ベリンガムがリーグ6戦連発も2位マドリーは格下ラージョと3-3の壮絶ドロー【ラ・リーガ】
2024.12.15 07:15 Sun
レアル・マドリーは14日、ラ・リーガ第17節でラージョ・バジェカーノと対戦し3-3の引き分けに終わった。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節のアタランタ戦を打ち合いの末に勝利した2位マドリーは、その試合からスタメンを3人変更。負傷したムバッペやヴィニシウス、セバージョスに代えてロドリゴ、モドリッチ、ギュレルをスタメンで起用した。
前節のバレンシア戦でリーグ戦4試合ぶりの白星を飾った12位ラージョに対し、マドリーは開始早々に失点する。4分、右サイド深くまでドリブルで切り込んだデ・フルートスのクロスをファーサイドのウナイ・ロペスがヘディングでゴール右に流し込んだ。
その後は1点を追うマドリーがやや押し込む展開なるが、要所で集中した守りを見せるラージョ守備陣に苦戦すると、36分にはイシの右CKからゴール前のムミンにヘディングを叩き込まれ、追加点を奪われた。
リードを広げられたなマドリーだったが、その3分後に1点を返す。39分、ギュレルのパスをバイタルエリア手前で受けたバルベルデが少し持ち上がり右足一閃。低弾道の弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さった。
2-2で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマドリー。56分、ギュレルのパスを受けたロドリゴがボックス左手前から左足を振り抜くと、DFラティウにディフレトしたボールがゴール左上に突き刺さった。
逆転に成功したマドリーは、63分にブラヒム・ディアスを下げてヴィニシウスを投入したが、直後に失点を許す。64分、直接FKのこぼれ球をボックス左横で拾ったアルバロ・ガルシアのバックパスを受けたルジューヌがゴールに向かうクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したイシが左足で押し込んだ。
その後互いに選手を入れ替えてゴールを目指すなか、マドリーは84分にチャンス。ドリブルで中央を持ち上がったベリンガムのラストパスを受けたヴィニシウスがボックス左から縦に切り込みシュート。しかし、これは相手GKに弾かれて、枠を外した。
終盤にかけても互いにゴールへ迫る場面を作ったが、最後までスコアは動かず。試合は3-3でタイムアップ。一度は逆転に成功したが、逃げ切れなかったマドリーは 勝ち点1獲得に留まり、首位バルセロナにプレッシャーをかけることはできなかった。
ラージョ 3-3 レアル・マドリー
【ラージョ】
ウナイ・ロペス(前1)
アブドゥル・ムミン(前36)
イシ・パラソン(後19)
【レアル・マドリー】
フェデリコ・バルベルデ(前39)
ジュード・ベリンガム(前45)
ロドリゴ・ゴエス(後11)
前節のバレンシア戦でリーグ戦4試合ぶりの白星を飾った12位ラージョに対し、マドリーは開始早々に失点する。4分、右サイド深くまでドリブルで切り込んだデ・フルートスのクロスをファーサイドのウナイ・ロペスがヘディングでゴール右に流し込んだ。
リードを広げられたなマドリーだったが、その3分後に1点を返す。39分、ギュレルのパスをバイタルエリア手前で受けたバルベルデが少し持ち上がり右足一閃。低弾道の弾丸シュートがゴール左隅に突き刺さった。
さらにマドリーは、前半終了間際の45分にもドリブルで持ち上がったリュディガーのパスをボックス左横で受けたロドリゴのクロスをベリンガムがヘディングでゴール右隅に流し込み、試合を振り出しに戻した。
2-2で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはマドリー。56分、ギュレルのパスを受けたロドリゴがボックス左手前から左足を振り抜くと、DFラティウにディフレトしたボールがゴール左上に突き刺さった。
逆転に成功したマドリーは、63分にブラヒム・ディアスを下げてヴィニシウスを投入したが、直後に失点を許す。64分、直接FKのこぼれ球をボックス左横で拾ったアルバロ・ガルシアのバックパスを受けたルジューヌがゴールに向かうクロスを供給すると、ゴール前に抜け出したイシが左足で押し込んだ。
その後互いに選手を入れ替えてゴールを目指すなか、マドリーは84分にチャンス。ドリブルで中央を持ち上がったベリンガムのラストパスを受けたヴィニシウスがボックス左から縦に切り込みシュート。しかし、これは相手GKに弾かれて、枠を外した。
終盤にかけても互いにゴールへ迫る場面を作ったが、最後までスコアは動かず。試合は3-3でタイムアップ。一度は逆転に成功したが、逃げ切れなかったマドリーは 勝ち点1獲得に留まり、首位バルセロナにプレッシャーをかけることはできなかった。
ラージョ 3-3 レアル・マドリー
【ラージョ】
ウナイ・ロペス(前1)
アブドゥル・ムミン(前36)
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【レアル・マドリー】
フェデリコ・バルベルデ(前39)
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レアル・マドリーのウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデが驚愕のシュートを放った。 7日にバジェカスで行われたラ・リーガ第13節のラージョ・バジェカーノ戦を2-3で落とし、今シーズンリーグ戦初の黒星を喫したマドリー。バルベルデはフル出場を果たしていた。 ラージョ戦の後半アディショナルタイムにはこんな珍事が。1点を追いかけるマドリーが左CKを獲得すると、マルコ・アセンシオのキックのこぼれ球がバルベルデのもとへと転がる。 バルベルデは難しい体勢からダイレクトでシュートを放ったが、上手く捉えられなかったボールは枠の大きく上を飛んでいくと、そのままゴール裏のないスタジアムを越え、隣接しているマンションの一室へと吸い込まれていった。 バルコニーで観戦していた家主は試合の動画を撮影していたようで、シュートが向かってくる瞬間もリアルタイムで撮影。その動画には、「そこゴールちゃう、家や」、「どこまで飛ばすんだ」といったコメントのほか、「この部屋住みたい」、「試合見放題じゃん」とサッカーファンにとっては好立地の物件を羨む声が上がっている。 