鹿島が3位浮上! 名古新太郎の開始早々弾にチャヴリッチの後半AT弾で柏との接戦制す【明治安田J1第12節】
2024.05.06 20:11 Mon
6日、明治安田J1リーグ第12節の柏レイソルvs鹿島アントラーズが三協フロンテア柏スタジアムで行われ、アウェイの鹿島が1-2で勝利を収めた。
立ち上がりはホームチームが積極的に前に出たが、4分には隙を突いた鹿島が先制。佐野海舟のスルーパスから名古新太郎がボックス内に侵入すると、1人かわして左足で流し込んだ。
直後にも鹿島にチャンス。押し込む中で波状攻撃を仕掛けると、最後は安西幸輝のクロスに師岡。ヘディングシュートはバーの上を越えた。
一方、優位に試合を進める鹿島。26分には濃野公人のマイナスの折り返しに鈴木優磨が合わせるも、ワンタッチシュートはブロックに阻まれる。
仲間隼斗も繰り返し良い抜け出しを見せて柏ゴールに迫る。しかし、追加点を奪うには至らず、前半終盤に突入する。
39分、押し込まれ気味の柏がロングボール1本でチャンス。犬飼が背後にボールを送ると、抜け出したのはマテウス・サヴィオ。GK早川の飛び出しをループシュートでかわしにかかったが、枠には収まらなかった。
鹿島の1点リードで迎えた後半、柏の井原正巳監督は白井永地をベンチへ下げ、頭から木下康介を投入する。すると、その木下と競り合った関川郁万が頭部を負傷するが、治療を終えて無事ピッチに戻る。
56分、鹿島に後半最初の決定機。安西が左サイドを抜け出すと、中央の鈴木優磨へマイナスのパス。右足ワンタッチで合わせたが、右ポストに直撃した。
この流れで追加点が欲しい鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は、63分に2枚替え。先制点の名古と仲間がベンチに下がり、土居聖真とチャヴリッチがピッチに立つ。
しかし、次にネットを揺らしたのはホームチーム。65分、敵陣中央で戸嶋ガボールを持つと、右ポケットに走り込んだ島村にスルーパス。ワントラップから左足で流し込み、試合を振り出しに戻した。
さらに70分、マテウス・サヴィオのシュートが植田直通のハンドを誘い柏がPKを獲得。キッカーをマテウス・サヴィオが自ら務めるが、シュートはゴール左に外れてしまう。
逆転のチャンスこそ逃したものの、勢いに乗った柏。77分には右CKから途中出場の小屋松知哉がヘディングで叩くが、GK早川のファインセーブに遭った。
1-1のまま終盤を迎えると、87分には鹿島に久々のチャンス。右クロスを鈴木優磨が落とすと、最後は土居が左足。これはGK松本健太が弾き出した。
再びスコアが動いたのは後半アディショナルタイム。右サイドでボールを持った鈴木優磨が浮き球のパスを前線に送ると、最終ラインの裏へ抜け出したのはチャヴリッチ。冷静に流し込み、土壇場で勝ち越しに成功した。
それでも試合終了間際、諦めない柏にラストチャンスが到来。土屋巧が前線のマテウス・サヴィオ目掛けてロングボールを送ると、飛び出したGK早川と入れ替わる。マテウス・サヴィオは角度のないところからシュートを打ったが、左ポストに阻まれてしまう。
ピンチを迎えながらも1-2で接戦を制した鹿島。リーグ戦3連勝で3位に浮上した。
柏レイソル 1-2 鹿島アントラーズ
【柏】
島村拓弥(前20)
【鹿島】
名古新太郎(前4)
チャヴリッチ(後45+2)
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前節はFC町田ゼルビアに0-2で敗れた13位柏。3試合ぶりの白星を目指す中、ケガの山田雄士が今節はメンバー外に。島村拓弥が右サイドで先発したほか、左サイドには戸嶋祥郎が入り、最終ラインは犬飼智也と三丸拡が起用された。対する5位鹿島は2連勝中と好調。前節は鈴木優磨の2ゴールとアレクサンダル・チャヴリッチのダメ押し弾で、湘南ベルマーレから3-1の勝利を挙げた。今節は樋口雄太がベンチスタートで、代わりに師岡柊生が今シーズン初先発となった。直後にも鹿島にチャンス。押し込む中で波状攻撃を仕掛けると、最後は安西幸輝のクロスに師岡。ヘディングシュートはバーの上を越えた。
反撃に出たいホームチームだが、GK早川友基を中心とした鹿島の集中した守備を崩し切ることができず。両サイドから打開を図るが、なかなかシュートまで持ち込めない。
一方、優位に試合を進める鹿島。26分には濃野公人のマイナスの折り返しに鈴木優磨が合わせるも、ワンタッチシュートはブロックに阻まれる。
仲間隼斗も繰り返し良い抜け出しを見せて柏ゴールに迫る。しかし、追加点を奪うには至らず、前半終盤に突入する。
39分、押し込まれ気味の柏がロングボール1本でチャンス。犬飼が背後にボールを送ると、抜け出したのはマテウス・サヴィオ。GK早川の飛び出しをループシュートでかわしにかかったが、枠には収まらなかった。
鹿島の1点リードで迎えた後半、柏の井原正巳監督は白井永地をベンチへ下げ、頭から木下康介を投入する。すると、その木下と競り合った関川郁万が頭部を負傷するが、治療を終えて無事ピッチに戻る。
56分、鹿島に後半最初の決定機。安西が左サイドを抜け出すと、中央の鈴木優磨へマイナスのパス。右足ワンタッチで合わせたが、右ポストに直撃した。
この流れで追加点が欲しい鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督は、63分に2枚替え。先制点の名古と仲間がベンチに下がり、土居聖真とチャヴリッチがピッチに立つ。
しかし、次にネットを揺らしたのはホームチーム。65分、敵陣中央で戸嶋ガボールを持つと、右ポケットに走り込んだ島村にスルーパス。ワントラップから左足で流し込み、試合を振り出しに戻した。
さらに70分、マテウス・サヴィオのシュートが植田直通のハンドを誘い柏がPKを獲得。キッカーをマテウス・サヴィオが自ら務めるが、シュートはゴール左に外れてしまう。
逆転のチャンスこそ逃したものの、勢いに乗った柏。77分には右CKから途中出場の小屋松知哉がヘディングで叩くが、GK早川のファインセーブに遭った。
1-1のまま終盤を迎えると、87分には鹿島に久々のチャンス。右クロスを鈴木優磨が落とすと、最後は土居が左足。これはGK松本健太が弾き出した。
再びスコアが動いたのは後半アディショナルタイム。右サイドでボールを持った鈴木優磨が浮き球のパスを前線に送ると、最終ラインの裏へ抜け出したのはチャヴリッチ。冷静に流し込み、土壇場で勝ち越しに成功した。
それでも試合終了間際、諦めない柏にラストチャンスが到来。土屋巧が前線のマテウス・サヴィオ目掛けてロングボールを送ると、飛び出したGK早川と入れ替わる。マテウス・サヴィオは角度のないところからシュートを打ったが、左ポストに阻まれてしまう。
ピンチを迎えながらも1-2で接戦を制した鹿島。リーグ戦3連勝で3位に浮上した。
柏レイソル 1-2 鹿島アントラーズ
【柏】
島村拓弥(前20)
【鹿島】
名古新太郎(前4)
チャヴリッチ(後45+2)
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1
2
山田雄士
島村拓弥
戸嶋祥郎
犬飼智也
三丸拡
鈴木優磨
アレクサンダル・チャヴリッチ
樋口雄太
師岡柊生
佐野海舟
名古新太郎
安西幸輝
早川友基
濃野公人
仲間隼斗
マテウス・サヴィオ
井原正巳
白井永地
木下康介
関川郁万
ランコ・ポポヴィッチ
土居聖真
植田直通
小屋松知哉
松本健太
土屋巧
柏レイソル
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天皇杯3回戦の柏対筑波大の浅からぬ因縁/六川亨の日本サッカー見聞録
10日の水曜日は天皇杯3回戦の柏対筑波大の試合を取材した。東京近郊ではこのカードと鳥栖vs横浜FC、湘南vs東京Vしかなく、筑波大は2回戦で町田を破っていただけに、その試合内容にも興味があったからだ。考えることはみな同じようで、この試合にはベテラン記者の後藤さん、大住さん、そして元サッカーマガジンの国吉さんと僕を含め前期高齢者4人が揃い、平均年齢を引き上げていた。 試合は筑波大の小井土監督が「プロはアマチュアを受ける傾向にあるのでいい入りをした」と振り返ったように、開始5分はカウンターから柏陣内へ攻め込んだ。しかし時間の経過とともに柏がボールポゼッションで圧倒。自陣からていねいにビルドアップして一方的に攻め立てると、16分にはワンタッチパスに抜け出した190センチの長身FW木下康介がインステップの強シュートを突き刺して先制した。 筑波大もテクニシャンのサイドハーフ角昂志郎と田村蒼生のドリブル突破からチャンスをつかむが、シュートが枠を捕らえきれず決定機まで至らない。後半13分には井原正巳監督が細谷真大、マテウス・サヴィオ、山田雄士の3人を同時投入して試合を“締め”にかかった。ところが25分、左CKから柏のOGで筑波大が1-1の同点に追いつく。試合はこのまま延長戦にもつれこんだが、延長前半9分にマテウス・サヴィオの右CKから細谷がヘッドで決勝点を決めて粘る筑波大を振り切った。 後半は柏の選手が足を痙って交代するなど運動量がガクッと落ちたのも苦戦を強いられた一因だろう。なにしろ土曜にFC東京戦を終えて、中3日での試合である。一方の筑波大は6月12日に天皇杯で町田と戦ったあと、15日に関東大学リーグの明治大戦を戦後は、この日まで公式戦はなし。井原監督は大学側の配慮と明かしていたが、プロとアマとはいえ、同じ人間だけに体力には限界がある。 3回戦では新潟が長崎に1-6と大敗し、川崎も大分に1-3と敗れるなど各地で波乱が続出した。こちらはJリーグ勢同士の対戦のため、互いに中3日での試合だったが、ターンオーバーの難しさや、J1残留を当面の目標にするチームとジャイアントキリングを目論むチームでモチベーションの差が出たのだろうか。 「ノックアウト方式ということで、難しい試合が起こるのが天皇杯。勝つことがトーナメント方式では重要なので、勝つことができて良かった」と井原監督がしみじみ語っていたが、改めて天皇杯の存在意義を考えさせられる結果でもあった。 ACLがリニューアルされることで出場権も変更された。Jリーグ勢にとって優先順位はまずリーグ戦である。であるなら天皇杯はいっそアマチュアが日本一を争う大会に変更してはいかがだろうか。そしてリーグカップであるルヴァン杯の優勝チームに出場権を譲るという案だ。 最後に筑波大である。町田戦ではアフタータックルで町田の選手が重傷を負ったことがクローズアップされた。しかし試合前、小井土監督は「今日の試合は特別なことはなく、正々堂々と素晴らしく戦おうということだけでした」と、特に町田戦後のSNSでの誹謗中傷を意識したことはないと話した。 実際、試合で5枚のイエローカードをもらったが、アフターではなく抜かれそうになって押し倒したり、引っ張ったりしてもらったイエローだった。もしかしたら、井原監督を始め、スタメン出場したMF戸嶋祥郎と交代出場したMF高嶺朋樹は筑波大OBのため、何らかの配慮が働いたのかもしれない。 試合の指揮を執った戸田伊吹ヘッドコーチも柏ユース出身で、柏U-18から筑波大へ進学し、1年時にケガで引退して指導者の道に入った。ユース時代は戸田と筑波大のMF田村、そして柏GK佐々木雅士、FW細谷と山本桜大はチームメイトでもあっただけに、小井土監督も「今日は柏に育ててもらった選手、スタッフが複数いた。戸田にとっては子供の頃から育ててもらったクラブなのでいい経験になった」と言うように、勝負は勝負として、ある意味アットホーム的なメンタリティーも働いたのかもしれない。 井原監督も戸田ヘッドコーチには「われわれの下部組織出身で、早くして指導者としての道を目ざすのは素晴らしいこと。もっと経験を積んで、柏の指揮を執る日がくればいいかなと思っている」と期待を寄せている。これまでにない指導者の道を歩んでいるだけに、今後の成長を期待せずにはいられない。 2024.07.11 17:30 Thu柏レイソルの人気記事ランキング
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「Jリーグでは経験できない」初招集の関根大輝、練習で対峙する日本代表の攻撃陣に脱帽「今まで経験したことがなかった」
日本代表のDF関根大輝(柏レイソル)が、初めての日本代表活動を振り返った。 13日、オーストラリア代表との2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて準備を進める日本代表。試合会場である埼玉スタジアム2002でのトレーニングは、冒頭15分間がメディアに公開された。 パリ・オリンピックにも出場した関根は、今回が日本代表初招集。サウジアラビア代表戦はメンバー外となり試合を見守っていたが、イメージを膨らませていたという。 「自分がここで出た時にどういうプレーができるかとか、後ろの3枚の選手のプレー、ウイングバックの選手のプレーを見て学ぶところがたくさんありました。自分にどう活かせるかを考えてみていました」 完全アウェイの中、日本は0-2で勝利。なんと、これがサウジアラビア相手にアウェイで初めて勝った試合だった。 「完全アウェイというのはプロに入って初めてだったので、ああいう舞台でピッチに立ちたかったということはあります。あの場でプレーしている選手たちは、海外でああいった状況でプレーしているので、物怖じしないというか、飲まれることなく普通にプレーしていたので、凄いなと思いました」 「逆に今の自分があの場に立った時にそういったプレーができるかと言われると、飲まれてしまうかもしれないです。外から見て経験できたことは大きいです」 ピッチに立つことはできなかったが、学びもあったという関根。「サイドチェンジのボールは何本かあったので、そういう対応は自分の強みでもあります。3バックで出たらテンポ良くボールを動かしたり、ちょっと運んで引きつけてパスを出したりということは求められるので、そういったところは出していきたいです」と、しっかりとやれることをやりたいと意気込んだ。 3バックの右でのプレーも考えているという関根。「特に監督からは言われていないですが、ウイングバック、3バックの右、真ん中と色々なところでやらせてもらっているので、どこで出てもプレーが生きると思うので、色々なポジションができることはポジティブですし、どこでもやっていきたいです。練習でも色々なところでやっています」と、色々いなポジションでの出番に備えているという。 大舞台で言えばパリ五輪でもしっかりと戦ってきた関根だが、A代表は全くの別次元だという。「そもそも練習のレベルが凄く高いですし、試合よりもチームの紅白戦の方がレベルが高いと思います。出ている選手はあの雰囲気やプレスには飲まれていないと思います。とても良い環境でプレーさせてもらっています」と、今回の経験を自身の成長にしっかりと生かしたいところだ。 ウイングバックは大学時代に経験があるという関根だが、練習で対峙した日本の攻撃陣には驚かされているという。 「みんな凄いです。明らかにJリーグでは経験できない巧さ、余裕というのは、多少削りに行くぐらいじゃないと簡単にいなされてしまいます」 「今まで経験したことがなかったので、どの選手というよりは、全員という感じですが、そういった選手とマッチアップできているので、成長できるなと思いますし、そういった選手たちと日頃からもっとやっていきたいなとさらに強く感じました」 一方で同じ守備の選手からも学びはあるといい、「菅原選手は、個人的にプレーを見て勉強させてもらっていますし、パスを出す位置、見ているところだったりというのは勉強になります」とコメント。「サウジアラビア戦に出ていた後ろの3人の視野の広さ、余裕を持っている感じも凄く勉強になっていて、見て学んでいます」と、多くの収穫があるようだ。 また、同じサイドバックで百戦錬磨の長友佑都(FC東京)からは、早速イジられ、可愛がられることに。「初日のロンドの時に盛り上げてくれてチームに入りやすかったですし、佑都さんが2人組でもやってくれて、シンプルに楽しいので、チームを盛り上げてくれていますし、とてもありがたい存在です」と、大先輩の存在は大きいという。 関根はパリ五輪後に負傷ししばらく離脱。9月の代表活動を逃してしまい、落ち込むこともあったという。 「オリンピックが終わって、色々な課題が見つかって、それを克服していこうという中でケガをしていましました。長い期間ではなかったですが、その間に日本代表のメンバー発表もあって悔しくて、落ち込むこともありました」 「ただ、試合もありますし、A代表の試合もどんどんくるので、切り替えて次の目標に向けてやっていけました。ケガをしたのは良い期間だったと思います」 9月の代表活動では、同じパリ五輪を戦った高井幸大(川崎フロンターレ)が初招集でいきなりデビューを果たした。関根はオーストラリア戦で出番が来るのか注目だ。 2024.10.13 23:25 Sun2
日本代表が高井幸大の負傷不参加を発表…追加招集の関根大輝は初のA代表に 「とても驚いています」
日本サッカー協会(JFA)は5日、日本代表のメンバー変更を発表した。 今月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選2試合に向け、3日にメンバー発表の日本。先月に続いて選出の川崎フロンターレDF高井幸大だが、5日に先発した明治安田J1リーグ第33節のFC町田ゼルビア戦で31分に負傷交代していた。 その影響で今月の代表活動も負傷不参加となり、追加招集を受けたのが柏レイソルDF関根大輝。A代表初招集となる大型サイドバックはクラブの公式サイトを通じて、驚きの思いとともに、意気込みを語っている。 「今日の試合後、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました」 「その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています」 「何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」 W杯アジア最終予選を連勝発進の日本は10日にアウェイのサウジアラビア代表戦に臨み、15日にオーストラリア代表をホームに迎え撃つ。 2024.10.05 20:14 Sat3
「TJ、今年で引退します!!」 田中順也が36歳で現役生活に終止符
FC岐阜は8日、元日本代表FW田中順也(36)が今季をもって現役を退く旨を発表した。 田中は順天堂大学在学中の2009年に特別指定選手として柏レイソルでプロデビューし、翌年に正式入団。2011年のJ1リーグでは30試合で13ゴールを決め、昇格1年目での優勝に貢献した。 そうした活躍から2012年2月に日本代表デビューを果たすと、2014年夏からスポルティングCPで欧州挑戦。その後、柏復帰を挟み、2017年からヴィッセル神戸で5年間を過ごした。 TJの愛称でも親しまれ、J1リーグでは228試合で51得点をマークしたレフティーはクラブの公式サイトに「TJ、今年で引退します!! プロ生活14年間、全力で走り抜きました!」と思いを綴った。 「自分でも驚くほど最高に華やかで、最高に輝いたサッカー人生でした! 素晴らしい仲間に恵まれて、沢山の思い出に残るゴールと沢山のタイトルを獲得させていただきました! 本当にありがとうございました!」 「高島平SC、三菱養和SC、順天堂大学蹴球部、柏レイソル、スポルティングCP、ヴィッセル神戸、FC岐阜、全てのクラブの関係者・スタッフ、指導者の皆様、本当にありがとうございました!」 「サポーターの皆さんにつけてもらったTJという愛称。沢山の方々から呼んでもらえること、本当に幸せでした!めちゃくちゃ気に入っています! いつもいつも本気で応援してくれて、後押ししてくれて、本当にありがとうございました!」 「残り4試合。観に来ていただけるサポーター、知り合いの方々は全員集合でお願いします! レイソルのサポーターもヴィッセルのサポーターも是非観に来てください!」 「1点でも多くゴールできるように最善を尽くします! 応援よろしくお願いします!」 2023.11.08 14:40 Wed4
【J1注目プレビュー|第33節:柏vs横浜FM】残留争いの門番はそろそろ勝利を、3連敗横浜FMも流れを断ち切りたい
【明治安田J1リーグ第33節】 2024年10月5日(土) 16:00キックオフ 柏レイソル(17位/35pt) vs 横浜F・マリノス(10位/41pt) [三協フロンテア柏スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆ラインコントローラー、基準を上げたい【柏レイソル】</span> 前節はアウェイでセレッソ大阪と対戦し0-0のドロー。2試合連続ドローで勝ち点2を積み上げている。 チームは3連敗の後に連続ドローと勝利からは遠ざかっているが、シビアな残留争いに巻き込まれている中で、「1」でも積み上げていくことは大事。特にアウェイゲームで上位と引き分けたことは大きいと言える。 ただ、今節は主軸3選手が出場停止というまさかの事態。それでも、チーム一丸となって勝ち点を獲得しなければ、降格圏も見えてしまう状況だ。 直近2試合のドローはポジティブに捉えれば無失点で乗り越えたと言えるが、チームは3試合連続でノーゴールと攻撃陣がピリッとせず。勝利を掴むにはゴールが必要なだけに、どう戦っていくかがポイントとなる。直近5試合でわずか2ゴール、日本代表からも外れた細谷真大のプレーにも注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:松本健太 DF:関根大輝、立田悠悟、古賀太陽、ジエゴ MF:山田雄士、土屋巧、手塚康平、マテウス・サヴィオ FW:小屋松知哉、細谷真大 監督:井原正巳 出場停止:犬飼智也、戸嶋祥郎、手塚康平 <span class="paragraph-subtitle">◆止まらない退場と失点をどうする【横浜F・マリノス】</span> ミッドウィークの蔚山HD FCとのAFCチャンピオンズリーグ・エリートでは4-0と快勝。スコアほどに内容が良かったとは言えないが、しっかりとゴールを重ねられたことはプラスと言えるだろう。 ただ、リーグ戦では3連敗中。ACLEを含め、4試合で18失点と守備が完全に崩壊中。リーグ戦でも3試合で11失点は異常事態といえるだろう。 攻撃陣に魅力があっても、この守備で勝つのは不可能。しっかりと守備の立て直しをしなければいけないが、蔚山戦のクリーンシートが自信になることを願うばかりだ。 エウベル、西村拓真と出場停止中だった選手も復帰。今一度エンジンをかけ直すことができるのか注目だ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:山根陸、西村拓真、渡辺皓太 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ジョン・ハッチンソン 2024.10.05 13:40 Sat5