不幸はいつ襲ってくるかわからない…/原ゆみこのマドリッド

2025.05.06 21:00 Tue
母の日にちなんで、ヘタフェの選手たちは母親のネームユニを試合前に着ていた
©Getafe C.F.
母の日にちなんで、ヘタフェの選手たちは母親のネームユニを試合前に着ていた
「またマドリッド勢にはヒマなミッドウィークがやって来たわね」そんな風に私が独り言ちていたのは月曜日、ミラノに移動するフリック監督のチームの映像をお昼のニュースで見た時のことでした。いやあ、今週もヨーロッパの大会で稼働するのは、火曜にCL準決勝2ndレグがあるバルサ(1stレグ3-3)、木曜にEL準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦2ndレグがあるアスレティック(同0-3敗戦)、コンフェレンスリーグ準決勝フィオレンティーナ戦2ndがあるベティス(同2-1勝利)の3チームだけなんですけどね。ただ、注意しておきたいのは、刻々とtriplete(トリプレテ/3冠優勝)に近づいているように見えるバルサでも一歩間違えば、天国から地獄に突き落とされた3月のアトレティコと同じ道を歩む可能性もあるということ。

いえ、彼らはすでにコパ・デル・レイ優勝を果たしているため、それでも救いはあるんですけどね。そう、アトレティコはCL16強対決レアル・マドリー戦2ndレグでの悪夢のPK戦敗退の直後の週末、体力気力が追いつかず、バルサに2-4の逆転負けを喰らって、リーガ優勝の夢も水泡に帰すという悲運な1週間を体験。実際、この火曜のサン・シーロでの対戦も1stレグはイーブンで、相手にはホームアドバンテージがあるとなると、たとえ、レバンドフスキが負傷から復帰したとはいえ、バルサが10年ぶりとなる決勝進出を果たせるかは、五分五分といったところかと。

もちろん、インテルにもエースのラウタロが1stレグでのケガでフル出場できないという弱みはありますが、2ndレグが延長戦入り、その挙句に負けでもした場合、日曜に迎えるリーガのクラシコ(伝統の一戦)にバルサの選手たちはかなりハンデを負って挑むことにならない?大体がして、インテル戦2ndレグには回復予定だったバルデが間に合わず、1stレグで負傷したクンデもいないため、守備ライン4人がオールCB(エリック・ガルシア、クバルシ、アラウホ、イニゴ・マルティネス)になりそうというのも気掛かりでもありますが、今季の命運が決まるこの1週間、果たして彼らはどんな結末を迎えるんでしょうか。
まあ、そんなことはともかく、マドリッド勢の先週末のリーガ戦がどうだったかもお伝えしていかないと。丁度、5月1日のメイデーを含むpuente(プエンテ/連休)と重なったこの34節ではまず、金曜試合でラージョとヘタフェの弟分ダービーが開催。再び天候不順に見舞われたマドリッドで午前中、大雨が降ったのが祟ったか、エスタディオ・バジェカスのスタンドがない側を覆うシートが外れかけ、直前までキックオフできるか危ぶまれたなんてこともあったんですが、無事に午後9時に始まった試合は前半7分、イシの蹴ったCKをルジューヌが頭で決めた1点で決着することに。

何せ、どちらもこのところ、白星に恵まれず、つまりはゴールに恵まれていませんでしたからね。それでも枠内シュートを8本撃ったイニゴ・ペレス監督のチームに比べ、ウチェ、アルバロ・ロドリゲスを出場停止で欠くボルダラス監督のチームはたったの1本と、これでは1-0でヘタフェが負けてしまったのも仕方なかったかと。それより最悪だったのは後半35分、ジェネがイエローカードをもらったことに抗議、主審に「MALÍSIMO!/マリシモ(最低)」と悪態をついて、レッドカードで退場になってしまったこと。
おかげで4連敗となったヘタフェは次節、土曜のメスタジャでのバレンシア戦にウチェ(最後の3試合目)、アランバリ(累積警告)、ジェネの3人を欠いて挑まなくてはならず、更にはコレア5試合、ベリンガム2試合と、昨今の風潮から、悪態による退場の場合、キャプテンの出場停止は1試合では済まない可能性も。それでも13位ですし、勝ち点も39あるため、ボルダラス監督も「En ese sentido, estamos tranquilos/エン・エセ・センティードー、エスタモス・トランキーロス(そういう意味では、ウチは落ち着いている)」と言っていたように、降格する危険は少ないかと思いますけどね。コルベラン監督になってから、絶好調で最下位から12位まで浮上したバレンシアとの試合で流れを変えるのは難しいかもしれません。

