【ラ・リーガ第28節プレビュー】首位攻防のアトレティコvsバルサ! マドリーは5位ビジャレアル戦
2025.03.14 20:50 Fri
マドリーは5位ビジャレアル戦
先週末に行われた第27節では突然の訃報によってバルセロナのホームゲームが急遽延期となったなか、マドリードの2強ではレアル・マドリーが勝利を収めた一方、アトレティコ・マドリーが敗戦と明暗分かれる形となった。
UEFAコンペティションのラウンド16が終了し、週明けには今年最初のインターナショナルマッチウィークに突入するなか、今節は3位のアトレティコ(勝ち点56)と首位のバルセロナ(勝ち点57)の首位攻防戦が開催される。
アトレティコは前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のFWセルロートのPKによるゴールで後半半ば過ぎに先制に成功。このままウノセロでの逃げ切り態勢に入ったが、FWアンヘル・コレアの一発退場で流れが変わると、後半終了間際にMFアランバリにドブレーテを許し、お得意様相手に痛恨の敗戦となった。
続くチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16・2ndレグのマドリード・ダービーではMFギャラガーの試合開始28秒のゴールによって2戦合計2-2のタイに戻した。以降はFWヴィニシウス・ジュニオールのPK失敗にも救われたなか、優勢に試合を進めたものの90分、延長戦で決着を付けられず。すると、PK戦ではFWフリアン・アルバレスの不運な“2度蹴り”、MFジョレンテの失敗によって2-4で敗戦。無念のベスト16敗退となった。ショッキングな2試合の結果を受け満身創痍のなかでの首位攻防戦となるが、逆転でのリーグ制覇へ底力を示せるか。
対するバルセロナは前節、ホーム開催のオサスナ戦の直前にメディカルスタッフのカルレス・ミニャロ・ガルシア医師が急逝。選手たちの精神状態が考慮され、試合開始20分前に開催延期が決定。それでも、その訃報から3日後の開催となったベンフィカ戦ではFWラミン・ヤマル、FWハフィーニャのレフティーコンビの躍動によって3-1の完勝。ミニャロ医師に捧ぐ会心の勝利によって2戦合計4-1でベスト8進出を決めた。
ライバル2チームの潰し合いに期待しつつ、首位チームの結果次第で暫定での首位奪還となる2位のマドリー(勝ち点57)は、5位のビジャレアルとのアウェイゲームで連勝を目指す。前節はラージョ・バジェカーノ相手に苦戦を強いられながらも、FWムバッペとヴィニシウスのゴラッソによって2-1の勝利を挙げた。さらに、前述のCLダービーでは試合自体は敗戦も、相手の自滅にも救われてベスト8進出を決めた。
DFメンディの負傷に加えて120分の激闘による消耗から中2日の上位対決は厳しいものになるはずだが、代表戦前の重要な一戦を総力戦でモノにしたい。そのなかでダービーでのPK失敗に守備面のハードワークの欠如で不興を買った背番号7の奮起に期待したい。
MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、8位のラージョ相手に公式戦6試合ぶりの勝利を目指す。主力温存となった前節はセビージャに0-1で敗戦を喫すると、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦では1-4の惨敗。2つのPK献上に、途中出場のDFアランブルの退場が響いて無念のベスト16敗退となった。久保に関しては前半に鋭い仕掛けから違いを生み出したが、後半は消化不良の形で76分にピッチを後にした。プレー強度が高い難敵相手の連戦は引き続き厳しい戦いが見込まれるが、泥沼のチームを救う活躍を見せられるか。
FW浅野拓磨を擁する7位のマジョルカは15位のエスパニョールとのホームゲームに臨む。前節はアスレティック・ビルバオとのアウェイゲームを1-1のドローで終え、3試合連続ドロー。浅野自身は前半に決定機を演出したが、以降はチームとともに守備に追われて2試合連続ゴールとはならなかった。より押し込める今回の一戦では攻撃面で違いを生み出したい。
その他ではEL、カンファレンスリーグ(ECL)でベスト16進出を決めた4位のアスレティック、6位のレアル・ベティスの2チームの戦いにも注目だ。
《ラ・リーガ第28節》
▽3/14(金)
《29:00》
ラス・パルマス vs アラベス
▽3/15(土)
《22:00》
バジャドリー vs セルタ
《24:15》
マジョルカ vs エスパニョール
《26:30》
ビジャレアル vs レアル・マドリー
《29:00》
ジローナ vs バレンシア
▽3/16(日)
《22:00》
レガネス vs ベティス
《24:15》
セビージャ vs アスレティック・ビルバオ
《26:30》
ラージョ vs レアル・ソシエダ
オサスナ vs ヘタフェ
