GKハイン好セーブ連発のアーセナル、アメリカ初戦はボーンマスとドロー その後のPK戦では勝利 【PSM】

2024.07.25 13:52 Thu
先制ボレーを叩き込んだファビオ・ヴィエイラ
Getty Images
先制ボレーを叩き込んだファビオ・ヴィエイラ
25日(現地時間24日)、親善試合のアーセナルvsボーンマスがディグニティヘルススポーツパークで行われ、90分の戦いは1-1のドロー決着、PK戦を5-4でアーセナルが制した。
PR
アメリカツアーを行っているプレミアリーグのチーム同士の対戦。ツアー初戦を迎えたアーセナルは、ユーロ2024やコパ・アメリカ2024に参加していた選手が不参加となり、冨安健洋キーラン・ティアニーはケガの治療のためロンドンにとどまった。アーセナルはエディ・エンケティアを頂点に、ファビオ・ヴィエイラリース・ネルソンが3トップを構成。最終ラインにはベン・ホワイトユリエン・ティンバーらが入り、U-21チームのイーサン・ヌワネリマイルズ・ルイス=スケリーらもスタメンに名を連ねた。
対するボーンマスはツアー2戦目。レクサムとの一戦を1-1のドローで終えていたなか、今回はエースのドミニク・ソランケらもスタートからピッチに立った。

先にチャンスを迎えたのは13分のボーンマス。高い位置でボールを奪うと、ボックス手前からソランケが思い切って右足を振る。シュートはやや力が入り、クロスバーを越えた。
それでも18分、アーセナルが先制。ネルソンが左サイドで仕掛けると、ふわりとしたクロスにファビオ・ヴィエイラ。左足ハーフボレーで叩き込んだ。

32分にはソランケに決定機が到来。ボックス内で縦パスを受けると、振り向きざまにDFを1人かわしてシュート。今度は枠に飛んだが、GKカール・ハインがファインセーブで凌いだ。

アーセナルは後半、マルティン・ウーデゴールが登場。ボーンマスも2人選手を入れ替えた。

ボーンマスが主導権を握ってゲームを進めるなか、63分にはアーセナルが一気に選手交代。ジョルジーニョオレクサンドル・ジンチェンコらがピッチに立つ。

その後も両チーム選手を入れ替えると、67分にはボーンマスのダンゴ・ワタラが最終ラインの裏へ抜け出し、GKとの一対一に。しかし、またもGKハインが好セーブを披露する。

一方のアーセナルも70分、ボックス手前中央でFKを獲得すると、ウーデゴールが直接狙う。ゴール右隅に飛んだが、GKネトがきっちり弾いた。

その3分後、ボーンマスがついに追いつく。アントワーヌ・セメンヨが前線でボールを奪い、自ら左足シュート。ディフレクトしたボールはループ気味の軌道となり、GKハインの手も届かずネットを揺らした。

83分にはウーデゴールのスルーパスからジンチェンコがシュートに持ち込むが、アーセナルの勝ち越しとはならず。結果を問わず、予定したPK戦へ突入した。

1人目のセメンヨとウーデゴールがそれぞれ成功させると、ボーンマス2人目のフィリップ・ビリングのシュートはGKハインがセーブ。アーセナルも4人目のトロサールが右ポストに当ててしまう。

5人目がそれぞれ成功すると、ボーンマス6人目のライアン・クリスティのシュートをGKハインがまたもストップ。アーセナルは6人目のヤクブ・キヴィオルが落ち着いて決め、5-4でPK戦を制した。

アーセナル 1-1(PK:5-4) ボーンマス
【アーセナル】
ファビオ・ヴィエイラ(前18)
【ボーンマス】
アントワーヌ・セメンヨ(後28)

PR

カール・ハインの関連記事

「浮かれていられるのも一時だけなのね」そんな風に私が肩すかしを喰らった気がしていたのは火曜日、今週の予定を見直していた時のことでした。いやあ、先週末のリーガ15節では上位3チームの距離が急接近。土曜には首位のバルサが3試合白星なしとなったため、その夜だけはアトレティコが勝ち点2差の2位になったのをニンマリ眺めていたんで 2024.12.05 00:00 Thu
「これって、超ピンチかも」そんな風に私が眉をひそめていたのは月曜日、お昼過ぎにビニシウス負傷離脱の報が入ってきた時のことでした。いやあ、前日夜はブタルケを4年ぶりにオレンジ色のユニを着たレアル・マドリーが訪問。5年前、自ら手で2部に突き落とした弟分のレガネスに兄弟分ダービーの華やぎを味合わせてあげたのも前半途中までと、 2024.11.26 20:00 Tue
アーセナルは30日、ボーンマスの元ブラジル代表GKネト(35)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「32」をつける。 アトレチコ・パラナエンセやフィオレンティーナ、ユベントス、バレンシア、バルセロナに所属したことのあるネトは、2022年8月にボーンマスに完全移籍で加入した。 ボーンマスではキャプ 2024.08.31 06:15 Sat
レアル・バジャドリーは13日、アーセナルのエストニア代表GKカール・ハイン(22)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 193cmの長身が武器のハインは、2018年7月にアーセナルの下部組織に加入。レディングへのレンタル移籍も経験し、2022年7月にファーストチームに昇格した。 イングランド代表GKアー 2024.08.13 20:50 Tue
アーセナルは21日、アメリカで行われるプレシーズンツアーに臨む最初の26名のメンバーを発表した。 今回の遠征メンバーはユーロ2024とコパ・アメリカ2024に参戦した多くの主力を除くファーストチームのメンバーと若手の混合というメンバー構成に。 キャプテンのウーデゴールやベン・ホワイトらに加え、ユーロ参戦組か 2024.07.21 23:49 Sun

アーセナルの関連記事

アーセナルのDFマイルズ・ルイス=スケリーが、チャンピオンズリーグ(CL)での初先発を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 アカデミー育ちのルイス=スケリーは、現在18歳。今シーズンから正式にファーストチームに昇格すると、ここまで6試合に出場していた。 ケガ人続出のディフェンスラインにおいて左サイドバックでプ 2024.12.12 16:10 Thu
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、生え抜きの若手の活躍が光ったモナコ相手の勝利に満足感を示した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 アーセナルは11日、ホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節でモナコと対戦し、3-0で快勝した。 勝ち点10で並ぶトップ8圏内同士 2024.12.12 09:55 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、アーセナルvsモナコが11日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場、モナコのFW南野拓実は後半から途中出場した。 勝ち点10で並ぶトップ8圏内同士の直接対決。 7位のアーセナルは直近 2024.12.12 07:18 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節残り9試合が11日に行われる。ここでは第6節2日目の11日に開催されるカードの展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第6節② ▽12/11(水) 《26:45》 アトレティコ・マドリー vs スロバン・ブラチスラヴァ リール vs シュトゥルム・グラーツ 2024.12.11 18:00 Wed
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、フルアム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 8日、プレミアリーグ第15節でアーセナルはフルアムとアウェイで対戦した。 首位のリバプールを追いかけるアーセナル。前節はマンチェスター・ユナイテッドに勝利し、リーグ3連勝を目指した中、最終ラインのケガ人がさらに増加。苦し 2024.12.09 11:50 Mon

プレミアリーグの関連記事

大不振に陥るマンチェスター・シティの状況を、元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏も憂慮している。 昨シーズン、前人未到のプレミアリーグ4連覇を果たし、我が世の春を謳歌していたシティ。しかし、今シーズンは中盤の大黒柱だったMFロドリが長期離脱となると歯車が狂い始め、プレミアリーグ直近6試合は1勝1分け4 2024.12.12 18:10 Thu
ブラジル『グローボ』によると、フルミネンセがトッテナムのブラジル代表FWリシャルリソン(27)に関心を寄せているという。 リシャルリソンは昨シーズン、トッテナム加入2年目のアンジェ・ポステコグルー体制発足で光明が差したが、終盤戦から断続的なケガに悩み、コパ・アメリカ2024を欠場した。 今季もここまでほぼ稼 2024.12.12 17:20 Thu
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が、スポーツディレクター(SD)を務めていたダン・アシュワース氏の電撃退団について言及した。イギリス『BBC』が伝えた。 新たにジム・ラトクリフ氏がオーナーとなり、エリク・テン・ハグ監督が率いていたユナイテッド。しかし、チームの調子が上がらずにいると、10月末にテ 2024.12.12 14:15 Thu
イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)の売却を検討とも報じられるマンチェスター・ユナイテッドだが、オファーが届く可能性は低いようだ。 ユナイテッドで10番を背負い、かつてはクラブやファンから高い期待を寄せられていたラッシュフォード。しかし、昨シーズンは成績が低下しただけでなく素行面でも問題を起こし 2024.12.12 12:10 Thu
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、直近のインタビューがクラブ幹部批判として物議を醸したDFクリスティアン・ロメロを擁護した。『ESPN』が伝えている。 ロメロは3-4で敗戦した直近のチェルシーとのダービー後に『Telemundo Deportes』のインタビューで、タイトルを獲得しているプレミアリーグの 2024.12.12 11:15 Thu

記事をさがす

カール・ハインの人気記事ランキング

1

いつの間にか、リーガ優勝争いに参加していた…/原ゆみこのマドリッド

「浮かれていられるのも一時だけなのね」そんな風に私が肩すかしを喰らった気がしていたのは火曜日、今週の予定を見直していた時のことでした。いやあ、先週末のリーガ15節では上位3チームの距離が急接近。土曜には首位のバルサが3試合白星なしとなったため、その夜だけはアトレティコが勝ち点2差の2位になったのをニンマリ眺めていたんですけどね。当然ながら、日曜には再びお隣さんに抜かれ、首位と勝ち点1差となったレアル・マドリーと共に段々状態を形成しているんですが、それがあっという間にまた、差が広がってしまうかもしれないんですよ。 そう、今週のミッドウィークはコパ・デル・レイ2回戦に当たっているものの、1月8日~12日のスペイン・スーパーカップに参加するため、このラウンドもコパ免除の4チームはその日付と重なるリーガ19節を先取り開催。マジョルカvsバルサ戦が火曜に、アスレティックvsマドリー戦が水曜にあるため、1位2位チームが勝った場合、アトレティコとの差がそれぞれ、5差、4差になることに。加えてマドリーは洪水災害で延期になった12節のバレンシア戦開催が1月2日とも言われているため、たとえ、シメオネ監督のチームが12月も連勝街道を突っ走ったとしても、年明け最初のリーガ19節時には勝ち点7差になっているかもしれないって、ちょっとショックじゃない? いえまあ、10月27日の11節ベティス戦でこの世のものとも思えないプレーを披露して敗戦。不調のドン底にあった当時はそれこそ、首位に勝ち点7とか、10とか、すでにリーガは終わったと言われる程の大差をつけられていたアトレティコでしたから、ここまで持ち直しただけでも立派なんですけどね。実際、リーガはまだ23試合もありますし、先のことはわかりませんが、物は考えよう。何より、この急上昇期のおかげで後続勢とも勝ち点6差ができ、現在、4位のアスレティックがもしマドリーに勝ったとしても、追い越される心配をしなくていいのは朗報と言っていいかもしれません。 まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢の試合がどうだったかをお伝えしていかないと。先陣を切ったのは弟分レガネスで、土曜にメンディソローサでのアラベスと対決。それがせっかく後半22分にラバのクロスからオスカル・ロドリゲスがヘッドを決めて先制しながら、42分にはカルロス・ビセンテにエリア外からgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)を撃ち込まれ、最後は1-1で引分けてしまうことに。ボルハ・ヒメネス監督のチームはそれでも15位、降格圏から勝ち点差2に留まったんですが、気の毒だったのはアラベスのルイス・ガルシア監督で、その前の節でもアトレティコに逆転負けを喰らい、ここ9試合で勝ち点4しか稼げなかったせいで、16位と順位はレガネスと1つしか違わないのに、月曜には解任となってしまいましたっけ。 ちなみにレガネスは今週、水曜にコパでエステポナ(RFEF2部/実質4部)と対戦し、日曜にはレアル・ソシエダをブタルケに迎えるんですが、15節の土曜は夜の部もあって、アトレティコがホセ・ソリージャを訪問。バジャドリーとの3年ぶりのリーガ対決となったんですが、何せこのスタジアム、2021年に最後のリーガ優勝を果たした思い出の場所ですからね。その時はコロナ禍でスタンドが無人だったの比べ、今回の試合は大勢のファンに見守られてではありますが、最下位の相手は前節、コリセウムで弟分のヘタフェにすら2-0とあっさり敗北。だったら、兄貴分のアトレティコの敵ではないはずと、かなりゆったりした気分で近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)に向かったところ…。 序盤からラポールとシラが頭をぶつけ合って倒れ込んだ時は、9月のマドリーダービーで頭蓋骨骨折をしたル・ノルマンの例もあったため、ドキリとさせられたんですが、幸い2人もプレー続行に支障は出ず。バジャドリーの方には12分にアマラーが負傷して、ユリッチと交代というアクシデントもあったんですが、いよいよ26分にはアトレティコの銃口が火を噴きます。そう、まずはジョレンテのラストパスをレングレがゴール前で押し込み、移籍後初ゴールを挙げると、いえ、31分のジュリアーノのゴールはオフサイドで認められなかったんですけどね。 その4分後にはシメオネ監督の三男がアシストに回り、ゴール右前からのグリーズマンのシュートはGKカール・ハインに弾かれてしまったものの、こぼれ球をフリアン・アルバレスが2点目にしてくれます。更にそれからたった2分後、ガランがエリア内左奥から折り返したボールをデ・パウルが決め、あっという間にリードが3点になっているとは凄まじい。となれば、前半ロスタイム、先日のCLスパルタ・プラハ戦でボールがゴールに入る直前に終了の笛が鳴り、得点が認められなかったヒメネスが決めたヘッドが、今度はグリーズマンのオフサイドで再びスコアに挙がらなかったとて、残念なのは当人だけだった? ええ、更に後半にもアトレティコのgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)は続きましたからね。次はとうとう、スパルタ戦では控えに回ったグリーズマンの見せ場が来て、7分、フリアンとのワンツーでエリア内に入った彼はボールを受けながらクルリと1回転。正確無比なvaselina(バセリーナ/ループシュート)でカール・ハインの頭上を抜けるゴールを挙げたとなれば、「Ronaldo vete ya!/ロナウド・ベテ・ジャー(ロナウド会長、もう出て行け)」と歌うのに疲れたホームファンまで、拍手喝采してしまったとしても無理はない? とうとう4点差になったこともあったか、24分にはシメオネ監督も恒例の一斉交代を行い、グリーズマン、フリアン、ジュリアーノが下がり、コケ、セルロート、コレアがピッチに入ったんですが、いえ、この日はCLリーグフェーズのように大量得点する必要はなかったんですけどね。やはり後出の選手たちもスポットライトを浴びたかったか、ロスタイムにはコレアのアシストでセルロートがダメ押しの5点目をゲット。先週火曜のプラハでの0-6勝利に続き、0-5のゴール祭りって、こんな景気のいいアトレティコ、未だかつて見たことありませんって。 いえ、確かにスパルタにしろ、その夜のうちにペッツェラーノ監督が解任されたバジャドリーにしろ、強敵とはとても言えないんですが、この7連勝が始まったコパ1回戦など、5つもカテゴリーが下のビック(地方リーグ/実質6部)相手に延長戦入り寸前までもつれ込む程、弱っちい彼らでしたからね。