PSVがバイエルンから米代表MFティルマンを1年レンタルで獲得
2023.08.11 07:01 Fri
PSVは10日、バイエルンからアメリカ代表MFマリク・ティルマン(21)を1年間のレンタル移籍で獲得した。
オランダの名門への移籍が決まったティルマンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。
「スチュワートSDとは良い関係を築けているし、ピーター・ボス監督もPSVに来る大きな理由だった。僕は攻撃的で、相手にスペースを与えない彼のスタイルが好きなんだ。元チームメイトのマタイス・デ・リフトも監督とPSVを称賛している。美しい街で、素晴らしい環境を見つけることができたよ」
「僕はボールを持ってプレーするのが大好きで、常に敵陣でプレーしたいと思っている。得点は最高の喜びだけど、美しいアシストも楽しいよ」
また、背番号「10」を着用することになったことについては「ずっと憧れていた番号なので、とてもうれしいです」とコメントしている。
2021-22シーズンは4部リーグに属するバイエルンⅡを主戦場にプレーしたが、昨季はレンジャーズにレンタル移籍すると、すぐに定位置を掴み公式戦43試合で12ゴールを5アシストを記録していた。
攻撃的MFを主戦場にセンターフォワードやセントラルMFでもプレー可能な187cmのMFは、テクニック、判断力、フィジカル能力をバランス良く備えた万能型。また、アンダー年代では一貫してドイツ代表でプレーしてきたものの、昨年6月にアメリカのフル代表デビューを飾り、これまで4試合に出場している。
オランダの名門への移籍が決まったティルマンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。
「スチュワートSDとは良い関係を築けているし、ピーター・ボス監督もPSVに来る大きな理由だった。僕は攻撃的で、相手にスペースを与えない彼のスタイルが好きなんだ。元チームメイトのマタイス・デ・リフトも監督とPSVを称賛している。美しい街で、素晴らしい環境を見つけることができたよ」
また、背番号「10」を着用することになったことについては「ずっと憧れていた番号なので、とてもうれしいです」とコメントしている。
アメリカ人の父とドイツ人の母の元で、ニュルンベルクで生まれたティルマンは、グロイター・フュルトの下部組織から13歳でバイエルンのアカデミーに加入。その後、ユースレベルでの活躍を経て、2021年8月に行われたDFBカップのブレマーSV戦でトップチームデビューを飾り、同試合では初ゴールも挙げていた。
2021-22シーズンは4部リーグに属するバイエルンⅡを主戦場にプレーしたが、昨季はレンジャーズにレンタル移籍すると、すぐに定位置を掴み公式戦43試合で12ゴールを5アシストを記録していた。
攻撃的MFを主戦場にセンターフォワードやセントラルMFでもプレー可能な187cmのMFは、テクニック、判断力、フィジカル能力をバランス良く備えた万能型。また、アンダー年代では一貫してドイツ代表でプレーしてきたものの、昨年6月にアメリカのフル代表デビューを飾り、これまで4試合に出場している。
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