《29:00》
アトレティコ vs バルセロナ
UEFAコンペティションのラウンド16が終了し、週明けには今年最初のインターナショナルマッチウィークに突入するなか、今節は3位のアトレティコ(勝ち点56)と首位のバルセロナ(勝ち点57)の首位攻防戦が開催される。
アトレティコは前節、ヘタフェとのアウェイゲームで1-2の逆転負け。前半から攻撃が停滞したものの、途中出場のFWセルロートのPKによるゴールで後半半ば過ぎに先制に成功。このままウノセロでの逃げ切り態勢に入ったが、FWアンヘル・コレアの一発退場で流れが変わると、後半終了間際にMFアランバリにドブレーテを許し、お得意様相手に痛恨の敗戦となった。
対するバルセロナは前節、ホーム開催のオサスナ戦の直前にメディカルスタッフのカルレス・ミニャロ・ガルシア医師が急逝。選手たちの精神状態が考慮され、試合開始20分前に開催延期が決定。それでも、その訃報から3日後の開催となったベンフィカ戦ではFWラミン・ヤマル、FWハフィーニャのレフティーコンビの躍動によって3-1の完勝。ミニャロ医師に捧ぐ会心の勝利によって2戦合計4-1でベスト8進出を決めた。
未だ喪失感は完全には拭えずも、重要な勝利によってクラブとして前に進んだブラウグラナは、今季公式戦2度の対戦で1分け1敗と未勝利のコルチョネロスを相手に勝利を収め、ラ・リーガ首位キープを目指す。
ライバル2チームの潰し合いに期待しつつ、首位チームの結果次第で暫定での首位奪還となる2位のマドリー(勝ち点57)は、5位のビジャレアルとのアウェイゲームで連勝を目指す。前節はラージョ・バジェカーノ相手に苦戦を強いられながらも、FWムバッペとヴィニシウスのゴラッソによって2-1の勝利を挙げた。さらに、前述のCLダービーでは試合自体は敗戦も、相手の自滅にも救われてベスト8進出を決めた。
DFメンディの負傷に加えて120分の激闘による消耗から中2日の上位対決は厳しいものになるはずだが、代表戦前の重要な一戦を総力戦でモノにしたい。そのなかでダービーでのPK失敗に守備面のハードワークの欠如で不興を買った背番号7の奮起に期待したい。
MF久保建英を擁する11位のレアル・ソシエダは、8位のラージョ相手に公式戦6試合ぶりの勝利を目指す。主力温存となった前節はセビージャに0-1で敗戦を喫すると、ヨーロッパリーグ(EL)のラウンド16・2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦では1-4の惨敗。2つのPK献上に、途中出場のDFアランブルの退場が響いて無念のベスト16敗退となった。久保に関しては前半に鋭い仕掛けから違いを生み出したが、後半は消化不良の形で76分にピッチを後にした。プレー強度が高い難敵相手の連戦は引き続き厳しい戦いが見込まれるが、泥沼のチームを救う活躍を見せられるか。
FW浅野拓磨を擁する7位のマジョルカは15位のエスパニョールとのホームゲームに臨む。前節はアスレティック・ビルバオとのアウェイゲームを1-1のドローで終え、3試合連続ドロー。浅野自身は前半に決定機を演出したが、以降はチームとともに守備に追われて2試合連続ゴールとはならなかった。より押し込める今回の一戦では攻撃面で違いを生み出したい。
その他ではEL、カンファレンスリーグ(ECL)でベスト16進出を決めた4位のアスレティック、6位のレアル・ベティスの2チームの戦いにも注目だ。
《ラ・リーガ第28節》
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ビジャレアル vs レアル・マドリー
《29:00》
ジローナ vs バレンシア
▽3/16(日)
《22:00》
レガネス vs ベティス
《24:15》
セビージャ vs アスレティック・ビルバオ
《26:30》
ラージョ vs レアル・ソシエダ
オサスナ vs ヘタフェ
《29:00》
アトレティコ vs バルセロナ
フリアン・アルバレス
アンヘル・コレア
ヴィニシウス・ジュニオール
ラミン・ヤマル
ハフィーニャ
久保建英
浅野拓磨
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<span class="paragraph-title">【画像】勝るとも劣らない活躍を見せた次点イレブン</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20221221_100_tw13.jpg" style="max-width: 100%;"></d </div> ◆カタールW杯次点イレブン(4-3-3) GK:マルティネス DF:ユラノビッチ、ヴァラン、ペペ、テオ MF:ウナイ、エンソ・フェルナンデス、ベリンガム FW:フリアン・アルバレス、ジルー、ペリシッチ GK