チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

2023.02.13 23:18 Mon
Getty Images
スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。
PR
ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」
「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」

「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」
「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」

また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。

「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」

「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」

母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。

また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。

なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。

ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。

PR

ヤクブ・ヤンクトの関連記事

1年でセリエAに復帰したカリアリは15日、ヘタフェのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)の獲得を発表した。契約期間は2025年6月までの2年間となっている。 スラビア・プラハの下部組織出身で、ウディネーゼでプロデビューを飾った左サイドのスペシャリストであるヤンクトは、2021年夏にサンプドリアからヘタフェに加入 2023.07.16 01:40 Sun
スパルタ・プラハのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)は現役引退を考えているのかもしれない。スペイン『Relevo』が伝えている。 チェコ代表として通算45キャップを誇るヤンクト。クラブキャリアではウディネーゼやサンプドリアに在籍経験があり、今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国のスパルタ・プラハに所属し 2023.04.20 16:44 Thu
先日にゲイであることをカミングアウトしたスパルタ・プラハのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクトが、改めて自身の考えを語った。イタリア『Mediaset』が伝えている。 ヤンクトは今月13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じ 2023.02.23 08:00 Thu
同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)に対し、多くの称賛の声が寄せられている中、元妻であるマルケタ・オットマンスカさんがコメントした。スペイン『マルカ』が伝えた。 ヤンクトはオットマンスカさんと結婚。息子も1人いたが、現在は離婚している。 元妻であるオットマンスカさんは、今回のヤ 2023.02.15 12:35 Wed
バイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、同性愛者であることを告白したチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)へメッセージを送った。ドイツ『Sport1』が伝えた。 13日、ヤンクトは自身の公式ツイッターに動画を投稿。同性愛者であるということを告白した。 ヘタフェから現在スパルタ・プラハにレンタル移籍してい 2023.02.14 14:35 Tue

ヘタフェの関連記事

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ヘタフェ戦における審判団の判定に憤りを示した。『ESPN』が伝えている。 バルセロナは18日に行われたラ・リーガ第20節のヘタフェ戦を1-1のドローで終えた。 2025年に入って公式戦3連勝と最高の形で再スタート切ったバルセロナは、ラ・リーガ4試合ぶりの白星を目指して敵 2025.01.20 22:00 Mon
バルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデが、18日にコリセウムで行われたラ・リーガ第20節のヘタフェ戦で人種差別的侮辱の被害に遭ったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 年明けから好調を見せていたバルセロナだったが、苦戦するラ・リーガでは下位に沈むヘタフェ相手に持ち味の決定力を発揮できず、痛恨の1-1 2025.01.19 14:50 Sun
バルセロナは18日、ラ・リーガ第20節でヘタフェとアウェイで対戦し、1-1の引き分けに終わった。 リーグ戦3試合未勝利が続く3位バルセロナは、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ4回戦のレアル・ベティス戦からスタメンを3人変更。ダニ・オルモやF・デ・ヨング、マルティンに代えてレヴァンドフスキやカサド、バルデを 2025.01.19 07:10 Sun
スタッド・ランスは15日、ヘタフェからスペイン人MFジョン・パトリック(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は明かされていないが、『Transfer market』は2029年6月30日までと伝えている。 アイルランドとの二重国籍を持つセントラルMFのパトリックは、9歳でレアル・マドリードのカンテラに入団。その後 2025.01.16 10:40 Thu
スペイン2部で活躍するジダン家3男にプリメーラ行きの可能性が浮上している。 ジネディーヌ・ジダン氏の3男として知られるフランス人MFテオ・ジダン(22)は、長男エンツォ、次男リュカ、4男エリアスとともにレアル・マドリーのカンテラで育った196cmの大型セントラルMF。 ファーストチームでは昨シーズンのチャン 2025.01.02 21:50 Thu

ヤクブ・ヤンクトの人気記事ランキング

1

チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。 ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。 「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」 「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」 母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。 また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。 なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。 ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。 2023.02.13 23:18 Mon
2

同性愛を公表のチェコ代表ヤンクトに無免許運転が発覚…精神的不安で引退も考慮か 「健康を考える時期」

スパルタ・プラハのチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)は現役引退を考えているのかもしれない。スペイン『Relevo』が伝えている。 チェコ代表として通算45キャップを誇るヤンクト。クラブキャリアではウディネーゼやサンプドリアに在籍経験があり、今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国のスパルタ・プラハに所属している。 そんなヤンクトだが、今年2月に同性愛者であることを公表。今もなお、自らの性的志向を発信することに躊躇する選手が多いとされるサッカー界において、ヤンクトの勇気ある告白は世界各国から多くの称賛が寄せられた。 あれから約2カ月、ヤンクトが所属するスパルタ・プラハは19日に公式サイトで以下のような声明を発表した。 「ヤンクトは個人的な問題に対処するため、双方合意のもとでチームを離れる。この間のトレーニングや試合には参加しない。これはヤクブの交通違反に対応したものだ。ファンとメディアには、ヤンクトの私生活に干渉しないでほしい」 どうやらヤンクトはこの声明の数時間前、本拠地近くで車を運転中に飲酒運転の疑いで警察に呼び止められた際、薬物検査への協力を拒否。飲酒検査は陰性だったものの、同時に今年初めに運転免許が取り消しとなっており、無免許運転をしていたことが発覚したという。 翌20日にはヤンクトが自身のSNSを更新。「ここ数年、特に最近は多くのことが蓄積していた。落ち着いて健康面を考える時期が来たと思う。僕の人生は18歳からサッカーを中心に回り、サッカーは僕にたくさんのものを授けてくれた。その一方で、サッカーが僕から奪っていったものもある」と現役引退を示唆したともとれる文章を綴った。 さらに「僕の健康状態と精神状態により、リーグ戦とカップ戦のために戦い続けることができず、残念に思う。言葉が見つからない。スパルタ・プラハの選手、コーチ、ファン、そしてメディアを含む全ての人たちのサポートに感謝している」と別れを告げるような言葉も並べている。 ほんの少し前は称賛を浴びたヤンクトだが、今回は無免許運転という許されざる行為で注目されることに。その一方で、勇気ある告白に対してより多くの精神的サポートを必要としていたのも事実かもしれない。続報が待たれるところだ。 2023.04.20 16:44 Thu

ヘタフェの人気記事ランキング

1

スタッド・ランス、ヘタフェから若手MFパトリックを獲得!今冬3人目の加入

スタッド・ランスは15日、ヘタフェからスペイン人MFジョン・パトリック(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は明かされていないが、『Transfer market』は2029年6月30日までと伝えている。 アイルランドとの二重国籍を持つセントラルMFのパトリックは、9歳でレアル・マドリードのカンテラに入団。その後、カニージャスやアルコベンダスの下部組織を経て、2018年にヘタフェの下部組織に移籍。 レバンテ戦で2020年12月にクラブ史上最年少の17歳42日でトップチームデビューを飾ったが、トップ昇格には至っておらず、今季もヘタフェBに在籍しながら、ラ・リーガ4試合、コパ・デル・レイ2試合に出場していた。 パトリックは、日本代表DF関根大輝(22)、U-21フランス代表MFヴァランタン・アタンガナ(19)に続いて、今冬3人目の補強となる。 2025.01.16 10:40 Thu
2

バルセロナが下位のヘタフェと痛恨ドロー…リーグ戦は4試合未勝利に【ラ・リーガ】

バルセロナは18日、ラ・リーガ第20節でヘタフェとアウェイで対戦し、1-1の引き分けに終わった。 リーグ戦3試合未勝利が続く3位バルセロナは、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ4回戦のレアル・ベティス戦からスタメンを3人変更。ダニ・オルモやF・デ・ヨング、マルティンに代えてレヴァンドフスキやカサド、バルデをスタメンで起用した。 公式戦3連勝中の15位ヘタフェ(勝ち点19)に対し、バルセロナは9分に先制する。ペドリの絶妙なスルーパスからゴール前に抜け出したクンデがシュート。一度はGKソリアに弾かれたが、こぼれ球を再びクンデがゴールに押し込んだ。 先制したバルセロナは、33分にもボックス右でボールを受けたクンデのクロスを逆サイドから走り込んだハフィーニャがヘディングシュートで合わせたが、これは左サイドネットに外れた。 少ないチャンスを活かしたいヘタフェは34分、ミジャの右クロスのこぼれ球をボックス右で拾ったアレーニャがクロスを供給すると、ファーサイドのダ・コスタがボレーシュート。これはGKペーニャが左手で弾いたが、ボールはゴール前に詰めたアランバリに当たり、ゴールに吸い込まれた。 追いつかれたバルセロナは、41分にチャンス。敵陣で獲得したFKを横パスで繋ぐと、ドリブルで左サイドから仕掛けたヤマルがクロスを供給。これをファーサイドのレヴァンドフスキが頭で折り返したが、ゴール前に飛び込んだアラウホにはわずかに届かず。前半は1-1で終了した。 ハーフタイムでF・デ・ヨングを投入したバルセロナは、後半もボールの主導権を握るが、コンパクト且つ強度も申し分ないヘタフェの[4-4-2]の守備に苦戦。 膠着状態が続くなか、バルセロナはにセットプレーの流れからピンチを迎える。75分、右CKのセカンドボールをボックス手前のアルデレーテが繋ぐと、ゴール前に抜け出したディエゴ・リコが決定機を迎えたが、これはGKペーニャがファインセーブ。 ピンチを凌いだバルセロナは80分、F・デ・ヨングがミドルシュートでゴールを脅かすと、83分にはヤマルの右クロスからファーサイドのハフィーニャにチャンスが訪れたが、ハーフボレーで合わせたシュートは左サイドネットを叩いた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。追加点の遠く痛恨ドローとなったバルセロナはリーグ戦4試合未勝利となった。 ヘタフェ 1-1 バルセロナ 【ヘタフェ】 マウロ・アランバリ(前35) 【バルセロナ】 ジュール・クンデ(前9) 2025.01.19 07:10 Sun
3

バルデがヘタフェ戦で人種差別的侮辱の被害に…両指揮官は試合後会見で憤り示す

バルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデが、18日にコリセウムで行われたラ・リーガ第20節のヘタフェ戦で人種差別的侮辱の被害に遭ったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 年明けから好調を見せていたバルセロナだったが、苦戦するラ・リーガでは下位に沈むヘタフェ相手に持ち味の決定力を発揮できず、痛恨の1-1のドローで試合を終えた。 さらに、同試合ではバルデがホームサポーターと思われる一部の不届き者から人種差別侮辱の被害に遭っていたことが判明した。 バルデによると、前半の45分間で自身に対する人種差別的侮辱を確認し、ハーフタイムのタイミングでパブロ・ゴンサレス・フエルテス主審にその旨を伝えたという。そして、同主審はラ・リーガの人種差別的チャントに関するプロトコルに従い、スタジアムの音声を通じて警告を発したという。 バルデは今回の出来事を早く忘れたいとしながらも、再発防止や犯人の特定を含めた観点から事実を報告する義務にかられて行動を示したと、試合後に語っている。 「前半に人種差別的な侮辱を受けた。ここで言いたいのは、このようなことは今後も起きてはならないということ。今はチャンピオンズリーグの試合に集中したい」 「審判に伝え、彼はプロトコルを発動した。今は忘れるように努めるしかないよ」 また、所属選手の被害を受け、バルセロナのハンジ・フリック監督も試合後に今回の問題に言及。「フットボールでも人生でも、このようなことは許されない。今は反省すべき時であり、侮辱するような人間は家にいなければならない。我々はこのような態度と戦わなければならない。これはアンフェアだ」と憤りを示した。 一方、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督は事件を把握していなかったというが、「(バルデの被害を)知らなかった。だが、私は全面的に反対だ。もしそれが本当なら、クラブとして犯人を特定し、スタジアムから追い出すべきだ。私はすでに何度もこのことを言っている」と、人種差別行為を非難するとともにクラブとして不届き者に厳しい処分を科すべきだと訴えた。 2025.01.19 14:50 Sun
4

「完全に恥ずべきものだった」ラポルタ会長がヘタフェ戦でPKが与えられなかった判定に激怒

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ヘタフェ戦における審判団の判定に憤りを示した。『ESPN』が伝えている。 バルセロナは18日に行われたラ・リーガ第20節のヘタフェ戦を1-1のドローで終えた。 2025年に入って公式戦3連勝と最高の形で再スタート切ったバルセロナは、ラ・リーガ4試合ぶりの白星を目指して敵地へ乗り込んだが、2試合連続マニータと好調の攻撃陣が最後の質を欠いた結果、下位相手に痛恨のドロー。この結果、首位のレアル・マドリーとの勝ち点差が「7」に広がった。 勝ち点を取りこぼした責任はチーム全体にあったが、ブラウグラナにとって不運な判定があったことも事実。1-1のイーブンで迎えた81分、バルセロナの右CKの場面でファーに走り込もうとしたDFジュール・クンデが、マークについていたMFクリスタントゥス・ウチェに後ろから抱え込まれる形で倒された。 バルセロナの選手たちは主審にファウルでのPKをアピールしたが、主審も当該シーンを確認したVAR担当もノーファウルと判断し、オンフィールド・レビューが進言されることはなかった。 試合から2日後の20日に当該シーンの判定について問われたラポルタ会長は、「ヘタフェ戦のレフェリングは完全に恥ずべきものだった」と憤りを示した。 「クンデへのファウルに対してPKを与えなかったのはスキャンダルだ。あれは本当にスキャンダラスな判定であり、何度も見返した方がいいと思う」 さらに、ラポルタ会長は昨年12月にレアル・マドリーがヘタフェに勝利した試合での出来事にも言及し、DFアラン・ニョムがDFアントニオ・リュディガーに対して行った非常によく似たタックルに対して、マドリーに有利なPKが与えられたと指摘。リーグが公平性に欠けていると、怒りは収まらず。 2025.01.20 22:00 Mon
5

「努力は常に報われる」衝撃の一撃でヘタフェの“ヒーロー”になった久保建英、残留を決めるゴールは「本当に幸せ」

ヘタフェの日本代表MF久保建英がクラブのインタビューに応じ、加入後初ゴールや残留について振り返った。 久保は今シーズンのはじめはレアル・マドリーからビジャレアルへとレンタル移籍。大きな飛躍が期待された中、ウナイ・エメリ監督に高く評価されながらも、リーグ戦での出場機会があまり得られず。ラ・リーガでの先発出場はわずか2試合。途中出場を含めても13試合の出場と苦しんだ。 ヨーロッパリーグ(EL)では先発の機会を得ており、ゴールやアシストも記録したが、コンスタントに試合に出られないこともあり冬の移籍市場でヘタフェへと所属先を変更していた。 そのヘタフェでも加入当初は先発出場が続いたものの、チームが結果を残せず。徐々に途中出場や欠場するなどしたが、16日に行われたラ・リーガ第37節ではチームの連敗をストップさせるとともに1部残留を決定させる値千金のゴールを記録していた。 ヘタフェは18日に久保のインタビューを実施。初ゴール、そして残留の興奮が冷めない中でのインタビューとなった。 久保はまずレバンテ戦のゴールを決めた瞬間について「今は徐々に普通の状態に戻ってきていますが、この2日間はとても満足でした。頭がおかしくなるぐらいに。とにかくゴールを入れた後は満足していました」とコメント。また「試合のビデオを見ましたが、チームメートたちがスタンドから下りて来て、みんなが駆けつけてくれて、そういうことが自分を幸せにしてくれます。チームが凄く団結してるということですからね」と語り、チームメイトの反応についても嬉しかったと語った。 終盤に投入された久保のゴールにより、ヘタフェは残留が決定。重要な活躍を見せたが「最終節に自力で決めるっていうのとは、少し違うと思います。それまで残留できるかどうか、ずっと考えていないといけないです。でも今は落ち着いています。今は選手たちも、コーチングスタッフも、僕も満足していて幸せです。それを自分のゴールで達成できたので、本当に幸せです」とコメント。自身のゴールで最終節前に残留を決められたことを素直に喜んだ。 久保の加入後初ゴールは豪快なミドルシュートから生まれたが「最後に人に当たって入っでも、同じ価値があるのでゴールはゴールです。でも、良いゴールでしたね。このクラブで一番、スペインでプレーしている中で一番良いゴールでした。そのことも、努力は常に報われるってことを自分に思い出させてくれます」と語り、自分でも評価できるゴールだったと振り返った。 ゴール後、久保はいつも以上に喜びを露わにしベンチまで全速力で走ったが「ベンチにいる人たちと祝うことです。なるべく皆の側に行ってですね。それから、ユニフォームも脱ぐことを思いつきました。それだけです」と、ゴール後はみんなと祝うことだけを考えていたとした。 ルール上、ユニフォームを脱いだことでイエローカードを受けたが主審に対しては「そうそう、彼にはお礼を言いました。カードを出してくれたことや諸々です。カードをもらうことはわかっていましたが、やりたかったんです」とし、イエローカードをもらってでもユニフォームを脱いで喜びを表現したかったと語った。 ゴール後の反響も大きかった久保。多くのメッセージが届いたといい「沢山の人が電話してきましたし、メッセージももらいましたし、とっても嬉しかったです。応援の言葉だったり、お祝いの言葉だったり、僕のゴール、チームの残留決定についてです。人々が僕に向けてくれる温かい心にはとても感謝しています」と励みになっているとした。 <span class="paragraph-title">【動画】救世主・久保建英が初ゴールで残留を手繰り寄せる(3:40〜)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=t0g5e4ipzjd21nrumw07jizja" async></script> 2021.05.21 11:45 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly