CLダービー控えるマドリーが痛恨の敗戦…イスコ1G1Aの好調ベティスに逆転負け【ラ・リーガ】

2025.03.02 04:41 Sun
マドリーがベティスに逆転負け
Getty Images
マドリーがベティスに逆転負け
ラ・リーガ第26節、レアル・ベティスvsレアル・マドリーが1日にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンで行われ、ホームのベティスが2-1で逆転勝利した。

2位のマドリーは前節、ホームでジローナと対戦し2-0の勝利。難敵相手にリーグ4戦ぶりの白星を挙げた。続くコパ・デル・レイ準決勝1stレグのレアル・ソシエダ戦では大幅にメンバーを落としたものの、敵地でウノセロの先勝。良い流れを継続した。

週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のマドリード・ダービーを控えるなか、アンチェロッティ監督はリーグ連勝で7位のベティスとのアウェイゲームへ先発8人を変更。守護神クルトワにルーカス・バスケス、モドリッチ、ロドリゴ、ムバッペらが復帰した。
ともにボールを保持したいチーム同士の対戦となったが、ホームのベティスが受けに回る形の戦いを選択。序盤からマドリーがボールの主導権を握った。

そんななか、開始10分にはボックス手前右で足元に縦パスを受けたムバッペが反転からボックス左へ走り込むメンディに完璧なスルーパスを供給。メンディは冷静にゴール前の状況を確認してダイレクトでの折り返しを選択すると、フリーで走り込んだブラヒム・ディアスが抑えの利いたダイレクトシュートで流し込んだ。
鮮やかなチームプレーによってファーストチャンスをゴールに結びつけたマドリー。早い時間帯のリードとなったものの、前半である程度勝負を決めるべく攻勢を継続。ゴール直後にはブラヒム・ディアスの左クロスをファーのロドリゴがヘディングシュート。さらに、カウンターからヴィニシウスがクロス性のシュートで2点目に迫っていく。

一方、20分を過ぎた辺りからマドリーのプレスをいなしつつ、カウンターを軸に押し返したベティス。サイドでのコンビネーションで幾度かボックス内へ侵入する場面を作り出すと、優勢な時間帯に追いつく。

34分、左CKの場面でキッカーのイスコが右足インスウィングの正確なボールを入れると、マークを外してゴール前に飛び込んだカルドーソがドンピシャのヘディングシュート。GKクルトワの手をはじいた強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。

1-1の振り出しに戻った試合は前半終盤にかけてもホームチームペースで進んでいく。イスコやアントニーがより存在感を増すと、前半アディショナルタイムには再びイスコとカルドーソの関係性から決定機が生まれたが、今度はGKクルトワの見事な反射神経に阻まれて逆転ゴールとはならなかった。

1-1のイーブンで折り返した後半はオープンな立ち上がりに。すると、53分にはカウンターからボックス内に抜け出したヘスス・ロドリゲスがDFリュディガーに後方から倒されてベティスがPKを獲得。これをキッカーのイスコがゴール左隅に蹴り込み、古巣相手の逆転ゴールとした。

失点後はなかなか攻撃の形を作れないマドリーは59分、アラバとブラヒム・ディアスを下げてカマヴィンガ、ギュレルを同時投入。さらに、75分には親知らずの治療の影響もあってか、本来の出来ではなかったムバッペを諦めてエンドリッキを投入。

フレッシュなアタッカーの投入でやや攻撃が活性化されると、ギュレルとエンドリッキがボックス付近で足を振っていくが、ベティスがフレッシュな選手の投入で守備強度を高めたこともあり、以降の攻撃はしりすぼみに。

後半最終盤にはヴィニシウスの個人技やリュディガーを前線に上げた力業で最後までゴールを目指したが、ベティスの集中した守備を前に2点目が遠かった。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、好調ベティスに逆転負けのマドリーはリーグタイトルレースで痛恨の躓きとなるとともに、3日後のCLダービーへ弾みを付けることができなかった。

レアル・ベティス 2-1 レアル・マドリー
【ベティス】
ジョニー・カルドーソ(前34)
イスコ(後9[PK])
【レアル・マドリー】
ブラヒム・ディアス(前10)

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飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?

ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig&#39;s head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed
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クロースが独自のサッカーリーグ『Icon League』を創設…ピケ主催の『キングス・リーグ』に倣う形に

レアル・マドリーの元ドイツ代表MFトニ・クロースが、ドイツの著名なストリーマーであるエリアス・ネルリッヒと独自のサッカーリーグ『Icon League(アイコン・リーグ)』を創設することを発表した。ドイツ『SPOX』が伝えている。 両氏は今回の共同プレスリリースで『アイコン・リーグ』と名付けられた新たなサッカーリーグを創設し、2024年夏に開幕することを明かした。 同リーグのルールやレギュレーションや具体的な参加者に関しては、今後数週間から数カ月以内に詳細が発表される予定だが、参加チームはサッカー業界だけでなく、エンターテインメントや音楽の分野でも有名なチームで構成される見込みだ。 クロースは今回の新プロジェクトに関して以下のように説明している。 「僕がプレーし、愛するクラシックサッカーは今後も存続し、世界中の人々にインスピレーションを与え、感動を与え続けるだろう」 「一方で、別のサッカーフォーマットを望んでいるファンも大勢いる。より速く、より多様で、よりアクション満載で、突然予期せぬ展開が起こる可能性のある、より波乱万丈なゲームだ。より多くのゴールとエンターテイメントを備えたサッカー。そして、それがまさに僕らが提供するものなんだ」 なお、今回の『アイコン・リーグ』は、昨シーズン途中にバルセロナで現役を引退した元スペイン代表DFジェラール・ピケが主催する7人制サッカー『キングス・リーグ』の成功に倣う形で創設されたようだ。 『キングス・リーグ』は、近年若者のスポーツ離れの原因として挙げられるタイムパフォーマンスやエンターテインメント性の改善を強く意識している。 20分ハーフという試合時間の短さや交代無制限、独自の退場ルール、VARのリクエスト制、“ダブルゴール”といった通常のサッカーから派生した独自のルールに加え、サイコロを振って出た目の人数で一定時間を戦ったり、即時のPK獲得や一定時間のダブルゴール、相手選手を一時的に退場させるといった権利が付与されるゴールデンカードの使用といった奇抜なルールを盛り込み、2022年11月の開幕以降人気を博している。 2023.11.09 08:00 Thu

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