都並敏史率いるJFL準優勝の浦安、江戸川を挟んだ対岸のライバル・東京23FCから若杉好輝ら一挙3選手が加入!
2023.12.14 14:30 Thu
ブリオベッカ浦安を指揮する都並敏史監督
日本フットボールリーグ(JFL)のブリオベッカ浦安は12日、関東サッカーリーグ1部の東京23FCから3選手が加入すると発表した。都並敏史監督率いる浦安。昨季の関東1部で10チーム中6位に沈みながらも、全国社会人サッカー選手権大会と全国地域サッカーチャンピオンズリーグの2冠達成で6年ぶりにJFLへ返り咲くと、今季は昇格1年目ながらも2位フィニッシュという大躍進を遂げた。
来季の新戦力として東京23FCから加入するのは、同クラブで背番号「10」を背負った元ヴァンフォーレ甲府のMF若杉好輝(28)、VONDS市原FCと東京23FCを経ての浦安入りとなるMF菊地紘平(25)、今季の関東1部で全18試合出場4ゴールのFW東駿(23)だ。
千葉県浦安市をホームタウンとする浦安、東京都江戸川区をホームタウンとする東京23FC。両者は江戸川を挟んだ対岸のライバルどうしであり、その激突は“江戸川クラシコ”と呼称され、関東1部での対戦成績は浦安の6勝3分4敗となっている。
江戸川を渡って対岸へ向かう若杉、菊地、東。3選手は浦安の公式サイトを通じて意気込みを綴っている。
「この度、東京23FCからブリオベッカ浦安に加入することになりました。ブリオベッカ浦安が積み上げてきたものを、さらに進化させられるように頑張ります! 覚悟を持って全力でプレーします! 応援のほどよろしくお願いします」
◆菊地紘平
「ブリオベッカ浦安のファン・サポーターの皆さん東京23から加入する事になりました菊地紘平です! ブリオベッカ浦安でプレー出来ることを嬉しく思います」
「自分のプレーを最大限出して多くの人にワクワクしてもらえるなプレーを出せるように頑張ります! そして、自分自身のプレーを覚えてもらえるように試合に出て活躍するので応援宜しくお願いします。楽しみにしてます!」
◆東駿
「ブリオベッカ浦安に関わる全ての皆様、東京23FCから加入することになりました東駿です! ゴールを狙い、泥臭く、献身的に、そしてひたむきにチームの勝利のために走り続けます! たくさんの笑顔と感動を届けられるように頑張りますので応援よろしくお願い致します!」
来季の新戦力として東京23FCから加入するのは、同クラブで背番号「10」を背負った元ヴァンフォーレ甲府のMF若杉好輝(28)、VONDS市原FCと東京23FCを経ての浦安入りとなるMF菊地紘平(25)、今季の関東1部で全18試合出場4ゴールのFW東駿(23)だ。
江戸川を渡って対岸へ向かう若杉、菊地、東。3選手は浦安の公式サイトを通じて意気込みを綴っている。
◆若杉好輝
「この度、東京23FCからブリオベッカ浦安に加入することになりました。ブリオベッカ浦安が積み上げてきたものを、さらに進化させられるように頑張ります! 覚悟を持って全力でプレーします! 応援のほどよろしくお願いします」
◆菊地紘平
「ブリオベッカ浦安のファン・サポーターの皆さん東京23から加入する事になりました菊地紘平です! ブリオベッカ浦安でプレー出来ることを嬉しく思います」
「自分のプレーを最大限出して多くの人にワクワクしてもらえるなプレーを出せるように頑張ります! そして、自分自身のプレーを覚えてもらえるように試合に出て活躍するので応援宜しくお願いします。楽しみにしてます!」
◆東駿
「ブリオベッカ浦安に関わる全ての皆様、東京23FCから加入することになりました東駿です! ゴールを狙い、泥臭く、献身的に、そしてひたむきにチームの勝利のために走り続けます! たくさんの笑顔と感動を届けられるように頑張りますので応援よろしくお願い致します!」
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JFL浦安がJリーグ入りへ新たな一歩か 2025年1月1日付けの改称を発表、市川市を含めた「ブリオベッカ浦安・市川」に
日本フットボールリーグ(JFL)のブリオベッカ浦安が6日、2025年1月1日から「ブリオベッカ浦安・市川」に改称すると発表。5日のJFL理事会で承認されたとのことだ。 スタジアム問題(※)によりJ3ライセンスを取得できない状況ながら、都並敏史監督が鍛えた選手たちの織りなすフットボールで、ライセンス保有組のチームに一切引けを取らない浦安。 (※)千葉県浦安市舞浜の主たる本拠地「ブリオベッカ浦安競技場」が人工芝。JリーグはもとよりJFLでも利用不可 JFL復帰1年目の2023年に準優勝(2位)したなか、主軸選手のJリーグ“個人昇格”が相次いだ今季は8位となるも、昨季も今季も中盤戦からの急浮上が他チームの計算を狂わせている。 そんな浦安は今年8月、浦安市に隣接する市川市と包括連携協定を締結しており、締結式には市川市の田中甲市長も参加。新たに市川市がホームタウンのひとつとなっていた。 谷口和司代表取締役社長によると、育成年代やシニアチーム、スクール事業も含めてクラブに700名強が在籍し、その半数が市川市民。 谷口社長は協定に伴い「市川市、浦安市と共にJリーグを目指します」とコメントし、市川市の田中市長は、市内にスタジアムを建設する意向があるかどうか記者会見で問われ、「最大限協力したい」という旨を語っている。 今回、2025年1月1日からクラブ名を「ブリオベッカ浦安・市川」に改称すると発表した浦安。都並監督が契約を2027年まで延長したなか、今後の進展に注目が集まっていきそうだ。 ◆ブリオベッカ浦安の歩み 1989年に浦安JSCとして設立。2000年にトップチームが立ち上げられ、2022年の地域CL優勝により、2度目のJFL入会を果たす。また、U-18は日本クラブユースサッカー選手権Town Club CUPで優勝1回、準優勝3回。2020年に街クラブ日本一に輝いている。 <span class="paragraph-title">【写真】べか彦(浦安)とくりあにゃん(新宿)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">本日から販売開始した『べか彦どら焼き』をくりあにゃんにお裾分けしました!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%83%E3%82%AB%E6%B5%A6%E5%AE%89?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ブリオベッカ浦安</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%B9%E3%81%8B%E5%BD%A6?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#べか彦</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%82%E3%81%AB%E3%82%83%E3%82%93?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#くりあにゃん</a> <a href="https://t.co/psg9QHcVnK">https://t.co/psg9QHcVnK</a> <a href="https://t.co/URCScX2IRZ">pic.twitter.com/URCScX2IRZ</a></p>— ブリオベッカ浦安【公式】 (@briobecca) <a href="https://twitter.com/briobecca/status/1847609432672448954?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.06 12:10 Fri4
都並敏史率いるJFL準優勝のブリオベッカ浦安、鈴鹿の前社長・渡邉淳氏が執行役員就任
JFLのブリオベッカ浦安は11日、鈴鹿ポイントゲッターズ(2024シーズンからアトレチコ鈴鹿クラブ)で代表取締役社長を務めた渡邉淳氏の執行役員就任を発表した。 元日本代表DFにしてサッカー中継でもお馴染みの都並敏史監督が率いる浦安。2023シーズンはJFL昇格1年目ながらも、16試合無敗などの快進撃を披露し、優勝した“盟主”Honda FCに次ぐ2位でフィニッシュした。 浦安の発表によると、渡邉氏はJ3リーグのAC長野パルセイロ(株式会社パルセイロ・アスレチッククラブ)で取締役社長を務めたのち、関東サッカーリーグの南葛SC(株式会社南葛SC)で事業本部長兼法人営業部長、昨年はJFL鈴鹿(株式会社アンリミテッド)で代表取締役社長を務めた経験を持つ。1月1日付で『執行役員・事業本部長兼営業本部長』に就任したとのことだ。 また、渡邉氏と同時に、昨年のJFL鈴鹿で地域推進部長・JFL運営委員を務めた朝田貴則氏が『ホームタウン事業部長・強化部強化担当』に就任したことも併せて発表している。 朝田氏は2014〜22年にかけて南葛SCに在籍。同クラブでトップチームヘッドコーチ、スクールコーチ、運営担当などを担うとともに、ホームタウン事業、法人営業、実行委員なども務め、昨年は渡邉氏とともにJFL鈴鹿で地域推進部長・JFL運営委員を務めた。 なお、浦安は昨年までトップチームヘッドコーチ兼強化部長を務めていた村田達哉氏が、2024シーズンからJ1リーグ・川崎フロンターレのトップチームコーチに就任。強化担当が不在となっていた。 浦安は渡邉氏・朝田氏の招へいにあたり、「この度、今後のビジョンの実現に向けた経営体制強化のため、渡邉淳氏を当社の執行役員として、朝田貴則氏をホームタウン事業部長としてお迎えすることになりました。お2人がこれまでに果たされてきた多くの職責と、卓越したブランディングの手腕、組織構築における実績を当社の経営においても発揮していただけると期待しています。これからも更なる事業拡大とビジョンの実現にクラブ一丸となって努めてまいります」とコメントしている。 2024.01.11 13:25 Thu5