エミリアーノ・マルティネス(30歳/アルゼンチン) 出場試合数:7(先発:7)/出場時間:692分 失点数:8 DF ヨシプ・ユラノビッチ(27歳/クロアチア) 出場試合数:6(先発:6)/出場時間:602分 得点&アシスト:0ゴール1アシスト ラファエル・ヴァラン(29歳/フランス) 出場試合数:6(先発:6)/出場時間:521分 得点&アシスト:0ゴール0アシスト ペペ(39歳/ポルトガル) 出場試合数:4(先発:4)/出場時間:360分 得点&アシスト:1ゴール0アシスト テオ・エルナンデス(25歳/フランス) 出場試合数:6(先発:5)/出場時間:508分 得点&アシスト:1ゴール2アシスト MF アゼディン・ウナイ(22歳/モロッコ) 出場試合数:7(先発:6)/出場時間:571分 得点&アシスト:0ゴール0アシスト エンソ・フェルナンデス(21歳/アルゼンチン) 出場試合数:7(先発:7)/出場時間:565分 得点&アシスト:1ゴール1アシスト ジュード・ベリンガム(19歳/イングランド) 出場試合数:5(先発:5)/出場時間:415分 得点&アシスト:1ゴール1アシスト FW フリアン・アルバレス(22歳/アルゼンチン) 出場試合数:7(先発:5)/出場時間:467分 得点&アシスト:4ゴール0アシスト オリヴィエ・ジルー(36歳/フランス) 出場試合数:6(先発:6)/出場時間:424分 得点&アシスト:4ゴール0アシスト イバン・ペリシッチ(33歳/クロアチア) 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マンチェスター・シティは25日、リーベル・プレートのU-17アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリ(18)を完全移籍で獲得したことを発表した。 シティは2028年6月までの4年半契約を締結。しかし、2024年はリーベル・プレートにレンタル移籍で残ることになるという。 2023年にインドネシアで行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場したエチェベリは、U-17日本代表戦で直接FKを叩き込むなどその活躍が注目を集め、U-17ブラジル代表との準々決勝ではハットトリックを決めるなど、一躍脚光を浴びていた。なお、ブロンズボールを受賞している。 リーベル・プレートでは今シーズンのリーガ・プロフェシオナル(アルゼンチン1部)で4試合1アシストを記録していた。 シティには同じリーベルから2022年に加入したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスがおり、その後を追いかけることに。シティは新たな逸材を手にした。 2024.01.25 21:15 Thu5
グリーズマンの1G1Aでアトレティコがライプツィヒにホームで逆転勝利!【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節のアトレティコ・マドリーvsRBライプツィヒが19日に行われ、2-1でアトレティコが勝利した。 昨季のラ・リーガを4位で終え、12季連続のCL本戦出場となったアトレティコは、完勝した直近のバレンシア戦からスタメンを4人変更。セルロートやギャラガー、アスピリクエタらに代えてフリアン・アルバレスやアンヘル・コレア、リケルメらをスタメンで起用した。 一方、昨季のブンデスリーガを4位で終え、6季連続のCL本戦出場となったライプツィヒは、直近のウニオン・ベルリン戦からスタメンを3人変更。カンプルやクロステルマン、ヘールトライダに代えてアントニオ・ヌサ、フェルメーレン、オルバンをスタメンで起用した。 試合は早い時間にスコアが動く。ライプツィヒは4分、自陣でのクリアボールを拾ったシェシュコがドリブルでロングカウンターを仕掛けると、ラストパスからボックス中央右から侵入したオペンダがシュート。これはGKオブラクに弾かれたが、こぼれ球をシェシュコがヘディングでゴールに押し込んだ。 先制を許したアトレティコだが、すぐに反撃に出ると15分に決定機。相手ボックス付近でのボール奪取からデ・パウルのパスでゴール左手前に抜け出したリケルメがダイレクトで折り返すと、守備に戻った相手DFの中途半端なクリアがGKグラーチに当たり、最後はグリーズマンが詰めたがシュートは枠の上に外れた。 26分にもショートコーナーの流れからアンヘル・コレアが左ポスト直撃のシュートを放ったアトレティコは、28分に試合を振り出しに戻す。アンヘル・コレアのスルーパスで右サイドを駆け上がったM・ジョレンテがダイレクトクロスを供給すると、中央のグリーズマンが右足ボレーでシュートを叩き込んだ。 ハーフタイムにかけても攻勢を続けたアトレティコだったが、逆転ゴールを奪うには至らず。前半は1-1で終了した。 迎えた後半もアトレティコが徐々に押し込む展開としていったが、好機を作るには至らない。すると、アトレティコは63分にアルバレス、デ・パウル、リケルメを下げてセルロート、ギャラガー、リーノを投入する3枚替えを敢行。さらに66分には、アンヘル・コレアを下げてモリーナをピッチに送り出した。 対するライプツィヒは、69分にシェシュコとヘンリクスを下げてユスフ・ポウルセンとヘールトライダを投入。すると77分、ラウムの左クロスからY・ポウルセンがヘディングシュートでゴールを脅かしたが、これはわずかにゴール右に逸れた。 このまま試合終了かと思われたが、後半追加タイムに再びスコアが動く。90分、左CKのこぼれ球から二次攻撃、三次攻撃を展開すると、ボックス左でボールを拾ったグリーズマンのクロスをファーサイドのヒメネスがヘディングでゴール左隅に流し込んだ。 結局、これが決勝点となり、2-1でタイムアップ。ヒメネスの土壇場弾で逆転したアトレティコが、ホームで白星スタートを飾った。 アトレティコ 2-1 RBライプツィヒ 【アトレティコ】 アントワーヌ・グリーズマン(前28) ホセ・マリア・ヒメネス(後45) 【ライプツィヒ】 ベンヤミン・シェシュコ(前4) 2024.09.20 06:05 Friアトレティコ・マドリーの人気記事ランキング
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クルトワが能力別に現役最強GKを選出!選ばれたのは…
レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが能力別に現役ベストGKを選出した。スペイン『アス』が伝えている。 2018年夏にレアル・マドリー入りしたクルトワは、昨季こそ低調だったが、今季は本来のパフォーマンスを披露している。 メディアでの発言で古巣サポーターを怒らすことも少なくないクルトワが、インスタグラムのライブ配信で「空中戦・セービング・敏捷性・足元の技術・セービング・メンタル」の6つの能力毎に現役最高のGKを選んでいる。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI0Z2JxRVV1ZSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> クルトワは、サモラ賞を争うライバルでもあるアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクやバルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、さらにブラジル代表GKアリソン・ベッカーやヘンク時代の同僚でアントワープに所属するGKシナン・ボラト、そして自分自身ティボー・クルトワの名を挙げた。 <span class="paragraph-title">◆空中戦</span> 「僕だね。例えば、ワールドカップの日本戦では僕が守ってからのカウンターアタックでゴールを奪った。大半のGKは拳で外に出そうとするか、引いて守る。ベルギーの教育では自ら飛び出してブロックする」 「スペインのサッカーを知っているからブロックよりも拳の方が多くなるけどね。そこには少しの違いがある。それは自信や自分が何をできるか知っているかによって変わる。自信を持つことがエリートへの唯一の道だ」 <span class="paragraph-title">◆セービング</span> 「オブラクだ。彼はとてもうまくボールを扱う。テア・シュテーゲンもそうだね。とても難しいボールをブロックしているのを観たことがある」 <span class="paragraph-title">◆俊敏性</span> 「ヘンク時代に一緒にプレーしたアントワープ出身のシナン・ボラトだ。彼は僕のキャリアで見た中で最速だ。僕たちはストライカーの足元へ向かってセーブするトレーニングをし、彼はスピードと敏捷性を持っていた。テレビでは普段のトレーニング程よくは見えない」 <span class="paragraph-title">◆足元の技術</span> 「かなり簡単だ。現時点ではテア・シュテーゲンだ。コパ・デル・レイの試合でレアル・ソシエダのアレックス・レミロにもかなり驚かされた。リーグ戦とは別人のようだった」 <span class="paragraph-title">◆1対1の強さ</span> 「僕もこの点では相当強いと思うよ。アリソンはとてもうまい。僕はテア・シュテーゲンのスタイルが好きだ。ヒザを曲げ、もう片方の脚を伸ばし、柔らかさがあるドイツのスタイルだ」 <span class="paragraph-title">◆メンタル面</span> 「他のGKのメンタル面を知るのは難しい。僕の身にこの1年半に起こったことを考えると、精神的に強くなければ生き残れていないと思う。誰しも失敗をするので、最高レベルのGKは精神的に強い必要がある」 「フィールドプレイヤーなら目立たないが、GKが失敗した場合はすべてゴールになる。それでもすぐにそれを切り替え、自分にできることを考えなくてはならない」 2020.04.20 22:11 Mon2
ライプツィヒが19歳の主力、ベルギー代表MFフェルメーレンの完全移籍を発表! アトレティコからの買取義務OP発動
RBライプツィヒは17日、アトレティコ・マドリーからレンタル移籍加入しているベルギー代表MFアーサー・フェルメーレン(19)の完全移籍加入を発表した。 なお、今回は特定の条件を満たしたことにより、レンタル加入時に定められていた買い取り義務オプションが発動。契約期間は2029年6月までとなる。 また、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は2000万ユーロ(約32億1000万円)となった。 フェルメーレンは2022-23シーズン途中から母国ベルギーのアントワープでレギュラーに定着。ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)優勝やチャンピオンズリーグ(CL)を経験した。 2024年1月にアトレティコへ完全移籍。しかし、ディエゴ・シメオネ監督からはほとんど起用されず、2024年8月にライプツィヒへ買い取りオプション義務付きのレンタル移籍を果たした。 ドイツでは立ち位置を確保し、ここまでブンデスリーガで15試合1アシストを記録。CLとDFBポカールも含め、公式戦22試合に出場している。 ライプツィヒに完全移籍することとなった19歳MFは、クラブを通じて喜びを語った。 「RBLに長くいられることをとても嬉しく思っている。ライプツィヒに来た初日から居心地の良さを感じていた。選手としての成長という観点では、夏の契約時にクラブが言っていた通りの展開になっている。試合にたくさん出てさらに成長し、ピッチでチームに貢献する機会を得られた」 「RBライプツィヒは大きな可能性を秘めたクラブとして評判が高い。若い選手が最高レベルで実力を証明し、自らの成長における次のステップに進むことができる。一緒に達成したいことがまだたくさんある。今後が本当に楽しみだ!」 2025.01.17 20:48 Fri3
【2024-25 ラ・リーガ前半戦ベストイレブン】3つ巴の争いも3位のバルサから最多4選手を選出
2024-25シーズンのラ・リーガは第19節を消化。そこで本稿では前半戦のベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定した。 ◆ラ・リーガ前半戦ベストイレブン GK:レミロ DF:ミンゲサ、ビビアン、リュディガー、ミゲル・グティエレス MF:ヤマル、バルベルデ、ペドリ、ハフィーニャ FW:レヴァンドフスキ、グリーズマン GK アレックス・レミロ(29歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:13 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感際立つラ・レアル最後の砦。サモラ賞レースでは12失点のオブラクが首位に立っているが、アトレティコとソシエダの守備力を考慮してレミロを選出。比較的メンバーが入れ替わるディフェンスラインで新加入アゲルドとともに攻守に安定したパフォーマンスを披露。ここまでチーム総得点が17点と常にロースコアの戦いを強いられるなか、高い集中力を維持し、12度のクリーンシートを達成。試合の流れを変えるパラドンの数々も印象的だ。 DF オスカル・ミンゲサ(25歳/セルタ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルサ育ちがガリシアの地で完全覚醒。バルセロナDFクンデやソシエダDFアランブル、ラージョDFラティウ、エスパニョールDFエル・ヒラリと今季前半戦は右ラテラルの活躍が光ったが、セルタで攻守に躍動したミンゲサを選出。バルセロナ時代にはディフェンスラインの便利屋という印象にとどまったが、今季のセルタでは左右のサイドバックとウイングバックを主戦場に2ゴール5アシストを記録。ビルドアップへの貢献度を含め、攻撃面において完全に殻を破った。すでに国内外の強豪クラブが関心を示しており、その去就にも注目が集まる。 DF ダニ・ビビアン(25歳/アスレティック・ビルバオ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季も抜群の安定感誇るディフェンスリーダー。昨季に完全に一本立ちした25歳は、屈強なフィジカルを武器に対人守備で無類の強さ。加えて、昨季の経験によって攻守両面で判断の質、ポジショニング、プレーの安定感が増しており、味方へのコーチングを含めてますますリーダーらしい存在感を放った。マドリー戦ではムバッペを完璧に封じ込んだのも印象的だった。 DF アントニオ・リュディガー(31歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エル・ブランコの屋台骨支える。ディフェンスラインのマルチロールだったナチョの退団に加え、今季もミリトン、カルバハルが長期離脱となったマドリーのディフェンスラインでフル稼働。チュアメニやルーカス・バスケスとビッグマッチにおいて脆さを見せる相棒たちを見事にカバー。ムバッペの加入でより攻撃偏重なチームにおいて1試合平均1失点でとどまっている最大の要因は地対空で無類の強さをみせ、要所での気の利いたカバーリングを見せるドイツ代表の存在が非常に大きい。 DF ミゲル・グティエレス(23歳/ジローナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チーム苦戦の中で個人としては充実の前半戦。今季もミチェル監督仕込みの攻撃的なポジショナルプレーにおいて偽SB以上にフレキシブルな役割を担い、ピボーテやインテリオールとしてもプレー。昨季に比べて前線の質がやや低下し、1ゴール4アシストの数字にとどまったが、高精度のクロスやキーパスでその数字以上のチャンスを演出し続けている。 MF ラミン・ヤマル(17歳/バルセロナ) 出場試合数:16(先発:14)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 17歳の怪物がトップ・オブ・トップの領域に。今季の前半戦では過密日程の疲労や細かいケガがありながらも、5ゴール10アシストを記録。レヴァンドフスキ、ハフィーニャとの最強ユニットでリーグダントツの51ゴールを挙げた攻撃陣を牽引。クンデの絶妙な後方からの支援を受けつつ、攻撃面では異次元の輝きを放っており、複数人にマークされながらも局面を打開。ときおり若さゆえのセルフィッシュな姿を見せる場面もあるが、視野や判断、オフ・ザ・ボールの向上によってコンプリートアタッカーに成長している。 MF フェデリコ・バルベルデ(26歳/レアル・マドリー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍動続けるエル・ブランコの新8番。クロースの背番号を継承し、気持ち新たに臨んだシーズンでより責任感を増したウルグアイ代表はピボーテにインテリオール、ときに右のラテラルでも起用され、チームのために献身。ベリンガムとともに前がかりなチームを守備で支えつつ、5ゴール2アシストを記録。“バルベルデ砲”と称される強烈なミドルシュートは、チームの窮地や勝負所で決まる場面が多く、勝負強さを含めてマドリーの前半戦ベストプレーヤーと言える活躍だった。 MF ペドリ(22歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 多くのケガを乗り越えて天才が完全復活。近年はピッチに出れば活躍を見せるものの、度重なるケガで稼働率の問題を抱えてきたが、今季は前半戦全試合に出場。試行錯誤のコンディション調整がようやく実を結び、離脱期間に集中して取り組んだウエイトトレーニングは主に守備面で力強さをもたらし、チーム事情で主戦場はインテリオールやトップ下からピボーテに変化。そのぶんボールに絡む機会が増えてゲームメイカー、リンクマンとして質の高い仕事を見せつつ、前半戦だけで4ゴールを記録。キャリアハイの6ゴール更新は確実か。 MF ハフィーニャ(28歳/バルセロナ) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生バルサの象徴の一人に。昨季終了時点では換金対象の一人と目されたが、フリック監督の信頼を得て開幕から絶対的な主力に加え、テア・シュテーゲンら不在のなかで多くの試合でゲームキャプテンも務めた。左ウイングを主戦場に11ゴール8アシストとゴール関与数では前半戦リーグトップに輝くなど、圧巻の輝きを放った。さらに、元々定評がある運動量を武器に、守備面でもハイプレスに献身的なプレスバックとチームのために身を粉にして働く姿は、多くのクレから称賛を浴びている。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(36歳/バルセロナ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 恩師との再タッグで完全復活。加入2年目となった昨季は19ゴールを挙げるも、シーズンを通して安定感を欠いたが、今季はバイエルン時代に指導を受けたドイツ人指揮官の下で完全復活。ヤマル、ハフィーニャの両翼に加えて、配球力に優れるセンターバックコンビなどチーム全体でビルドアップ、チャンスメークの質が上がったなかで、よりボックス付近での仕事に集中できる環境が整えられて本領を発揮。ここまで16ゴールと2位以下に5点以上の差を付けてピチーチレースを独走。ケガさえなければ、1年目の23ゴールを更新し、自身初のピチーチ獲得は濃厚だ。 FW アントワーヌ・グリーズマン(33歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:19(先発:17)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250117_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。11ゴール3アシストを記録した昨季に比べて7ゴール4アシストと数字は劣るものの、前線と中盤で多くの役割をこなすなど、その数字以上のインパクトを残した。フランス代表引退によってコンディションも維持できており、セルロートやアルバレスとの連携も深まりつつある後半戦ではさらなる躍動で、アトレティコを優勝へ導けるか。 2025.01.18 18:31 Sat4
UEFAが2014年ベストイレブン候補40名を発表
▽UEFA(欧州サッカー連盟)は25日、ユーザーが選出する2014年ベストイレブンの投票受付を公式サイト上で開始した。 ▽『UEFA.com』の記者が選出した40人の候補選手の中には、GKマヌエル・ノイアーやDFフィリップ・ラーム、MFアリエン・ロッベンなど、バイエルンから最多の9人が選出。続いて、昨季のCL制覇でデシマ(10度目のCL優勝)を達成したレアル・マドリーから8人が候補に入った。 ▽そのほか、昨季CLのファイナリストであるアトレティコ・マドリーから4人が選出。そのアトレティコ・マドリーからチェルシーへ移籍したGKティボー・クルトワとFWヂエゴ・コスタも入っている。 ▽ユーザーによる投票は2015年1月6日(火)の日本時間21時まで。1月9日(金)にUEFAの公式サイトで発表される。40人の候補選手は以下のとおり。 ◆UEFAユーザー選出の2014年ベストイレブン候補選手40人 GK ベト(セビージャ) ティボー・クルトワ(アトレティコ・マドリー⇒チェルシー) マヌエル・ノイアー(バイエルン) ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス) DF セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー) ダニエル・カルバハル(レアル・マドリー) ディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー) ミランダ(アトレティコ・マドリー) ヴァンサン・コンパニ(マンチェスター・シティ) パブロ・サバレタ(マンチェスター・シティ) フィリップ・ラーム(バイエルン) ダビド・アラバ(バイエルン) ジェローム・ボアテング(バイエルン) メフディ・ベナティア(ローマ⇒バイエルン) マッツ・フンメルス(ドルトムント) エセキエル・ガライ(ベンフィカ⇒ゼニト) MF トニ・クロース(バイエルン⇒レアル・マドリー) ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー) ハメス・ロドリゲス(モナコ⇒レアル・マドリー) イバン・ラキティッチ(セビージャ⇒バルセロナ) アルダ・トゥラン(アトレティコ・マドリー) コケ(アトレティコ・マドリー) アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリー⇒マンチェスター・ユナイテッド) ヤヤ・トゥーレ(マンチェスター・シティ) アリエン・ロッベン(バイエルン) シャビ・アロンソ(レアル・マドリー⇒バイエルン) マルコ・ロイス(ドルトムント) ポール・ポグバ(ユベントス) FW クリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) ガレス・ベイル(レアル・マドリー) カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー) リオネル・メッシ(バルセロナ) ネイマール(バルセロナ) ヂエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー⇒チェルシー) アレクシス・サンチェス(バルセロナ⇒アーセナル) ロベルト・レヴァンドフスキ(ドルトムント⇒バイエルン) トーマス・ミュラー(バイエルン) カルロス・テベス(ユベントス) ズラタン・イブラヒモビッチ(パリ・サンジェルマン) ジョナタン・ソリアーノ(ザルツブルク) 2014.11.25 23:39 Tue5
