コパ・クラシコ前のヘタフェ戦へアンチェロッティ監督「準備万端で、気持ちも切り替えている」…自身の去就にも言及
2025.04.23 18:15 Wed
タフな戦い覚悟のアンチェロッティ監督
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、コパ・クラシコを控えるなかで戦うヘタフェとの自治州ダービーへの思いを語った。
2位のマドリーは前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決で1-0の勝利。チャンピオンズリーグ敗退からのバウンスバックを果たした。
そして、今週末に行われるコパ・デル・レイ決勝のバルセロナ戦に弾みを付けるべくリーグ連勝を狙う一戦では、12位ヘタフェとのアウェイゲームに臨む。
ファウルを辞さない肉弾戦を仕掛けてくるタフな相手との一戦に向けた公式会見に出席したイタリア人指揮官は、「準備はできているし、前進する意欲もある」と、正しいメンタリティでバルセロナ戦前の試合に勝ち切りたいと主張している。
「ヘタフェのプレースタイルは誰もが知っている。激しいフットボール、組織力、そしてデュエルの多さ…。彼らは明確な考えを持つ非常に強いチームだ。このような試合になることは覚悟している。準備は万端で、気持ちも切り替えている。シーズン終盤が近づき、どのチームにとっても試合の重要性が増している。多くの勝利を賭け、勝ち進みたいからだ」
コパでの復帰を示唆したFWキリアン・ムバッペ、DFフェルラン・メンディの欠場を明かした一方、前日の試合でターンオーバーを敢行したバルセロナ同様にメンバーの入れ替えも想定されるところだが、「明日になればわかる」と多くを語らず。
また、今回の会見では今季限りでの退任も噂される指揮官の去就に関する質問も幾つか飛んだ。
自身の現状についてアンチェロッティ監督は今季の苦戦を認めながらも、「このクラブでとても幸せだ」と依然として居心地の良さを感じていると語る。
「クラブも今年はより困難な年だったことを認識している。もちろん、昨年よりも大変だ。昨年のようなシーズンは滅多にないし、我々はともに困難に立ち向かい、乗り越えようとしている。私はとても幸せで、満ち足りているよ」
「大きなプレッシャーを感じているが、それが現実だ。シーズンのこの時期には大きなプレッシャーがあるものだ。成功はすぐそこにあり、ストレスとプレッシャーが高まるのは当然のこと。ストレスは私にとって燃料であり、気にならない。むしろ、物事を考えるエネルギーを与えてくれるし、朝起きるまでは、全てが順調だ(笑)」
さらに、CL敗退も依然としてラ・リーガ連覇、コパ制覇の可能性を有するなか、改めて自身の今後について問われると、「フットボールでは何が起きても不思議ではない」とさまざまな可能性があることを認めながらも、個人としてはマドリーとの契約を全うしたいとその意向を示した。
「誰に対しても、何に対しても恨みはない。このベンチが大好きだ。最初のステージも大好きだったし、この2回目のステージも大好きだ。この状態ができるだけ長く続いてほしいと思っている。もしいつか終わってしまったとしても、感謝し、このクラブに敬意を表する。それ以外に何もないよ」
2位のマドリーは前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決で1-0の勝利。チャンピオンズリーグ敗退からのバウンスバックを果たした。
そして、今週末に行われるコパ・デル・レイ決勝のバルセロナ戦に弾みを付けるべくリーグ連勝を狙う一戦では、12位ヘタフェとのアウェイゲームに臨む。
「ヘタフェのプレースタイルは誰もが知っている。激しいフットボール、組織力、そしてデュエルの多さ…。彼らは明確な考えを持つ非常に強いチームだ。このような試合になることは覚悟している。準備は万端で、気持ちも切り替えている。シーズン終盤が近づき、どのチームにとっても試合の重要性が増している。多くの勝利を賭け、勝ち進みたいからだ」
「今シーズンの課題は明白だ。それぞれ異なる個性を持つ選手たちがいて、適切なバランスを見つけるのに苦労した。この終盤戦でバランスを取り戻せることを願っている。それができなければ勝つのは難しいし、バランスが取れれば、勝利できるはずだ」
コパでの復帰を示唆したFWキリアン・ムバッペ、DFフェルラン・メンディの欠場を明かした一方、前日の試合でターンオーバーを敢行したバルセロナ同様にメンバーの入れ替えも想定されるところだが、「明日になればわかる」と多くを語らず。
また、今回の会見では今季限りでの退任も噂される指揮官の去就に関する質問も幾つか飛んだ。
自身の現状についてアンチェロッティ監督は今季の苦戦を認めながらも、「このクラブでとても幸せだ」と依然として居心地の良さを感じていると語る。
「クラブも今年はより困難な年だったことを認識している。もちろん、昨年よりも大変だ。昨年のようなシーズンは滅多にないし、我々はともに困難に立ち向かい、乗り越えようとしている。私はとても幸せで、満ち足りているよ」
「大きなプレッシャーを感じているが、それが現実だ。シーズンのこの時期には大きなプレッシャーがあるものだ。成功はすぐそこにあり、ストレスとプレッシャーが高まるのは当然のこと。ストレスは私にとって燃料であり、気にならない。むしろ、物事を考えるエネルギーを与えてくれるし、朝起きるまでは、全てが順調だ(笑)」
さらに、CL敗退も依然としてラ・リーガ連覇、コパ制覇の可能性を有するなか、改めて自身の今後について問われると、「フットボールでは何が起きても不思議ではない」とさまざまな可能性があることを認めながらも、個人としてはマドリーとの契約を全うしたいとその意向を示した。
「誰に対しても、何に対しても恨みはない。このベンチが大好きだ。最初のステージも大好きだったし、この2回目のステージも大好きだ。この状態ができるだけ長く続いてほしいと思っている。もしいつか終わってしまったとしても、感謝し、このクラブに敬意を表する。それ以外に何もないよ」
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ジダン家3男のテオにプリメーラ行きの噂…2部コルドバで覚醒の気配
スペイン2部で活躍するジダン家3男にプリメーラ行きの可能性が浮上している。 ジネディーヌ・ジダン氏の3男として知られるフランス人MFテオ・ジダン(22)は、長男エンツォ、次男リュカ、4男エリアスとともにレアル・マドリーのカンテラで育った196cmの大型セントラルMF。 ファーストチームでは昨シーズンのチャンピオンズリーグのナポリ戦で招集メンバー入りを果たしたが、結局デビューはならず。昨年夏にレアル・マドリー・カスティージャからコルドバにフリートランスファーで移籍した。 その新天地では今季のセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で19試合に出場し、4ゴール1アシストとその才能を開花させた。 そして、スペイン『アス』によれば、そのサラブレッドに対して、マドリーと同じくスペインの首都に本拠地を置くヘタフェが関心を示しており、わずか半年でマドリードに帰還する可能性が浮上しているという。 なお、直近のスペイン『マルカ』でテオは偉大なDNAに関するプレッシャーについて質問を受けると、「僕が負っている責任は、人間として、そしてプロフットボーラーとして、自分自身に課している責任だ。自分の目標は、フットボールを楽しみ、自分の道を歩むことだよ」と、余計なプレッシャーを感じることなく自分のプレーだけに集中できていると語っている。 2025.01.02 21:50 Thu2
バルデがヘタフェ戦で人種差別的侮辱の被害に…両指揮官は試合後会見で憤り示す
バルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデが、18日にコリセウムで行われたラ・リーガ第20節のヘタフェ戦で人種差別的侮辱の被害に遭ったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 年明けから好調を見せていたバルセロナだったが、苦戦するラ・リーガでは下位に沈むヘタフェ相手に持ち味の決定力を発揮できず、痛恨の1-1のドローで試合を終えた。 さらに、同試合ではバルデがホームサポーターと思われる一部の不届き者から人種差別侮辱の被害に遭っていたことが判明した。 バルデによると、前半の45分間で自身に対する人種差別的侮辱を確認し、ハーフタイムのタイミングでパブロ・ゴンサレス・フエルテス主審にその旨を伝えたという。そして、同主審はラ・リーガの人種差別的チャントに関するプロトコルに従い、スタジアムの音声を通じて警告を発したという。 バルデは今回の出来事を早く忘れたいとしながらも、再発防止や犯人の特定を含めた観点から事実を報告する義務にかられて行動を示したと、試合後に語っている。 「前半に人種差別的な侮辱を受けた。ここで言いたいのは、このようなことは今後も起きてはならないということ。今はチャンピオンズリーグの試合に集中したい」 「審判に伝え、彼はプロトコルを発動した。今は忘れるように努めるしかないよ」 また、所属選手の被害を受け、バルセロナのハンジ・フリック監督も試合後に今回の問題に言及。「フットボールでも人生でも、このようなことは許されない。今は反省すべき時であり、侮辱するような人間は家にいなければならない。我々はこのような態度と戦わなければならない。これはアンフェアだ」と憤りを示した。 一方、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は事件を把握していなかったというが、「(バルデの被害を)知らなかった。だが、私は全面的に反対だ。もしそれが本当なら、クラブとして犯人を特定し、スタジアムから追い出すべきだ。私はすでに何度もこのことを言っている」と、人種差別行為を非難するとともにクラブとして不届き者に厳しい処分を科すべきだと訴えた。 2025.01.19 14:50 Sun3
エネルギー産業で大当たりのフラミニ、4兆資産を否定
▽ヘタフェに所属する元フランス代表MFマテュー・フラミニが金持ち説を真っ向否定した。イギリス『FourFourTwo』が伝えている。 ▽かつてアーセナルやミランでもプレーしたフラミニは2015年、エネルギービジネス参入を告白。石油燃料に代わるものとして期待されるバイオ燃料の開発成功により、巨万の富を手にしたと話題を呼んだ。 ▽だが、フラミニはフランス『レキップ』に対して、自身にまつわる「世界で最も裕福なサッカー選手」との噂を否定している。 「僕が読んだものはデタラメだよ。僕の口座に300億ユーロ(約3兆9200億円)もあるわけがない。GFバイオケミカルの口座にもね」 「300億ユーロという額は、僕の会社の価値でもなく、エネルギー業界全体における価値の数字なんだ」 「誤解だよ。一軒のレストランに、フランスのケータリング業界の価値があると言っているようなものさ」 「だから、僕は億万長者じゃない。でも、残念だよ。金稼ぎのためにこの事業を始めたわけじゃないのだからね」 2018.04.01 10:15 Sun4
C・パレスが“リーガ最高の1人”ヘタフェGKグアイタを3年契約で獲得!
▽クリスタル・パレスは6月8日、ヘタフェからスペイン人GKビセンテ・グアイタ(31)を獲得したことを発表した。契約期間は7月1日からの3年間となっている。 ▽日本代表MF柴崎岳の所属するヘタフェの正守護神であるグアイタは、2014年夏にフリートランスファーでバレンシアから加入。今シーズンはリーガエスパニョーラ34試合に出場すると、チームの総失点をアトレティコ・マドリー、バルセロナに続きリーガ3位となる33失点に抑え、躍進に大きく貢献していた。 ▽今年の夏でヘタフェとの契約が切れるグアイタの獲得に関してはワトフォードが興味を示していたことも報じられていたが、争奪戦はクリスタル・パレスが制したようだ。クリスタル・パレスのチェアマンを務めるスティーブ・パリッシュ氏は、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントした。 「リーガのベストゴールキーパーの1人と契約できて、私たちは大いに喜んでいるし、争奪戦を制すことができて満足だ。ビセンテ(・グアイタ)がプレシーズントレーニングから参加し、プレミアリーグでの挑戦を助けてくれることを楽しみにしている」 2018.06.08 20:10 Fri5