを出した」 なお、リヨン時代にジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティに勝利し、今シーズンのリールではCL予備予選でジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェを撃破したジェネジオ監督は、今回の試合でカルロ・アンチェロッティ監督相手に初勝利を収めた。 これまでその3人の名将すべてに勝利したのは、ユルゲン・クロップ監督、ディエゴ・シメオネ監督の2名しかおらず、ジェネジオ監督は歴代3人目となる“三名将”撃破達成者となった。 2024.10.03 10:45 Thu
5

「自分たちの力を発揮できなかった」伏兵リールに今季初黒星喫したアンチェロッティ監督は内容を問題視

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、今シーズン初黒星を喫したリール戦を振り返った。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。 マドリーは2日にアウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリール戦で0-1の敗戦を喫した。 激しい消耗戦となったアトレティコとのマドリード・ダービーから中2日でフランスの強豪のホームに乗り込んだエル・ブランコ。メンバー変更を3名にとどめて臨んだ一戦では試合の入りこそ悪くなかったが、時間の経過とともにハイラインでコンパクトな陣形を保つ相手に苦戦。さらに、前半終了間際にはMFエドゥアルド・カマヴィンガのハンドで与えたPKをFWジョナサン・デイビッドに決められて先制を許すと、FWキリアン・ムバッペやMFアルダ・ギュレルらの途中投入も機能せず、0-1ので敗戦となった。 同試合後、会見に出席したアンチェロッティ監督は「残念なのは、チームの印象が、良い試合ではなかった」と敗戦という結果以上に、低調だったパフォーマンスを悔やんだ。 「スポーツだから負けることもあるが、我々は自分たちの力を発揮できなかった。それが一番心配なことだが、我々はこの敗北から学び、もっとうまくやっていくためのリソースをすべて持っている。土曜日にまた試合があり、早く事態を正さなければならない」 「私は正直だ。今日の試合に対する批判は公平で正しい。それが現実だからこそ受け入れなければならない。この試合では良いパフォーマンスができなかった。昨年のダービーで負けたときは大きな警鐘だったし、うまくいけば、この敗北も大きな警鐘になるはずだ」 その敗戦の要因に関しては「我々よりもモチベーションが高く、ボールをより明確に、より激しく、より正確にプレーした」と評価したリールの健闘があったことは間違いないが、すべての局面において自分たちのプレーに問題があったと感じている。 「幸いなことに、最近は相手の方が上手くて勝つに値するようなことはあまり起きていない。ただ、試合に入り込むのに苦労し、デュエルの部分で苦戦した。引き分けにできたかもしれないし、最後にチャンスもあったが、勝つには値しなかった。前回負けたときのように、何を改善すべきかを学び、知る必要がある。それほど難しいことではないと思う」 「今日の試合を評価するのは難しい。ボール、トランジション、激しさ、デュエルで負けるなど、全てが間違っていた。冷静に物事を見て、全てを失わないようにしなければならないが、改善しなければならない。チャンスを生み、チャンスを作るのに苦労した。ボール保持が遅く、アイデアが欠けていた。いつもより直接的にプレーする必要があるフォワードがいて、ゆっくりプレーすると問題になってしまった」 この試合では無類の強さを見せる試合後半にギアが上がり切らず、ダービーでの消耗を窺わせるプレー内容となったが、指揮官は過密日程を言い訳にせず。その上でチームとして今回の試合で浮き彫りとなった課題をしっかりと克服したいと語った。 「それ(過密日程)は言い訳にならない。日曜、水曜、土曜と何度も試合をしてきたが、苦戦した。今日は良い夜ではなかった。言い訳はできないし、改善しなければならない。それだけだ」 「ただ話すだけでは解決には不十分だ。改善すべき力学がある。チームは改善しつつあったが、この試合は後退だ。戦い続け、闘い続け、改善し続けなければならない」 今季初黒星からのバウンスバックを図るマドリーは、5日に行われるラ・リーガ第9節でビジャレアルとホームで対戦する。 2024.10.03 10:15 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly