ジェズス1G1Aにヌワネリ芸術弾のアーセナルが2部プレストンに快勝でベスト8進出【EFLカップ】

2024.10.31 06:51 Thu
アーセナルが順当に8強入り
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アーセナルが順当に8強入り
EFLカップ(カラバオカップ)4回戦、プレストン・ノースエンドvsアーセナルが30日にディープデイル・スタジアムで行われ、0-3で勝利したアーセナルが準々決勝進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。

リーグ前節でリバプールと2-2のドローゲームを演じたアーセナルは、リーグ2戦未勝利と足踏みが続く中でチャンピオンシップ(2部)とのアウェイゲームで白星奪還を狙った。アルテタ監督はそのリバプール戦からティンバー、メリーノ、マルティネッリを除く先発8人を変更。GKにセットフォードを起用したほか、ジョルジーニョやジンチェンコ、スターリングにヌワネリを起用した。

後ろ重心のプレストンに対して立ち上がりからボールを握ってハーフコートゲームを展開するアーセナル。慣れないメンバー構成もあって序盤は効果的にフィニッシュまで持ち込めずにいたが、相手が守り慣れる前に得意のセットプレーからゴールをこじ開ける。
24分、相手陣内左サイド深くで得たFKの場面でキッカーのマルティネッリが高い弾道の浮き球のボールをファーに入れると、競り勝ったキヴィオルのヘディングの折り返しに反応したガブリエウ・ジェズスが右足ボレーシュートをニアへ突き刺した。

ジェズスの今季初ゴールによって先手を奪ったアーセナルは失点後も戦い方を変えない相手に対して、ボールを動かしながら冷静にゲームをコントロール。そして、33分にはボックス手前右で仕掛けたジェズスからショートパスを受けたヌワネリが左足の絶妙なコントロールシュートを左隅に突き刺し、貴重な追加点を挙げた。
実力通りの戦いぶりで余裕を持って試合を折り返したアウェイチームは、ティンバー、メリーノと連戦の選手をハーフタイムに下げてトーマス、ハヴァーツを後半頭から投入。立ち上がりこそホームチームの勢いを受け止める形となったが、時間の経過とともにゲームをコントロールしていく。

すると57分、セットプレーの二次攻撃からボックス手前左のキヴィオルが見事なクロスを供給すると、ゴール前にタイミング良く入ってきたハヴァーツがヘディングシュートを流し込み、決定的な3点目を奪った。

これで勝利を確信したアルテタ監督は、60分過ぎにマルティネッリとジンチェンコを下げてサカ、ルイス=スケリーを、80分過ぎにはヌワネリに代えてファーストチームデビューのヘヴンをピッチに送り込んだ。

以降はポジション奪取へゴールがほしいジェズスやスターリングが積極的な仕掛けを見せつつ、中盤や後ろはクリーンシートを意識した中、ホームチームの反撃を冷静に抑え込んだアーセナルは3-0のままクローズ。

この結果、格下相手に順当に勝ち切ったアルテタのチームが準々決勝進出を決めた。

プレストン 0-3 アーセナル
【アーセナル】
ガブリエウ・ジェズス(前24)
イー・サン・ヌワネリ(前33)
カイ・ハヴァーツ(後12)

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line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cj06g5sofHz/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">RAIANE LIMA(@raianelima8)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.01.27 11:50 Fri
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世界最高の若手TOP10! 1位はムバッペではなく… 『レキップ』選出

▽フランスの有力メディアである『レキップ』が、独自に選出した世界最高の若手TOP50を発表した。1位にはレアル・マドリーのスペイン代表MFマルコ・アセンシオ(21)を選出している。 ▽『レキップ』は、1996年1月1日以降に生まれた21歳以下の選手でTOP50を選出した。1位に選ばれたマジョルカユース出身のアセンシオは、2014年にマドリー入り。エスパニョールへのレンタル移籍で成長を遂げると、昨シーズンはマドリーで公式戦38試合10得点の記録を残した。ウイングを主戦場としているが中盤の中央でもプレー可能で、ミドルシュートなど爆発力のある左足に定評がある選手だ。 ▽『レキップ』は2位にトッテナムでレギュラーポジションを掴んでいるイングランド代表MFデレ・アリ(21)を選出。今夏、歴代2位の移籍金となる買い取りオプション付きでモナコからパリ・サンジェルマンに渡ったフランス代表FWキリアン・ムバッペ(18)は3位となった。続く4位はドルトムントからバルセロナに移籍したフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ(20)。5位はミランのイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(18)が選ばれた。 ◆レキップ選出の世界最高の若手TOP10 1位:MFマルコ・アセンシオ(スペイン/レアル・マドリー) 2位:MFデレ・アリ(イングランド/トッテナム) 3位:FWキリアン・ムバッペ(フランス/PSG) 4位:FWウスマーヌ・デンベレ(フランス/バルセロナ) 5位:GKジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア/ミラン) 6位:FWガブリエウ・ジェズス(ブラジル/マンチェスター・シティ) 7位:MFリロイ・ザネ(ドイツ/マンチェスター・シティ) 8位:FWキングスレー・コマン(フランス/バイエルン) 9位:FWマーカス・ラッシュフォード(イングランド/マンチェスター・ユナイテッド) 10位:FWティモ・ヴェルナー(ドイツ/ライプツィヒ) 2017.09.22 20:29 Fri
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ブラジル代表、ジェズスの代役にヘルタFWマテウス・クーニャを初招集

ブラジルサッカー連盟(CBF)は25日、負傷したマンチェスター・シティのFWガブリエウ・ジェズスに代わってヘルタ・ベルリンのFWマテウス・クーニャを代替招集したことを発表した。 約1カ月の戦線離脱が見込まれるジェズスに代わって初招集されることになったマテウス・クーニャは、昨季後半にライプツィヒからヘルタに加入。ヘルタではブンデスリーガで5ゴールを挙げ、新シーズンの開幕戦となったブレーメン戦でもゴールを挙げていた。 チッチ監督が指揮を執るブラジルは10月のインターナショナルマッチウィークでカタール・ワールドカップ南米予選の2試合を予定。9日にホームでボリビア代表と対戦後、続く13日にペルー代表とのアウェイゲームに挑む。 2020.09.26 07:00 Sat
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「公式がこんなことするなんて」PSVがアーセナルに宣戦布告!“電話パフォーマンス”を披露するのは誰だ!?

PSVがアーセナルに宣戦布告している。 20日に行われるヨーロッパリーグ(EL)のグループA第2節で対峙する両者。本来は9月に行われる予定だったが、9月に逝去したエリザベス2世女王陛下の追悼に関連する警備上の問題で延期されており、今季初めての対戦となる。 1試合消化が少ないながらもグループの1位と2位につける両者だが、試合前にPSVが早速仕掛けた。 クラブの公式ツイッターを更新すると、MFシャビ・シモンズが電話をかける仕草のゴールパフォーマンスを取っている写真を添え、「アーセナルに電話だ ガブリエウ・ジェズスはご在宅?」と挑発。今シーズンのアーセナルでセンターFWの一番手を担うジェズスも同様のゴールパフォーマンスを採用している。 この投稿にはアーセナルのファンを中心に多くの人が反応。「こういうの好き」、「PSVの公式がこんなことするなんて」、「明日になったらわかるさ」といった声のほか、「電話を取るのはエディだ」と同じゴールパフォーマンスを披露するイングランド人FWエディ・エンケティアの名を上げる声も多い。 果たして、次の試合でこのゴールパフォーマンスを披露するのはどちらになるか。 <span class="paragraph-title">【写真】その電話の先にいるのは…?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Calling <a href="https://twitter.com/Arsenal?ref_src=twsrc%5Etfw">@Arsenal</a> <br>Is <a href="https://twitter.com/gabrieljesus9?ref_src=twsrc%5Etfw">@gabrieljesus9</a> at home?<a href="https://twitter.com/hashtag/ARSPSV?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ARSPSV</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> <a href="https://t.co/tgxOq6z8H2">pic.twitter.com/tgxOq6z8H2</a></p>&mdash; PSV (@PSV) <a href="https://twitter.com/PSV/status/1582605782960734208?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.10.19 21:45 Wed
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【2022-23プレミアリーグ総括】超WS選出の最優秀選手は記録尽くめの怪物FW

◆熾烈タイトルレース制したシティが5クラブ目の3連覇 チェルシー、リバプール、トッテナムらの不振、ニューカッスル、ブライトンの台頭と例年に比べて勢力図が大きく変わった今シーズンのプレミアリーグだったが、大躍進アーセナルとの熾烈なタイトルレースを貫禄勝ちしたマンチェスター・シティが、史上5クラブ目となる1部リーグ3連覇を成し遂げた。 昨季、最終節までもつれ込んだリバプールとの優勝争いを劇的な形で制したシティは、開幕前に準主力クラスの選手を国内のライバルに売却。代わってFWアグエロの退団以降、不在だったワールドクラスのストライカーとしてドルトムントからFWハーランドを獲得。さらに、レンタルバックのFWアルバレスを含めDFアカンジ、MFフィリップスらをピンポイント補強。 開幕ロケットスタートを披露した絶好調のアーセナルに長らくリーグテーブル最上位を譲っていたが、慌てることなく上位を維持してカタール・ワールドカップ(W杯)の中断期間に入った。後半戦は序盤こそW杯帰りの主力のコンディション不良も影響して取りこぼしもあったが、失速してきた首位チームとの敵地での初戦に勝利。その後、2度目の直接対決を含め、2月下旬から5月半ばまでの圧巻の12連勝を記録し、優勝の重圧に屈したライバルを蹴落として逆転での3連覇を達成した。従来の“偽SB”に加え、DFストーンズの“偽CB”起用など戦術の発明家が新機軸を打ち出し、ハーランドら新戦力の早期適応やDFリコ・ルイスらアカデミーの逸材の台頭と、更なるスケールアップを果たしての戴冠となった。 2位のアーセナルはリバプールやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドに代わって、その王者をシーズン通して苦しめた。開幕前にFWガブリエウ・ジェズス、DFジンチェンコと勝者のメンタリティを持つ2選手を王者から獲得。さらに、レンタルバックのDFサリバが開幕からディフェンスラインの主力に定着し、その新戦力とアルテタ体制4季目で大きな成長を遂げた現有戦力が開幕5連勝のロケットスタートを演出。以降も安定したパフォーマンスを継続し、中断期間、新年と節目のタイミングで首位を維持。19シーズンぶりの悲願達成への機運が高まった。 しかし、後半戦はDFサリバやDF冨安健洋らディフェンスラインに離脱者が重なって失点がかさむ中、指揮官を含め優勝争いの経験が少ない若きスカッドは2度の急失速を経験。そして、最終盤は今季初の連敗を喫し、自らの手で王者に優勝をプレゼントする形となった。それでも、シーズンを通して披露してきた魅力的なアタッキングフットボール、若手タレントの成長を鑑みれば、今季の悔しい経験が来季以降の悲願達成に必ずや繋がるはずだ。 その2強から大きく離されたものの、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保したのは、3位のマンチェスター・ユナイテッドと4位のニューカッスル。 スールシャール、ラングニック体制の混乱に見舞われた昨季から捲土重来を期した赤い悪魔は、アヤックスからテン・ハグ新監督を招へい。さらに、FWアントニーやMFカゼミロ、MFエリクセン、DFリサンドロ・マルティネスら実力者数名を補強。開幕2連敗スタートに、ダービーでの3-6の大敗とシーズン前半戦は新体制の移行期間による不安定さを見せたが、中断明け後は完全覚醒のFWラッシュフォードがけん引する攻撃に加え、チーム全体の戦い方が整理されて安定したパフォーマンスを披露。ライバルたちの自滅に救われた感もあったが、EFLカップでの久々のタイトル獲得を含め名門復活への第一歩となるまずまずのシーズンとなった。 ニューカッスルはレスター・シティ以来のビッグ6崩しに成功し、約20年ぶりのトップ4フィニッシュを成し遂げた。2021年のサウジアラビア系投資グループの買収から堅実な補強と、エディ・ハウ監督の卓越した手腕によって着実に力を付けたマグパイズは、ハイインテンシティと堅守を軸とした躍動感のあるスタイルで、4位に相応しいパフォーマンスをシーズン通じて披露し続けた。来季はCLと二足の草鞋を履く中で、そのスタイルを維持するための補強がカギを握る。 CL出場権争いに敗れる形となったその他のトップハーフのチームでは、低迷と躍進が混在する形に。 失意を味わったのは5位のリバプールと8位のトッテナム。開幕前はシティの対抗馬最右翼と目されたクロップのチームだが、近年稀に見る負傷者の多さに加え、鳴り物での加入となったFWヌニェスの微妙なパフォーマンス、中盤やバックラインを中心に主力のパフォーマンス低下によって低迷。シーズン最終盤はエースFWサラーの復活にFWガクポらの覚醒、DFアレクサンダー=アーノルドの“偽SB”起用などで盛り返したが、逆転でのトップ4フィニッシュは叶わず。来季に向けては中盤を中心に大幅なスカッド刷新を図る。 一方、開幕からトップ4争いに絡んでいたものの、低調なパフォーマンスが懸念材料となっていたトッテナムは、コンテ監督、ステッリーニ暫定監督を解任し、最後はメイソン暫定監督の下でヨーロッパ圏外でシーズンを終える屈辱のシーズンに。FWケインやDFロメロが孤軍奮闘の活躍を見せたが、昨季得点王のFWソン・フンミンの不振にFWリシャルリソンら新戦力が期待外れの結果に終わった。セルティック前指揮官のポステコグルー新監督を招へいし、巻き返しを図る来季に向けては退団濃厚とされるFWケインの慰留を最優先事項としつつ、大きなチームスタイル変更が見込まれる中でリバプール同様の大幅なスカッド刷新が見込まれる。 その2チームと異なりポジティブな形でシーズンを終えたのは、クラブ史上初のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得した6位のブライトンと、一時の残留争いからヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場権を獲得するV字回復を果たした7位のアストン・ビラ。前者はポッター前監督やエースFWトロサールをシーズン途中に引き抜かれながらの快挙、後者はエメリ新監督招へいが大きなターニングポイントとなった。 ボトムハーフでは14位のウェストハム、16位のノッティンガム・フォレストを除く8クラブが複数回含め監督交代に踏み切る形に。その中で百戦錬磨のホジソン監督を招へいしたクリスタル・パレス、ロペテギ監督を招へいしたウォルバーハンプトンが見事な巻き返しを見せた一方、それ以外のクラブは思ったほどの効果を発揮できず。 そういった中、長らくプレミアリーグに留まり続けていたレスター・シティ、サウサンプトンとリーズ・ユナイテッドが降格の憂き目に。一方、昇格組では10位フィニッシュを果たしたフルアムを含め、ボーンマス、フォレストの全3クラブが残留する、珍しいシーズンとなった。 【最優秀選手&監督】 ★最優秀選手 ◆FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 若きレコードブレイカーがプレミアを席捲。3連覇を果たしたシティでは、司令塔のMFデ・ブライネやDFストーンズ、MFギュンドアンらの活躍も光ったが、加入1年目で強烈なインパクトを残したノルウェー代表FWのMVP選出に異論はないはずだ。 ドルトムントでブンデスリーガ、CLの舞台でストライカーとしてのポテンシャルを遺憾なく発揮した22歳は、メガクラブの関心を集めた中で父がかつて在籍したシティを新天地に選択。これまで在籍したチームとは大きく異なるスタイルのチームにおいて、リーグへの適応含めて懸念はあったものの、開幕戦での2ゴールデビューで見事に払しょく。前半戦では3度のハットトリックを含む7試合連続ゴールを記録するなど得点王争いで独走。 後半戦ではハットトリックこそ1度にとどまったものの、驚異的なペースでゴールを重ね、アグエロが持つ1シーズンのクラブ記録(26ゴール)を早々に更新。さらに、サラーが持っていた38試合制でのシーズン最多ゴール記録(32ゴール)、アラン・シアラー、アンディ・コールが持っていた42試合制でのシーズン最多ゴール記録(34ゴール)も続けて更新。最終的に35試合36ゴール8アシストという驚異のスタッツを叩き出してプレミア挑戦1年目を終えた。 シーズン途中にはボールタッチやプレー関与の少なさを批判する声も挙がったが、シーズン終盤にはポストワークやプレー判断の部分で著しい成長を見せており、来季のさらなる飛躍が期待されるところだ。 ★最優秀監督 ◆エディ・ハウ(ニューカッスル) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生マグパイズを欧州最高峰の舞台に導く。3連覇を達成したグアルディオラ監督を始め、アーセナルのアルテタ監督、ブライトンのデ・ゼルビ監督、アストン・ビラのエメリ監督の手腕は卓越したものだったが、やはり就任2年目でニューカッスルをトップ4フィニッシュさせたイングランド人指揮官を最優秀監督に推したい。 2021年11月に最下位に低迷したチームを引き継いで11位での残留に導いた45歳指揮官。就任2年目となった今シーズンはGKポープやDFボトマン、FWイサクらを補強したものの、大型補強には至らず。前評判は決して高くなかった。実際、開幕5試合は1勝3分け1敗と微妙なスタートとなったが、リーグ屈指の堅守を武器に“負けない”チームとして着実に勝ち点を重ねると、中断期間を挟んで6連勝。シーズン終盤には多士済々な攻撃陣が完璧に噛み合い、増え始めた失点を補って余りある爆発力で5連勝も達成した。 ボーンマス時代はボールポゼッションを重視し、魅力的ではあるものの出入りが激しいフットボールの印象が強かったが、ニューカッスルでは守備の組織構築を優先し、相手に合わせる“大人な戦い方”も辞さず。指揮官としての引き出しを増やしている。また、インサイドハーフにコンバートしたMFジョエリントンや右ウイングで切磋琢磨したMFアルミロン、MFマーフィーを覚醒させるなど、以前から評価される育成力においても確かな手腕を示した。 【期待以上】 ★チーム ◆アストン・ビラ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ニューカッスルやブライトン、フルアムといったクラブの躍進も光ったが、ジェラード前監督の下で残留争いに巻き込まれかけていた中で驚異のV字回復を見せたアストン・ビラをより評価した。 ジェラード体制2年目で積極補強を敢行したものの、指導力や采配力に疑問符が付いた指揮官が実力のあるタレントを生かし切れず。徐々に順位を落としていたビラだが、そのイングランド人指揮官を更迭し、昨年11月にビジャレアルからエメリ監督を招へい。すると、緻密な戦術と相手の分析に優れるスペイン人指揮官の下でチームは大きく変貌を遂げた。 [4-4-2]の布陣でハイライン&ハイプレスと、守備時には時に6バックで守るメリハリが利いた戦い方でタフなチームに生まれ変わると、2月下旬以降は5連勝を含む10戦無敗を記録。攻撃ではエースFWワトキンスが15ゴールを記録し、新指揮官の下で重用されたMFブエンディアや一皮むけたMFラムジーも多くのゴールに関与した。上位陣相手にも堂々としたパフォーマンスを披露しており、来シーズンはすでに獲得が決まったMFティーレマンスに加えて、実力者を補強できれば、更なる躍進も期待できる。 ★選手 ◆MF三笘薫(ブライトン) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> プレミアリーグのDFに脅威を与え続け、“ミトマ”の名前をプレミアファンに知らしめる。新加入選手や若手を中心に候補を選出すると、DFサリバやDFアカンジ、DFボトマン、MFラヴィア、MFパリーニャなどの活躍も光ったが、やはり無名の存在から一気にリーグ屈指のアタッカーとして認知された日本代表MFは外せない。 ユニオン・サン=ジロワーズから新加入の三笘は、初挑戦となったプレミアリーグで日本人選手のシーズン最多ゴール記録を更新するなど、33試合7ゴール6アシストという見事な数字を残した。ポッター前監督の下で戦ったシーズン序盤は新たなチーム、新たなリーグへの適応やFWトロサールらライバルの存在もあり、途中出場がメインに。その後、デ・ゼルビ新監督の下で[4-2-3-1]の左ウイングに固定されると、中断前のウォルバーハンプトン戦で待望の初ゴールを記録した。 そして、充実感と失望感の両方を味わったカタールW杯を経て臨んだ後半戦では戦術面のアジャストや連携向上によって完全覚醒。持ち味の緩急自在のドリブル、質の高いオフ・ザ・ボールの動きで対峙するDFを翻弄する場面が増えると共に、ゴールとアシストという目に見える結果を残し続けた。超過密日程となった終盤戦はDFワン=ビサカやDFトリッピアーといった一線級のサイドバックに抑え込まれ、決定力の部分でも課題を残す形となったが、MFカイセドやMFマク・アリスターと共に躍進ブライトンの象徴となった。残留が既定路線となる来季はより相手の警戒が強まる中、それを凌駕するスケールアップに期待したい。 【期待外れ】 ★チーム ◆チェルシー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 素人オーナーの下で超大型補強も迷走のシーズンに。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響によって、長らく続いたアブラモビッチ前体制が突如終焉を迎えたチェルシー。代わってトッド・ベーリー氏率いるアメリカ系投資グループを新オーナーに据え、昨夏と今冬合わせた補強費は驚愕の6億ポンド以上となった。 しかし、金をかければチームが強くなるわけではないということを体現したブルーズは、シーズン序盤のトゥヘル監督解任を皮切りに迷走。その後、ブライトンからポッターを引き抜き、短期間は盛り返したものの、そこから深刻な得点力不足と勝負弱さを露呈。早くもリーグ中位が定位置になると、今冬にはプレミア史上最高額でMFエンソ・フェルナンデスら期待の若手を獲得したが、人員整理に失敗。トップチーム登録選手が30名をゆうに超える歪なスカッドは日々のトレーニングもままならず、最適な組み合わせ、布陣を見いだせずにいたイングランド人指揮官は求心力も失って更迭。 クラブレジェンドのランパードを暫定指揮官に据えてシーズン残りを戦ったが、前エバートン指揮官の無策に負傷者が重なった結果、最後まで浮上のきっかけを作れぬまま、クラブワーストの16敗を喫して屈辱の12位フィニッシュとなった。ポチェッティーノの招へいが決定した来季は人員整理を最優先に、まずは闘える集団を作り上げたい。 ★選手 ◆FWリシャルリソン(トッテナム) <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230611_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 鳴り物入りでの加入もわずか1ゴールに終わる。DFマグワイアやMFコウチーニョ、MFフィリップス、MFマウント、FWヌニェス、FWオーバメヤン、FWムドリクと今季期待を裏切った選手はほかにもいる。だが、6000万ポンドの高額な移籍金でスパーズの3つ目の矢として大きな期待が懸かった中で期待を裏切ったブラジル代表FWを選出した。 エバートン時代は在籍4シーズンの内、3シーズンで二桁ゴールを記録するなど安定感と負傷の少なさが評価されていたリシャルリソン。ただ、メンバーを固定するきらいがあり、新加入選手の起用に慎重すぎるコンテ監督の下で序盤戦はバックアッパーに甘んじる。その後、CLグループステージ初戦のマルセイユ戦での加入後初ゴールを含む2ゴールで一気に出場機会増の兆しが見えたが、ここでチャンスを生かし切れずに負傷離脱を余儀なくされた。 カタールW杯での活躍を引っ提げて巻き返しを期して臨んだ後半戦も負傷でいきなり戦列を離れると、復帰後も一度狂った歯車は最後まで元には戻らず。第34節の宿敵リバプール戦でようやく初ゴールを挙げたが、スパーズ加入1年目は27試合1ゴール4アシストの低調な成績に終わった。 ただ、決して調子が良かったわけではなかったFWソン・フンミン、MFクルゼフスキの重用や、定まらぬ起用法の犠牲になった部分は大きく、得点を奪う以外での献身的な守備や起点作りといった部分は正しく評価すべきだ。ポステコグルー新監督の下で臨む来季はエースFWケインの去就が不透明なだけに、今季の鬱憤を晴らす大爆発を期待したい。 2023.06.12 18:00 Mon

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中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」

アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>&mdash; Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.9 “フェイマス・バックフォー”クラブ史上2度目のダブル/アーセナル[1997-98]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.9</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1997-98シーズン/アーセナル 〜フェイマス・バックフォー〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1997-98arsenal.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アーセン・ヴェンゲル(48) 獲得タイトル:プレミアリーグ、FAカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント8:★★★★★★★★☆☆ 連係9:★★★★★★★★★☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">クラブ史上2度目のダブル</div> 1997-98シーズンは、アーセン・ヴェンゲル監督が初めてシーズンを通してチームを指揮したシーズンだった。1996-97シーズンの途中にアーセナルの指揮官に就任したヴェンゲル監督は、新たなトレーニングメソッドや選手たちのプライベートに関する制限、外国人選手の積極的な招へいなど、クラブに多くの変化をもたらした。 プレミアリーグでは、開幕から第12節まで負けなしで首位に立った。しかし、11月に行われた4試合のうち3試合で敗れるなど、中盤に失速する。それでも、年明け以降に再び調子を取り戻すと、第33節から5連勝を達成するなどし、首位を奪還。最終的には、マンチェスター・ユナイテッドを1ポイント差で退け、7シーズンぶりにリーグタイトルを戴冠した。 さらに、このシーズンのアーセナルはFAカップでも躍進。準々決勝と準決勝で、それぞれウェストハムとウォルバーハンプトンを下して決勝に進出する。決勝では、ニューカッスルを相手にオーフェルマルスとアネルカのゴールで勝利。1970-71シーズン以来、クラブ史上2度目となるダブルを達成した。そして、英国4協会以外の出身者で初めてプレミアリーグを制した指揮官となったヴェンゲル監督は、年間最優秀監督賞を受賞した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">フェイマス・バックフォー</div> 今でこそ攻撃的なフットボールで知られるアーセナルだが、1990年代以前は非常に守備的なスタイルで、「1-0の退屈なチーム」などと嘲笑されることも多かった。それでも、ヴェンゲル監督の就任以降は、徐々にスペクタクルなチームへと変貌。1997-98シーズンのチームの強みは未だ守備にあったが、攻撃でも見どころ十分だった。 GKには、イングランド代表の守護神でもあるシーマンが君臨。“フェイマス・バックフォー”と呼ばれた名高い最終ラインでは、ディフェンスリーダーのアダムスを中心に、ウィンターバーン、ディクソンという守備的ながらも安定感抜群の両サイドバックが不動のレギュラーを務める。アダムスの相棒には、現在のアーセナルコーチであるボールド、そしてキーオンと、フィジカルコンタクトに優れる両名が名を連ねた。 セントラルMFは、強靭なフィジカルとフットボールセンスを併せ持つヴィエラと、左利きのプレーメーカーであるプティのコンビが磐石。攻撃的にシフトする際には、テクニシャンのプラットも控えていた。そして、右サイドにはバランスの優れる万能型MFパーラー。左サイドのオーフェルマルスは当時、世界有数のウインガーとして名を馳せ、右足で持ち出す縦突破は、分かっていても止められないレベルにあった。 最前線にも魅力的な選手たちが在籍していた。ベルカンプはゴールだけでなくアシストでも貢献した。当時のアーセナルのスターだったイアン・ライトは現代で言うバロテッリのような“愛すべき悪童”的存在。1991年からアーセナルのために多くのゴールを挙げ続けたイングランド人FWも当時34歳とキャリア終盤だったが、驚異的なダッシュ力と豪快なシュートは健在で、多くのゴールを陥れた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWデニス・ベルカンプ(28)</span> 内に秘める闘争心と氷のような冷静さを併せ持つオランダの天才ストライカーは、卓越したボールテクニックと決定力を遺憾なく発揮。公式戦40試合に出場して22ゴールを記録しただけでなく、ゲームメークやアシストでも多大な貢献を果たした。その結果、選手が選ぶPFA年間最優秀選手賞と、記者が投票で選出するFWA年間最優秀選手賞をダブルで受賞する快挙を達成している。 2019.04.07 22:00 Sun
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今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
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アーセナルが獲得目指すギョケレシュ、契約解除金約158億のFWにクラブOBが懸念「適応できるかどうかが問題」

アーセナルが今夏の移籍市場で獲得を目指しているとされるスポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュ(26)だが、クラブOBは懸念を示している。 今シーズンはストライカーに相次ぐ負傷者が出たこともあり、かなり苦しいシーズンを過ごしたアーセナル。冬の移籍市場では補強に動かないことを決めたが、夏にしっかりと補強をすることを目的としているとされている。 そのアーセナルは、ニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサクや、RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ、フランクフルトのフランス人FWウーゴ・エキティケなども候補に挙がっている中、ギョケレシュが第一候補と見られている。 ギョケレシュの契約解除金は8360万ポンド(約157億9000万円)と見られている中で、それ以下の金額でも移籍の可能性があるが、クラブOBでもあるウィリアム・ギャラス氏がベッティングサイト『Slingo』で懸念を示した。 「アーセナルはシーズン20ゴールを決められるストライカーを必要としている。ギョケレシュは既にプリメイラ・リーガでその記録を超えているが、プレミアリーグでは状況が変わる可能性がある。これは大きな変化だ」 「ギョケレシュがプレミアリーグに適応できるかどうかが問題だ。彼はまだ26歳で、ヨーロッパ最高のストライカーの1人になれるかどうかは分からない」 「アーセナルに移籍すれば、彼には更なるプレッシャーがかかるだろう。よくあることだ。小さなクラブで活躍しても、大きなクラブに移籍すると調子が落ちてしまう」 「ギョケレシュはアーセナルに移籍すれば、これまでのキャリアで経験したことのないレベルの責任を負うことになるだろう」 スウェーデン人ながら、ブライトン&ホーヴ・アルビオンやスウォンジー・シティ、コヴェントリー・シティなどでプレー経験があり、チャンピオンシップ(イングランド2部)では121試合で41ゴール15アシストの実績はあるものの、プレミアリーグではプレー経験はなし。現在の活躍を見せられれば何も問題はないが、フィットしなかった時の代償は、確かにかなり大きなものになってしまうだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】「ロンドンは好きですか?」の質問に答えるギョケレシュ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">&quot;Do you like London?&quot;<br>&quot;I like Lisbon.&quot; — <a href="https://twitter.com/viktor_gyokeres?ref_src=twsrc%5Etfw">@viktor_gyokeres</a> <a href="https://t.co/ln7lC5fePY">pic.twitter.com/ln7lC5fePY</a></p>&mdash; B24 (@B24PT) <a href="https://twitter.com/B24PT/status/1913347249448292367?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.04.20 00:00 Sun
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ガブリエウがスポルティング戦で相手エースのゴールセレブレーション拝借…その意図とは?

アーセナルのブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのスポルティングCP戦でのゴールセレブレーションが話題を集めている。 アーセナルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でスポルティングと対戦し、1-5で快勝した。 ガブリエウは同試合の前半終了間際にMFデクラン・ライスの正確な左CKをドンピシャのヘディングで合わせ、チーム3点目を決めた。 そして、ゴールセレブレーションの際には対戦相手のエースであるスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュのゴールセレブレーションとして知られる、顔の前で両手の指を組むセレブレーションを行った。 ギョケレシュに関してはアーセナルも移籍先の候補に挙がっており、意味深なジェスチャーに対して考察が行われたが、イギリス『メトロ』によれば、今回の行動は2022-23シーズンのヨーロッパリーグ対戦時のチーム同士の因縁が影響したようだ。 当時、ELラウンド16で対戦した両者はPK戦までもつれ込んだ激戦の末にスポルティングがベスト8進出を果たしていた。そして、その対戦時にはポルトガル代表MFペドロ・ゴンサウヴェスが試合後に、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現レバークーゼン)のゴールセレブレーションを真似てからかっていたという。 その屈辱を覚えていたガブリエウはその仕返しとしてギョケレシュのゴールセレブレーションを真似て、スポルティング陣営を挑発していたようだ。 なお、その前回対戦時にはスポルティングに在籍していなかったものの、とばっちりを受ける格好となったギョケレシュは試合後にスウェーデン『Viaplay Fotboll』で「ガブリエウのセレブレーション? 自分でセレブレーションを作れないなら、盗んでもいいよ。彼がそんなことをするとは知らなかったけど、彼が自分のセレブレーションを気に入っているのは面白いね」と、皮肉で返している。 2024.11.27 12:30 Wed

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