プレストンvsフルアムはEFLカップ記録の最長PK戦に! ただ世界記録は桁違いの本数に…

2024.09.18 09:00 Wed
先制点にPK戦に終止符打ったレドソン
Getty Images
先制点にPK戦に終止符打ったレドソン
17日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦で同大会記録となる壮絶なPK戦が繰り広げられた。
PR
チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するプレストン・ノースエンドは、プレミアリーグのフルアムをホームで迎え撃った。試合はMFライアン・レドソンのゴールによってプレストンが前半の35分に先制。だが、フルアムも後半の61分にFWリース・ネルソンのゴールで追いついた。その後、両者は90分間で決着を付けるべく攻め合ったものの、1-1のスコアでタイムアップ。
今大会は延長戦を行わず、即PK戦というレギュレーションとなっており、4回戦進出を懸けた運命のPK戦がスタート。

先攻フルアム、後攻プレストンという形で両チームのキッカーが素晴らしいシュートを打ち合うと、互いに8人連続で成功。迎えた9人目では先攻のDFホルヘ・クエンカがGKフレディ・ウッドマンのセーブに阻まれて初めての失敗に。だが、決めれば勝利となる後攻のMFケイン・ケスラー=ヘイデンのシュートを今度はGKスティーブン・ベンダがこちらも見事な反応で阻止した。
その後、11人目ではベンダ、ウッドマンの両GKがいずれも見事なシュートを決めて2巡目に突入。以降も両チームのキッカーは重圧を跳ね除けてシュートを決め続けた。

そんななかでようやく決着が付いたのは17人目。先攻のDFティモシー・カスターニュが大きくふかしてクロスバーの上にシュートを外したのに対して、後攻のレドソンは冷静に左隅へ蹴り込み、プレストンが見事に4回戦進出を決めた。

なお、最終的に34本16-15の結果に終わったこの一戦は、2014-15シーズンのリバプールvsミドルズブラの30本14-13を抜いてEFLカップ最長記録のPK戦となった。

ちなみに、世界記録は今年5月に行われたイスラエル3部リーグの昇格プレーオフ準決勝のSCディモナvsシムション・テル・アビブで樹立された56本。両チームが28本蹴り合った中、ディモナが23-22で勝利している。



PR
1 2

プレストン・ノースエンドの関連記事

開幕戦の敗戦で監督交代に踏み切ったプレストン・ノースエンドは20日、新監督にポール・ヘッキングボトム氏(47)を招へいしたことを発表した。 ヘッキングボトム氏は、バーンズリーやリーズ・ユナイテッド、ハイバーニアンで監督を務めたのち、シェフィールド・ユナイテッドU-21の監督に就任。2021年3月にファーストチーム 2024.08.20 21:45 Tue
チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドは12日、ライアン・ロウ監督(45)との契約解除を発表した。双方合意の下での解除となる。 ロウ監督は、2021年12月にプレストンの監督に就任。2年半の在任期間で、チャンピオンシップで13位、12位、10位と毎年順位を上げていた。 今シーズンも 2024.08.12 23:25 Mon
アストン・ビラは7日、イングランド人DFカイン・ケスラー=ヘイデン(21)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンへレンタル移籍すると発表した。加入期間は2025年5月31日までとなる。 ビラの下部組織育ちであるケスラー=ヘイデンは、2021年1月にファーストチームデビュー。その後はスウィンドン・タウ 2024.08.08 08:35 Thu
かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してフ 2024.07.24 18:20 Wed

EFLカップの関連記事

記事をさがす

ライアン・レドソンの人気記事ランキング

1

プレストンvsフルアムはEFLカップ記録の最長PK戦に! ただ世界記録は桁違いの本数に…

17日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦で同大会記録となる壮絶なPK戦が繰り広げられた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するプレストン・ノースエンドは、プレミアリーグのフルアムをホームで迎え撃った。 試合はMFライアン・レドソンのゴールによってプレストンが前半の35分に先制。だが、フルアムも後半の61分にFWリース・ネルソンのゴールで追いついた。その後、両者は90分間で決着を付けるべく攻め合ったものの、1-1のスコアでタイムアップ。 今大会は延長戦を行わず、即PK戦というレギュレーションとなっており、4回戦進出を懸けた運命のPK戦がスタート。 先攻フルアム、後攻プレストンという形で両チームのキッカーが素晴らしいシュートを打ち合うと、互いに8人連続で成功。迎えた9人目では先攻のDFホルヘ・クエンカがGKフレディ・ウッドマンのセーブに阻まれて初めての失敗に。だが、決めれば勝利となる後攻のMFケイン・ケスラー=ヘイデンのシュートを今度はGKスティーブン・ベンダがこちらも見事な反応で阻止した。 その後、11人目ではベンダ、ウッドマンの両GKがいずれも見事なシュートを決めて2巡目に突入。以降も両チームのキッカーは重圧を跳ね除けてシュートを決め続けた。 そんななかでようやく決着が付いたのは17人目。先攻のDFティモシー・カスターニュが大きくふかしてクロスバーの上にシュートを外したのに対して、後攻のレドソンは冷静に左隅へ蹴り込み、プレストンが見事に4回戦進出を決めた。 なお、最終的に34本16-15の結果に終わったこの一戦は、2014-15シーズンのリバプールvsミドルズブラの30本14-13を抜いてEFLカップ最長記録のPK戦となった。 ちなみに、世界記録は今年5月に行われたイスラエル3部リーグの昇格プレーオフ準決勝のSCディモナvsシムション・テル・アビブで樹立された56本。両チームが28本蹴り合った中、ディモナが23-22で勝利している。 <span class="paragraph-title">【動画】EFLカップ史上最長のPK戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">This is what football is all about<br><br> 16-15 on penalties<br> Fulham miss 9th pen<br> Preston GK gives it large<br> Preston miss 9th pen to win<br> Fulham score 10th pen &amp; “shhh” GK<br> Goalkeeper’s then take pens <br> Pen goes in off the back of GK’s head<br> Big underdog upset… <a href="https://t.co/Rf0NMQNxKz">pic.twitter.com/Rf0NMQNxKz</a></p>&mdash; The Editor (@FPLEditor) <a href="https://twitter.com/FPLEditor/status/1836155264522948721?ref_src=twsrc%5Etfw">September 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.18 09:00 Wed

プレストン・ノースエンドの人気記事ランキング

1

プレストンvsフルアムはEFLカップ記録の最長PK戦に! ただ世界記録は桁違いの本数に…

17日に行われたカラバオカップ(EFLカップ)3回戦で同大会記録となる壮絶なPK戦が繰り広げられた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)に属するプレストン・ノースエンドは、プレミアリーグのフルアムをホームで迎え撃った。 試合はMFライアン・レドソンのゴールによってプレストンが前半の35分に先制。だが、フルアムも後半の61分にFWリース・ネルソンのゴールで追いついた。その後、両者は90分間で決着を付けるべく攻め合ったものの、1-1のスコアでタイムアップ。 今大会は延長戦を行わず、即PK戦というレギュレーションとなっており、4回戦進出を懸けた運命のPK戦がスタート。 先攻フルアム、後攻プレストンという形で両チームのキッカーが素晴らしいシュートを打ち合うと、互いに8人連続で成功。迎えた9人目では先攻のDFホルヘ・クエンカがGKフレディ・ウッドマンのセーブに阻まれて初めての失敗に。だが、決めれば勝利となる後攻のMFケイン・ケスラー=ヘイデンのシュートを今度はGKスティーブン・ベンダがこちらも見事な反応で阻止した。 その後、11人目ではベンダ、ウッドマンの両GKがいずれも見事なシュートを決めて2巡目に突入。以降も両チームのキッカーは重圧を跳ね除けてシュートを決め続けた。 そんななかでようやく決着が付いたのは17人目。先攻のDFティモシー・カスターニュが大きくふかしてクロスバーの上にシュートを外したのに対して、後攻のレドソンは冷静に左隅へ蹴り込み、プレストンが見事に4回戦進出を決めた。 なお、最終的に34本16-15の結果に終わったこの一戦は、2014-15シーズンのリバプールvsミドルズブラの30本14-13を抜いてEFLカップ最長記録のPK戦となった。 ちなみに、世界記録は今年5月に行われたイスラエル3部リーグの昇格プレーオフ準決勝のSCディモナvsシムション・テル・アビブで樹立された56本。両チームが28本蹴り合った中、ディモナが23-22で勝利している。 <span class="paragraph-title">【動画】EFLカップ史上最長のPK戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">This is what football is all about<br><br> 16-15 on penalties<br> Fulham miss 9th pen<br> Preston GK gives it large<br> Preston miss 9th pen to win<br> Fulham score 10th pen &amp; “shhh” GK<br> Goalkeeper’s then take pens <br> Pen goes in off the back of GK’s head<br> Big underdog upset… <a href="https://t.co/Rf0NMQNxKz">pic.twitter.com/Rf0NMQNxKz</a></p>&mdash; The Editor (@FPLEditor) <a href="https://twitter.com/FPLEditor/status/1836155264522948721?ref_src=twsrc%5Etfw">September 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.18 09:00 Wed
2

かつて“神童”と期待された元リバプールのMFウッドバーン、新天地はイングランド4部のサルフォード・シティに決定

かつてリバプールで“神童”と謳われ、その将来が嘱望されていた元ウェールズ代表MFベン・ウッドバーン(24)。23日に、EFLリーグ2(イングランド4部)のサルフォード・シティへの加入が発表された。 リバプールのアカデミー育ちであるウッドバーンは、2016年11月に行われたプレミアリーグに17歳と42日で出場してファーストチームデビュー。そのデビュー戦の3日後に行われたEFLカップ準決勝のリーズ戦では、クラブ史上最年少ゴール記録(17歳と45日)を樹立し、クラブやメディア、ファンから大きな期待が寄せられていた。 しかし、その後は伸び悩みファーストチームで思うような出場機会を得られず。シェフィールド・ユナイテッド、オックスフォード・ユナイテッド、ブラックプールと国内の下部カテゴリーのクラブや、スコットランドのハーツへの武者修行を繰り返すも結局リバプールではチャンスがなく、2022年夏に退団が発表された。 その後は同年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンに加入すると、在籍2シーズンで公式戦通算64試合3ゴール3アシストを記録。昨シーズンはリーグ戦21試合に出場したが先発はわずか1試合にとどまり、今夏に契約満了で退団していた。 ここまで残念ながら期待されていたようなキャリアは送れていないウッドバーンだが、まだ24歳。2年契約を締結したサルフォード・シティで、再び輝く姿が期待されている。 2024.07.24 18:20 Wed
3

開幕戦黒星で監督交代の英2部プレストンが新監督にヘッキングボトム氏を招へい、昨季はプレミアで指揮

開幕戦の敗戦で監督交代に踏み切ったプレストン・ノースエンドは20日、新監督にポール・ヘッキングボトム氏(47)を招へいしたことを発表した。 ヘッキングボトム氏は、バーンズリーやリーズ・ユナイテッド、ハイバーニアンで監督を務めたのち、シェフィールド・ユナイテッドU-21の監督に就任。2021年3月にファーストチームの暫定監督となると、2021年11月に正式監督に就任した。 2022-23シーズンにはチャンピオンシップ(イングランド2部)でチームを率い、プレミアリーグ昇格に導いたが、2023-24シーズンの途中に解任。チームも2部に降格していた。 ヘッキングボトム監督は、クラブを通じてコメントしている。 「本当に嬉しくて、準備万端で、本当に待ちきれない気持ちだ。色々な理由でよく知っているクラブであり、よく知っているリーグなので、決断するのはとても簡単だった」 「経験が鍵になる。選手を知ることは役に立つし、このリーグで成功すれば、競争に何が必要かがわかる。上手くやるために何が必要かがわかっており、そこに到達するための明確な指示を与えることができる。それが目標だ」 「短期的な目標は、軌道に戻ること。長期的には、このリーグで本当に競争力のあるチームになりたい。ファンが楽しめるようなプレーをし、選手たちのベストを引き出せるようなプレーをしたい。それが実現できれば、本当に力強いものになる」 プレストンは、開幕戦でプレミアリーグから降格してきたシェフィールド・ユナイテッドと対戦。試合は0-2で敗れ、黒星スタートとなっていた。すると翌日にクラブ幹部が協議を行い、2年半指揮してきたライアン・ロウ監督(45)と契約を解除。1試合での解任で驚きを与えていた。 2024.08.20 21:45 Tue
4

開幕戦黒星で即契約解除…英2部のプレストンが2年半指揮した監督と別れ「今が適切な時期だった」

チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストン・ノースエンドは12日、ライアン・ロウ監督(45)との契約解除を発表した。双方合意の下での解除となる。 ロウ監督は、2021年12月にプレストンの監督に就任。2年半の在任期間で、チャンピオンシップで13位、12位、10位と毎年順位を上げていた。 今シーズンもチームの指揮を執る中、チャンピオンシップの開幕戦ではプレミアリーグから降格してきたシェフィールド・ユナイテッドと対戦。0-2で敗れ、黒星スタートとなっていた。 そんな中、11日にクラブの幹部と協議を行い、チームを去ることが決定した。 クラブのディレクターを務めるピーター・リズデール氏は、クラブを通じてコメントしている。 「8月11日(日)に行われた議論の結果、今が変更を行うのに適切な時期であることが双方合意された」 「ライアンは、クラブの全員から勤勉さ、献身性、責任感に対しての感謝の意を受けてチームを去る。我々は彼と彼の家族の将来の幸せを願う」 なお、サンダーランド戦、スウォンジー・シティ戦は暫定体制で臨むとのこと。新監督招へいをその間に考えるとされている。 2024.08.12 23:25 Mon
5

アストン・ビラの若手DFケスラー=ヘイデンが英2部プレストンへレンタル移籍、昨季は半年間プリマスでプレー

アストン・ビラは7日、イングランド人DFカイン・ケスラー=ヘイデン(21)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレストンへレンタル移籍すると発表した。加入期間は2025年5月31日までとなる。 ビラの下部組織育ちであるケスラー=ヘイデンは、2021年1月にファーストチームデビュー。その後はスウィンドン・タウンやMKドンズ、ハダースフィールド・タウンなど下部リーグのクラブへのレンタル移籍を繰り返していた。 昨シーズンは夏の移籍市場でプリマス・アーガイルへレンタル移籍。公式戦27試合に出場するなど主力の一人としてプレーしていたが、冬の移籍市場でビラへ復帰すると、こちらでもプレミアリーグで3試合、ヨーロッパ・カンファレンスリーグで1試合に出場していた。 2024.08.08 08:35 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly