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ラモス氏が東京VのTD就任で思いだしたこと/六川亨の日本サッカーの歩み
昨日の2月10日、東京ヴェルディは元日本代表でOBのラモス瑠偉氏のチームダイレクター就任記者会見を開いた。ラモス瑠偉氏は、昨年からビーチサッカー日本代表監督と兼務する形で同チームのアドバイザーとして関わってきたが、今年1月でビーチサッカーの監督との契約が満了するため、羽生英之代表取締役社長も「もう少し深くクラブに関わっ 2020.02.11 18:30 TueSARSで揺れた2003年のサッカー界/六川亨の日本サッカーの歩み
「Meeting on AFC Champions League Group Stage matches to be held」 このタイトルのメールが届いたのは2月2日のこと。内容を簡単に紹介すると、「AFC(アジアサッカー連盟)は2日、今シーズンのACL東アジアゾーンについて、4日にマレーシアのクアラルンプー 2020.02.04 17:10 Tue日本サッカー協会会長選で田嶋氏が3選、それはそれでいいとして後継者はいるのだろうか?/六川亨の日本サッカーの歩み
タイのバンコクで開催されていたU-23アジア選手権は、延長戦でサウジアラビアを1-0で下した韓国が初優勝を果たした。 もともと韓国は、唯一グループリーグを3戦全勝で突破した実力があった。その韓国を一方的に攻め立てたサウジの攻勢に正直驚いた。日本と対戦した際のサウジがそうだったように、チームスタイルは伝統的に堅守か 2020.01.30 11:30 ThuU-23アジア選手権で森保監督は前回大会ベスト8/六川亨の日本サッカーの歩み
タイのバンコクで開催中のU-23アジア選手権もベスト4が出揃い、準決勝の組み合わせはオーストラリア対韓国、サウジアラビア対ウズベキスタンと、日本をのぞけば順当な顔合わせとなった。グループリーグ敗退から約1週間が過ぎ、ようやく森保監督の責任を問う声も沈静化したようである。 さて今回は、あまり紹介されることのなかった 2020.01.22 21:30 Wed80年代に逆戻り?/六川亨の日本サッカーの歩み
タイのバンコクで開催されているU-23アジア選手権で、東京五輪ホストカントリーのU -23日本は初戦のサウジアラビアに続きシリアにも1-2で敗れ、早々とグループリーグ敗退が決まった。 2014年から2年おきに開催されている大会は今年で4回目となるが、日本における注目度が高まったのは4年前の第2回大会だった。という 2020.01.14 18:30 Tue高校サッカー名勝負物語/六川亨の日本サッカーの歩み
第98回全国高校サッカー選手権もベスト4が出揃った。連覇を狙う青森山田が、昌平(埼玉)の粘りに3-2と追い上げられたものの、逃げ切って埼玉スタジアムへの切符をつかんだ。帝京長岡は新潟県勢としては初のベスト4進出。栃木の矢板中央も四日市中央工を2-0で退け2年ぶり3度目の4強入りを果たす。そして静岡の古豪・静岡学園も徳島 2020.01.07 19:00 TueJリーグ総括/六川亨の日本サッカー見聞録
Jリーグは12月23日、2019年シーズンのJ1~J3リーグを総括したレポートを作成し、メディアに説明会を開催した。まずJ1リーグは史上最多の11,401649人の観客動員で、平均観客数は初めて2万人越えの、2万751人と過去最多を記録した。恐らくこれは、日産スタジアム(横浜F・M)、味の素スタジアム(FC東京)、カシ 2019.12.27 16:54 FriクラブW杯の思い出/六川亨の日本サッカーの歩み
FIFAクラブW杯の決勝が12月21日にカタールのドーハで行われ、リバプールが延長の末にフラメンゴを1-0で下して初のクラブ世界1に輝いた。古豪復活となった両者の対決に、スポーツ紙は38年前のトヨタカップの因縁を例に出す報道も多かったのは感慨深い。 いまから38年前の1981年2月11日に第1回トヨタカップが開催 2019.12.25 20:00 Wedサッカーにまつわる“記念日”/六川亨の日本サッカーの歩み
韓国・釜山で開催されているE-1選手権も、残すは男女の1試合となった。昨日は男子の韓国対中国戦を取材したが、韓国がCKから奪った1点を守りきり1-0で中国を下した。これで韓国は自国開催の大会で初となる連勝を果たし、18日のグループリーグ最終戦で同じく連勝の日本と優勝をかけて激突する。 試合後、ナ・サンホ(FC東京 2019.12.17 10:50 Tue明神引退と日韓W杯の思い出の原稿/六川亨の日本サッカーの歩み
2019年のJ1リーグは残り2試合で首位に立った横浜FMが、最終戦でも2位のFC東京を3-0で退け、03年と04年の連覇以来15シーズンぶり4回目の優勝を飾った。試合後のセレモニーでは、今シーズン限りでの現役引退を発表していた元日本代表DF栗原勇蔵の引退セレモニーも行われた。 彼だけでなく2019年は、田中マルク 2019.12.09 15:30 MonJ1昇格プレーオフの山形の躍進/六川亨の日本サッカーの歩み
今シーズンのJリーグも週末のJ1リーグ、J3リーグの最終節を残すのみとなった。優勝争いは首位の横浜FMと2位のFC東京の直接対決に絞られ、残留争いはJ1参入プレーオフに回る16位を巡る争いとなった。 そんなJ1参入プレーオフの1回戦が1日に行われ、J2の6位山形が3位の大宮を2-0で下して徳島との2回戦に進出した 2019.12.03 18:20 Tue柏とオルンガがゴールショーで新記録を樹立/六川亨の日本サッカーの歩み
しばらくぶりの原稿で、ご無沙汰して申し訳ありませんでした。超ワールドサッカーも日々、進化していて、ついていくのに精一杯ですが、今後ともよろしくお願いいたします。 さて、24日のサッカー界は、何かと話題の多い1日だった。まずは最終日を迎えたJ2リーグ。優勝とJ1昇格はすでに柏が決めていたが、なんと京都との最終戦では 2019.11.27 18:30 Wedマンチェスター・C初来日はウソ/六川亨の日本サッカーの歩み
先週末の7月27日は「EURIJAPAN CUP2019」の横浜F・マリノスvsマンチェスター・シティを取材した。試合はマンチェスター・Cが3-1で勝ったが、驚かされたのはベップ・グアルディオラ監督が、チェルシーやバルセロナのようにハーフタイムで多くの選手を入れ替えたりはせず、主力選手を終盤まで使ったことと、観衆が6万 2019.07.29 16:00 Mon久保のレアルデビューで思い出した選手/六川亨の日本サッカーの歩み
レアルに移籍した久保建英、バルセロナへ移籍した安部裕葵に続き、Jリーガーの海外流出が止まらない。日本代表のシュミット・ダニエル(仙台)と鈴木優磨(鹿島)がシントトロイデン、安西幸輝(鹿島)がポルティモネンセ、天野純(横浜FM)がベルギー2部の名門ロケレン、中村敬斗(G大阪)がオランダのトゥエンテ、菅原由勢(名古屋)がオ 2019.07.23 11:30 Tue海外移籍について思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み
先週土曜のJ1リーグ、横浜FM対浦和戦で、横浜FMの仲川のゴールを巡って約9分間、試合が中断した。主審は、一度はゴールを認めながらもオフサイドとしてノーゴールになったところ、再びゴールと認定したのである。 主審は「(判定は)運営が決めているから」と発言したと試合後の選手たちは話していた。ゴールかどうかを判断するの 2019.07.15 18:45 MonJリーググローバルアンバサダーの創設に思うこと/六川亨の日本サッカーの歩み
ブラジルで開催中のコパ・アメリカはウルグアイがPK戦でペルーに敗れる波乱があった。日本戦でPKを決めたスアレスが失敗したのは意外だった。フランスで開催中の女子W杯では優勝候補の地元フランスが、同じく優勝候補のアメリカに敗れた。ベスト4はアメリカ、イングランド、日本を下したオランダ、スウェーデンで、ヨーロッパの3チームは 2019.07.01 21:30 Monエクアドルに勝つと次はブラジル戦/六川亨の日本サッカーの歩み
ブラジルで開催中のコパ・アメリカで、日本は今夜8時(日本時間の明日午前8時)にグループリーグの最終戦となるエクアドルと対戦する。大会は3グループの上位2チームと、成績上位の3位2チームが決勝トーナメントに進める。 現在グループAの3位ペルーは勝点4、グループBのパラグアイは勝点2のため、日本はエクアドルに勝利すれ 2019.06.24 20:30 Monコパ・アメリカの思い出/六川亨の日本サッカーの歩み
ブラジルで開催中のコパ・アメリカで、いよいよ明日(日本時間では18日の朝8時キックオフ)は日本が登場し、初戦で大会3連覇を狙うチリと対戦する。レアル・マドリーに移籍した久保建英がスタメン出場を果たすのか、注目の一戦でもある。 そこで今日は、日本が初出場した20年前の1999年のコパ・アメリカを振り返ってみよう。前 2019.06.17 20:50 Mon永井を再生させた長谷川監督の一言/六川亨の日本サッカーの歩み
キリンチャレンジ杯のエルサルバドル戦は、期待のルーキー久保建英が18歳と5日で代表デビューを飾り、華麗なステップでマーカーをかわしてシュートを放ったり、フリックで好機を演出したりするなど3万8千人の観衆を沸かせた。 しかし2ゴールを決めて令和初勝利に貢献したのは、FC東京のチームメイトである永井謙佑だった。鈴木武 2019.06.11 15:00 Tue殿堂掲額者候補3人のプロフィール/六川亨の日本サッカーの歩み
1週間ほど間が空いてしまったが、今回は先々週に引き続き殿堂掲額者候補3人のプロフィールを紹介したい。 まずは木村和司氏だ。彼についてはJリーグでプレーを見た読者も多いだろう。元々は右ウイング(当時は4-3-3のフォーメーションが主流だった)だったが、攻撃的MFへとコンバートされて才能が開花。FKの名手でもあり、メ 2019.06.04 12:05 Tue誤審問題について一言/六川亨の日本サッカーの歩み
今週のコラムは、先週に引き続き殿堂掲額者の候補3人のプロフィールを紹介する予定でいた。しかし、決定はまだ先の話でもあり、浦和対湘南戦の“誤審”についてJリーグの理事会を取材したのでこちらを紹介しようと思う。 改めて触れるまでもなく、湘南の杉岡大暉の放ったシュートが右ポストを痛打し、左サイドネットに触れて完全にゴー 2019.05.28 12:45 Tue