一方のラージョはこの4試合ぶりの勝利でとうとう、来季のコンフェレンスリーグ出場圏である8位に到達し、金曜にラス・パルマスとのアウェイ戦に臨むんですが、好事魔多しと言いますか、お休みだった週末に練習場に泥棒が入っていたことが月曜に発覚。練習用の器具や備品に被害があったそうで、セッションが中止となってしまったんですが、そのせいですかね。ヘタフェ戦で負傷交代したパテ・シスの診断結果が出て来ないのは。イニゴ・ペレス監督によると筋肉系のものらしいですが、ムニンが今季絶望となってから、CBがルジューヌとアリダネだけしかおらず、時々、シスがヘルプに入って回していた守備ラインがこの先どうなるか、兄貴分のマドリー同様、不安ですよね。

そして翌土曜、ミッドウィークフリーが長く続く恩恵で、負傷者が筋肉痛のリケルメしかいないアトレティコがメンディソローサで何をしてきたかというと。いやあ、正直、何もしなかったというのが本当で、だってえ、前半など、両チーム共、枠内シュートが1本もない有様なんですよ。シメオネ監督のチームがようやく初シュートを撃ったのは後半12分、ギャラガーが大きく外した後、25分に交代出場のサムエル・リノが初めてGKシベラの手を煩わせているようでは…。

唯一のチャンスらしいチャンスは、セットプレーからのラングレのvolea(ボレア/ボレーシュート)が弾かれた時ぐらいとなれば、一体、ラージョ戦に勝った後のこの1週間、何を練習していた?そのあまりの悲惨なプレーぶりには、私も近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)で、ランチのイカリング揚げ入りbocadillo(ボカディージョ/スペイン風バゲットサンド)を食べながら、首を捻っていたんですが、まあ、とうに目標を失くしたチームのアウェイ戦はこんなもの。

いくら、スポーツ紙の番記者がコパ優勝、リーガ逆転優勝、お隣さんから2位奪取と次々、ランクダウンした目標を発明しようが、選手たちが「Queremos estar lo mas arriba posible/ケレモス・エスタル・ロ・マス・アリバ・ポシブレ(できるだけ上にいたい)」と主張しようが、メトロポリターノのファンのプレッシャーもない環境で脚に力が入らないのは、ええ、彼らも人間ですしねえ。それこそ、新記録となる6回目のサモラ(失点率が一番低いGKに与えられる賞)獲得を目指すオブラクが、2度の渡るキケ・ガルシアのシュートを弾いてくれなければ、下手したら、ラス・パルマス戦のように土壇場で負けていたかもしれないため、スコアレスドローで終わったのは不幸中の幸いだったかも。

え、それでもアトレティコにはシーズン終了後の6月、初出のクラブW杯で優勝するという壮大な目標があるんだろうって?そうですね、シメオネ監督もこのシーズン後半、レガネス、ヘタフェ、エスパニョール、ラス・パルマスと下位チームとのアウェイ戦で散々躓き、今のような惨状に陥った言い訳が尽きたか、試合後は「この4年間、マドリーとバルサと競って、クラブW杯の出場権を獲得したことにはメリットがある」と、何の脈絡もない自慢をしていましたしね。といったって、残留を争うチームにすら勝てない彼らが、アメリカに行って、いきなり強くなるなんて、誰が信じられる?

それにはジョレンテも「シーズンが終わったら、ちょっと休んでクラブW杯なんだから、tenemos que irnos con buenas sensaciones, ganando partidos/テネモス・ケ・イルノス・コン・ブエナス・センサシオネス、ガナンドー・パルティードス(ボクらは試合に勝って、いい感触で行かないといけない)」と言っていたんですけどね。ただ、この土曜のレアル・ソシエダ戦はまだホームゲームであるため、たとえ、アラベス戦の前半40分、ガルセスの脚を蹴ってしまったファールに最初、レッドカードを出され、幸いVARモニターでイエローに変更。退場は免れたものの、累積警告でフリアン・アルバレスが出場停止となっていても、何とかなるかもしれませんが、アウェイでのオサスナ戦とジローナ戦がありますからね。

