「全てを備えていた」韓国が劇的同点弾からPK戦で勝利…優勝候補・サウジアラビア撃破にクリンスマン監督「十分優勝できるチーム」

2024.01.31 10:40 Wed
韓国をベスト8に導いたクリンスマン監督
Getty Images
韓国をベスト8に導いたクリンスマン監督
韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督が、サウジアラビア代表戦を振り返った。韓国『聯合ニュース』が伝えた。
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30日、アジアカップ2023・ラウンド16で韓国はサウジアラビアと対戦した。優勝候補同士の対戦となったこのカード。拮抗した試合は、サウジアラビアがペースを握った中、前半はゴールレス。しかし、後半開始直後にアブドゥラー・ラディフがゴールを奪ってサウジアラビアが先制する。
韓国は押し込まれながらも粘り強く戦うと、アディショナルタイム9分にチョ・ギュソンがゴール。土壇場でなんとか追いつき延長戦にもつれ込ませると、試合はPK戦へ。サウジアラビアは2人が失敗し、韓国が2-4で勝利しベスト8へと進出した。

敗戦目前から勝利へと繋げた試合。クリンスマン監督は、選手たちを称えた。
「この勝利はチームに多大なエネルギーを与え、さらなるスピリットを与える。彼らは国のために良い結果を出したいと強く願っているので、一緒に仕事をするのがとても楽しい選手たちだ」

「我々はPK戦の前にどうしても勝ちたかった。PK戦ではなんでも起こり得る」

サウジアラビアについてはロベルト・マンチーニ監督の手腕を称え、就任直後の試合とは違うチームになっていたと印象を語った。

「昨年9月にマンチーニ監督が就任したばかりのサウジアラビアと対戦したが、その時と今のサウジを見比べれば、彼が短い時間でどれだけ強いチームに変貌させたのかに驚かされる」

「前半はサウジが試合を主導した。ハーフタイムに空気を変えようとしたが、それが上手くいった」

「勝負に行く場面について、トレーニングを通じて準備を続けた。難しい試合になると予測し、全て備えておいた」

韓国はグループステージ最終節のマレーシア代表戦で土壇場にゴールを奪われてしまいドロー。このことについては、グループ首位になって日本代表とのラウンド16を避けたと騒がれていた。

しかし、クリンスマン監督はそのことを改めて否定。日本は避けたものの、結局はサウジアラビアとの対戦となり、さらに準々決勝でオーストラリア代表と戦うが、試合の準備に大きな差があることはプラスにならないと否定した。

「我々が日本を避けるためにグループ2位にしたと言うが、それは全くない。グループ1位になり、こんな日程を避けたかった。1位になれば余裕がある」

残り3勝でアジアの王者に。クリンスマンは「私は優勝を“約束”したことなどない。サッカーに当然のことはない」とコメント。「ただ、我々の能力、クオリティ、チームとしての姿を見れば、十分に優勝できるチームだと思っている」と、約束はしないがその力は十分にあると語った。



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元チェルシーの10番で韓国女子代表のエース、チ・ソヨンがNWSLのシアトル・レインFCへ加入

アメリカ、ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のシアトル・レインFCは24日、韓国女子代表MFチ・ソヨン(32)の完全移籍加入を発表した。 契約期間は2025年までとなっている。 2011年になでしこリーグ時代のINAC神戸レオネッサでトップチームキャリアをスタートさせたチ・ソヨンは、リーグ優勝と皇后杯の3連覇を経験。 2014年1月に加入したチェルシーでは、同年にFA女子スーパーリーグ(FAWSL)最優秀選手に選出。翌年にはイングランドプロサッカー選手協会(PFA)年間最優秀女子選手賞を受賞した。 10番を背負うなど中心選手として8シーズン半を過ごし、国外選手として初の200試合出場も達成。計210試合に出場し、68得点をマークするなど、リーグ優勝6回を含む、13個の主要タイトル獲得に貢献した。 2022年には母国の水原FCへ加入し、2シーズン連続で年間最優秀ミッドフィールダーに選出。韓国女子代表としても154試合に出場し、69ゴールは歴代最多となっている。 チームを率いるローラ・ハービー監督は、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 「彼女を迎え入れることができて、とても嬉しくい思っています。最高レベルでプレーする彼女の経験と能力は、私たちのチームに多くの実りあるものをもたらしてくれるでしょう」 「勝者としての実績もありますし、ピッチ上の物事をさまざまな方法で解決できます。チームを前進させるために一緒に働くのが待ち切れないですね」 <span class="paragraph-title">【動画】シアトル・レインFCへ加入するチ・ソヨンがメッセージ!</span> <span data-other-div="movie"></span> 2024.01.26 21:40 Fri
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シンガポール代表の小倉勉監督が地元紙インタビューで熱弁「選手に“韓国代表が強すぎる”なんて言わせない」

シンガポール代表の小倉勉監督は選手たちに確信を持つ。 2月にシンガポールへ赴いた小倉監督。 かつて日本代表コーチとして2010年南アフリカW杯を戦い、昨年は東京ヴェルディで城福浩監督の副官を務め、J1復帰へと導いた57歳だ。それでも、これまで監督業は大宮アルディージャでの2013年の約3カ月間に過ぎなかった。 3月の初陣は、北中米W杯アジア2次予選の中国代表との2連戦。まずホームで2-2のドローに持ち込み、アウェイでは微妙な判定も影響する形で1-4と敗戦。自身の初白星およびシンガポール代表の今予選初白星はお預けとなっている。 ◆W杯アジア2次予選C組 1位 韓国 | 勝ち点10 | +11 | 4試合 2位 中国 | 勝ち点7 | +1 | 4試合 3位 タイ | 勝ち点4 | -2 | 4試合 4位 シンガポール | 勝ち点1 | -10 | 4試合 これで最終予選進出が絶望的となるも、国内では2試合を通じ、小倉監督の指導力が非常に高く評価されており、この度『The Straits Times』の独占インタビューに応じた監督自身も充実感を口に。発展途上にあるシンガポールサッカー界での役割は、その「発展」に寄与することだ。 “監督の志向するプレーコンセプトは、どのくらい選手に浸透したと感じていますか?” 「20〜30%かな。もちろん完全体じゃない。もっともっとできるし、まだ始まったばかり。基礎を構築したに過ぎず、一歩ずつ改善していきたいね」 「次に手をつけるべきは『アタッキングサードでのプレー精度の向上』と『中盤と前線のコンビネーションの向上』、そして『冷静なプレー選択』かな」 「(シンガポールの)人々は選手たちについて『ラマダン期間(※1)だし、2試合ともコンディションが良くなかった』と言うけど、僕はそう思わない。影響がゼロだったとは言わないけど、中国相手に力強く戦っただろう」 (※1)シンガポールはフットボーラーに華人(中国系)が少なく、多くがマレー系のムスリム また、小倉監督は「シンガポールの選手はメンタルが弱い」という同国の定説を拭い去りたいとし、2次予選ラスト2試合、韓国代表およびタイ代表との対決に目を向ける。 「ここからは我々コーチ陣の責任も大きくなるかな。コーチから選手たちに多くを要求するが、上手く伝えることができれば、選手たちもより高いレベルに到達したいと思ってくれるはず」 「選手自身の考え方・意欲に全責任を負わせるわけにはいかない。コーチと環境も重要だ。我々から上手くアプローチして、選手たちの良いリアクションを引き出したい」 「それは、選手の誰かに『この相手に勝つのは不可能だ』なんて思わせない、言わせないことでもあるんだ。『韓国が強すぎる』なんて思う選手がいたら、その時点で結果は決まっているしね」 「選手だけじゃない。ヘッドコーチも用具係も、全ての関係者が前向きに試合に臨む必要がある。これが僕のモットーだ」 2024.04.07 20:00 Sun

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