【JFL第13節】首位高知が新宿を4発粉砕で4連勝…暫定2位栃木Cとは勝ち点「10」差! 堅守青森もV大分に4発勝利

2024.06.22 19:20 Sat
首位高知のMF10佐々木敦河、吉本岳史監督、MF13金原朝陽
©kochi united sc
首位高知のMF10佐々木敦河、吉本岳史監督、MF13金原朝陽
22日、日本フットボールリーグ第13節の4試合が各地で行われた。◇新宿 1-4 高知

首位・高知ユナイテッドSCがアウェイで15位・クリアソン新宿に4発大勝。17分に電光石火のカウンターからFW小林心が先制点を決めると、ほどなくして高知は数的優位に。
前半のうちにセットプレーから追いつかれるも63分、右CKの流れからMF金原朝陽がクロス。ゴール前で待ち構えた19歳、MF宇田光史朗が頭で合わせて勝ち越しに成功する。

72分には、地元高知出身のMF佐々木敦河がボックス外から地を這うミドルを突き刺し追加点。ダメ押しは87分、先日J2水戸から期限付き移籍加入の19歳FW内田優晟が右足弾だ。
19歳2人にゴールが生まれた首位高知。開幕7連勝、2連敗、4連勝と、連敗を挟んで再びギアが上がり、この段階で前半戦(〜第15節)を首位ターンすることが決まった。

◇武蔵野 0-2 Honda

首位高知勝利の裏では、昨季王者Honda FCも首都・東京に遠征し、横河武蔵野FCに0-2と勝利。57分、MF岩切拳心が自陣からボックス手前まで独走し、右足ミドルを叩き込む。

87分には、右CKにDF池松大騎がヘディングシュート。ポストに弾かれたところへMF松本和樹が詰めて追加点に。アウェイできっちり2ゴールを奪ったHondaは暫定3位とする。

◇青森 4-0 V大分

ラインメール青森にとって今季2度目の複数得点は今季最多の4ゴール。ホームにヴェルスパ大分を迎えてまずは12分、右サイドから崩してエースのFWベッサが先制点を叩き込む。

20分には左CKの流れからDF河西真、32分には右CKからFW村上弘有が追加点。そして56分、やはり右CKからフリックされたボールに走り込んだDF長倉颯がダメ押しとなる4点目。

ベッサ弾、そしてセットプレーから3ゴールの青森は8戦無敗に。堅守を売りにするチームなだけに、今後もセットプレーは大事にしていきたい。チーム状態は上がってきている印象だ。

◇栃木C 3-1 ソニー

昇格組・栃木シティは勝てば暫定2位というシチュエーションで17時キックオフ。ホームにソニー仙台FCを迎え入れたなか、25分にソニーMF平田健人のヘディング弾で先制される。

それでも32分、エースFW吉田篤志の今季8ゴール目で同点に。後半は幾度なく決定機を作るもなかなかシュートが枠へ飛ばず。ドロー決着で勝ち点1を分け合うイメージが湧く。

迎えた86分、右サイドから吉田が仕掛け、ゴール前でラストパスに足を出したのはFW藤原拓海。快足アタッカーの今季4ゴール目が決まり、栃木Cがとうとう逆転に成功する。

続く90+2分には吉田のオーバーヘッド弾でダメ押し。エース吉田の2ゴール1アシストで勝ち切った栃木Cが暫定2位浮上だ。

◇23日の注目試合

明日は前節終了時点で4位のヴィアティン三重が、ホームで同7位・レイラック滋賀と対戦。互いにJ3参入を目指して“本気”のチーム…滋賀はそろそろギアを上げねば今後が苦しい。

また前節終了時点で2位のFCティアモ枚方は、アウェイで同6位・沖縄SVと対戦。勝てば2位、そして首位高知との勝ち点「8」差をキープすることできるが、果たして。

◆第13節
▽6月22日(土)
クリアソン新宿 1-4 高知ユナイテッドSC
横河武蔵野FC 0-2 Honda FC
ラインメール青森 4-0 ヴェルスパ大分
栃木シティ 3-1 ソニー仙台FC
▽6月23日(日)
[13:00]
ヴィアティン三重 vs レイラック滋賀
ブリオベッカ浦安 vs ミネベアミツミFC
FCマルヤス岡崎 vs アトレチコ鈴鹿
[15:00]
沖縄SV vs FCティアモ枚方

◆順位表(暫定)
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点33 | +17
2位 栃木シティ | 勝ち点23 | +6
3位 Honda FC | 勝ち点22 | +7
4位 FCティアモ枚方 | 勝ち点22 | +3
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点20 | +4
6位 ラインメール青森 | 勝ち点19 | +6
7位 沖縄SV | 勝ち点19 | +3
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点17 | +5
9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点17 | -2
10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +2
11位 ソニー仙台FC | 勝ち点15 | -3
12位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点13 | -3
13位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -11
14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点11 | -3
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点10 | -15
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点6 | -16

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J3高知に“ソロモン諸島”から新戦力 オセアニア各国を渡り歩いた松本光平35歳が加入…クラブW杯や失明危機を経験した苦労人がJリーグへ

高知ユナイテッドSCが5日、ソロモン・ウォーリアーズからMF松本光平(35)の加入を発表した。 松本は大阪府出身で、セレッソ大阪とガンバ大阪の下部組織を経て渡英し、帰国後は徳島ヴォルティスセカンド、ジェフリザーブスに所属。 2012年以降はブリスベン・ロアー、オークランド・シティ、ワイタケレ・ユナイテッドなど、数多のオセアニア域内クラブに所属。ニューカレドニアのヤンゲン・スポール時代は、クラブ・ワールドカップ(W杯)2019に同大会唯一の日本人選手として出場した。 2020年5月、ニュージーランドの自宅にて、コロナ禍における自主トレーニング中に機材破損で両目を負傷し、右目が失明状態に。一時は引退状態となるも、左目の眼球摘出は回避でき、帰国してFリーグ・デウソン神戸に所属した。 2023年にサッカー競技へ復帰し、以前にも所属したニュージーランドのハミルトン・ワンダラーズと契約。昨年からはソロモン諸島のソロモン・ウォーリアーズに所属していた。 そして今回、35歳でのキャリア初のJリーグ挑戦となる高知入りを果たした松本はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズンより高知ユナイテッドSCに加入しました、松本光平です。自分にとって特別な地である高知県でプレーができることを嬉しく思います」 「Jリーグの舞台で戦うチャンスを与えてくれたこのクラブに恩返しができるよう、高知ユナイテッドSCの選手として自覚と誇りを持って何事にも真摯に取り組み続けます」 「これまでサポートして下さった方々への感謝の気持ちを常に忘れず、自分の全てをかけて全力で戦います。応援よろしくお願いいたします」 2025.01.05 12:26 Sun
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鹿島MF須藤直輝が期限付き移籍でJ3入会の高知へ! 「環境を変え、また新たなスタートを」

高知ユナイテッドSCは3日、鹿島アントラーズからMF須藤直輝(22)の期限付き移籍加入を発表した。 大宮アルディージャのジュニアユース育ちで昌平高校出身の須藤。2021年の鹿島入りでプロ入りしたアタッカーだが、2022年にツエーゲン金沢への期限付き移籍を経ても出番が巡らず、昨季も出場なしに終わった。 J3リーグ入会の高知に活躍の場を求める運びとなり、その新天地を通じて抱負を語る。 「今シーズンから高知ユナイテッドに加入することが決まりました、須藤直輝です。僕が出せる精一杯を、ピッチで表現しようと思います。J2リーグ昇格を目標にともに戦いましょう」 一方の鹿島ではこれまでに感謝しつつ、移籍先での活躍を誓っている。 「このたび、高知ユナイテッドSCに期限付き移籍することを決断しました。加入してからなかなかチームに貢献できず、不甲斐ない日々が続きました。そんな自分に期待し続けてくれたファンの方々には感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです」 「僕は鹿島アントラーズを取り巻く環境がとても熱くて、そして温かくて大好きです。落ち込んでいても鹿嶋にいればたくさんの人が『頑張ってね。応援しているよ』と声をかけてくれ、その言葉に何度も救われました」 「そんな鹿嶋を離れるのはとても悲しいですが、自分の中でどこか心地よくなり、環境に甘えてしまっているのではないかと感じていました。なので環境を変え、また新たなスタートを切りたいと思い、この決断に至りました」 「自分の活躍が伝わり、須藤はいい選手になったなと思ってもらえるよう、高知でも戦ってきます。そして、アントラーズのタイトル獲得を心から願っています」 2025.01.03 16:20 Fri
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関東2部昇格のEDO ALL UNITEDが新加入4選手を発表 J3讃岐退団のFW小山聖也、栃木C退団のMF丹羽一陽ら

関東サッカーリーグ2部のEDO ALL UNITEDは6日、4選手の加入を発表した。 まず、昨年11月にカマタマーレ讃岐との契約満了が発表されていたFW小山聖也(21)。山口県出身で、2022年に讃岐でトップ昇格後、J3リーグ通算29試合に出場した経験を持つ。 DF藪中海皇(23)は北海道出身で、2024シーズンに大卒でいわてグルージャ盛岡へ入団も、J3リーグ出場1試合、JFL降格で初年度を終え、1年での契約満了が発表されていた。 DF加藤成悟(22)は東京都出身で、2024シーズンに拓殖大学から高知ユナイテッドSCへ入団。JFLからJ3リーグへの入会を果たしたチームで公式戦出場はなく、1年での退団となっていた。 同じくJ3入会の栃木シティを離れたMF丹羽一陽(26)もEDO ALL UNITEDへ。2021〜23年にヴァンラーレ八戸でJ3通算72試合出場、昨季栃木C入りも1年での契約満了が発表されていた。 EDO ALL UNITEDは元日本代表MF本田圭佑が発起人となって設立された新興クラブで、2025シーズンから関東2部へ昇格する。 2025.01.06 14:40 Mon
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J3入会の高知、北九州退団の23歳FW小林里駆が加入「勝利のために直向きに熱く闘います!」

高知ユナイテッドSCは31日、ギラヴァンツ北九州を退団するFW小林里駆(23)の加入を発表した。 小林里駆は東京都出身で、FC東京の下部組織から順天堂大学を経て、2024シーズンに北九州へ入団。J3リーグ第3節でのデビューから10試合に出場し、J初得点も決めたが、1年での契約満了が先月下旬に発表されていた。 FC東京U-23(2018〜19)としての活動を含め、J3では通算28試合1得点。新天地は新たにJ3入りする高知ユナイテッドSCとなった。 「高知ユナイテッドSCに関わる全て皆様、はじめまして。ギラヴァンツ北九州から加入することになりました小林里駆です。チームの勝利のために直向きに熱く闘います!共に戦ってください!よろしくお願いします!」 2024.12.31 16:10 Tue
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J3入会の高知、仙台から23歳MF工藤真人が期限付き移籍加入「勝利のために全力で戦う」

高知ユナイテッドSCが30日、ベガルタ仙台からMF工藤真人(23)の期限付き移籍加入を発表した。 工藤は青森県出身のレフティーで、仙台ユースからびわこ成蹊スポーツ大学を経て、今季仙台に帰還。ユースでの2種登録時代を含め、これまでに仙台でのリーグ戦出場はない。今季はルヴァン杯と天皇杯で1試合ずつプレーした。 「高知ユナイテッドSCのファンサポーターのみなさま初めまして、ベガルタ仙台から期限付き移籍で加入する工藤真人です。このチームの勝利のために全力で戦うので応援よろしくお願いします」 2024.12.30 14:30 Mon

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