【J1注目プレビュー|第37節:広島vs札幌】J1優勝へ広島は望みを繋げる勝利を! 終戦の札幌はJ1での残り2試合を悔いなく戦う

2024.12.01 11:45 Sun
広島vs札幌 予想フォーメーション
©超ワールドサッカー
広島vs札幌 予想フォーメーション
【明治安田J1リーグ第37節】
2024年12月1日(日)
14:00キックオフ
サンフレッチェ広島(2位/65pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(19位/34pt)
[エディオンピースウイング広島]

◆最後のチャンス。意地を見せろ【サンフレッチェ広島】



AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)との二足の草鞋を履くことに苦しんだ広島。過酷な戦いが続いたシーズンだったが、その影響が出たのか直近3試合はいずれも残留を争っていた3チームに屈することとなった。
7連勝、11戦無敗と圧倒的な結果を残してきた後半戦だったが、糸が切れてしまったのか、J1残留という強い思いに屈したのかは不明だが、湘南ベルマーレ、京都サンガF.C.、浦和レッズとまさかの3連敗。1得点6失点とらしくないプレーの連続だった。

完全に優勝の芽がなくなってもおかしくなかったが、まだ神様は見捨てていなかったのだろう。ヴィッセル神戸が柏レイソルと引き分け勝ち点差は「4」。今節勝利すれば勝ち点差は「1」となり、FC町田ゼルビアを含めた三つ巴の戦いに生き残ることができる。
新スタジアムでスタートしたシーズンもこれが最終戦。レジェンド・青山敏弘もこの試合がラスト。ここで勝たずして、いつ勝つのか。3年連続3位は、やってない。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:大迫敬介
DF:中野就斗荒木隼人佐々木翔
MF:新井直人川辺駿松本泰志東俊希
MF:加藤陸次樹トルガイ・アルスラン
FW:ゴンサロ・パシエンシア
監督:ミヒャエル・スキッベ

◆戦わずして終戦、残り2試合は意地を見せろ【北海道コンサドーレ札幌】



奇跡の逆転残留を目指した札幌だったが、11月30日に行われた試合の結果、J2降格が決定した。戦の前の敗北決定。こんなに悔しいことはないだろう。

とはいえ、ここまで追い込まれたのは何も1試合の結果ではない。シーズンを通しての結果であり、前半戦の結果を考えれば、よく盛り返したとも言えるかもしれない。

ただ、当然守り続けてきたJ1から陥落することは望んでいたことではない。残り2試合。意味のない試合ではなく、来シーズンへの助走として戦うしかない状況だ。

ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとっては古巣戦であり、今季限りで退任の可能性も高い中、札幌で戦えるのはラスト2試合かもしれない。意地を見せることができるのか。良い形でシーズンを終えることためにも、勝利を収めたい。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:菅野孝憲
DF:髙尾瑠、岡村大八パク・ミンギュ
MF:近藤友喜荒野拓馬、大﨑玲央、菅大輝
MF:駒井善成青木亮太
FW:鈴木武蔵
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ

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井上愛簾18歳が公式戦初得点も日本人4選手起用のフィリピン王者とドロー、広島はE組首位通過を決める【ACL2】

28日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)グループE第5節のカヤFC(フィリピン)vsサンフレッチェ広島が行われ、1-1のドロー決着に。 ここまで4戦4勝、ラウンド16進出決定済みの広島は、敵地でフィリピン王者と対戦。主力を軒並みベンチにスタンバイさせ、トップ初出場のDF木吹翔太(18)、MF中島洋太朗(18)、FW井上愛簾(18)と若い面々を先発に送り込む。 7分、志知孝明のクロスをファーで茶島雄介が受け、ワントラップから右足ボレーも枠上へ。8分、中央を崩して前進し、最後は18歳中島が正面から右足シュートもわずかにゴール左へ。15分にはマルコス・ジュニオールの決定的なフリーでのヘディングシュートも枠を外れる。 対するカヤは星出悠監督が率い、先発11人の中に日本人選手が4人。左サイドで張る背番号「10」MF堀越大蔵のスピードを活かす狙いが見てとれ、18分、抜け出した堀越の低いクロスにMF駒木秀人が合わせて先制点とした。 広島は被弾を境にペースを喪失。自陣深い位置で立て続けにFKを与えるなどし、“奪ったらまず堀越を見る”カヤのカウンターにもなかなか対処が進まず。4バックでベーシックに守るカヤだが、広島は打開の糸口を見出せなくなる。 その後、再び陣地を押し上げた広島だが、前半は1点ビハインドで終了。45+1分、満田誠がゴール正面で振り向きざまに左足シュートも、やはり枠を捉えることができなかった。 そして、後半頭から新井直人、松本泰志、中野就斗を投入する3枚替え。ところが50分すぎ、新井が足を痛めて起き上がれなくなり、早くも4枚目の交代として柏好文を投入することに。優勝争いが続くJ1リーグへ懸念が増える。 ラッキーな同点弾は68分。松本泰のクロスを満田が折り返し、ルーズボールをカヤ側にクリアされるも、クリアのブロックに入った18歳井上の足に当たって勢いよくネットへ吸い込まれた。井上はトップ公式戦初得点ということに。 しかしここから2点目は奪えず、1-1ドロー決着に。勝ち点1の積み上げにとどまった広島だが、東方SC(香港)とのホームゲーム1試合(12月5日)を残してE組首位通過が決定した。 カヤFC 1-1 サンフレッチェ広島 【カヤ】 駒木秀人(前18) 【広島】 井上愛簾(後23) <span class="paragraph-title">【動画】井上愛簾18歳の公式戦初得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>思わぬ形で<br>\<br><br>相手のクリアが <a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E6%84%9B%E7%B0%BE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#井上愛簾</a> の足に当たりそのままゴール<br><br>AFCチャンピオンズリーグ2<br>カヤ×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/DAZNFootball?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZNFootball</a> <a href="https://t.co/hy61uW6SbN">pic.twitter.com/hy61uW6SbN</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1862127831225926137?ref_src=twsrc%5Etfw">November 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.28 22:54 Thu
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大学屈指FW中村草太ら6名全員がJ1の舞台へ! 明治大がJリーグ加入内定会見実施

明治大学は4日、Jリーグ加入内定選手合同記者会見を実施した。 今年度は第98回関東大学サッカーリーグ戦1部で2年ぶり8度目の優勝とともに史上初の無敗優勝を成し遂げた明治大。その中心を担った6名は、栗田大輔監督の同大学での指導者キャリアでも初となる、全員がJ1クラブへの加入が決定した。 今回の内定選手記者会見には主将の中村草太(サンフレッチェ広島)、副主将の常盤亨太(FC東京)、上林豪(セレッソ大阪)。熊取谷一星(東京ヴェルディ)、内田陽介(東京ヴェルディ)、永田倖大(京都サンガF.C.)が出席。 関東大学サッカーリーグ戦1部で2年連続得点王とアシスト王に輝いた大学屈指のストライカーである中村草太は、プロ1年目での「10ゴール10アシスト」を目標に。さらに、「大学でのプレーをそのままというか、それ以上にサンフレッチェ広島のピッチで体現したい」と意気込みを語った。 また、加入が決定した各クラブから各選手へのメッセージ動画も紹介され、広島と京都からはミヒャエル・スキッベ監督、曺貴裁監督、C大阪は森島寛晃社長、東京Vは江尻篤彦強化部長。そして、FC東京と京都ではいずれも明治大OBであるDF長友佑都、福田心之助からも後輩たちへのエールが届けられた。 長友は「来シーズンから厳しい競争やレベルも上がると思いますが、ともにFC東京のタイトルのために頑張っていきましょう!」と今春のプレシーズンキャンプでも一緒にプレーした常盤へのコメントとともに、同じプロの舞台に進む後輩6名に対しては「厳しい練習や苦しいこともたくさんあると思いますが、常に夢と目標を持って努力すれば、必ずかなうと僕は信じています。ともに夢に向かって頑張っていきましょう!」とエールを送った。。 来年1月からJリーグ入りする6選手だが、明治大サッカー部として最後の大舞台となる『第73回全日本大学サッカー選手権大会』でインカレ2連覇を目指す。 なお、今回Jリーグ加入が内定した各選手のコメントは以下の通り。 ◆FW 中村草太(サンフレッチェ広島) 「来季からサンフレッチェ広島に加入することが決まりましたけど、まずは自分の持てる力を全てサンフレッチェ広島に捧げたいなと思っています。その上で開幕スタメンを目標にするのではなく、開幕戦ゴールという目標を立てて、大学以上のインパクトをプロの世界で残していきたいなと思っています」 ――大学4年間で成長した部分 「プレーの面で、攻撃のところは個の力というか、そういうものが本当に成長できたなと感じていますが、自分として一番は、守備のところが一番成長できたなと思っています。1年生や2年生の最初の方は守備で苦労しましたし、正直高校生まではあまり守備をしてこなかったというか、攻撃に重きを置いていたので、本当にそこで一番苦労しましたし、ひとつの寄せる距離であったり、ポジショニングだったり、本当にいろいろありますが、そういったものが1年生の頃に比べたら、成長できた部分かなと。守備の部分が一番成長できたのかなと思っています」 ◆MF 常盤亨太(FC東京) 「来季からFC東京に加入しますけど、FC東京に自分自身強い思い入れがありますし、FC東京がまだ達成したことのないリーグ優勝というのを、自分が中学で入ったときからリーグ戦優勝に自分が貢献するということを決めていたので、来年は開幕からスタメンを取って絶対にFC東京がリーグ優勝し、そこに自分自身貢献するという強い思いをもって入団したいと思います」 ――大学4年間で成長した部分 「自分が一番成長できたと感じている部分は範囲が広くなったところです。動く範囲、見る範囲、パスの範囲もそうですが、とにかく運動量、球際、切り替えというところは自分の強みとして入学しましたが、出せる範囲が狭かったり、とにかくボックス・トゥ・ボックスというところを栗田監督から言っていただいているなかで、攻撃でも守備でも動き回る範囲が広がったと感じています。考え方の部分で自分はどうしても頭で考え込んでしまったり、自分自身のなかだけで解決しようとしてしまっていましたが、そこも栗田監督から指摘をいただいて、どういう状況になっても、ある意味で考えすぎないところだったり、人のいいところを盗むといった部分は成長できたところだと感じています」 ◆GK 上林豪(セレッソ大阪) 「来シーズンからセレッソ大阪に加入します。自分が小学校からユースまで8年間、お世話になったクラブに戻ることができて本当にうれしく思っています。セレッソは今年、クラブ創立30周年で優勝という目標を掲げていましたが、今年優勝することはできず。常盤も言っていましたが、セレッソ大阪もリーグ優勝を目指すクラブです。自分が来シーズン加入して、セレッソをリーグ優勝に導きたいですし、自分が全試合に出てセレッソを優勝させるという強い目標をもって来シーズンからやっていきたいと思います」 ――大学4年間で成長した部分 「4年間で安定感が増したなと思っています。下級生の頃は栗田監督からハイボールの飛び出しの判断であったり、背後に対する飛び出しの判断というところで、課題があるというふうなことをおっしゃっていただいて、それは性格に起因するというような言葉をいただきました。そういったなかで、性格や人間的なところも含めて、自分を改めて見つめ直したときに、やっぱりムラがあるなというようなことを感じて、そういったところを直そうというようなところを日常から思っていました。その結果、プレー面ではハイボールやクロスに対する判断であったり、そういった飛び出しの判断も含めて、自分としても飛躍的に成長したなというふうに思っています。それがメンタルの安定性にも繋がって、キックであったり、そういった全てのプレーの安定感の向上に繋がったというふうに思いますし、一番は安定感のところが増したと思っています」 ◆MF 熊取谷一星(東京ヴェルディ) 「東京ヴェルディでの目標は、まずは試合に出ること。そして、チームの勝利に貢献すること。日々の練習で、今まで明治で積み上げてきたことをぶらさずにやり続けることを目標としたいと思います」 ――大学4年間で成長した部分 「総合的にすごく成長できたと思いますが、そのなかで、球際、切り替え、運動量の3原則の部分のベースは、ものすごく成長したと思います。そして、自分はアタッカーの選手なので、今までの高校時代までは、ドリブルが特徴でしたが、やっぱり大学4年間で、ドリブルは手段というか、ゴールを奪うための手段というふうな考え方に変わったことで、またプレーの幅が大きく広がったなというふうに感じています」 ◆DF 内田陽介(東京ヴェルディ) 「今後の目標は、開幕スタメンはもちろん狙っていますし、1試合でも多くの試合に出て、東京ヴェルディの勝利に貢献できるように、自分自身としても成長していきたいと思っています。明治のサイドバックとしても結果を残して、これまで支えてくださった方々に恩返しができるように、自分自身成長していきたいと感じています」 ――大学4年間で成長した部分 「運動量、球際、切り替えという3原則の部分は、日々の練習のなかで常に意識していたことなので、そういうところの強度というところでは、高校のときと比べて成長したなというふうに感じています」 ◆DF 永田倖大(京都サンガF.C.) 「来季から京都サンガに加入しますが、自分の武器である対人能力、そしてヘディングは絶対に誰にも譲らず、1年目からレギュラーで試合に出られるように、日々実直に頑張っていきたいと思います」 ――大学4年間で成長した部分 「守備のところが、よりアラートになったかなと思います。やっぱり前に出過ぎて、自分の背後を取られるだったり、スライドが遅かったり、押し出しが遅かったり、そういうところがありましたが、明治で日常を追求していくなかで、よりそこが洗練されていって、守備のところが自分の絶対的な武器になったかなと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】明治大のJ内定者会見…OB長友佑都もビデオメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/20241204_1_tw12.jpg" style="max-width:100%; 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広島が逆転優勝へ望み繋ぐ5発快勝で3連敗ストップ! ホーム最終戦で引退の青山敏弘も出場…J2降格札幌は惨敗【明治安田J1第37節】

1日、明治安田J1リーグ第37節のサンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌がエディオンピースウイング広島で行われ、5-1で広島が勝利した。 J1優勝を争う広島にとってはホーム最終戦、逆転優勝の可能性がある中で、3連敗をどうにか止めてしっかりと勝利を収めたい試合となる。直近のリーグ戦からメンバーは1名変更。AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で負傷した新井直人に代わり、ゴンサロ・パシエンシアが入り、最終ラインに塩谷司が入り中野就斗が右ウイングバックに入った。 対する札幌は、逆転残留の可能性が前日の試合結果により消滅。来シーズンは9年ぶりのJ2を戦うことが決まった中でのゲームとなる。この試合は前節から1名変更となり、荒野拓馬に代わり浅野雄也が起用された。 優勝を目指す広島と、プレッシャーから解放された札幌。立ち上がりはホームの広島が圧力を持ってプレーすると、8分に左サイドでパスを受けた東俊希が背後のスペースにグラウンダーのロングアーリークロス。ファーに逃げるように走り込んだ加藤陸次樹が落ち着いてダイレクトで流し込み、広島が先制する。 先制した広島は10分にもチャンス。バイタルエリアで相手をかわしたトルガイ・アルスランがスルーパス。追い越した川辺駿にはわずかに届かず、シュートまでいけない。 テンション高く入った広島に対し、札幌は受ける戦いに。それでも20分、札幌はスローインから浅野が上手くターンして仕掛けると、マイナスのボールを鈴木武蔵がフリーでシュートも枠を外してしまう。 広島はギアを落とすことなく攻撃を続けることに。27分には左サイドからのクロスに川辺が飛び込むが、これはファウルになってしまう。 追いつきたい札幌は42分、相手ボック付近のスローインから細かくパスを、ニアゾーンへ走り込んだ近藤友喜へ見事なスルーパス。最後はクロスをニアサイドで鈴木武蔵が蹴り込み、札幌が同点に追いついた。 追いつかれた広島は45分、前線でボールを奪うと、こぼれ球を拾ったゴンサロ・パシエンシアがボックス内からシュート。しかし、GK菅野孝憲がセーブする。 それでも前半アディショナルタイム2分、右サイドでFKを得ると、東が左足でゴール前にクロスを入れると、誰も触らずにそのままゴールに吸い込まれ、広島が勝ち越しに成功した。 後半はトルガイ・アルスランを下げてピエロス・ソティリウを起用し広島。札幌も大崎玲央を下げて白井陽斗を投入した。 すると後半も広島が立ち上がりからゴールに迫っていくと、53分にPKを獲得。加藤をGK菅野が倒してしまうと、これをトルガイ・アルスランがしっかりと決めてリードを広げる。 その後も広島ペースで試合が進むと、79分にはスルーパスに抜け出した加藤がボックス左からグラウンダーのクロス。ピエロス・ソティリウがしっかりと押し込み、決定的な4点目が決まった。 広島は82分に川辺駿を下げて青山敏弘を投入。今シーズン限りで引退を発表しており、ホームではこれが最後の試合に。J1通算444試合目のピッチに立った。 スタンドからは大きな拍手が送られた中、次世代を担う中島洋太郎と中盤でコンビを組むことに。すると87分、左CKからの東のクロスをピエロス・ソティリウがヘッドで合わせて5点目を奪う。 後半アディショナルタイムには加藤にもビッグチャンスがあったが、シュートはわずかに枠の外。アディショナルタイム4分には満田誠が持ち出し左へパス。今季限りで退団する柏好文がボックス内左からシュートも、左ポストを叩いてゴールとはならなかった。 それでも広島が5ゴールで快勝し勝ち点68で2位に浮上。最終節での逆転優勝へ望みを繋いだ。一方の札幌は試合前にJ2降格が決定。最終節では意地を見せたい。 サンフレッチェ広島 5-1 北海道コンサドーレ札幌 【広島】 加藤陸次樹(前8) 東俊希(前47) トルガイ・アルスラン(後10) ピエロス・ソティリウ(後34、後42) 【札幌】 鈴木武蔵(前42) <span class="paragraph-title">【動画】ホームラストマッチの青山敏弘に大きな拍手が送られる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>大きな拍手に包まれて<br>\<br><br>サンフレッチェのバンディエラ <a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%9D%92%E5%B1%B1%E6%95%8F%E5%BC%98?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw"> <a href="https://t.co/pjXIKwtuPB">pic.twitter.com/pjXIKwtuPB</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1863112553053733057?ref_src=twsrc%5Etfw">December 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.01 16:00 Sun
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【J1注目プレビュー|第37節:広島vs札幌】J1優勝へ広島は望みを繋げる勝利を! 終戦の札幌はJ1での残り2試合を悔いなく戦う

【明治安田J1リーグ第37節】 2024年12月1日(日) 14:00キックオフ サンフレッチェ広島(2位/65pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(19位/34pt) [エディオンピースウイング広島] <h3>◆最後のチャンス。意地を見せろ【サンフレッチェ広島】</h3> AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)との二足の草鞋を履くことに苦しんだ広島。過酷な戦いが続いたシーズンだったが、その影響が出たのか直近3試合はいずれも残留を争っていた3チームに屈することとなった。 7連勝、11戦無敗と圧倒的な結果を残してきた後半戦だったが、糸が切れてしまったのか、J1残留という強い思いに屈したのかは不明だが、湘南ベルマーレ、京都サンガF.C.、浦和レッズとまさかの3連敗。1得点6失点とらしくないプレーの連続だった。 完全に優勝の芽がなくなってもおかしくなかったが、まだ神様は見捨てていなかったのだろう。ヴィッセル神戸が柏レイソルと引き分け勝ち点差は「4」。今節勝利すれば勝ち点差は「1」となり、FC町田ゼルビアを含めた三つ巴の戦いに生き残ることができる。 新スタジアムでスタートしたシーズンもこれが最終戦。レジェンド・青山敏弘もこの試合がラスト。ここで勝たずして、いつ勝つのか。3年連続3位は、やってない。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:大迫敬介 DF:中野就斗、荒木隼人、佐々木翔 MF:新井直人、川辺駿、松本泰志、東俊希 MF:加藤陸次樹、トルガイ・アルスラン FW:ゴンサロ・パシエンシア 監督:ミヒャエル・スキッベ <h3>◆戦わずして終戦、残り2試合は意地を見せろ【北海道コンサドーレ札幌】</h3> 奇跡の逆転残留を目指した札幌だったが、11月30日に行われた試合の結果、J2降格が決定した。戦の前の敗北決定。こんなに悔しいことはないだろう。 とはいえ、ここまで追い込まれたのは何も1試合の結果ではない。シーズンを通しての結果であり、前半戦の結果を考えれば、よく盛り返したとも言えるかもしれない。 ただ、当然守り続けてきたJ1から陥落することは望んでいたことではない。残り2試合。意味のない試合ではなく、来シーズンへの助走として戦うしかない状況だ。 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督にとっては古巣戦であり、今季限りで退任の可能性も高い中、札幌で戦えるのはラスト2試合かもしれない。意地を見せることができるのか。良い形でシーズンを終えることためにも、勝利を収めたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:髙尾瑠、岡村大八、パク・ミンギュ MF:近藤友喜、荒野拓馬、大﨑玲央、菅大輝 MF:駒井善成、青木亮太 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.12.01 11:45 Sun
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2年連続得点王&アシスト王、広島内定の明治大学MF中村草太が語る決め手は「ファミリー感」「自分の良さが出せる場所」

明治大学のキャプテンを務め、サンフレッチェ広島への加入が内定しているMF中村草太が、広島入りの理由やプロへの思いを語った。 4日、明治大学は「Jリーグ加入内定合同記者会見」を開催。来シーズンからプロ入りする5名の会見を実施した。 明治大学は関東大学サッカーリーグ1部で2年ぶり8度目の優勝を果たし、史上初の無敗優勝を達成。毎年のように多くのプロ選手を輩出してきた中、大学として大きな結果を残した。 中村はチームのキャプテンを務め、昨夏ブレーメンに加入したMF佐藤恵允の後を継いで10番を背負うと、2023年は関東大学リーグ1部で得点王とアシスト王に輝き、今年も2年連続での得点王とアシスト王に輝くなど、個人としても大きな結果を残した。 栗田大輔監督は中村について「今年キャプテンであり大学リーグのMVPであり、2年連続の得点王でありアシスト王であると。本当に記録を残してくれたなと思います」と紹介。特徴については「スピードと人と関わりながらスペースに潜り込んで行って、結果にコミットするプレーができる」と強みを語った。 また、「何より2年連続の得点王、アシスト王ということは、全て結果だと思っているので、結果を残せる選手だと思います」と評価。「この4年間でかなりの紆余曲折、成長があり、最初はオンザボールでボールを持てばスピードがあってちょっと面白いなという形でしたが、徐々に責任感や今年主将をやったことでリーダーシップ、オフザボールの動き、ポジションをウイングやFWをやることで幅が広がり、4年間で大きく成長したと思っています」と太鼓判。「サンフレッチェ広島で即戦力で、即1年目から活躍して、日本のサッカー界を変えていってほしいなと。ライバルはたくさんいますが、一石を投じてもらいたいなと思います」と期待を口にした。 色々なクラブに練習参加もしたという中村。広島への加入を決めた理由については「大きく2つある」とコメントした。 「1つ目は雰囲気、ファミリー感というか、とてもチャレンジできる環境で、監督やスタッフの雰囲気が物凄く良かったです」 「そして、プレースタイル、チームスタイル的にハイプレスをかけて、奪ったボールはまず前から見ようというところは、広島でも明治でも日々追求しているところなので、チームに入ってもすんなりというか、日々積み重ねている自分の良さが出せる場所だと思ったので、広島に決めました」 これまで積み上げてきたことが出せる環境でもある広島でプロになる中村。個人の結果という意味で、2年間で圧倒的なものを残しており、栗田監督からも大きな期待が寄せられた中、まずは広島でアピールしたいとした、 「昨年は佐藤恵允さんが7月にブレーメンに行きましたが、やはり海外に挑戦したいという思いは自分もあります。まずは広島で活躍することが大前提になると思うので、日頃の練習からアピールして、チャンスをいただけるように頑張りたいと思います」 将来の夢に向けても広島で結果を残すことが重要になる中村。プロになれば、多くのファン・サポーターや子供たちからの期待を受けることとなる。 目指すサッカー選手像については「自分が見ていてワクワクする選手というのは、チャンスやゴールに関わるプレーだと思っています。そこは意識したいですし、ゴールに向かう姿勢や観ている人はゴールが入らないと面白くないと思うので、そういった姿勢、勢い、質や精度を見てもらいたいです」とコメント。目標の選手は「いない」と語ったが、「参考にしている選手はトップレベルでもJリーグでもいるので、色々な選手の良いところをちょっとずつ盗んだりして、みんなの良さ、良い部分を集約した選手になりたいと思います」と、様々な良さを持ち合わせた選手になりたいと意気込んだ。 10番を背負い、キャプテンを務め、チームは無敗優勝。個人も2年連続の得点王&アシスト王と充実した1年となった。その中での成長や難しさについては「自分が発する言葉、キャプテンという立ち位置は自分1人の発言がチームの印象にもなってしまうので、そこに対する1つの発言の言葉選び、言葉遣いというのは、今もまだまだですけど、主将になって良かったなと思う点であり、苦労した部分です」と振り返り、「これからもっと必要になってくることだと思うので、今年経験できたことは非常に良かったなと思いますし、自分のプレーがあまり上手くいかない時、調子が出ない時にどう振る舞うか。自分は言葉ではなく、プレーで背中を見せて引っ張っていくことをシーズン最初に決めていたので、それができなくなった時にどう立ち振る舞えば良いのか、どうプレーすれば良いのか、どういったメンタル状態でいれば良いのかというのは、苦労した部分でもあり、それでも4年生の背中は大きいので、やり続けるということは成長できた部分でもあるかなと思います」と、しっかりとしたビジョンを持ってプレーを続けられたことは良かったとした。 大きな期待が寄せられ、大卒ルーキーでも最注目株とも言える中村だが、チームを指揮するミヒャエル・スキッベ監督から突然のメッセージがあったことを明かした。 「2カ月前ぐらいに急にスカウトの梅田さんからLINEが入って、スキッベ監督から話したいことがあると言われて、何言われるんだろうと思っていたら、通訳の松尾さんのLINEから「誕生日おめでとう」って入りました。些細な気遣いが嬉しかったです」 ユーモアに溢れるスキッベ監督らしい行動。期待の表れとも言えるが、監督の印象については「ユーモアは物凄くある方で、ジョークも言う方ですし、ポジティブな思考をする方なので、チャレンジしやすいと思っています」と語り、プロ1年目から結果を残すことへ意欲を示した。 2024.12.04 18:50 Wed

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