なお、このボールはさすがにボールボーイも回収できず、住民がゲットしたようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】シュートが一直線に向かってくる!マンションの住民が実際に撮影していた映像</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">¿Te imaginas que un balón chutado por Fede Valverde entre por tu terraza y acaba en tu salón? <br><br>Ayer ocurrió. Hamza estaba viendo el Rayo - Real Madrid desde su balcón y...<br><br>Entramos en su casa para que nos lo cuente él mismo. <br><br> <a href="https://t.co/awKGahVOco">https://t.co/awKGahVOco</a> <a href="https://t.co/sT8JNuVyPo">pic.twitter.com/sT8JNuVyPo</a></p>— Relevo (@relevo) <a href="https://twitter.com/relevo/status/1589947999899504640?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.09 12:05 Wed2
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed3
モウリーニョ監督、レアル時代に衝突のカシージャス氏引退に「最も偉大なGKの1人」
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が現役引退を表明した元スペイン代表GKのイケル・カシージャス氏との関係性について言及した。スペイン『アス』が伝えた。 昨年5月に所属するポルトでの練習中に心臓発作を起こしたカシージャスは、事実上の引退状態だった中、4日に現役引退を正式に発表。22年間の現役生活に幕を下ろした。 そんなカシージャス氏はマドリーで公式戦通算725試合の出場を誇るも、モウリーニョ監督の下では守護神の座を外されることに。その結果、両者には軋轢が生じていたとされた中、ポルトガル人指揮官はカシージャス氏の引退について言及した。 「彼の知性と完成度はに対し、常に互いをリスペクトしてきた。数年後には良い友人になれたことを意味していた」 「素晴らしいGKであり、素晴らしい男だ。レアル・マドリーの歴史、スペインの歴史、サッカーの歴史の中でも最も偉大なGKの1人だ。彼とともに、我々は全ての記録を破ってリーグ戦を優勝した」 「私が下した判断により、我々の間には難しい時期もあった。他の選手を守護神に指名したのは個人的な決定ではなく、プロとしての決定だった」 また、カシージャスが心臓発作で倒れた際にもメッセージを送っていたというモウリーニョ監督。当時は衝突していたことを認め、その関係は修復していると強調した。 「誰もが知っている。私がチームから彼を外すと決めた時に対立していた。それは自我の衝突ではなく、マドリーのキャプテンとマドリーの監督としての対立だった。この決定をするのは簡単ではなかった」 「彼もまたこれを受け入れるのに簡単ではなかった。しかし、我々の関係はポジティブだ。多くの人が考えているようなものではない」 2020.08.05 16:00 Wed4
カシージャスの心臓発作後に最初に連絡を入れたのはモウリーニョ! 「最初に心配してくれた人」
かつてレアル・マドリー、スペイン代表で活躍したイケル・カシージャス氏が、昨年の心臓発作後にジョゼ・モウリーニョ監督から最初に連絡を受けていたことを明かした。 これまでマドリー、スペイン代表で多くのトロフィーを獲得した世界屈指の名GKだったカシージャス氏は、自身最後の所属先となったポルト時代の昨年5月に心臓発作を起こした。その後、同年11月に練習復帰を果たしたものの、実戦復帰を果たせぬまま、今年8月に現役引退を発表した。 <div id="cws_ad"><br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI4VVVPckFSTCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> また、カシージャス氏によると、自身に心臓発作が起こった数週間後には妻であるサラ・カルボネロさんにも卵巣がんが見つかり、治療を受ける必要があり、同時期はカシージャス一家にとって非常に困難な時期だったという。 そういった苦境の中、カシージャス氏には世界中のフットボールコミュニティから多くの励ましの声が届いていたが、いの一番に連絡をくれたのは、マドリー時代に確執が公のものとなっていたモウリーニョ監督という意外な人物だった。 モウリーニョ監督はマドリーを率いた時代に、当時“アンタッチャブル”と思われていたカシージャス氏から守護神の座をはく奪し、実績で大きく劣るGKディエゴ・ロペスを起用。だが、その数年後には両者の関係は修復され、良好な関係を築けている。 今回、スペイン『ESPN Deportes』のインタビューに応じた元スペイン代表GKは、自身と妻に対するポルトガル人指揮官からの思いやりある行動を明かしている。 「(病気を経験して)以前は親しくなかった人たちとも親しくなれる」 「多くの人は知らないだろうけど、例えば、私の昔の監督であるモウリーニョが最初に私の身に起こったことを心配してくれた人だった。その後、彼は私の妻のことも心配してくれたんだ」 また、カシージャス氏は心臓発作を経験したことにより、自身の人生観にも大きな変化が生まれたことを認めている。 「長い間会っていなかった人たちと再会したよ。これまでよりも普通の日常を大切にしていると思う」 「明日や来週に何をすべきかを考えるのに悩まされることはないよ。今日が何をもたらすのかを考え、その瞬間をより楽しむことが重要なんだ」 「私は多くの部分でとても幸運だったと思っているが、多くの人はそうではない。あの日は絶対に死ぬと思っていたし、あの経験が私に多くのことを考え直させた。自分が特権を与えられている幸運な人間であることを思い知らされたよ」 2020.10.11 14:50 Sun5

