サウジアラビア代表を率いるマンチーニ監督の解任が目前に…国王の承認次第で正式発表へ
2024.10.21 07:00 Mon
サウジアラビア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督(59)の解任が目前に迫っているようだ。
成績不振により強い批判の目が向けられているマンチーニ監督だが、バーレーン戦終了後にはスタンドのファンと一色触発の状態になったことも話題に。動画がXで拡散されると、解任に向けた動きがより強まっていた。
そんな中、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』ら複数のメディアによれば、すでにサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)のヤセル・アル・ミセハル会長はマンチーニ監督の解任を決断。サウジアラビア国王がこれを認め次第、正式に発表されると報じている。
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マンチーニ監督はエルヴェ・ルナール前監督の後任として、昨年9月に2026年北中米ワールドカップ(W杯)出場を目指すサウジアラビアの指揮官に就任。日本代表と同じグループCに入っている北中米W杯アジア最終予選では、ホームで初めて日本に負けるという屈辱を味わうと、15日に行われたバーレーン戦では0-0のゴールレスドローに終わり、1勝2分け1敗の勝ち点5で3位と低迷。そんな中、イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』ら複数のメディアによれば、すでにサウジアラビアサッカー連盟(SAFF)のヤセル・アル・ミセハル会長はマンチーニ監督の解任を決断。サウジアラビア国王がこれを認め次第、正式に発表されると報じている。
なお、後任候補にはかつて韓国代表を率いたユルゲン・クリンスマン氏(60)やエルヴェ・ルナール前監督(56)の名が挙がっているようだ。
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サウジ代表選手が先発できぬアル・ヒラル、日本戦前最後のスターターは4人中1人…1カ月リーグ戦出場ゼロで10月落選の選手も
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サウジアラビアがホームで痛恨ドロー…PK失敗に思わぬ形で得た後半終盤の数的優位活かせず【2026W杯アジア最終予選】
2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループC第4節のサウジアラビア代表vsバーレーン代表が15日に行われ、0-0のドローに終わった。 前節、日本代表に0-2で敗れて3位に転落したサウジアラビアと、試合終了間際の土壇場ゴールでインドネシア代表に2-2のドローに持ち込んだ4位のバーレーンによる同勝ち点対決。 先日の日本戦同様に試合前から圧倒的なホームの雰囲気を作り出したサウジアラビアが攻勢を仕掛けていく。開始直後にアル・ブライカンが最初の枠内シュートを放つと、15分過ぎには絶好の先制機が訪れる。 左サイドからのクロスに反応したアル・サハフィがボックス内で相手DFアル・クラシと交錯。オンフィールド・レビューの結果、PKを獲得する。しかし、キッカーのサレム・アル・ドサリが右を狙って蹴ったシュートはGKルトファラに完璧に読まれてしまい、痛恨の失敗となった。 以降は球際でバチバチとやり合う展開の中、セットプレーの競り合いなどで両チームの選手が痛んでたびたびプレーが切れるなど、依然としてサウジアラビアペースながらも試合は膠着。ホームチームではPK失敗を払拭すべく、サレム・アル・ドサリが積極的にフィニッシュへ絡んでいくが、なかなか決定機まで至らず。 前半終盤にかけては徐々にバーンリーがカウンターから引っくり返す場面を作り出し、波状攻撃やセットプレーからゴールチャンスを窺うが、こちらの攻撃はGKアル・カサールの好守などに阻まれた。 ゴールレスで折り返した試合は後半も同様の展開で進んでいく。よりリスクを負って攻撃に出るサウジアラビアは右サイドを突破して幾度か際どいクロスを供給していくが、最後のところで相手守備陣に撥ね返される。また、再三のセットプレーも活かし切れない。 60分過ぎには両ベンチが動きをみせ、中盤や前線のメンバーを入れ替えて攻撃に変化を加えていくが、互いに流れを変える効果的な交代策とはならず。 試合は0-0のまま後半終盤に突入するが、バーレーンに痛恨のアクシデントが発生。すでに3度の交代機会を使った状況で途中投入のサイード・ハシムが負傷。ここから10人での戦いを強いられる。 思わぬ形で数的優位を手にしたサウジアラビアはここから猛攻を仕掛けていくが、最後まで集中した守備を見せたバーレーンの守備をこじ開けることはできず。 この結果、PK失敗に終盤の数的優位を活かせなかったサウジアラビアはホームで痛恨のドローに終わり、マンチーニ監督への風当たりがより強まる結果となった。 サウジアラビア代表 0-0 バーレーン代表 2024.10.16 05:19 Wed5