「選手人生を危険に晒す行為」ミャンマー代表DFが相手選手の頭部に…言い訳不可の暴力行為に批判相次ぎSNSを非公開に
2024.12.11 14:36 Wed
ミャンマー代表DFヘイン・ピョ・ウィン(26)
『ASEAN Mitsubishi Electric Cup 2024』で9日、ミャンマー代表DFが相手選手の頭部に向かって思い切りボールを蹴り付けた。東南アジア王者を決めるASEAN杯は、日本代表とW杯最終予選で同組のインドネシア代表も参戦。国内の若手主体で臨むインドネシアは、9日のB組初戦でミャンマーに1-0と勝利した。
76分の決勝点は、今回チーム唯一の欧州組であるMFマルセリーノ・フェルディナン(オックスフォード・ユナイテッド)。先日のサウジアラビア代表戦で2得点を叩き込んだ20歳である。
そのフェルディナン、0-0で迎えた前半終了間際に左ワイドから切れ込んだ際、ミャンマーDFに倒されてFKを獲得。この直後、別のミャンマーDFヘイン・ピョ・ウィンがなんと、ボールをフェルディナンの頭部に向かって思い切り蹴りつけるという、とんでもない瞬間が。
どう見ても故意であり、悪意を感じるヘイン・ピョ・ウィンの行為。
同選手のインスタグラムには誹謗中傷が相次いでいたと、インドネシアやベトナムなど東南アジアの各紙が伝えている。
フェルディナンは談話を発表。「僕は大丈夫だったけど、選手のキャリアを壊しかねない危険な行為だ。ミャンマーの友人たちの乱暴なプレーに失望している。僕たち自身があのような行為に及ばないよう教訓とする」とした。
76分の決勝点は、今回チーム唯一の欧州組であるMFマルセリーノ・フェルディナン(オックスフォード・ユナイテッド)。先日のサウジアラビア代表戦で2得点を叩き込んだ20歳である。
どう見ても故意であり、悪意を感じるヘイン・ピョ・ウィンの行為。
主審の提示は何故かイエローカードだけで済むも、インドネシア国民、またフェルディナンの所属するオックスフォード・ユナイテッド界隈=イングランドからも怒りを買い、ヘイン・ピョ・ウィンはインスタグラムを非公開に。
同選手のインスタグラムには誹謗中傷が相次いでいたと、インドネシアやベトナムなど東南アジアの各紙が伝えている。
フェルディナンは談話を発表。「僕は大丈夫だったけど、選手のキャリアを壊しかねない危険な行為だ。ミャンマーの友人たちの乱暴なプレーに失望している。僕たち自身があのような行為に及ばないよう教訓とする」とした。
1
2
ミャンマー代表の関連記事
ASEANチャンピオンシップの関連記事
記事をさがす
|
ミャンマー代表の人気記事ランキング
1
「毎日が死ぬ気」追加招集で即日本代表デビューの佐野海舟、いきなり見せた度胸とアグレッシブな選択「どんどん出していければ」
日本代表のMF佐野海舟(鹿島アントラーズ)が、ミャンマー代表戦を振り返った。 16日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で日本はミャンマー代表と対戦。5-0で日本が快勝スタートを切った。 森保一監督は、ヨーロッパ組の選手たちのコンディションを見極め、いつもとは違う顔ぶれのメンバーを起用。追加招集を受けた佐野は、後半開始からピッチに立ち、日本代表デビューを果たした。 1年前はFC町田ゼルビアの一員としてJ2で戦っており、今季は鹿島でJ1に初挑戦中。期待値も高い中での緊急招集となり、緊急出場となった。 デビュー戦について佐野は「この1年で自分自身凄く成長できたと思いますし、町田や鹿島でのプレー、周りの方のおかげでここまできているので、感謝の気持ちを忘れずにやっています」とコメント。「この舞台に立ってスタートが切れたことは、自分にとって1つスタートかなと思います」と、まずは第一歩を踏み出せたことを喜んだ。 日本代表の雰囲気については「個人のレベルは凄く高いですし、その基準に合わせられるように頑張りたいです」とレベルアップしたいと感じたと言い、「そこに合わせないと残れないと思うので、毎日が死ぬ気でやっている感じです」と今はついて行くことで精一杯だという。 出したいことについては「自分のプレーを出すということだと思いますし、自分のプレーでチームが勢い付いたり、流れというのを変えたいと思っているので、もっと自分のプレーをチャレンジして出したいです」と、勢いづけられるプレーをしたいと語った佐野。ファーストプレーで激しくボールを奪いにいき、その後はダイレクトでミドルシュートを狙うなど積極性を見せていた。 「何か残さないとこの先は生き残っていけないですし、ゴールやアシストという形に残ることが一番です。自分の良さ、守備やボールを奪うところが大事だと思って、最初のプレーで自信を持ってシュートを選択できたことは良かったと思います。あとは決める精度が必要だと思います」 デビュー戦ながらも危機感も覚えており、その中でらしさも出せた佐野。強烈なシュートを選択した際には、森保監督も笑みを浮かべていた。 シュートの選択については「相手も引いていたので、シュートを打って誘き寄せようというか、シュートを打てるときは打とうと思っていました」とコメント。攻撃でも良いものを見せていたが、J1で初ゴールを決めたようなドリブルで持ち上がってボックスに入っていくプレーも見せていた。 「守備だけじゃなく、ああいう部分でも自信を持ってやることが必要ですし、これからもどんどん出していければと思います」と語る佐野。相手のレベルが低かったとはいえ、しっかりと持ち味を出せたことは大きいだろう。 大きな期待感に包まれた佐野のデビュー戦。この先どのように飛躍していくのか、楽しみがまた1つ増えたと言える。 2023.11.16 23:15 Thu2