35歳ペリシッチがPSVにフリー加入へ! 単年契約で心機一転のオランダ行き

2024.09.18 20:50 Wed
Getty Images
クロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(35)がPSVに加わるようだ。

昨季後半戦にトッテナムをローンで離れ、ユース時代を過ごしたハイドゥク・スプリトで17年半ぶりに帰郷のペリシッチ。この夏にトッテナムを退団し、改めてハイドゥク・スプリトにフリー加入した。

だが、ハイドゥク・スプリトで正式な一員となったばかりのなかで、出場機会の少なさに不満を表立たせたとして、居場所がなくなる事態に。今季のチームを引っ張る存在と目されたが、契約解除となった。
そんなペリシッチを誘うとされてきたのがPSV。アメリカ代表DFセルジーニョ・デストの長期離脱で薄い左ウィングバック、あるいは左サイドバックの選択肢として、このベテランに白羽の矢を立てた模様だ。

そして、移籍市場の事情通であるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ペリシッチのPSV加入が決定的に。18日にメディカルチェックを済ませ、2025年夏までの1年契約になるという。
感動的な帰郷がバッドエンドに終わったペリシッチだが、オランダで心機一転を図るようだ。

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メキシコ代表歴代最多182キャップ…38歳グアルダードが今週末での現役引退を発表「感謝と誇りをもって去る」

元メキシコ代表MFアンドレス・グアルダード(38)が現役引退を発表した。 デポルティボ・ラ・コルーニャに始まり、バレンシア、レバークーゼン、PSV、レアル・ベティスと欧州クラブを渡り歩いたグアルダード。豊富な運動量で縁の下の力持ちとなるMFだ。 メキシコ代表は2005年に19歳でデビューし、W杯は2006年、2010年、2014年、2018年、2022年と5大会連続で出場。通算「182」キャップは同国歴代最多である。 現在はメキシコ1部・リーガMXのクラブ・レオンに所属するなか、38歳の今なおフル出場する試合多数。ただ、この度自らのSNSを更新し、今週末のリーグ戦を最後にスパイクを脱ぐと公表した。 「これまで達成できたこと、そして夢を実現できたことに感謝と大きな誇りを持って、ここを去る。グアダラハラ、デポルティボ、バレンシア、レバークーゼン、PSV、ベティス…これまでの全クラブにも感謝したい。応援してくれたみなさんにも感謝しているよ!」 2024.11.08 19:10 Fri
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プレーオフ進出の16クラブが決定!シティがレアル・マドリーorバイエルンとラウンド16を懸けて激突【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが29日に全日程を終了。この結果、プレーオフに進出する16チームが決定した。 新フォーマットで開催されている今大会のCLでは、リーグフェーズで上位8チームに入ったリバプール、バルセロナ、アーセナル、インテル、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、リール、アストン・ビラのラウンド16進出が決定。 プレーオフ2ndレグでホーム開催となるシード権を得る9位~16位には、同大会最多優勝を誇るレアル・マドリーやミラン、バイエルン、ドルトムント、パリ・サンジェルマン(PSG)、ベンフィカら強豪クラブが入った。 一方、プレーオフ1stレグがホーム開催となる17位~24位には、前々回王者のマンチェスター・シティや最多7度の準優勝を誇るユベントスらに加え、日本人所属のモナコやフェイエノールト、セルテック、スポルティングCPが入った。 なお、リーグフェーズの順位によってプレーオフの組み合わせの大枠は決まっているが、正式な対戦カードは31日に行われる抽選会で決定。その後、1stレグが2月11日(火)、12日(水)、2ndレグが18日(火)、19日(水)に開催される。 ◆CLプレーオフ対戦カード モナコ(17位)orブレスト(18位) vs PSG(15位)orベンフィカ(16位) スポルティングCP(23位)orクラブ・ブルージュ(24位) vs アタランタ(9位)orドルトムント(10位) セルティック(21位)orマンチェスター・シティ(22位) vs レアル・マドリー(11位)orバイエルン(12位) フェイエノールト(19位)orユベントス(20位) vs ミラン(13位)orPSV(15位) 2025.01.30 08:25 Thu
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PSVの191cm大型MFサンガレにアーセナルら関心、リリース条項は…

PSVのコートジボワール代表MFイブラヒム・サンガレ(25)は今夏のプレミアリーグ行きが濃厚のようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 サンガレは2020年9月にトゥールーズからPSVへ移籍。身長191cmの大型セントラルハーフで、今季は公式戦31試合で7得点3アシストを記録している。 PSV加入当初から主力選手として活躍してきたなか、昨年8月には契約を2027年6月まで延長。しかし、プレミアリーグ勢からの関心は昨夏も報じられており、今夏に向けてはアーセナル、トッテナム、リバプール、チェルシーが獲得を目指しているという。 イギリス『90min』によると、PSVはサンガレの今夏売却を準備しており、リリース条項は3700万ユーロ(約52億1000万円)。サンガレの代理人もすでに前述の4クラブと接触しているとのことだ。 一方、イングランド代表MFデクラン・ライス(24)の今夏売却を余儀なくされるとの見方が強いウェストハムもサンガレに関心。だが、サンガレ本人がビッグクラブ行きにこだわっているという。 PSVのルート・ファンニステルローイ監督はサンガレについて「プレミアリーグで戦えるのは明らか。イングランドでもイタリアでもスペインでも、どこに行ってもトップクラブの選手になれる。そのレベルでシュートを打とうとしている」と、移籍を容認する姿勢を示している。 2023.03.26 15:23 Sun
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ロサーノが関係悪化のナポリを離れてPSVに4年ぶりの帰還!

PSVは1日、ナポリからメキシコ代表FWイルビング・ロサーノ(28)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「27」に決定。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。 オランダ『ESPN』によると、PSVは今回の移籍で1300万ユーロ(約20億7000万円)の移籍金に加え、リセール時の移籍金15%をナポリに支払うことになるという。 ロサーノは2017年から2019年までPSVに在籍し、2017-18シーズンのエールディビジ制覇にも貢献。その後、2019年にナポリへ加入し、ここまで公式戦155試合30ゴール17アシストの数字を残してきた。昨シーズンのセリエA制覇と2019-20シーズンのコッパ・イタリアと2つのタイトル獲得に貢献してきたが、今シーズンいっぱいとなる契約を巡ってクラブとの関係が悪化。 ナポリは年俸を450万ユーロ(約7億1000万円)から250万ユーロ(約4億円)へと減額した2026年までの新契約を提示したものの、ロサーノサイドが固辞。また、選手が今夏の移籍を要求していることもあり、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長ら首脳陣の怒りを買っていた状況だ。 ここまでトルコ、サウジアラビア、メジャーリーグ・サッカー(MLS)の幾つかのクラブからの関心が報じられたが、いずれも具体的な交渉には発展せず。一部では今シーズン終了まで飼い殺される可能性も伝えられていたが、最終的に古巣への4年ぶりの復帰が実現した。 2023.09.02 03:27 Sat
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ブライトンが蘭王者PSVのボスカリを獲得へオファーも…24億円に満たず門前払い

ブライトン&ホーヴ・アルビオンがPSVのフランス人DFオリヴィエ・ボスカリ(26)獲得へオファーも、門前払いに遭ったようだ。 ボスカリはオランダ1部王者・PSVの最終ラインを統率する主軸センターバック。22-23シーズンはヒザの大怪我でほぼ全休も、昨季は出色の活躍により、PSVの絶対的堅守を支えた。 フランスA代表歴こそないが、26歳と脂が乗ってきたボスカリ。 オランダ『Voetbal International』によると、PSVとの契約が残り1年となっているボスカリに対し、このほどプレミアリーグはブライトンから正式オファーが。 しかし、PSVはこれを門前払い。 ピーター・ボス監督が「私の指導者キャリアで最も賢い選手」と言わしめるほど信頼を寄せており、1500万ユーロ(約24.2億円)に満たないブライトンのオファーを切り捨てた形だ。 ただ、ボスカリはPSVの昇給を伴う契約延長オファーに応じていない状況。PSVはこのままいけば、来年1月に市場価値と近い額でボスカリを売却するか、1年後に契約満了かの二択。 ボスカリは今季のオランダ1部開幕戦でフル出場、そして勝利に貢献も、キャリア初となる欧州5大リーグ行きを念頭に置いているようだ。 2024.08.14 14:10 Wed

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