35歳ペリシッチのPSV加入が決定! 「ダンフリースに助言を求めてみて正しいステップだと確信」

2024.09.18 23:24 Wed
【動画】ペリシッチがさっそくPSVユニ姿でインタビューに応じる!

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監督キャリアで苦労絶えぬガットゥーゾ…今季はひと味違う? 新天地クロアチアで“ハード過ぎる3カ月”を乗り越えて首位に

“闘犬”ジェンナーロ・ガットゥーゾが、監督キャリア初となるリーグ優勝へ前進中だ。 現役時代はミランでセリエA制覇にチャンピオンズリーグ(CL)制覇、そしてなんと言っても、イタリア代表の一員として2006年ワールドカップ(W杯)を制したガットゥーゾ氏。 しかし、監督キャリアは苦労が絶えず。 大きく低迷していたナポリをコッパ・イタリア制覇に導き、暗黒時代を彷徨っていたミランをある程度のレベルまで立て直した功績こそあれど、実は2シーズン以上指揮を執ったことが一度もない。タイトルも前述の1つである。 今季からは、クロアチア1部のハイドゥク・スプリトと2年契約。ディナモ・ザグレブの1強時代に終止符を打つことが期待された格好だ。 ただ、さっそく初陣の試合内容を巡って地元記者と大ゲンカし、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)はスロバキアのチームに敗れて予選敗退…35歳イバン・ペリシッチが自分勝手に風紀を乱して契約解除となり、自身を招聘したニコラ・カリニッチSDは解任された。これらは全て、就任から3カ月以内の出来事である。 それでも、国内リーグは絶好調。 もちろんまだまだ序盤戦だが、第11節を終えて8勝3分け0敗の首位。すでに4失点が2試合など守備力が大きく低下したディナモ・ザグレブを尻目に、手堅いサッカーを展開するガットゥーゾ監督のチームは11試合6失点と、今のところ大きなスキがないという。 その手堅さゆえ、「つまらない」と不満を抱くファンもいるとは、地元紙『Slobodna Dalmacija』の主張。 それでもここ最近は試合を追うごとにホームゲームの観客動員が増えており、04-05シーズン以来20年ぶりとなるリーグ制覇へ、ガットゥーゾ監督にとっては監督キャリア初のリーグ制覇へ、視界良好のハイドゥク・スプリトだ。 <span class="paragraph-title">【動画】マルディーニの命令だけは素直に聞くガットゥーゾ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Gennaro Gattuso only listens to Maldini. <a href="https://t.co/ZpoEmwx8Gs">pic.twitter.com/ZpoEmwx8Gs</a></p>&mdash; Historic Vids (@historyinmemes) <a href="https://twitter.com/historyinmemes/status/1781860403393474638?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.28 15:10 Mon
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“ペリシッチの乱”から重たい空気漂うハイドゥク・スプリト…まさかのECL予選敗退でガットゥーゾ監督も地元紙も戦意喪失?

ハイドゥク・スプリトのクラブ内外が、この上なく重たい空気に包まれている模様だ。 王者ディナモ・ザグレブの一強体制に終止符を打つべく、20年ぶりのリーグ優勝を成し遂げるべく、今季からジェンナーロ・ガットゥーゾを新監督に迎え入れたハイドゥク・スプリト。 ところが、シーズン頭から闘犬ガットゥーゾが地元記者とバトル(すぐに和解)を繰り広げ、イバン・ペリシッチ35歳が自分勝手な理由で風紀を乱し、この重鎮は遅かれ早かれ退団へ向かうとニコラ・カリニッチSDが公言する。 カリニッチSDは同時に「極めて良くない雰囲気がクラブ内で醸成されている」とも。今季加入の人格者イバン・ラキティッチでさえどうしようもないほど、ペリシッチの一件が大きくなってしまっているということか。 今季最初の2試合となったヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)予選2回戦は危なげなく突破も、国内リーグは開幕2試合で1勝1分け。 堅守をウリにするガットゥーゾ・サッカーが「退屈」との風潮がファンに広がり、開幕2連勝を逃した時点で不満も広まっているのだ。 そして、16日のECL予選3回戦2ndレグ、スロバキア1部のルジョムベロクにホームで0-1と対戦。アウェイ1stレグで0-0だったなか、2戦合計0-1で予選敗退が決まってしまった。 地元紙『Slobondna Dalmacija』は「悲しみ、嘆きと恥、おやすみなさい」と詩を紡ぐかのごとく敗戦を伝え、スロバキア1部昨季5位でタイトル獲得歴もない「誰も知らないチーム」に敗れた事実にひいき精神を完全喪失。 試合後、ガットゥーゾ監督は「今日は90分間ずっと苦しんだ印象だ。この敗戦を前向きに捉えなければならない…時に痛みを伴うのがサッカーだ」と短く総括。耳の痛い質問を繰り出す現場記者に激昂する覇気は消えていたそうだ。 また、自身の進退について問われてもなお、落ち着いたトーンでこう答えたそうだ。 「戦う準備のできていない若い選手がいる。2つの大会を並行するチームではなかったということだ。私は次のリーグ戦も指揮を執るよ。泣く余裕もないし、頭を上げて次へ進む」 早々と欧州カップ戦を去ったハイドゥク・スプリトに残されたのは、国内の戦いのみ。ある意味、20年ぶりのリーグ優勝へ身も心も楽になったと捉えるべきか。 今季ホームゲーム3試合で早くも観客動員が減少に転じているなか、ガットゥーゾ監督はクラブの状況を好転させられるか…。 <span class="paragraph-title">【動画】キレッキレだった、若かりし頃の闘犬ガットゥーゾ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">AC Milan boss Gennaro Gattuso after doing his scouting for the Arsenal tie <a href="https://t.co/ngIqcJCU1v">pic.twitter.com/ngIqcJCU1v</a></p>&mdash; ODDSbible (@ODDSbible) <a href="https://twitter.com/ODDSbible/status/967021009609076736?ref_src=twsrc%5Etfw">February 23, 2018</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.17 14:30 Sat
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迷走するクロアチア1部強豪がカリニッチSDを3カ月で更迭…2018年W杯で“追放”された名手

クロアチア1部のハイドゥク・スプリトが10日、スポーツ・ディレクター(SD)のニコラ・カリニッチ氏(36)を更迭。在職期間107日で袂を分かつ決断に至った。 カリニッチ氏は現役時代にハイドゥク・スプリトでプロデビューし、23-24シーズンでの引退も最後はハイドゥクで。脂が乗っていたころはフィオレンティーナやミラン、ローマ、アトレティコ・マドリーなどに所属した。 クロアチア代表としても通算42試合15得点のストライカーだったが、なんといっても印象深いのは「追放」の件。 2018年ロシアW杯で初戦の途中出場を拒否し、グループの輪を乱す行動として強制帰国。準優勝チームの一員とはなれず、そこから代表復帰することもなくキャリアを終えた。 そんなカリニッチ氏が夏で引退し、そのままクラブの要職に就いたことは現地でも驚きに。ハイドゥクはジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督を招聘し、イバン・ラキティッチが加入と、大きな期待とともに今季を迎えた。 しかし、ECL予選敗退に始まり、重鎮イバン・ペリシッチがかつてのカリニッチ氏と同じように不満分子となって追放・契約解除…現状リーグ戦では開幕5試合無敗の3位だが、「なんといっても空気が悪い」と伝えられる。 今回、カリニッチ氏の解任は、SDとしての能力どうこうより、経営陣との関係悪化が根底にあったとクロアチア『Slobodna Dalmacija』はレポート。任命したばかりのSDを3カ月で解任とは、なんともお粗末な判断の連続である。 今日現在も不穏な空気が蔓延していそうなハイドゥク・スプリト。ガットゥーゾ監督の堅実なサッカーも、20年ぶりのリーグタイトル奪還を求めるファンの間で不人気だそうだ。 2024.09.11 15:35 Wed
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“不満分子”ペリシッチが18年ぶり帰還の古巣ハイドゥクを半年余りで退団へ…カリニッチSDが声明「クラブの雰囲気が悪い」

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アーセナルにリベンジ果たしたPSVファン・ニステルローイ監督「我々ははるかに危険だった」

PSVのルート・ファン・ニステルローイ監督が、アーセナル戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 PSVは27日、ヨーロッパリーグ(EL)グループA第5節でアーセナルと対戦した。 勝利すればグループステージ突破の可能性があった試合。1週間前にアウェイで敗れたアーセナル相手に、PSVは立ち上がりから押し込んでいく。 タイトな守備とプレスをかけることでアーセナルにボールを回させず、攻撃の形を作らせない。前半はネットを揺らすもオフサイドで取り消されていたが、55分にジョエイ・フェールマンがネットを揺らして先制に成功する。 さらに63分には、GKアーロン・ラムズデールがクロスをパンチングミス。これをルーク・デ・ヨングが決め2-0。そのまま反撃を許さずに勝利。ボデ/グリムトがチューリヒに敗れたことで、グループステージ突破が決まった。 ファン・ニステルローイ監督は前半は難しかったとしながらも、後半はかなり良くなったと振り返った。 「前半は簡単ではなかった。ボールを追いかけすぎて、多くの選手がエネルギーを使い果たしているのを見た」 「後半はかなり良くなっていた。我々は彼らにプレッシャーをかけたが、我々ははるかに危険で、譲ることはあまりなかった」 また、この試合でも素晴らしいパフォーマンスを見せたオランダ代表MFシャビ・シモンズを称賛。オランダ代表MFアンワル・エル・ガジと組ませることで、ポリバレントな活躍を見せられたとした。 「彼は様々なポジションでプレーすることができる。アーセナルの戦術に応じて、彼とアンワル(・エル・ガジ)を入れ替えることができた。だから今日は彼と組ませた」 「それが彼の多様性だ。10番(トップ下)、9番(CF)、7番(右ウイング)、11番(左ウイング)、6番(インサイドハーフ)でもプレーできる」 さらに、復帰してからの初ゴールを決めたオランダ代表FWルーク・デ・ヨングについても言及。先発をさせるリスクは負えなかったが、離脱中の努力が報われたと喜んだ。 「(ルーク・)デ・ヨング、(ノニ・)マドゥエケ、マウロ・ジュニオールは、先発できなかったし、彼らや他の選手にリスクは負わせたくなかった」 「ルークのヘディングのやり方、そしてケガからの復帰には驚くべきものがある。ただ、彼が離脱していた数カ月間、どれだけ懸命に取り組んできたかを知っている」 「彼は偉大なプロであり、比較的早く元のレベルに到達することができるだろう」 2022.10.28 11:35 Fri
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.30“ヒディンク第2次政権”国内2冠/PSV[2004-05]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.30</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/PSV 〜ヒディンク第2次政権〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05PSV.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:フース・ヒディンク(58) 獲得タイトル:エールディビジ、KNVBカップ 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">充実のシーズン</div> オランダの強豪クラブとして輝かしい実績を誇るPSVは2002年夏、同年に開催された日韓ワールドカップで韓国代表をベスト4に導いたヒディンク監督を招へい。1988年のチャンピオンズカップ(現CL)制覇などクラブに数々のタイトルをもたらしたオランダ人監督に再び指揮を委ねた。 ヒディンク第2次政権の初年度にエールディビジを制覇したチームは、2004年夏にロッベンなどの主力数人を放出。ただ、GKゴメスやアレックス、ファルファン、ビーズリーといった活きの良い若手を獲得した上に、バルセロナで実績を残したコクーを6年ぶりに復帰させた。これに伴い、ヒディンク監督は若手とベテランがうまく融合した好チームを作り上げる。 そして2004-05シーズン、PSVはCLで好成績を残す。グループステージをアーセナルに次ぐ2位で突破すると、モナコとリヨンを破って1996-97シーズンのアヤックス以来となるオランダ勢のベスト4進出を果たした。 そして、イタリアの強豪・ミランと対戦した準決勝は名勝負となる。アウェイでの1stレグを0-2で落としたPSVは、ホームで開催された2ndレグでパク・チソンとコクーのゴールで2点を奪い、2戦合計スコアをタイとする。しかし、後半アディショナルタイムにアンブロジーニにゴールを奪われて失点。残り数分で2点を奪わなければならなくなったPSVは、直後にコクーの見事なゴールで1点を返したが反撃もここまで。2戦合計スコアを3-3としたが、アウェイゴール差で敗退となった。 CLで躍進したPSVは、国内リーグで圧巻の強さを見せて首位を独走し、エールディビジの王座を奪還。さらに、KNVBカップも制覇して国内2冠を達成するなど、充実のシーズンを送った。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヒディンク仕込みのアタッキングフットボール</div> ヒディンク監督に率いられたPSVは、粋の良い若手と経験豊富なベテランがうまく融合し、攻守にアグレッシブなフットボールを展開した。その中で、チームのストロングポイントは中盤の3枚。コクーを中心にファン・ボメルやフォーゲルといった中堅が攻守にわたって気の利いたプレーを見せて、チームに安定をもたらした。 また攻撃では、191cmの身長を持つフェネホール・オフ・ヘッセリンクの高さを生かすべく、パク・チソンやファルファン、ビーズリーらのサイドアタックや中盤からの飛び出しで攻撃を仕掛けた。そのため、コクーやファン・ボメルが10ゴール以上を記録し、ウイングプレイヤーがそれぞれ9ゴールを挙げる活躍を見せた。 守備陣もアレックスやボウマを軸に安定したパフォーマンスを披露。両サイドバックを務めたオーイエルとイ・ヨンピョは堅実な守備を見せた。最後尾に控えたGKゴメスは、ビッグセーブを連発して失点を最小限に抑えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFフィリップ・コクー(34)</span> GK以外のポジションをこなす左利きのオールラウンダー。バルセロナで主力として活躍したコクーは、古巣のPSVに復帰して以降も攻守に絶大なる存在感を放って、若手が多いチームをまとめ上げた。2008年に引退した後、PSVの監督も務めた。現在はトルコのフェネルバフチェの監督を務めている。 2019.04.18 12:00 Thu
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【ECLプレビュー】セルティックは難敵ボデ/グリムトと激突! ラウンド16進出を懸けたPO初戦

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝トーナメントのプレーオフ1stレグが17日に開催される。ECLグループステージ2位通過8チームと、ヨーロッパリーグ(EL)の3位敗退8チームで争われるプレーオフ初戦の展望を、注目カードを中心に紹介していく。 ◆ECLプレーオフ1stレグ ▽2/17(木) 《26:45》 PSV vs マッカビ・テルアビブ フェネルバフチェ vs スラビア・プラハ ミッティラン vs PAOK ラピド・ウィーン vs フィテッセ 《29:00》 マルセイユ vs カラバフ レスター・シティ vs ラナース セルティック vs ボデ/グリムト スパルタ・プラハ vs パルチザン ◆注目セルティックはローマ撃破の難敵と激突 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220216_101_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今回のプレーオフで最も注目を集めるのが、前横浜F・マリノスの指揮官であるアンジェ・ポステコグルー監督が率い、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介の日本人4選手を擁するセルティック。 レバークーゼン、ベティスに屈して、惜しくもELグループGを3位でフィニッシュしたスコットランドの雄は、今シーズンから新設されたECLのタイトル獲得を目指す。そして、ラウンド16進出を懸けたプレーオフでは、グループステージで優勝候補ローマを6-1で破ったノルウェーの強豪ボデ/グリムトと対戦する。 古橋が負傷離脱中も今冬に加入した旗手、前田の活躍が光り、国内リーグでは破竹の7連勝で首位奪還に成功したセルティックは、パフォーマンスレベルも非常に高い。一方、ボデ/グリムトは今冬にFWボッタイム、MFベルグ、DFビョルカン、DFローデら主力が相次いで新天地を求めており、グループステージを戦った時点よりもスカッドのレベルが低下しており、セルテイック優位と見て問題ないはずだ。 なお、今回の初戦に向けては離脱中の古橋に加え、登録メンバー外の井手口が欠場となるが、旗手と前田のヨーロッパデビューは濃厚だ。初のUEFAコンペティションでもリーグ戦同様のインパクトを期待したい。 ◆堂安PSVと北川ラピドが参戦 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220216_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セルティック以外ではPSVのMF堂安律と、ラピド・ウィーンのFW北川航也が今プレーオフに参戦する。 エールディビジではアヤックスと優勝争いを繰り広げるPSVだが、ELグループステージではモナコ、レアル・ソシエダに屈し、無念の3位敗退となった。そして、今回のプレーオフではイスラエル勢のマッカビ・テルアビブと対戦する。 今シーズンここまで公式戦21試合6ゴール2アシストと主力として活躍する堂安は、直近に行われたフィテッセ戦で2022年初ゴールを記録。良い状態で今回の初戦に臨めるはずだ。 一方、ウェストハム、ディナモ・ザグレブと同居したELグループHを3位で終えたラピド・ウィーンは、ECLグループステージでトッテナムを退けて2位通過したフィテッセと対戦する。 堂安と異なり、今季ここまでは公式戦19試合に出場しているものの、先発出場がわずか3試合に留まるなど、苦境が続く北川は今回の一戦でもベンチスタートが濃厚だ。 日本人選手所属クラブ以外ではレスター・シティ、マルセイユの強豪2クラブに注目。 ELグループステージ3位敗退後に「正直、あの大会が何なのかさえ知らない」と、ECLに対する率直過ぎる感想を残して話題を集めたロジャーズ監督率いるチームは、デンマークのラナースを相手にラウンド16進出を目指す。相手との力の差、中位以下に沈むリーグ戦での現状を鑑みれば、大幅なターンオーバーが見込まれるが、格下相手にきっちり勝ち切れるか。 同じくELグループステージで苦杯を舐めたマルセイユだが、国内リーグではパリ・サンジェルマンに次ぐ2位と好調を維持。アゼルバイジャンのカラバフとの対戦では、長距離移動を強いられる2ndレグで主力を温存するため、今回の1stレグで大差を付けての勝利を目指すことになりそうだ。 2022.02.17 18:30 Thu