もう今は4位のアスレティックが先週末、ソシエダとのバスクダービーで引き分けたように、ELにかまけて、現在勝ち点6ある差を縮めてこないことを祈るばかりですが、はあ。同日夜、CLインテル戦2ndレグのためにローテをかけまくったせいで、すでに降格決定済みのバジャドリーに早い時間に先制されながら、きっちり1-2で逆転勝ちしたバルサとはとうとう、勝ち点12差に。数字的にもリーガ優勝の目が完全になくなったことも、アトレティコの選手たちにはどうでもいいんだろうなと思うとちょっと、悲しいですよね。

そして日曜にはマドリーの番が回ってきて、午後2時から、サンティアゴ・ベルナベウでセルタ戦となったんですが、それがこの日は長期リハビリ中のカルバハル、ミリトン、更にはリュディガー、アラバ、メンディが負傷離脱となった守備陣以外にも、前線に穴が開いてしまってねえ。ロドリゴが風邪でお休みとなったんですが、アンチェロッティ監督が代わりにギュレルをスタメンに入れたのが大当たり。そう、前半33分には自ら蹴ったショートCKから回ってきたボールをエリア内左から撃ち込んで、先制点を奪ってくれるんですから、有難いじゃないですか。

すると39分にはGKクルトワがボルハ・イグレシアスのシュートがチュアメニに当たって軌道が変わったボールをparadon(パラドン/スーパーセーブ)した直後、得意のカウンター攻撃が発動。ベリンガムが自陣からパスを送り、エムバペが敵陣エリアまでドリブルで運ぶと、こちらもgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)で2点差に。更には後半3分にもギュレルがセンターから送ったスルーパスをまたしてもエムバペが決めて、とうとう3-0になったため、誰もがマドリーの楽勝を確信したものでしたが…。

でも違うんですよ。今季はコパ16強対決でも2-0から終盤に2-2に追いつき、マドリーに延長戦を強いたセルタは、うーん、後半21分にはアセンシオが痛みを訴え、CBがカネラーノ(RMカスティージャの選手)のヤコボに代わったのもマズかったんですかね。「Nosotros no nos rendimos nunca/ノソオロス・ノー・ノス・レンディモス・ヌンカ(ウチは決して降参しない)」というヒラルデス監督が20分には前線をボルハ・イグレシアス、アルフォンからドゥラン、スウェドベリに代えたのも功を奏し、24分にはセルタがCKから1点を返すことに。

そう、ソテロの蹴ったCKをドゥランがtaconazo(タコナソ/ヒールキック)でゴールに流したボールはライン上でルーカス・バスケスがクリアしたものの、ヤコボが見守る前でハビ・ロドリゲスに撃ち込まれてしまったんですが、30分、セルタのレジェンド、イアゴ・アスパスが満を持してピッチに入ると完全に形勢が逆縁。そのたった1分後にはアスパスのスルーパスをスウェドベリがエリア内から決めて、とうとう1点差に迫られたとなれば、36分にドゥランの1対1のシュートを止めたクルトワが神扱いされたのも当然だった?

実際、その後もクルトワはアスパスやスウェドベリを弾き、おかげでマドリーは3-2で逃げ切ることができたんですが、大丈夫。この2失点のおかげで、オブラクのサモラレース首位は無事キープできたんですが、まあそれはそれ。とりあえず、この白星のおかげで、マドリーは累積警告での出場停止の危険があったチュアメニ、ルーカス・バスケス、セバージョスも欠けず、勝ち点4差を保って、日曜午後4時15分(日本時間翌午前0時15分)のクラシコに挑めることに。

ええ、アンチェロッティ監督も「La final de Sevilla fue muy competida/ラ・フィナル・デ・セビージャフエ・ムイ・コンペティーダ(セビージャでの決勝はとても競ったものだった)」と言っていた通り、前回は延長戦での逆転負けでしたからね。それ以上にコパ優勝をバルサに奪われたのにも、CL準々決勝アーセナル戦で敗退したのにも、どこぞのチームと違って、決して選手たちがメゲないのがマドリーの強み。今季はバルサに3連敗しているといっても勝負は時の運ですし、CLでお疲れの相手にモンジュイックで勝って、勝ち点1差とすれば、残り3試合でリーガ逆転優勝も十分、ありうるかも。

それもキチキチの守備陣がもう誰もケガせず、最後までプレーできるかどうかに懸かっているんですけどね。今はマドリーファンも宿敵をギャフンと言わせるチャンスが巡ってきたことにワクワクしているかと思いますが、何はともあれ、おかげで今週のマドリーはクラブW杯、それにまつわる監督交代話題が減りそうなのは助かります。

そしてベルナベウからの帰りには近所のバルでセビージャvsレガネス戦の後半を見た私だったんですが、いやあ、前半7分にはムニルの蹴ったFKのバウンドをGKニーランが見誤り、先制点が入った時にはようやく勝てるかもと喜んだもんですけどね。それが21分にはスソのCKから、キケ・サラスにヘッドで同点とされ、後半25分にはファンルのアシストでイサークに逆転ゴールを挙げられてしまったから、さあ大変!

それでもその3分後にはチッコのクロスをハビ・エルナンデスが頭で決めて、レガネスは2-2の同点に追いついたんですけどね。情けない兄貴分のせいで、17位のアラベスとこの日、勝ち点5差となっていた19位の彼らには勝ち点1ではまったく足らず。それも後半ロスタイム、ディオマンデがエリア外に出て来たニーランをかわし、空のゴールにシュートしながら、外してしまうなんてことがあってはねえ。いくら18才のカンテラーノに引分けの責任を押し付けることはできないとわかってはいても、ボルハ・ヒメネス監督が、「Hay que darle cariño, pero podía tomar una mejor decision/アイ・ケ・ダールレ・カリーニョ、ペロ・ポディア・トマール・ウナ・メホール・デシシオン(彼には愛情を与えないといけないが、もっといい決断ができたはず)」と愚痴ってしまっても仕方ない?

何せ、月曜にジローナがマジョルカに1-0で勝ったため、いよいよ残り2席の降格チームはアラベス、ラス・パルマス、レガネスの3チームから2つ出る様相になってきましたからね。一応、ボルハ・ヒメネス監督の計算によると、今週末日曜のエスパニョール戦、最終節のバジャドリー戦のホームゲーム2つに勝って、ビジャレアル、ラス・パルマスの2つアウェイ戦のうち、1つに勝てば、何とか残留できるんじゃないかという見込みなんですが…今季34試合で6勝しかしていないレガネスがそんな急に勝てるようになるのか、正直言って、不安しかありません。

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「ナンセンス」あえてピッチで倒れ時間稼ぎのハイメ・マタ…因果応報で逆転負け「それが負けた理由」

ヘタフェのスペイン代表FWハイメ・マタが姑息な時間稼ぎを試みた。 ヘタフェは21日、ラ・リーガ第6節でアトレティコ・マドリーと対戦。前半の終了間際に先制点を奪い、1点のリードで後半を迎えた。 だが、74分にスペイン人MFカルレス・アレーニャが退場処分を受け、1人少ない状況に。苦しくなったヘタフェ。マタはホームで何としてでも逃げ切りたいと考えたのか、なりふり構わず時間を稼ごうと試みる。 クリア後にピッチ外で倒れていたが、相手ボールだとわかると急いでピッチ内へ。あえてピッチ内で倒れ込み、足を攣ったような素振りを見せてリスタートを遅らせた。 スローインを入れようとしていたマリオ・エルモソは、当然怒り心頭。ファンからも「ナンセンス」、「スアレス以上だ」、「一部のサッカー選手はインド映画の俳優より優れている」などの辛辣なコメントが寄せられた。 しかも残念なことに、マタの奮闘もむなしく、ヘタフェはこの直後にウルグアイ代表FWルイス・スアレスにゴールを許して同点に。さらには、後半のアディショナルタイムにも再びスアレスに決められ、まさかの逆転負け。 結果として「それが負けた理由」、「機能しなかったな」といった厳しい声が届けられた。 <span class="paragraph-title">【動画】姑息な時間稼ぎをするマタ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CUIM6lBD0nH/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CUIM6lBD0nH/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CUIM6lBD0nH/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.09.23 20:15 Thu
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2位セビージャがラファ・ミルのゴラッソで2試合連続のウノセロ勝利!《ラ・リーガ》

ラ・リーガ第20節、セビージャvsヘタフェが9日にサンチェス・ピスファンで行われ、ホームのセビージャが1-0で勝利した。   2022年初戦となった前節、カディスとの接戦をウノセロで制した2位のセビージャ(勝ち点41)は、首位レアル・マドリーとの勝ち点差を「5」に縮めた。連勝を狙う今節は、その首位チームを破った16位のヘタフェ(勝ち点18)と対戦した。   守護神ブヌらアフリカ・ネーションズカップ参戦組や負傷者によって多くの主力を欠くセビージャだが、この試合でも序盤から主導権を掌握。序盤の10分にはラファ・ミルのヘディングシュートでゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定に。   以降はハイラインの背後や不用意なボールロストからヘタフェに際どいシーンを作り出されたものの、持ち味の堅守で先にゴールを与えないホームチーム。すると、22分には右サイドをドリブルで突破したオカンポスからの丁寧な折り返しをゴール前に走り込んだラファ・ミルがバックヒールで合わせる技ありのフィニッシュでゴールをこじ開ける。   ラファ・ミルのゴラッソで先手を奪ったセビージャは、ボールを保持しながら冷静にゲームをコントロールしていく。先制点以降はなかなか決定機まで持ち込めないが、パプ・ゴメスの強烈なミドルシュートやセットプレーで相手ゴールに迫るなど、まずまずの内容でハーフタイムを迎えた。   接触プレーで腰を痛めたクンデに代えてグデリを後半から投入したセビージャは、開始直後にモンティエルのクロスをラファ・ミルが頭で合わせてゴールネットを揺らすが、前半に続きオフサイドで認められず。   その後、62分にオリベル・トーレスを下げてラキティッチを投入し、中盤の守備強度を高めると共にゲームコントロールを意識するセビージャは、後半もヘタフェの攻撃にきっちり応対。ただ、試合を決める2点目を奪いに行く中で最後の質を欠き、なかなか決定機まで持ち込めない。74分にはパプ・ゴメスが中央突破からペナルティアーク付近で右足を振っていくが、わずかに枠の右に外れる。さらに、86分にもボックス右でフリーのラキティッチに絶好機が訪れるが、ここは相手DFの決死のシュートブロックに阻まれた。   結局、枠内シュートは先制点となったラファ・ミルの1本に留まるなど、攻撃面で多くの課題が出たセビージャだったが、リーグ最高の堅守を武器に2試合連続のウノセロで連勝を飾っている。 2022.01.10 02:15 Mon
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チェコ代表MFヤンクトがゲイを公表…「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したくない」

スパルタ・プラハに所属するチェコ代表MFヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることを告白した。 ヤンクトは13日、自身の公式ツイッターに投稿した動画を通じて、自身が同性愛者であることを告白した。 「僕はヤクブ・ヤンクトで、他のみんなと同じように長所もあれば短所もある」 「僕には家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに、情熱を持って、ベストを尽くしてきた」 「他のみんなと同じように、僕も恐れることなく、偏見なく、暴力もなく、愛を持って自由に生きたいと思っている」 「僕はホモセクシャルであり、もう自分を隠したいとは思っていない」 また、現所属クラブのスパルタ・プラハは今回のカミングアウトの前にヤンクトとじっくりと話し合いを行っており、今回の公表と併せて声明を発表。クラブとして同選手を全面的にサポートしていくことを伝えた。 「しばらく前に、クラブの経営陣、監督、チームメイトとの彼の性的指向について話し合いを行いました」 「他のすべては彼の個人的な生活に関係していますし、クラブとしてこれ以上のコメントはありません。これ以上の質問もありません。君は私たちのサポートを受けています。自分の人生を生きてほしい、ヤコブ」 母国スラビア・プラハの下部組織出身でイタリアのウディネーゼでプロキャリアをスタートしたヤンクトは、サンプドリアを経て2021年夏にヘタフェへ完全移籍で加入。今シーズンはヘタフェからの1年レンタルで母国の名門スパルタ・プラハでプレーしている。 また、2017年3月にデビューを飾ったチェコ代表ではここまで45試合に出場するなど、中盤の主力を担っている。 なお、男子の現役プロフットボーラーでは、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズがゲイであることをカミングアウト。 ヤンクトは両選手に続く形で自身の性的指向を明かした選手となった。 2023.02.13 23:18 Mon

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