その試合のまさに救世主となったフリアンも、「アルゼンチンでは違うスタイルでプレーして、マンチェスター・シティでは完全に違うスタイルでプレーしてきたが、ahora ya sabe cómo juega el Atlético/アオラ・ジャー・サベ・コモ・フエガ・エル・アトレティコ(今ではアトレティコがどうプレーするか知っている)」(シメオネ監督)状態に進化。すでに10得点も挙げており、今回は3度目の正直で、7500億ユーロ(約120億円)の高額移籍がようやく成功してくれたみたいですからね。 加えてグリーズマン、コレア、セルロートと他のFWたちもゴールを決めているとなれば、このいきなり常勝アトレティコ、今週木曜午後7時(日本時間翌午前3時)のコパのカサレス(RFEF2部)戦、日曜メトロポリターノ開催のセビージャ戦でも8連勝、9連勝と続けていきそうですが、さて。ちなみにそのコパではいよいよ、ヘッドギア装着で用意が整ったル・ノルマンの復帰が見られそうなんですが、残る回復待ち選手がレマルだけというのも、負傷禍に苦しむ他のチームと比べて、アトレティコの有利な点かもしれませんね。 そして翌日曜にはマドリーが3週間ぶりにサンティアゴ・ベルナベウに帰還。何を勘違いしたか、午後2時試合だと思って行ってみれば、実は午後4時15分キックオフだったというのはともかく、やっぱりホームはどこのチームにとっても有難い場所なんですね。おかげで先週ミッドウィークはアンフィールドでリバプールにまったく歯が立たず。エムバペのPK失敗もあって、2-0でCLリーグフェーズ3敗目を喫し、決勝トーナメント16強対決進出プレーオフ圏ギリギリの24位になってしまった彼らながら、リーグは別物であることをしっかり証明できることに。 まあ、それには相手のヘタフェが、ベルナベウでは後にも先にも16年前に1度勝ったきりというのもあったんですけどね。おまけにこの日はジェネと共にベルトゥが出場停止とあって、先発したアルバロ・ロドリゲス以外、トップチームのFWがいないため、ボルダラス監督は右サイドをイグレシアスとニヨムのダブルSBで固め、ドゥアルテ、バロカルに加え、アルデレテを中盤に使うCB3人の超守備的な布陣を選択。おかげで開始から25分程は、ロドリゴが復帰したマドリーと拮抗を保っていられたんですが、セットプレーの時、リュディガーのマークについたニヨムが張り切りすぎてしまってねえ。 最初は主審の注意で済んだものの、2度目はイエローカード、そして27分、3度目にはとうとう、ペナルティを取られてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。この日もビニシウスは負傷欠場で、ピッチにはキックオフ前に私服で11月のリーガMVPトロフィーをお披露目する時にしか現れなかったため、当然、場内はエムバペのリベンジPKを期待したんですが…当人はPKマークに近寄る素振りすら見せず、ベリンガムが躍るようなパラディーニャで決めて、マドリーに先制点をもたらします。 ただ、エムバペにもすぐに活躍の場は巡ってきて、そう、38分にはベリンガムからスルーパスをもらうと、イグレシアスを振り切って、エリア前からシュート。これがまた、GKダビド・ソリアにも制止不能の弾丸シュートで、あっという間にヘタフェは2点差にされてしまったんですが、いやあ。何せ、「Nos falta gol desde el inicio del campeonato/ノス・ファルタ・ゴル・デスデ・エル・イニシオ・デル・カンペオナートー(ウチにはシーズン島当初からゴールが欠けていた)」(ボルダラス監督)ヘタフェですからね。最善の結果だったスコアレスドローの夢が消えて、ハーフタイム前にもう勝負あった状態になってしまったのは辛いところだったかと。 それでも後半頭からはアランバリとニヨムをプレシーズンから本職ボランチながら、CFとして使われているウチェ、そしてカンテラーノ(ヘタフェBの選手)のFWコバを入れて、一矢を報おうとしたヘタフェだったんですけどね。幸い、序盤にバロカルのハンドで再びPKを献上しそうになったのは、VAR注進のおかげで逃れることができたんですが、実はこの時も誰がマドリーのPKを蹴るのかが注目に。おかげで丁度、前半にソリアと頭をぶつけたプレーで気分が悪くなっていたベリンガムがギュレルと交代になっていたこともあり、一旦はルーカス・バスケスからボールを受け取ったエムバペがロドリゴにキッカー役を押し付けているシーンがTVカメラに目撃されちゃったんですよ。 まあ、これを当人の自信のなさと見るか、自信のない時はムリをせず、チームメートに託す実直な性格と見るかは人それぞれですが、むしろどうにかした方がいいのはシュート精度の悪さで、後半のエムバペは3度も絶好のチャンスがありながら、ゴール数を増やせず。いえ、せっかく1度はバーに当たるシュートを撃ちながら、その後、ヒザを痛め、21分にはウチェが交代することになったヘタフェにしてみれば、傷口が広がらなくて、助かったんですけどね。結局、試合はそのまま2-0で終わり、ボルダラス監督のチームは再び18位のエスパニョールと同じ勝ち点の17位となって、来週月曜にガチンコの降格圏外キープの戦いに挑むことに。 その前にはもちろん、木曜にコパのオリウエラ(RFEF2部)戦があるんですが、成績が振るわないのは日曜の続く時間帯にエスタディオ・バジェカスでアスレティック戦を迎えた弟分仲間のラージョも同様で、いえ、さすがにこの日は私も梯子観戦はできなかったんですけどね。せっかく前半14分にはエヌテカのゴールで先制しながら、後半にはサンセットに2発決められて、1-2で逆転負け。とうとう3連敗となってしまい、順位こそ13位のままだったものの、降格圏まで勝ち点3差に近づいてしまったとなれば、とてもじゃないけど、火曜のコパ、オリウエラ(RFEF2部)戦などにかまけている場合じゃない? ちなみにそのラージョに勝ったばかりのアスレティックに水曜午後9時(日本時間翌午前4時)から挑むのがマドリーなんですが、週明けの朗報はとうとう、チュアメニがチーム練習に復帰したことで、アンチェロッティ監督によると、もう実戦参加できるのだとか。今はリバプール戦で負傷したカマビンガおらず、カンテラーノのアセンシオもここ3試合でしっかりトップチームのCBが務まることがわかったため、おそらくボランチでの起用となりそうですが、ヘタフェ戦前半で交代したベリンガムも頭を打った後遺症がなかったのは良かったかと。 何せ、気がついてみれば、火曜の夜にはバルサがいきなり目覚めて、マジョルカ相手に1-5の大勝をしていましたからねえ。一時的にまた、2位との差が勝ち点4に広がってしまったため、ここはマドリーも勝って、1差に戻しておきたいところですが…サン・マメスでのアスレティックって、マドリッドの弟分たちのようには優しくないんですよね。 2024.12.05 00:00 Thu
2

