昨季2位の広島が王者神戸を撃破! トルガイ&荒木隼人のヘディング弾で一区切りのスーパーカップ制す【FUJIFILM SUPER CUP】
2025.02.08 15:35 Sat
先制点を奪ったトルガイ・アルスラン
8日、FUJIFILM SUPER CUP 2025のヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島が国立競技場で行われ、広島が0-2で勝利した。2024シーズンのJ1王者であり、天皇杯との2冠を達成した神戸、J1を2位で終えた広島がシーズン最初のタイトルを争う一戦。神戸は武藤嘉紀や大迫勇也ら中心選手がベンチスタートとなったなか、最前線は佐々木大樹が担当し、両翼は飯野七聖と新戦力の小池裕太に。長期離脱していた齊藤未月もスタメンで公式戦復帰を果たした。
一方の広島はベストに近いメンバーを揃え、新加入のジャーメイン良や田中聡も先発。前線の並びはジャーメイン良が最前線、トルガイ・アルスランと加藤陸次樹が2シャドーの並びとなった。
立ち上がりは広島がやや優位に進めていくと、12分に幸先良く先制。右サイドで受けた中野就斗がクロスを上げると、ゴール前で待っていたトルガイが頭で合わせ、クロスバーを叩いたボールがゴールラインを割った。
ビハインドを背負った神戸も前に出ていくが、なかなか攻略の糸口を掴めず。対する広島は24分、田中が右ポケットへ浮き球のスルーパスを出すと、塩谷司が追いついて折り返し。これにジャーメインが飛び込んだが、神戸の新キャプテンを務める山川哲史が防ぐ。
流れを変えたい神戸は汰木康也を後半頭から投入。飯野と交代し、そのまま右ウイングに入る。
前半より敵陣でボールを回せるようになった神戸。54分にはゴールキックから速攻に転じ、汰木の折り返しに山内翔。シュートのこぼれ球には冨永虹七が反応したが、ディフレクトしてクロスバーに直撃する。
直後、広島はジャーメインが裏抜けからシュートまで持ち込むが、ボールは枠の上へ。再び広島に流れを傾けたくない神戸は64分に武藤、大迫、酒井高徳の3選手を送り込む。
広島も続いてカードを切り、川辺駿と新加入の菅大輝で2枚替え。すると70分、登場直後の菅の右CKから荒木隼人がヘディングで叩き込み、リードを2点に広げる。
さらに大卒ルーキーFW中村草太も投入した広島。意地を見せたい神戸は後半アディショナルタイム、左ポケットで浮き球を収めた大迫がネットを揺らすが、オフサイドの判定で反撃には至らない。
結局最後まで神戸はゴールを割れず、0-2のまま試合終了。ヘディングで2ゴールの広島が、シーズン移行により現行フォーマットで最後となるスーパーカップを制した。
ヴィッセル神戸 0-2 サンフレッチェ広島
【広島】
トルガイ・アルスラン(前12)
荒木隼人(後25)
一方の広島はベストに近いメンバーを揃え、新加入のジャーメイン良や田中聡も先発。前線の並びはジャーメイン良が最前線、トルガイ・アルスランと加藤陸次樹が2シャドーの並びとなった。
ビハインドを背負った神戸も前に出ていくが、なかなか攻略の糸口を掴めず。対する広島は24分、田中が右ポケットへ浮き球のスルーパスを出すと、塩谷司が追いついて折り返し。これにジャーメインが飛び込んだが、神戸の新キャプテンを務める山川哲史が防ぐ。
その後は互いにセットプレーを得るが、多くの時間で広島がハーフコートゲームを展開。神戸を突き放すには至らず、広島の1点リードでハーフタイムに突入する。
流れを変えたい神戸は汰木康也を後半頭から投入。飯野と交代し、そのまま右ウイングに入る。
前半より敵陣でボールを回せるようになった神戸。54分にはゴールキックから速攻に転じ、汰木の折り返しに山内翔。シュートのこぼれ球には冨永虹七が反応したが、ディフレクトしてクロスバーに直撃する。
直後、広島はジャーメインが裏抜けからシュートまで持ち込むが、ボールは枠の上へ。再び広島に流れを傾けたくない神戸は64分に武藤、大迫、酒井高徳の3選手を送り込む。
広島も続いてカードを切り、川辺駿と新加入の菅大輝で2枚替え。すると70分、登場直後の菅の右CKから荒木隼人がヘディングで叩き込み、リードを2点に広げる。
さらに大卒ルーキーFW中村草太も投入した広島。意地を見せたい神戸は後半アディショナルタイム、左ポケットで浮き球を収めた大迫がネットを揺らすが、オフサイドの判定で反撃には至らない。
結局最後まで神戸はゴールを割れず、0-2のまま試合終了。ヘディングで2ゴールの広島が、シーズン移行により現行フォーマットで最後となるスーパーカップを制した。
ヴィッセル神戸 0-2 サンフレッチェ広島
【広島】
トルガイ・アルスラン(前12)
荒木隼人(後25)
1
2
トルガイ・アルスラン
武藤嘉紀
大迫勇也
佐々木大樹
飯野七聖
小池裕太
齊藤未月
ジャーメイン良
田中聡
加藤陸次樹
中野就斗
塩谷司
山川哲史
汰木康也
山内翔
冨永虹七
酒井高徳
川辺駿
菅大輝
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12日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2024-25の準々決勝2ndレグ、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)vsサンフレッチェ広島がジャラン・ベサール・スタジアムで行われ、1-1のドロー。2戦合計4-1で敗退となった。 広島のホームで行われた1stレグは、広島の攻撃陣が爆発。6-1で快勝を収め、準決勝進出は間違いないものとみられていた。しかし、広島FWヴァレール・ジェルマンが3試合の出場停止中だった中で出場したことが問題に。広島の違反が認められ没収試合となり、0-3でライオン・シティ・セーラーズの勝利となった。 圧倒的な結果から、まさかの3点ビハインドからのスタートとなった広島。1stレグからは菅大輝のみが代わり、東俊希が起用。問題のジェルマンはメンバー外となった。 寒さの残る日本とは大きく気候が異なり、高温多湿のシンガポールでの一戦。さらに人工芝のスタジアムと、イレギュラーが多い中で広島が前に出ていく展開となった中、15分にアクシデント。佐々木翔と競り合ったマクシム・レスティエンヌが腕を痛めてしまい交代となった。 相手の要注意選手が早々にいなくなった中、シュートチャンスがありながらもなかなか決定機を作れなかった広島だったが、20分に一瞬の隙を突かれる展開に。中央でシャウワル・アヌアールが繋ぐと、前に出た荒木隼人の裏を突いてフリーで受けたレナルト・ティが巧みなコントロールからシュート。ゴール左に綺麗に決まり、ライオン・シティ・セーラーズがリードを4点に広げた。 厳しい状況に立たされた広島だが、攻めるしかない状況。すると34分、ゴール正面のやや離れた位置でFKを獲得すると中島洋太朗が右足で直接狙うと、壁の上を越えたシュートが左隅に決まり、まずは1点を返す。 攻め続ける広島は43分、右サイドからの中野就斗の左足のクロスを、ボックス内で加藤陸次樹がバイシクルシュート。枠を捉えたが、GKの正面に飛びゴールとはならない。 1-1のタイスコアで終えた前半。広島はハーフタイムで中野を下げて、新井直人を投入。右サイドの活性化を図っていく。 しかし51分にまさかのアクシデント。ジャーメイン良がベイリー・ライトとのポジション争いで小競り合い。主審はヒジ打ちを取ってジャーメイン良にレッドカードを出して一発退場。相手のライトにはイエローカードが出された。 最低でもあと3点が必要な中で数的不利にもなった広島。55分にはロングボールを荒木がミスキック。ティが奪って広島ゴールに独走するが、GK大迫敬介が対応して事なきを得る。 広島は61分、荒木、東、田中聡を下げ、山﨑大地、菅、川辺駿を投入、[3-4-2]のシステムで戦っていく。攻勢を止めない広島。両サイドを使っていく中、68分には左サイドを仕掛けた加藤がボックス内に持ち込みシュート。しかし、これは枠に飛ばない。 終盤は佐々木をトップに配置し、攻め込んでいく広島だが、その佐々木を生かすプレーはなかなか出せず。それでも82分には左サイドからのクロスをボックス内で越道草太が頭で繋ぐと、フリーの加藤がボックス内でボレーを狙うが、まさかの空振り。チャンスを活かせない展開が続く。 90分には左CKから新井がクロスを入れると、これが右ポスト直撃。こぼれ球を佐々木がシュートも相手のブロックに遭うことに。最後までリスクを冒しての攻撃を続けた広島だったが、決定的なシーンを生かせずに1-1のドロー。没収試合が大きく響き、2戦合計4-1で敗れ、ベスト8で敗退。ACL2の初代王者の夢は潰えることとなった。 ライオン・シティ・セーラーズ 1-1(AGG:4-1) サンフレッチェ広島 【LCS】 レナルト・ティ(前20) 【広島】 中島洋太朗(前34) <span class="paragraph-title">【動画】18歳MF中島洋太朗の華麗な直接FKがゴール左に吸い込まれる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1899803293787767014?ref_src=twsrc%5Etfw">March 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.12 22:59 Wed2
広島に緊急事態の可能性? ACL2で6ゴール大勝が0-3の敗戦になる可能性…出場資格ない選手を起用か
AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の準々決勝1stレグで6-1と大勝したサンフレッチェ広島。しかし、大問題が発生する可能性があるようだ。シンガポール『The Straits Times』が伝えた。 広島は5日、ACL2でライオン・シティ・セーラーズとホームで対戦。ジャーメイン良の2ゴールなど、6-1で大勝を収めていた。 2ndレグに向けて大きなリードを奪い、ベスト4入りはほぼ確実にしたとも言える中、想定外の衝撃がチームを襲う可能性があると報道。出場資格がない選手を起用ていた可能性が浮上している。 『The Straits Times』によれば、問題となっているのは新加入のFWヴァレール・ジェルマン。マッカーサーから2月27日に加入すると、ライオン・シティ・セーラーズ戦の69分から途中出場すると、74分に移籍後初ゴールを記録し勝利に貢献していた。 明治安田J1リーグでは、Aリーグ・メンで課されてた2試合の出場停止を消化するためにまだ出場ができない中、ACL2でも出場停止が消化されていない可能性があるという。 ジェルマンは、2024年2月に行われたAFCカップのASEAN地区予選決勝のセントラル・コースト・マリナーズ戦に出場。2-3で試合は敗れていた。 試合中にレッドカードなどは出されていなかったものの、試合後に騒動が発生。アジアサッカー連盟(AFC)は、2024年3日に遡及的な処分を下し、ジェルマンが相手選手を平手打ちしたとして3試合の出場停止処分を下していた。 今シーズンからAFCカップはACL2へと生まれ変わった一方で、ジェルマンはこのセントラル・コースト・マリナーズ戦後にAFCの大会には出場しておらず、この3試合出場停止が消化されていないというもの。本来であれば、ライオン・シティ・セーラーズ戦は出場停止ではないかという主張がある。 AFCの規定では、出場停止処分に関しては「同じカテゴリーのサッカーの大陸大会における個人の次の公式クラブ試合」まで持ち越されると規定されており、出場資格がない選手を起用したとなれば当該試合は没収試合に。6-1での勝利が、0-3での敗戦になる状況だ。 すでにこの件はAFCにも通知されており、調査が始まっているとのこと。2ndレグまで時間がない中で、広島の立場が一変する可能性も出てきている。 <span class="paragraph-title">【動画】広島が6ゴール大勝!ジェルマンも加入後初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gr7wl1o_ed4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.07 19:30 Fri3
「確認が不十分だった」広島がACL2で出場資格ないジェルマンの起用を謝罪…0-3からの巻き返しなるか
サンフレッチェ広島は8日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)で受けた懲罰処分について報告した。 広島は5日、ACL2準々決勝第1戦のライオン・シティ・セーラーズ戦で6-1と大勝。準決勝進出に大きく近づいていた。 しかし、この試合でデビューを果たしゴールを決めたヴァレール・ジェルマンは、アジアサッカー連盟(AFC)から過去に3試合の出場停止処分を受けていたもののこの試合に出場。出場資格のない選手を起用したとして、広島に処分が下り、この試合が没収試合に。0-3での敗戦となっていた。 広島は没収試合になるほか、1000ドル(約14万8000円)の罰金処分に加え、ACL2参加報酬の16万ドルの50%に当たる8万ドル(約1200万円)が支払われないこととなった。 広島は今回の件を受け謝罪した。 「今回の事案について確認が不十分であったため、出場停止対象者を出場させてしまったことについて、皆様に多大なご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」 「今後このような事態が起きぬよう、再発防止に努めると共に、関係各所と連携して取り組んでまいります」 2025.03.08 22:40 Sat4
広島が出場資格なしのジェルマン起用でAFCから処分、6-1大勝のACL2は没収試合で0-3敗戦となり2ndレグへ
アジアサッカー連盟(AFC)は8日、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)を戦うサンフレッチェ広島に対しての処分を決定。準々決勝・1stレグのライオン・シティ・セーラーズ戦が没収試合となり、0-3での敗戦扱いとなることとなった。 広島は5日、ACL2準々決勝1stレグでホームにライオン・シティ・セーラーズを迎えた。 試合は、ジャーメイン良や新加入のヴァレール・ジェルマンなどのゴールで6-1と大勝。ベスト4行きをほぼ確実なものにしたと思われた。 しかし、この試合でゴールを記録したジェルマンに出場資格がなかったと報道。ジェルマンは、2024年2月に行われたAFCカップのASEAN地区予選決勝のセントラル・コースト・マリナーズ戦に出場。2-3で試合は敗れていたが、試合後に騒動が発生。ジェルマンは3試合の出場停止処分を受けていた。 ただ、その後所属のマッカーサーはAFCの大会に出場せず。そのまま退団し、2月27日に広島へ完全移籍。リーグ戦は2試合の出場停止処分の消化をしていたが、ACL2でデビューを果たしていたが、こちらも出場停止の対象試合だとされていた。 AFCによれば、やはりジェルマンは出場停止中だったとのこと。その中で広島は試合に起用したということで、AFC 懲戒倫理規定56条および、AFC2大会規則26条に違反。その結果、この試合は没収試合となり、0-3でライオン・シティ・セーラーズが勝利した扱いとなった。 なお、広島は30日以内に1000ドル(約14万8000円)の罰金を支払う義務がある。 また、この違反により、ACL2参加報酬の16万ドル(約2400万円)の50%が広島に支払われないものとなり、支払い済みの場合は広島が返金しなければいけない。 ジェルマンはこの試合で3試合出場停止のうちの1試合を消化したものとなり、広島は再び違反した場合はより重い処分を受けるという。 2ndレグは12日にアウェイで開催。広島は3点ビハインドの状態で戦うこととなるが、4点差をつけて勝利すればベスト4に進めることとなる。 <span class="paragraph-title">【動画】広島が6ゴール大勝!ジェルマンも加入後初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="gr7wl1o_ed4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.08 21:18 Sat5