【JFL第13節】浦安が90分から2発の大逆転勝利で3連勝! V三重vs滋賀は痛み分け、枚方が沖縄撃破で2位死守

2024.06.23 17:50 Sun
JFLは高知ユナイテッドSCの首位ターンが確定済み
©超ワールドサッカー
JFLは高知ユナイテッドSCの首位ターンが確定済み
23日、日本フットボールリーグ(JFL)第13節の4試合が各地で行われた。
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◆今節のざっくりまとめ
・首位高知と2位枚方の勝ち点8差変わらず
・昇格組の栃木Cが3位をキープ
・波に乗れぬV三重と滋賀
・今季首位発進の沖縄が徐々に後退
・浦安がぐんぐん上昇、昨季と同じ軌道
・ミネベアがまたも「大逆転負け」◇浦安 2-1 ミネベア
14位・ブリオベッカ浦安が大逆転勝利で3連勝。フクダ電子アリーナに1775人が詰めかけたなか、ミネベアミツミFCに序盤で先制点を奪われ、追いかける時間が長く続く。

迎えた90分、MF村越健太がMF若杉好輝のクロスをゴール前でワントラップし、右足を一閃。起死回生の同点弾が生まれると90+2分、途中出場のFW東駿が逆転弾を叩き込んだ。
昨季ダントツ最下位から2位フィニッシュの浦安。今季も序盤戦で最下位に低迷したなか、これで4戦無敗の3連勝に。次節はアウェイで首位・高知ユナイテッドSCと激突する。

なお、敗れた最下位ミネベアは、今節含め直近4試合で3度目となる「終盤2被弾による大逆転負け」。3試合とも90分前後の同点被弾から後半ATに逆転弾を喰らっている。

◇V三重 1-1 滋賀

ともに県勢初のJ3参入へ、今季での実現を目指すヴィアティン三重、そしてレイラック滋賀。しかし、両者とも今季ここまでいまひとつ波に乗れず、首位高知の独走に拍車をかける。

今回V三重ホームで対峙したなか、後半頭の47分、V三重がDF篠原弘次郎のゴールで先手を取るが、ほどなくして滋賀がMF小松駿太のゴールで追いつき、1-1のドロー決着に。

互いに2試合連続ドロー、滋賀のほうは4試合未勝利。昨季入替戦まであと一歩だった滋賀だが、8位にとどまり、アウェイで倒した首位高知とは勝ち点「15」差…苦しい戦いが続く。

◇沖縄 2-3 枚方

FCティアモ枚方がアウェイで沖縄SVを倒し、2位および高知との勝ち点「8」差をキープ。まずは43分、左CKの流れからMF後藤卓磨がダイビングヘッドを叩きこみ、先制に成功する。

後半頭に同点とされるも53分、浮き玉に1人反応し、最終ライン背後へ抜け出した後藤。GKとの1対1から再び豪快かつ鮮やかなダイビングヘッドを叩き込み、勝ち越しに成功する。

67分には、沖縄守備陣の決定的な連携ミスからFW山口隆希が追加点。このあと1点を返されるも、枚方は真夏のアウェイ沖縄で勝ち点3をもぎ取った。次節はホームでV三重との対戦だ。

◆第13節
▽6月22日(土)
クリアソン新宿 1-4 高知ユナイテッドSC
横河武蔵野FC 0-2 Honda FC
ラインメール青森 4-0 ヴェルスパ大分
栃木シティ 3-1 ソニー仙台FC
▽6月23日(日)
ブリオベッカ浦安 2-1 ミネベアミツミFC
ヴィアティン三重 1-1 レイラック滋賀
沖縄SV 2-3 FCティアモ枚方
FCマルヤス岡崎 2-1 アトレチコ鈴鹿

◆順位表
1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点33 | +17
2位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +4
3位 栃木シティ | 勝ち点23 | +6
4位 Honda FC | 勝ち点22 | +7
5位 ヴィアティン三重 | 勝ち点21 | +4
6位 ラインメール青森 | 勝ち点19 | +6
7位 沖縄SV | 勝ち点19 | +2
8位 レイラック滋賀 | 勝ち点18 | +5
9位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点17 | -2
10位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点16 | +1
11位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点16 | -2
12位 ソニー仙台FC | 勝ち点15 | -3
13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -2
14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -11
15位 クリアソン新宿 | 勝ち点10 | -15
16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点6 | -17

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【JFL第18節】J3参入目指す滋賀が監督交代から2連勝で光明! 都並浦安は9試合21ゴールの得点力で4連勝

日本フットボールリーグ(JFL)が延期分を除いて約1カ月ぶりに再開。台風10号の影響により、31日は3試合が行われるにとどまった。 もともと31日は6試合が開催予定も、[高知vsV大分]が翌9月1日に延期され、[マルヤスvs枚方]と[V三重vs栃木C]は今週中の開催を断念。 上位陣の試合はなく、中位から上位進出を目指すクラブ、また残留争いの渦中にいるクラブが各会場でしのぎを削った。 ◇浦安 2-0 ソニー 開幕9試合でわずか1勝の最下位から一転、直近8試合6勝1分け1敗とイッキに降格圏を遠ざけた浦安。中断明け初戦はソニー仙台FCから今季初の無失点勝利となり、4連勝とした。 まずは11分、小島樹が敵陣でのボール奪取から前進し、ラストパスに飛び込んだFW峯勇斗のバースデーゴールで先制。クールな背番号「10」峯は39分にもPKを沈めて今季7得点だ。 浦安は暫定7位まで浮上。第10節から9試合で積み上げた勝ち点「22」は現在、首位高知および2位栃木Cと並ぶリーグ最多の数字であり、この間21ゴールと得点力が光る。 ◇ミネベア 0-3 滋賀 24日(第15節延期分)の角田誠監督初陣で劇的勝利を収めた6位・レイラック滋賀は、15位・ミネベアミツミFCに3発快勝。2連勝とした。 45+6分に森本ヒマンの加入後2点目となるヘディング弾で先制し、56分にはタテへタテへの素早い展開から榎本大輝が追加点。69分に井出敬大のヘディング弾で勝負を決めた。 開幕から中位を彷徨う滋賀だが、監督交代でひとつ方向性が見えてきた格好か。2連勝はいずれも下位相手の無失点。ホームで迎える次節・高知戦が大変重要な90分間となりそうだ。 ◇新宿 0-1 Honda クリアソン新宿は23日のV三重戦(第17節再開試合)で逆転負けを喫し、単独最下位に。リーグ最少得点&リーグ最多失点というなか、この日もHonda FC相手に劣勢を強いられる。 前半を無失点で凌ぎ、後半頭は立て続けに決定機を作られ、相手の枠外シュートで難を逃れる格好に。次第に一進一退の攻防へ持ち込むが、互いに決め手を欠いてスコアが動かない。 迎えた後半アディショナルタイム、Hondaが波状攻撃を展開し、90+1分にショートコーナーから庄司夢ノ介がヘディング弾。86分に途中出場したばかりのFWが均衡を破る。 これが劇的決勝点となり、新宿は0-1敗戦。最下位脱出ならずの8試合未勝利となった。対する昨季王者Hondaは5試合ぶりの勝ち点3。滋賀に次ぐ暫定5位とした。 ◆第18節 ▽8月31日(土) ブリオベッカ浦安 2-0 ソニー仙台FC ミネベアミツミFC 0-3 レイラック滋賀 クリアソン新宿 0-1 Honda FC ヴィアティン三重 [中止] 栃木シティ FCマルヤス岡崎 [中止] FCティアモ枚方 ▽9月1日(日) 高知ユナイテッドSC vs ヴェルスパ大分 ラインメール青森 vs 横河武蔵野FC アトレチコ鈴鹿 [中止] 沖縄SV ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +20 2位 栃木シティ | 勝ち点33 | +10 3位 ヴィアティン三重 | 勝ち点30 | +7 4位 レイラック滋賀 | 勝ち点28 | +10 5位 Honda FC | 勝ち点27 | +5 6位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点27 | +1 7位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点26 | +5 8位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1 9位 ラインメール青森 | 勝ち点25 | +5 10位 沖縄SV | 勝ち点23 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -5 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -14 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -20 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -23 <span class="paragraph-title">【写真】都並敏史の...勝利の雄叫び???</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">試合終了!!<br><br>この勝利でブリオベッカは4連勝!!<br>本日も現地、配信での熱い応援ありがとうございました<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B5%A6%E5%AE%89?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブリオベッカ浦安</a> <a href="https://t.co/jTAn2d83Xh">pic.twitter.com/jTAn2d83Xh</a></p>&mdash; ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) <a href="https://twitter.com/briobecca/status/1829779265996669056?ref_src=twsrc%5Etfw">August 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.31 20:35 Sat
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JFL昨季2位の浦安は「地域リーグ出身 or 大卒入団」が大半も都並敏史に鍛えられた叩き上げ集団「僕らには一体感がある」

日本フットボールリーグ(JFL)で昇格2年目を戦うブリオベッカ浦安。都並敏史監督率いる浦安のサッカーには、アマチュア最高峰の舞台というカテゴリーならではの本質的な魅力が詰まっている。【第1回/全2回】 20日、JFL第17節のブリオベッカ浦安vs沖縄SVが第一カッターフィールドで行われ、ホーム浦安が2-1と逆転勝利を飾った。 浦安は開始15分で先制されるも、直後に184cmFW東駿の豪快ヘッドで追いつき、62分にはFKの流れから、途中出場のDF吉田武史が逆転オーバーヘッド弾をぶち込んだ。 この一戦、浦安選手の力強いデュエルとベンチメンバーの鼓舞が印象に残った筆者。そんななか、逞しい彼らの大半が、地域リーグ出身もしくは大卒入団組であると、ふと気がついた。 <span class="paragraph-subtitle">~一体感、伸びを期待する指揮官~</span> 大前提として、最速でのJリーグ参入を目指すか否かに関わらず、一部の実業団を除き、各クラブの“J経験者”補強が増加傾向にあるJFL。その中で、浦安は地域リーグ出身者が多い。 トップチーム35選手中、J経験者は23日にモンテディオ山形からの育成型期限付き加入が発表されたFW阿部要門を含めて「9人」。 JFL昇格1年目にして2位という昨季は34人中8人で、そんな昨季の浦安は「J3ライセンス組」のどこよりも強かった形だ。 今回、沖縄戦のスタメン11人に目を向けると、J経験者は松本山雅FCから武者修行中のDF志村滉、元ヴァンフォーレ甲府のMF若杉好輝、元ガイナーレ鳥取のMF上松瑛という3人だけ。 もっと言えば、若杉はキャリアの大半を地域リーグで過ごし、関東1部の東京23FCから今季加入。上松は関東1部時代の浦安に入団後、J3鳥取での3年間を経て帰還したという経歴だ。 沖縄戦ゴールの東と吉田も元々は東京23FCから加入。その他、BTOP北海道から加入のMF岩出拓也、東京ユナイテッドFCから加入のMF荒井大&MF山崎広大など、沖縄戦メンバー18人のうち「前所属が地域リーグ」は9人だ。 また、この日ゲーム主将を担ったDF藤森隆汰は、神奈川大学から入団2年目の「大卒組」。後半頭から途中出場したMF富塚隼は8歳から浦安一筋の「ワンクラブマン」。 このようなクラブがアマチュア最高峰の舞台で昨季2位となり、今季は第9節まで最下位も、第10節から5勝1分け1敗(※)と急浮上。先月には、J経験者を中心とした大型補強で今季に臨むレイラック滋賀を撃破した。 (※)第15節は8月18日に延期 こういった点について、都並敏史監督からディフェンスリーダーの使命を与えられたと話す23歳藤森は、チーム一体となったメンタリティがあれば、相手に関わらず勝負できると語る。 「Jリーグから来た選手が多いチームに比べて、僕たちは“上手さ”で勝てないと思います。でも僕たちはどのチームよりも一体感がある。去年もそうだったし、どこが相手でも怖くない。勝つことが出来る」 「ここ数試合で改めてそう感じましたし、いまの勢いを中断期間で落としたくない。『どんな相手でも勝てる』は、裏を返せば『気を抜いたら、どんな相手でも負けてしまう』っていうメンタリティかなと。緩みがちな部分も、勝って兜の緒を締めてやっていきます」 また、就任6年目の長期政権を敷く都並監督は「今日(沖縄戦)で言えば、前半戦でうまく自分を表現できなかった選手たちが、しっかり成長の証を見せてくれました。期待以上に活躍してくれた選手もいましたね」と笑顔。浦安のボスは選手への愛情を忘れない。 「今日はウチの主軸2枚が不在で。『ここで負けたら、あいつらがいないと浦安は勝てないって言われるぞ』と、出場する選手のプライドをくすぐるようなことをミーティングで言いましたね(笑) 東や吉田なんかも、前半戦で順調とは言えなかった、苦しんだ選手ですから」 「東に至っては、ヴェルスパ大分戦(第10節)で途中から入れて、16分後に下げましたからね。我ながらほんとに酷い采配ですよ(笑) でもそれは仕方ない。チームとして戦っているわけですから。東はそこから一気に伸びた」 都並監督が言及した23歳東。 東は2023年に同志社大から東京23FCへ入団し、ルーキーイヤーは関東1部18試合4得点。今季からJFL浦安の一員となり、序盤戦は出場8試合ノーゴールと苦しむことに。挙げ句の果てが「途中出場からの途中交代」だ。 それでも、都並監督は若きストライカーの頑張りを見逃さない。 東はなおも途中出場のチャンスを貰い、第12節・枚方戦で加入後初ゴール。続く第13節・ミネベアミツミFC戦は途中出場から90+2分に逆転弾を叩き込み、スタメン出場のここ2試合も2戦連発だ。直近5試合4ゴールと、得点数は関東1部でのルーキーイヤーに並んだ。 チーム全体を見渡すと、35選手中、大卒ルーキーとしての浦安入団組は「13人」。大学卒業後のキャリアを関東1部時代の浦安を含めた地域リーグで歩み出したのは「12人」。浦安下部組織からトップ昇格したのは「2人」。 J経験者の多いチームに上手さで勝てなくても、近年不変のクラブスローガン「一体感」のもとに結束し、目の前の相手に挑む…アマチュア最高峰の舞台で奮闘するブリオベッカ浦安だ。 (後編に続く) 【第2回/全2回】JFL浦安の偉大なるワンクラブマン…8歳からクラブ一筋の富塚隼31歳「ずっとこの青いシャツに感謝して生きてきた」 2024.07.23 17:00 Tue
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【JFL第14節】“首位独走”最強高知がついに2位と勝ち点「10」差! 収容率89.8%のホームで浦安を撃破「5連勝」

30日、日本フットボールリーグ(JFL)第14節の高知ユナイテッドSCvsブリオベッカ浦安が高知県立春野総合運動公園球技場で行われ、1-0で勝利した高知が「5連勝」だ。 高知県勢初のJリーグ参入へ…第3節から首位をひた走り、2位・FCティアモ枚方と勝ち点「8」差の高知ユナイテッドSC。今節ホームで対戦するは13位・ブリオベッカ浦安だ。 収容最大1700人の春野総合運動公園球技場に「1528人」が詰めかけたなか、4戦無敗の3連勝で最下位を脱出した浦安が立ち上がりから勢い十分。ホーム高知を押し込んでいく。 面喰らった部分があるのか、リーグ最少失点の高知はドタバタ感が否めず。今季加入の新守護神、GK大杉啓の好セーブなどで凌いでいき、当面の間、攻撃をロングボール主体とする。 高知の吉本岳史監督は、後半頭からFW小林心に替えてFW新谷聖基を投入。早めのテコ入れによる流れの変化は、今季の高知でパターン化する持ち味のひとつだ。 ただ、やはり冴え渡る浦安が、テンポの良いパス回しで高知陣地へ押し上げていく。高知はビルドアップ時の判断がイマイチで、一対一のデュエルやミスからピンチを招く場面も。 試合への入り方で差がついた格好だが、苦しい高知をホームの観衆がサポート。現在、チームの躍進につれて観客動員が大幅に増加しており、この日の収容率は「89.8%」だ。 大声援に後押しされる形で、いよいよ試合も終盤という85分にPKを獲得。ファウルを得た背番号「9」新谷が自らこれを沈め、5連勝を目指す高知がとうとう先制に成功する。 その後、後半アディショナルタイムを含めて浦安の猛攻を凌ぎ切った高知。試合内容は今季最低水準も、意地と情熱とJリーグ参入への野心を120%見せつけ、1-0で勝ち切った。 高知は開幕7連勝から2連敗も、ここにきて5連勝。JFLで群を抜く強さがそこにある。また、JFLは今節で栃木シティが2位浮上も、その栃木Cと高知は勝ち点「10」差がついている。 高知ユナイテッドSC 1-0 ブリオベッカ浦安 【高知】 新谷聖基(後40) 2024.06.30 16:17 Sun
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【JFL第19節】浦安が王者Hondaに逆転勝利で5連勝 2位栃木シティ&4位ヴェルスパ大分はドローで足踏み

7日、日本フットボールリーグ(JFL)第19節の4試合が各地で行われた。 ◇ソニー 0-1 沖縄 ユアテックスタジアム仙台で行われた12位・ソニー仙台FCと10位・沖縄SVの一戦は、アウェイ沖縄に軍配。vsソニー今季2戦2勝とした。 沖縄は51分、MF有田朱里のクロスにFW青戸翔がヘディング弾を叩き込み、これが決勝点となって勝ち点3。3月17日の第2節・浦安戦以来、およそ6カ月ぶりとなる無失点勝利だ。 ◇V大分 1-1 新宿 3連勝中4位のヴェルスパ大分は、最下位・クリアソン新宿とホームでドロー。追いついて勝ち点1を確保も、アウェイで首位高知を撃破した前節の流れが続かなかった格好か。 0-0で迎えた55分、新宿は浮き玉にスプリントした35歳FW齊藤和樹がボールを収め、DFを抜き切らずにシュート。GKの立ち位置が高かったこともあり、綺麗にネットへ吸い込まれた。 V大分もすぐさまギアを上げ、59分にMF山崎一帆が同点弾。左サイドを崩して前進し、フィニッシュまでボールをロストせず。ボックス内から山崎が右足を振り抜いた。 V大分は65分、新加入の元日本代表FW金崎夢生を投入し、勝ち越し点への一手に。ただ、1-1からスコアは動かなかった。新宿としても最下位にとどまるドローとなった。 ◇Honda 2-3 浦安 連覇へ厳しい戦いが続く7位・Honda FCは、ホームで8位・ブリオベッカ浦安との勝ち点「1」差対決に臨み、痛恨の逆転負け。 Hondaは25分、敵陣左サイドのスローインからあっさり崩し、最後はFW児玉怜音が右足ワンタッチシュート。ヒザを上手く折りたたみ、ゴール正面からネット右隅に流し込んだ。 しかし40分、浦安はシャドーから左サイドに流れたMF上松瑛がクロスを入れ、ゴール前へポジションをとった左ウイングバックのDF吉田武史が左足ボレー弾。Hondaは同点とされる。 それでも55分、やはり敵陣左サイドのスローインから今度はじっくりパスを回し、ゴール前へクロスが。児玉が胸トラップから左足を振り抜き、GKの手を弾いてネットへ吸い込まれた。 Hondaは背番号9が待望の勝ち越し点…ただ、昨季1分け1敗の浦安にここから2失点。 浦安は66分にMF小島樹のゴールで再び同点とし、迎えた87分、ボックス手前でセカンドボールを拾ったMF峯勇斗がワンタッチで横へ流し、受けた小島が迷わずボレー。弾丸シュートが一直線にネット左隅へ突き刺さった。 結果、浦安が3-2と逆転勝利し、破竹の5連勝。直近10試合で24得点を叩き出している。対するHondaは残り11試合で首位高知との勝ち点差が「16」。連覇は厳しいか。 ◇栃木C 0-0 青森 首位高知を勝ち点「10」差で追いかける2位・栃木シティは、ホームで6位・ラインメール青森とゴールレスドロー決着。 青森は村上和弘コーチが代行指揮を執るなか、頑丈な[5-3-2]でリーグ最多得点の栃木Cに対応。栃木Cとしては、FW田中パウロ淳一がJFLでは別格の“キレ”でサイドを再三突破も、とにかくゴール前が固い青森を崩せない。 78分には、今夏浦安から獲得した昨季のベストイレブンMF村越健太を投入も、結局最後まで青森の堅守を崩せず。0-0のドロー決着により、首位との勝ち点差を1縮めるにとどまった。 ◆第19節 ▽9月7日(土) ソニー仙台FC 0-1 沖縄SV ヴェルスパ大分 1-1 クリアソン新宿 Honda FC 2-3 ブリオベッカ浦安 栃木シティ 0-0 ラインメール青森 ▽9月8日(日) [14:30] FCティアモ枚方 vs ミネベアミツミFC [15:00] レイラック滋賀 vs 高知ユナイテッドSC アトレチコ鈴鹿 vs ヴィアティン三重 [17:00] 横河武蔵野FC vs FCマルヤス岡崎 ◆暫定順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点43 | +19 2位 栃木シティ | 勝ち点34 | +10 3位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点31 | +2 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点30 | +7 5位 ラインメール青森 | 勝ち点29 | +8 6位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点29 | +6 7位 レイラック滋賀 | 勝ち点28 | +10 8位 Honda FC | 勝ち点27 | +4 9位 沖縄SV | 勝ち点26 | +2 10位 FCティアモ枚方 | 勝ち点26 | +1 11位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点21 | +1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点21 | -6 13位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点18 | -4 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点13 | -17 15位 ミネベアミツミFC | 勝ち点12 | -20 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点12 | -23 <span class="paragraph-title">【写真】JFL第19節・栃木Cvs青森には2529人が来場</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> FULLTIME<br><br>第26回 JFL 第19節 <br>関東自動車スペシャルマッチ <br>9/7(土)18:00k/o <br>ラインメール青森<br><br>栃木シティ 0-0 ラインメール青森<br><br>応援ありがとうございました。 <a href="https://t.co/HxAflNqEDz">pic.twitter.com/HxAflNqEDz</a></p>&mdash; 栃木シティ【公式】 9/7 ラインメール青森 (@tochigi_city_) <a href="https://twitter.com/tochigi_city_/status/1832372019482288405?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.07 20:24 Sat
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【JFL第14節】関東1部降格もちらつく新宿が4試合未勝利に…“昇格組”栃木Cが王者Honda撃破で2位浮上!

29日〜30日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第14節の8試合が各地で行われた。 ◇新宿 1-1 マルヤス 関東サッカーリーグ1部への出戻りもちらつく15位(※1)・クリアソン新宿が4試合未勝利。ホームで11位・FCマルヤス岡崎と対戦したなか、早くも開始6分で先制点を奪われる。 (※1)「16位が地域リーグへ自動降格、15位は地域CL2024準優勝のチームと入替戦」詳細はJFL公式サイト「大会方式」を参照 攻めあぐねる時間が続くも90分、直前に途中出場した37歳FW岡本達也が起死回生の同点弾。一気に勢いが出た新宿だが、後半AT5分間で勝ち越し点は奪えず、1-1ドロー決着だ。 リーグで2番目に多い「24失点」と、リーグ最少の「9得点」。複数得点は第5節・栃木シティ戦(2○0)しかなく、苦しい戦いが続いている。なんとか中断期間までに光明を見出したい。 ◇ミネベア 3-1 沖縄 最下位・ミネベアミツミFCと7位・沖縄SVによる九州勢対決。昨季最下位の沖縄は今季首位発進も、次第にペースが衰えて後退中というなか、最下位相手に痛恨の逆転負けだ。 開始9分でオウンゴールによる先制点が生まれたまでは良かったが、前半のうちに追いつかれ、67分には逆転被弾。最後は90+1分、ダメ押しとなる追加点を奪われた。 沖縄はこれで5試合未勝利に。前節終了時点でリーグ3位タイの「24得点」も、失点も新宿と並ぶ「24」…安定性に欠けるといったところか。順位も10位まで後退だ。 ◇Honda 0-2 栃木C 昇格組の3位・栃木シティが、アウェイで4位・Honda FCとの直接対決に勝利。開始9分、前節決勝点のFW藤原拓海が縦パスにワントラップで前を向き、右足弾を流し込む。 65分には“役者”が魅せる。右ワイドからカットインの姿勢をとるはFW田中パウロ淳一。スピードを殺さずボックス近辺まで侵入し、強烈な左足シュートを突き刺して追加点だ。 結局、王者Hondaにアウェイできっちり勝利。今節は2位・FCティアモ枚方がヴィアティン三重に敗れたため、栃木は2位浮上となった。 ◇高知 1-0 浦安 首位独走中の高知ユナイテッドSCは、ホームで13位・ブリオベッカ浦安に勝利。試合は4試合無敗の3連勝で最下位を脱出した浦安に押され、なかなか決定機のない時間が続く。 とうとう均衡を破ったのは85分。FW新谷聖基が自ら倒されて得たPKを沈めて決勝点に。高知は5連勝とし、今節2位浮上の栃木Cとは勝ち点「10」差となっている。 今節は収容人数1700人の第2ホーム、春野総合総合運動公園球技場だったこともあり、観客動員は1528人。悲願のJリーグ参入へ、今後やるべきことがより一層、明確になった格好だ。 ◆第14節 ▽6月29日(土) クリアソン新宿 1-1 FCマルヤス岡崎 ミネベアミツミFC 3-1 沖縄SV Honda FC 0-2 栃木シティ ▽6月30日(日) 高知ユナイテッドSC 1-0 ブリオベッカ浦安 FCティアモ枚方 1-2 ヴィアティン三重 レイラック滋賀 2-0 ラインメール青森 ヴェルスパ大分 3-2 横河武蔵野FC ソニー仙台FC 1-2 アトレチコ鈴鹿 ◆順位表 1位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点36 | +18 2位 栃木シティ | 勝ち点26 | +8 3位 FCティアモ枚方 | 勝ち点25 | +3 4位 ヴィアティン三重 | 勝ち点24 | +5 5位 Honda FC | 勝ち点22 | +5 6位 レイラック滋賀 | 勝ち点21 | +7 7位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点20 | -1 8位 ラインメール青森 | 勝ち点19 | +4 9位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点19 | +2 10位 沖縄SV | 勝ち点19 | ±0 11位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点17 | -2 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点15 | -4 13位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点14 | -3 14位 横河武蔵野FC | 勝ち点12 | -12 15位 クリアソン新宿 | 勝ち点11 | -15 16位 ミネベアミツミFC | 勝ち点6 | -15 2024.06.30 17:11 Sun

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