ハードルがまた上がった…/原ゆみこのマドリッド

「これって、超ピンチかも」そんな風に私が眉をひそめていたのは月曜日、お昼過ぎにビニシウス負傷離脱の報が入ってきた時のことでした。いやあ、前日夜はブタルケを4年ぶりにオレンジ色のユニを着たレアル・マドリーが訪問。5年前、自ら手で2部に突き落とした弟分のレガネスに兄弟分ダービーの華やぎを味合わせてあげたのも前半途中までと、容赦なく、実力の差を思い知らせることになった試合を観戦してきたばかりだったんですけどね。それがまさか、ブラジル代表の2試合に皆勤後、木曜にマドリッドに着いた彼をアンチェロッティ監督がフル出場させてしまったツケが、こんな形で現れるとは! ええ、実際、ビニシウス自身もレガネス戦が終わるまで、痛みには気づかず、ゴールこそ挙げなかったものの、いや、むしろゴールを挙げたいばかりに、まだ交代枠はありながら、最後までピッチに残ることを希望したんですけどね。おかげで全治3週間の左太もものケガとなり、復帰目標は12月18日のインターコンチネンタルカップ決勝に。リーガこそ、土曜のセルタ戦で引分けた首位バルサに消化試合数1少ない状態で勝ち点差4と迫ったとはいえ、彼らにとって、リーグフェーズの天王山と言っても大袈裟ではない、今週水曜のCLリバプール戦にビニシウスが出られないとは計算外もいいとこじゃないですか。 というのもCLでここ、リールとミランに2連敗しているマドリーは18位と、目標の決勝トーナメント16強対決直接進出となる8位以上まで、かなり上が詰まっているからで、そんな時に限って、36チーム参加の改変版CLリーグフェーズで唯一、4連勝で首位に君臨。更にプレミアリーグでも2位のマンチェスター・シティに勝ち点8差をつけて、首位を独走しているアルネ・スロット監督のチームと当たるだけでもハードなのに、かてて加えて、チームの大黒柱が当てにできないですよお。 おまけにかろうじてルーカス・バスケスは回復したものの、ロドリゴとチュアメニはまだリハビリ中。要はまた、CBにカンテラーノ(RMカスティージャの選手)のアセンシオを起用しないとならないんですが、サラー率いるリバプールの前線はレガネスのように優しくないとなれば…水曜午後9時(日本時間翌午前5時)からの大一番はやっぱりGKクルトワと、晴れて得意の左サイドを独占できるエムバペにすがるしかないんでしょうか。 まあ、そんなことはともかく、先週末のマドリッド勢がどうだったか、お話ししていくことにすると。各国代表戦入り直前同様、またしても私が3日連続出動となったリーガ14節は金曜夜のコリセウムでスタート。弟分のヘタフェがバジャドリーを迎えたんですが、とにかく前半は退屈でねえ。枠内に行ったシュートが31分、ルイス・ミジャがエリア外から撃ったのが初めてだったというくらい、どちらもパッとしなかったんですが、対照的に熱かったのはベンチの方。 ええ、終盤にジェネがエリア内で倒されたプレーがペナルティとならなかったことから、両監督が揉め、ハーフタイムにロッカールームに引き揚げる途中、ペッツェラーノ監督にレッドカードが出されたことが、後半開始後、バジャドリーの指揮を執っているのが第2監督だったことから発覚。大体がして、損をしたのはボルダラス監督のチームだったというのに、イエローカードで留まった彼に対して、何でそうなるのかは永遠の謎でしたが、相変わらず、ゴールが遠いヘタフェはアレックス・ソラをイグレシアスに代えて、右SBをしていたニヨムを前に出し、更にベルトゥをアルバロ・ロドリゲスに交代と早めに手を打ったところ…。 やってくれたんですよ、RMカスティージャからレンタル修行に来た20才の大型FWが!25分、アルデレテのロングパスをニヨムがエリア内左奥で受けると、アルバロにパス。大勢の敵に囲まれながら、体を回して撃った彼のシュートがGKカール・ハインを破ってくれたから、ビックリしたの何のって。更にその2分後にもCKからの始まったプレーで、昨季まで2年間、ヘタフェで修行していたラタサがエリア内のボールをクリアできず。ちゃっかりニヨムが2点目を奪ってくれたとなれば、まあ、相手は最下位のチームですしね。 そのまま2-0で、9月28日のアラベス戦以来となる、「Todos la necesitábamos para coger aire/トードス・ラ・ネセシタバモス・パラ・コヘール・アイレ(息ができるように必要だった)」(ボルダラス監督)今季2勝目をヘタフェはゲット。おかげで降格圏との差も勝ち点3に拡大し、今週末は日曜にサンティアゴ・ベルナベウでの兄弟分ダービーとなるせいもあって、有難かったんですが、貧乏暇なしとはまさにこのことかと。というのもヘタフェはこのミッドウィークの火曜、10月28日のバレンシア州洪水災害のため、延期となっていたコパ・デル・レイ1回戦をプレーしないといけないから。 いやまあ、相手は地方リーグ(実質6部)のマニセスですし、ボルダラス監督もトップチームメンバー8人以上がピッチにいないといけないという規定を最低限満たして、あとはカンテラーノ(下部組織のチーム)で賄うつもりのようですけどね。順延を余儀なくされた複数の1回戦の中でもこの試合は同日開催のパルラ・エスクエラvsバレンシア戦と共に最後に残った2つで、もう水曜には12月4~6日に行われる2回戦の組み合わせ抽選が実施。今のところ、敗退した1部チームはいないため、ヘタフェにもソツなく勝ってもらいたいところですが、代表戦明け早々の今の時期なら、きっとまだ選手も体力ありますって。 そして翌土曜はメトロポリターノに出向いた私だったんですが、早くも前半8分、アトレティコはカルロス・ビセンテのクロスを防ごうとジャンプしたハビ・ガランが天高く上げた腕にボールが当たり、しかも間が悪くもエリア内。疑問の余地ないハンドでアラベスにPKを与え、グデリに先制点を決められてしまうという、呆れるようなスタートを切ったんですけどね。各国代表のお勤めに出ていたのはGKオブラクとバリオスの2人だけという、休養十分なスタメンだったにも関わらず、前半のうちはせいぜい、サムエル・リノのシュートがGKシベラに逸らされてゴールバーに当たったぐらいしか、チャンスらしきものない有り様だったところ…。 0-1のまま始まった後半、まずは頭から、ジョレンテ、ガランをジュリアーノ、セルロートに代え、順次、フリアン・アルバレス、デ・パウル、リケルメと25分までに交代枠を使い切ったシメオネ監督のチームだったんですが、うーん、このところ、お隣さんばりにremontada(レモンターダ/逆転劇)で勝っているのを見ているせいでしょうかね。きっとそのうち、ゴールは入るわよと妙に楽観的な自分がいたんですが、実際、その通りになるんですから、最近のアトティコはいよいよツキが回ってきた? それが起こったのは31分、デ・パウルの入れたクロスに合わせようとしたセルロートと一緒にジャンプしたアブカルの後ろ手にボールが落ち、主審がハンドによるペナルティを宣告。アラベスのルイス・ガルシア監督によると、「Son cosas que no se pueden pitar. Es un jugador que salta y se desequilibra/ソン・コーサス・ケ・ノー・セ・プエデン・ピタール。エン・ウン・フガドール・ケ・サルタ・イ・セ・デセキリブラ(ペナルティには取れないことだ。ジャンプした選手がバランスを失ったんだから)」そうなんですが、この時はVAR注進もなかったよう。あっさりグリーズマンがPKを決めて、同点に追いついたアトレティコだったんですが、まさかその10分後、この試合最高のプレーを見られることになるとは! そう、まだアルゼンチン代表モードだったデ・パウルが送ったスルーパスに抜け出したセルロートが、これまたノルウェイ代表で1ゴール1アシストの余韻もあったか、エリア内右側から、いかにもザ・ストライカーというゴールを決めてくれたんですよ。もちろん、それにはシメオネ監督の功績もあって、試合前日合宿のホテルでセルロートと1時間余り向かい合い、「プレー時間が5分だろうが、20分だろうが、90分だろうが、チームに貢献できることについて、habíamos tenido una charla muy linda/アビアモス・テニードー・ウナ・チャルラ・ムイ・リンダ(とてもいい話し合いをした)」のだとか。 おかげでモラタ(現ミラン)の後継を務める気満々でビジャレルから移籍しながら、不動のスタメンに定着できないでいるセルロートも何か吹っ切れたか、チームに2-1の逆転勝利をもたらすゴールを挙げて、シメオネ監督のアトレティコ在任700試合のお祝いに花を添えることができたんですが、いやあ。一応、これで首位のバルサにも勝ち点5と盛り返した彼らだったんですが、土曜のバジャドリー戦はアウェイだということを除けば、何とかなりそうな気はしても、果たして火曜午後6時45分(日本時間翌午前2時45分)からのCLスパルタ・プラハ戦はどうなることやら。 ええ、こちらもお隣さん同様、2勝2敗の23位で、かなりヤバいことになっていますからね。もう月曜にはプラハ入りしたチームですが、先週からラグビー用のヘッドギアを着けて合流したル・ノルマン、アルゼンチン代表1戦目でケガして早退してきたモリーナ、リハビリプロセスから一向に抜けられないレマルはまだおらず。ここ5連勝で、CLでは強敵PSGに奇跡のレモンターダでアウェイ勝利した勢いに乗って、気温零度のチェコの地でも白星を掴めるといいのですが、さて。そうそう、今季のCLは9位~24位の16強対決出場プレーオフ圏に入らず、25位以下で敗退したら、EL転戦のカードはないんですってよ。 一方、日曜の部はというと、弟分のラージョがサンチェス・ピスファンで前半26分、ソウに決められた1点を、ウナイ・ロペスがイサークの背中を殴り、一発レッド退場したせいもあって、最後まで返せず。1-0でセビージャに負けてしまった後、スタンドがファンの掲げるモザイクで覆われたブタルケでマドリー戦がキックオフに。ちなみにこの日のアンチェロッティ監督のチームには新機軸があって、いえまあ、バルベルデが右SBだったのは、カルバハルとルーカス・バスケスの負傷で、他に本職がいないための窮余の一策だったんですけどね。ここ4試合、ノーゴールが続いているエムバペとビニシウスのポジションをスイッチし、フランス代表に招集されなかった前者を左サイドに配置。その効果があったか、早くも開始10分にはエムバペがゴールを決めたんですが、残念ながら、これはオフサイドで認められないことに。 いえ、兄貴分を前に攻撃ではまったく冴えたところのなかったレガネスも守備は懸命に頑張って、久々に先発に入り、張り切っていたギュレルも抑えていたんですけどね。43分、アルティが自陣エリア前でボールをベリンガムに奪われたのが運の尽き。それをビニシウスが繋いで、ゴール右前から平行のパスを出すと、タイミング良く突っ込んできたエムバペに先制ゴールを挙げられてしまっていてはねえ。 ええ、ボルハ・ヒメネス監督も後半早々にはラバやチッコを入れて、反撃しようとしたんですが、やっぱりいくら負傷者続出で戦力減退しているとはいえ、マドリーとは選手の次元が違いますからね。21分にはエリア左前からのFKをセバージョスが短く出すと、ギュレルがボールを止め、それをキャプテンの大役を初めて担ったバルベルデが弾丸シュートで撃ち込んで、2点目を取られている始末。40分にもCKのクリアに失敗し、ブライムのシュートがボールバーに当たって跳ねたボールを、イングランド代表の試合で調子を取り戻したベリンガムにヘッドで決められてしまっては、もうどうしようもありませんって。 そのまま0-3でレガネスは完敗し、弟分ダービーではヘタフェともラージョともアウェイで1-1と引分けて互角なところを見せたものの、兄貴分に対してはまだまだというところが露見してしまったんですが、大丈夫。そう、彼らのリーガは優勝を争うマドリーやアトレティコとは違い、1部残留が唯一の目標ですからね。折しも14節の結果で弟分3チームは13位ラージョ、14位レガネス、15位ヘタフェと勝ち点3差の中で集合。とりあえず、ミッドウィークが暇なラージョは日曜のホームゲーム、アスレティック戦で、レガネスは土曜のアウェイゲーム、アラベス戦で降格圏との差を広げる闘いを継続していくことになりますが…難点はどこもゴール付いているFWがいないことでしょうか。 2024.11.26 20:00 Tue
3

アーセナルが控えGK確保! 元ブラジル代表GKネトをボーンマスからレンタルで獲得、ユーベ、バルサでもプレーしたベテラン「夢がか叶った」

アーセナルは30日、ボーンマスの元ブラジル代表GKネト(35)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「32」をつける。 アトレチコ・パラナエンセやフィオレンティーナ、ユベントス、バレンシア、バルセロナに所属したことのあるネトは、2022年8月にボーンマスに完全移籍で加入した。 ボーンマスではキャプテンも務め、これまで公式戦63試合に出場し13試合でクリーンシート。今シーズンもプレミアリーグ2試合、EFLカップ1試合に出場していた。 セリエAで83試合、ラ・リーガで79試合、そしてプレミアリーグで61試合と豊富な経験を持つネト。ヨーロッパリーグ(EL)でも22試合に出場し、ブラジル代表としても1試合プレー経験がある。 アーセナルはイングランド代表GKアーロン・ラムズデールがサウサンプトンへ完全移籍。エストニア代表GKカール・ハインがレアル・バジャドリー、GKアーサー・オコンクウォがレクサムへとレンタル移籍しており、GKがダビド・ラヤ1人となっていた。 ネトはクラブを通じてコメントしている。 「人生で夢を実現している。夢が叶った。本当に、本当に幸せだ」 「子どもの頃、サッカーチームでプレーするという夢が2つあった。1つは僕が育ち、プロのサッカー選手になったブラジルのチーム。そして、もう1つはアーセナルだ。そして今、その夢が実現しつつある!僕は本当に幸運な人間だ」 「アーセナルのサポーターの皆さん、僕はここにいるファンの1人だということを言いたい。夢が叶って本当に嬉しい。僕を頼ってほしい。アーセナルのために100%以上の力を尽くす」 2024.08.31 06:15 Sat

アーセナルの人気記事ランキング

1

アーセナル主将ウーデゴールがパパに! パートナーとともに第一子誕生を公表

アーセナルのキャプテンがパパになった。 ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(25)は今年8月、自身のインスタグラムでパートナーであるプロダンサーのヘレン・スピリング(28)とのマタニティフォトを公開。その後、結婚が明らかになるなか、2人は6日にそれぞれのインスタグラムで子供の手を取り合う写真をアップし、今月1日に第一子誕生を公表した。 ウーデゴールは妻が出産する前日の11月30日に行われたプレミアリーグのウェストハム戦でPKチャンスからゴールを決め、おしゃぶりパフォーマンスを披露。ドイツ代表MFカイ・ハヴァーツがパートナーとの間に子供を授かったのを公表したことに対するものとされたが、妻への前祝いの意味もあったのかもしれない。 2021年冬のアーセナル入りがヒットし、今や司令塔でありながら主将も担うウーデゴール。プライベートでは父親にもなり、ピッチ内外で充実した日々を過ごしている。 <span class="paragraph-title">【画像】ウーデゴールとパートナーのマタニティフォト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C_LvT6wi8Ad/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Martin Ødegaard(@odegaard.98)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.12.07 18:30 Sat
2

「ヴェンゲル何やっているんだ」 名将がクラブW杯抽選会でダンス…異様な光景にファンが困惑 「身震いした」

アーセナルのレジェンド監督であるアーセン・ヴェンゲル氏が思わぬ形で脚光を浴びている。 国際サッカー連盟(FIFA)は5日のアメリカにて、来夏に開催するクラブ・ワールドカップ(W杯)2025の組み合わせ抽選会を実施。元ブラジル代表FWのロナウド氏や元イタリア代表FWのアレッサンドロ・デル・ピエロ氏ら豪華メンバーが登場した。 かつて名古屋グランパスも率き、現在はFIFAの要職を務めるヴェンゲル氏はスタジオにゲスト出演。司会者のアナ・ユルカが出演者を紹介すると、スタジオを盛り上げようとダンスを試み、「約束したでしょ」とヴェンゲル氏も巻き込んだ。 御年75歳の名将からすれば無茶ぶりで、一度は逃げる素振りをしたものの、ユルカがカウントダウンのかけ声を始め、やらないわけにはいかない空気に。なんともぎこちないものだったが、見よう見真似で踊ってみせた。 SNS上ではこの光景にファンの戸惑いが感じられるものが多く、イギリス『デイリー・メール』によると、「ヴェンゲル、何やっているんだ…」「あのアーセン・ヴェンゲルが踊らされている。なんて恐ろしい出来事だ」「あのアーセン・ヴェンゲルをステージ上で踊らせているのを見て身震いした」などの声が上がったという。 <span class="paragraph-title">【動画】名将ヴェンゲルのぎこちないダンス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Arsene Wenger with the dance moves at the Club World Cup draw <a href="https://t.co/9mx6wEGMVC">pic.twitter.com/9mx6wEGMVC</a></p>&mdash; Sky Sports Football (@SkyFootball) <a href="https://twitter.com/SkyFootball/status/1864762499305771021?ref_src=twsrc%5Etfw">December 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.06 16:40 Fri
3

「プレー全般がショッキング」 アーセナル戦のユナイテッド10番に闘将キーンが激怒

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードがレジェンドOBの逆鱗に触れた。 悩める日々が長いなか、ルベン・アモリム新監督になってからプレミアリーグ3ゴールと結果がついてき始める10番。だが、4日に行われた第14節のアーセナル戦に途中から出場すると、ゴールに向かっていくシーンがほぼなく、72分には自身が足を滑らせ、招いた相手のCKチャンスから追加点を許した。 まったくもってインパクトなしの姿に『The Overlap』でこの試合を観戦したロイ・キーン氏もげんなり。イギリス『デイリー・メール』が報じる。 「いいか、ラッシュフォードは出場したが、フットボーラーとしてのプレー全般がショッキングだ。あのヘディングを見てみろ」 また、アーセナルの追加点に繋がったCK献上のプレーにも「あれを何だか知っているか? ゴミだ!しょうもないゴミだ。クリアで切れ」と言い放った。 結果的にあの追加点が決定打となり、ユナイテッドもアモリム体制初黒星。キーン氏はこの結果にも「湯当然の結果だ。枠内シュートも1本だけなのだから」と締めくくった。 浮き沈みの激しさからファンやサポーターからも厳しい目が向きがちなラッシュフォード。怠慢さもだが、一貫性のあるプレーが新体制でも一番の課題となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ユナイテッドがアーセナル攻略ならずで新体制初黒星</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sx_cQn4TdKo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.06 17:50 Fri
4

「セットプレーが試合の流れを変えた」ユナイテッド初黒星のアモリム監督…大幅ターンオーバーの理由も説明

マンチェスター・ユナイテッドを率いて初黒星を喫したルベン・アモリム監督が、アーセナル戦を振り返った。 ユナイテッドは4日、エミレーツ・スタジアムで行われたプレミアリーグ第14節でアーセナルと対戦し、0-2で敗戦した。 先月のインターナショナルブレーク後からユナイテッドの新指揮官に就任し、ここまで2勝1分けで無敗を維持していたアモリム監督。 新生ユナイテッドの試金石となった2位相手の一戦ではサスペンション2選手を含め6選手を入れ替える大幅なターンオーバーを敢行。前半は押し込まれる展開ながらも、流れのなかでは決定機を与えず。枠内シュート0本に終わったものの、上々の戦いを見せた。 しかし、後半立ち上がりに左CKをDFユリエン・ティンバーに決められて先制を許すと、73分には右CKの二次攻撃からDFウィリアム・サリバに2点目を献上。また、攻撃面ではDFマタイス・デ・リフトがセットプレーから決定機を作ったが、後半の3枚替えなど交代策も機能せず。敵地で地力の差、完成度の差を見せつけられる形で新体制初黒星を喫した。 同試合後、アモリム監督はクラブ公式チャンネルのインタビューでセットプレーが勝敗を決定づけたと相手のストロングを抑えきれなかった点を悔やんだ。 「タフな試合になることはわかっていた。コーナーキックとセットプレーが試合の流れを変えたと思う。そこから我々は勢いを失い、試合を再びコントロールしようとあらゆることを試みた。スタジアムの雰囲気からも、前半に関しては我々が相手を苦しめていたことは感じられたはずだ。我々には多くの改善点があるが、試合をコントロールできていた」 「試合のなかで我々は競り合っていた。もしマタイスがあの場面で決められていたら、流れは違ったものになっていただろうが、我々は懸命に戦った。相手はとてもよくオーガナイズされていて、リードされている彼らを相手に得点するのは非常に難しい」 「彼らはそこに多くの時間を費やして訓練を重ねているだけあって、非常に巧みだ。特に、そのための大柄なプレーヤーを揃えている。彼らの戦略のひとつであり、我々は2週間で対策に取り組んだ。しかし、プレミアリーグのどのチームもセットプレーには苦しんでいる。あまり良いプレーはできていなかったのは残念だが、アーセナルもそれほど良いプレーはできていなかった」 前述の大幅なターンオーバーに関してはもちろん対戦相手の対策はありながらも、各自のプレータイムのコントロール、新たな離脱者を出さないための配慮があったことを認めている。 「現時点では、同じチームでプレーすることは不可能だ。プレーヤーにはチームの一員であることを自覚する必要があるが、我々はメソッドや、多くのことを変えている。プレーのやり方、プレスのやり方を変えているから、すべてのプレーヤーが万全のコンディションである必要がある。あらゆる試合をこなしていくためには、ケガ人は出せない。チームにとってより良い方法だと感じるやり方で管理していくつもりだ」 「常にメンバーを入れ替えるのが好きなわけではないが、試合を見ればわかるように、メイソン・マウントはフル出場はできない。なぜなら、まだ十分注意しなければならない段階だからだ。ハリー・マグワイアも途中で交代させる必要があるし、レニー・ヨロも出場時間をコントロールしなければならない。ルーク・ショーもタイレル・マラシアも同じだ。出場時間をコントロールし、新しいアイデアを用いて、試合に勝ち、プレーヤー全員のフィットネスを維持しなければならない。難しい時期になるが、まずはパフォーマンスに集中し、次の試合のことを考えよう」 なお、開幕前のスーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラで敗れているものの、開幕後はスポルティングCPでの指揮を含めて今季の初黒星となった指揮官だが、「常に学ぶことはある。本当に厳しいが、どの試合でも同様に、ポジティブな点とネガティブな点を受け入れる必要がある。だから、自分たちのやっていることに集中し、次の試合ではプレーヤー全員を回復させてフレッシュな状態で臨み、また頑張る。ファンでいっぱいのスタジアムで、成功を収める。そのためには少し時間が必要だ」と気持ちを切り替え、7日に控えるノッティンガム・フォレストとのホームゲームでの勝利を誓った。 2024.12.05 12:30 Thu
5

アーセナルが新生ユナイテッドに初黒星与える公式戦4連勝! CKからティンバー&サリバ弾【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第14節、アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッドが4日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 2位のアーセナルは前節、ウェストハムとのロンドン・ダービーに5-2で圧勝。前半に7ゴールが生まれるオープンな展開のなか、公式戦2試合連続5ゴールを挙げての連勝となった。完全復調を印象付けるべく、公式戦4連勝を狙った一戦では先発4人を変更。負傷でメンバー外のガブリエウとカラフィオーリの代役にキヴィオル、ジンチェンコ。ジョルジーニョとトロサールに代えてトーマス、マルティネッリを起用した。 9位のユナイテッドは前節、エバートンとのホームゲームで4-0の圧勝。ルベン・アモリム新体制で初のリーグ戦勝利を収めた。下位に沈む対戦相手の低調なパフォーマンスが影響した部分は多分にあるものの、直近2試合での課題改善も見受けられるポジティブな試合となった。初の対ビッグ6となった今回のアウェイゲームでは先発6人を変更。サスペンションのマルティネスとメイヌーの代役にマグワイア、ウガルテを起用したほか、アマド、カゼミロ、ラッシュフォード、ザークツィーに代えてマラシア、マウント、ガルナチョ、ホイルンドを起用。大胆なターンオーバーを敢行した。 やや守備的な布陣で臨んだユナイテッドに対して、ホームのアーセナルが攻勢を仕掛けていく。押し込んだ状況で流れのなかでは決定機に至らずも、8分には左CKからニアでクロスに反応したトーマスが際どい場面を作り出す。 以降もアーセナルが押し込む展開が続くものの、ボールを持たれても焦れずにスペースと人を管理するユナイテッドの堅守に苦戦。ウーデゴール、サカの右を起点とした攻めもうまくケアされる。25分には再びセットプレーの流れからジンチェンコ、マルティネッリとボックス内で連続シュートに持ち込むが、いずれも先制点には繋がらず。 前半半ばから終盤にかけてはユナイテッドも低い位置ながらもボールを保持し、試合は膠着状態に陥る。40分過ぎにはマウント、ダロトの連続シュートも放ったが、いずれも先制点には繋がらなかった。それでも、劣勢必至と思われた前半を内容的にもイーブンのゴールレスで終えた。 迎えた後半、ユナイテッドはマラシアを下げてアマドを投入。この交代でダロトが左ウイングバックにポジションを移した。後半も堅い展開が続いたが、やはりホームチーム得意のセットプレーがスコアを動かす。 54分、左CKの場面でキッカーのライスが右足インスウィングの正確なボールを入れると、ニアに飛び込んだティンバーが頭でバックヘッド気味にフリックした至近距離からのシュートがゴールネットに突き刺さり、加入2年目のオランダ代表DFの初ゴールとなった。 流れの中ではうまく守っていたものの、ビハインドを背負ったユナイテッドは59分に3枚替えを敢行。マグワイア、マウント、ガルナチョを下げて新天地デビューとなったヨロ、前節ともに2ゴールのザークツィー、ラッシュフォードをピッチに送り込んだ。67分にはセットプレーから後半最初の決定機を迎えるが、デ・リフト渾身のヘディングシュートはGKラヤの好守に阻まれた。 一方、71分にジンチェンコとマルティネッリを下げてメリーノ、トロサールを投入したアーセナルは、ティンバーを左、トーマスを右のサイドバックに配置換え。すると、73分には右CKの場面でサカの浮き球のボールをファーでトーマスが頭で折り返すと、ゴール前のサリバの臀部に当たってコースが変わったボールがゴールネットを揺らし、再びセットプレーでゴールをこじ開けた。 これで勝利に大きく近づいたアーセナルはよりゲームコントロールにシフト。リスクを冒して前に出るユナイテッドの攻撃を冷静に撥ね返しながら、カウンターから幾度か際どいシーンも創出。最後まで危なげない運び方でゲームをクローズし、2-0の勝利で公式戦4連勝を挙げた。一方、敗れたユナイテッドは新体制初黒星となった。 アーセナル 2-0 マンチェスター・ユナイテッド 【アーセナル】 ユリエン・ティンバー(後9) ウィリアム・サリバ(後28) <span class="paragraph-title">【動画】ティンバー&サリバのCK弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">膠着した試合<br>アーセナルが得意のセットプレーから<br>均衡を破る<br>ティンバーはシーズン初ゴール<br><br>プレミアリーグ 第14節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/cPyhEbjQFh">pic.twitter.com/cPyhEbjQFh</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1864422771180359932?ref_src=twsrc%5Etfw">December 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">追加点はまたしても<br>コーナーキックから<br>今度はサリバがシーズン初ゴール<br><br>プレミアリーグ 第14節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/QtGyw5kInz">pic.twitter.com/QtGyw5kInz</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1864427098078892480?ref_src=twsrc%5Etfw">December 4, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.05 07:14 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly