【U-23日本代表プレビュー】金メダルを目指す第一歩、半田陸の無念の離脱もフランス戦をベースか/vsU-23パラグアイ代表【パリ五輪】
2024.07.24 17:30 Wed
24日、パリ・オリンピックの男子サッカー競技が開幕。本大会の開会を前に行われる先陣を切る競技となる。
アジア王者として今大会に臨むU-23日本代表。最後のテストマッチでは開催国であり金メダル候補でもあるU-23フランス代表相手にドローを演じた。
金メダルを目指すと公言している中、まずは56年ぶりのメダル獲得を目指すための第一歩をスタートする。
◆目指すは頂点のみ

大岩剛監督率いるチームは、「A代表経由パリ行き」を発足当時から掲げ、チーム全体の成長を目指して活動してきた。
18名の本大会登録メンバー(当初の予定)に加え、4名のバックアップメンバーを選考する上でも、海外クラブとの交渉は難航を極め、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(パルマ)などは招集が不可能に。そしてオーバーエイジの選手も結果的には招集できず、2008年の北京オリンピック以来となるU-23世代のみのチーム編成となった。
長らくチームとして戦っていたこともあり、選手たちの連係面は全く問題がないと言って良いだろう。アジアを制した苦しみも共に分かち合ったメンバーがほとんど。ただ、その中で開幕目前にアクシデントが。DF半田陸(ガンバ大阪)がケガによりまさかの離脱。初戦の直前で、メンバーの入れ替えが行われることとなった。
アクシデントもあった中、それでも戦い切らなければいけないこの戦い。初戦の相手であるパラグアイは、A代表も含めて伝統的に堅い守備が特徴。しっかりとブロックを引いて、カウンターを狙ってくる可能性が高い。
日本としては平河悠(ブリストル・シティ)や斉藤光毅(ロンメル)など個で打開できるサイドアタッカーに加え、中盤がいかにゲームコントロールをするのかがポイントとなりそうだ。初戦でしっかりと勝ち点3を獲得し、大きな一歩を踏み出したい。
◆5大会ぶり3度目の出場

対するパラグアイは、5大会ぶり3度目の出場となる。2枠という厳しい南米予選をアルゼンチンと共に勝ち抜いたパラグアイ。グループステージではそのアルゼンチンと同居しながら2位で通過を果たした。
そして迎えたファイナルステージでは、アルゼンチンの他、ブラジル、ベネズエラと同居。リオ・デ・ジャネイロ、東京と2大会連続で金メダルを獲得し、A代表経験もあるFWエンドリッキ(レアル・マドリー)らを擁するブラジルが出場すると誰もが思っていた中、そのブラジルにも勝利し、首位での南米予選を決めた強豪だ。
守備の要はキャプテンも務めるオーバーエイジのDFファビアン・バルブエナ(ディナモ・モスクワ)。A代表でも40キャップを記録しているベテランを中心に、どういった守備を見せるのか、注目が集まる。
ただ、日本が善戦したフランス相手には4-1で惨敗。U-23ウクライナ代表との最後のテストマッチは2-2のドローとなっており、直近6試合は勝利がない状況。初戦をどう戦ってくるのか注目だ。
アジア王者として今大会に臨むU-23日本代表。最後のテストマッチでは開催国であり金メダル候補でもあるU-23フランス代表相手にドローを演じた。
金メダルを目指すと公言している中、まずは56年ぶりのメダル獲得を目指すための第一歩をスタートする。

Getty Images
大岩剛監督率いるチームは、「A代表経由パリ行き」を発足当時から掲げ、チーム全体の成長を目指して活動してきた。
実際にFW細谷真大やMF藤田譲瑠チマなどA代表を経験した選手もいるが、それ以上に進化を見せたのがヨーロッパの舞台でプレーする選手が大幅に増えたということだ。
18名の本大会登録メンバー(当初の予定)に加え、4名のバックアップメンバーを選考する上でも、海外クラブとの交渉は難航を極め、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF鈴木唯人(ブレンビー)、GK鈴木彩艶(パルマ)などは招集が不可能に。そしてオーバーエイジの選手も結果的には招集できず、2008年の北京オリンピック以来となるU-23世代のみのチーム編成となった。
長らくチームとして戦っていたこともあり、選手たちの連係面は全く問題がないと言って良いだろう。アジアを制した苦しみも共に分かち合ったメンバーがほとんど。ただ、その中で開幕目前にアクシデントが。DF半田陸(ガンバ大阪)がケガによりまさかの離脱。初戦の直前で、メンバーの入れ替えが行われることとなった。
アクシデントもあった中、それでも戦い切らなければいけないこの戦い。初戦の相手であるパラグアイは、A代表も含めて伝統的に堅い守備が特徴。しっかりとブロックを引いて、カウンターを狙ってくる可能性が高い。
日本としては平河悠(ブリストル・シティ)や斉藤光毅(ロンメル)など個で打開できるサイドアタッカーに加え、中盤がいかにゲームコントロールをするのかがポイントとなりそうだ。初戦でしっかりと勝ち点3を獲得し、大きな一歩を踏み出したい。
◆5大会ぶり3度目の出場

Getty Images
対するパラグアイは、5大会ぶり3度目の出場となる。2枠という厳しい南米予選をアルゼンチンと共に勝ち抜いたパラグアイ。グループステージではそのアルゼンチンと同居しながら2位で通過を果たした。
そして迎えたファイナルステージでは、アルゼンチンの他、ブラジル、ベネズエラと同居。リオ・デ・ジャネイロ、東京と2大会連続で金メダルを獲得し、A代表経験もあるFWエンドリッキ(レアル・マドリー)らを擁するブラジルが出場すると誰もが思っていた中、そのブラジルにも勝利し、首位での南米予選を決めた強豪だ。
守備の要はキャプテンも務めるオーバーエイジのDFファビアン・バルブエナ(ディナモ・モスクワ)。A代表でも40キャップを記録しているベテランを中心に、どういった守備を見せるのか、注目が集まる。
ただ、日本が善戦したフランス相手には4-1で惨敗。U-23ウクライナ代表との最後のテストマッチは2-2のドローとなっており、直近6試合は勝利がない状況。初戦をどう戦ってくるのか注目だ。
1
2
大岩剛
細谷真大
藤田譲瑠チマ
久保建英
鈴木唯人
鈴木彩艶
半田陸
平河悠
斉藤光毅
エンドリッキ
ファビアン・バルブエナ
小久保玲央ブライアン
関根大輝
高井幸大
木村誠二
大畑歩夢
山本理仁
三戸舜介
藤尾翔太
U-23日本代表
オリンピック
大岩剛の関連記事
U-23日本代表の関連記事
オリンピックの関連記事
記事をさがす
|
大岩剛の人気記事ランキング
1
【U-23日本代表プレビュー】アジア王者を懸けた戦い、変わらずターンオーバーで全員で掴み取る/vsU-23ウズベキスタン代表【AFC U23アジアカップ】
3日、アジアの頂点を決めるAFC U23アジアカップの決勝が行われる。 パリ・オリンピックの出場権を懸けた戦いで、見事に最低目標である五輪行きの切符を手にした日本。厳しい戦いを全員の力で勝ち抜いてきた日本は、アジアの頂点に立つべく、U-23ウズベキスタン代表との決勝を戦う。 この戦いはパリ五輪本大会での対戦相手も決めるものに。優勝すれば、グループD、敗れて2位になればグループCに入ることとなり、グループCにはスペインがいる状況だ。しっかりと勝利し、トロフィーを持ってパリに行きたいところだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆2度目のアジア制覇へ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240503_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> U-23イラク代表との準決勝をしっかりと制した日本は、8大会連続12度目のオリンピック出場を決めた。当初は厳しい戦いになると予想され、ベストメンバーが組めないこともあり五輪行きも危ぶまれていたが、終わってみれば出場を決めるという結果に終わった。 とはいえ、苦戦したことも事実。ただ、今回の23名が大会を通して大きく成長していく姿も垣間見えた。力を合わせ、しっかりとした準備をし、落ち着いてプレーを続けた結果が出た大会。最後の仕上げは、優勝してのタイトル獲得だ。 日本は2年前の大会で準決勝でウズベキスタンを前に2-0で敗戦。完敗に終わった悔しさもある。当然、当時とは違う状況ではあるが、負けたまま終わる訳にはいかない。しっかりとアジアの王者となり、オリンピックに出たいところだ。 大岩剛監督は前日会見で「素晴らしい決勝戦にしたい」と語り、「23人が非常に良いコンディションでいますので、しっかりと勝利することにフォーカスしながら、準備しながら臨みたいです」と意気込んだ。これまでの大会を通してやってきたことを続け、そのまま頂点に立ちたい。 <span class="paragraph-subtitle">◆五輪出場の勢いままに2度目の優勝へ</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240503_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 対するウズベキスタンは、U-23インドネシア代表との準決勝に苦しみながらも勝利し、初のオリンピック出場を決めた。 この世代では継続的に強さを見せているウズベキスタン。今大会も、ここまでの5試合で無失点と堅守が特徴。また、フィジカルの強さ、テクニックを備えており、戦術面も高いものを持っている。 一方で、フィニッシュ精度には課題もある。インドネシア戦ではシュート28本と押し込みながら2ゴールに終わった。 2年前は前述の通りウズベキスタンに軍配。指揮官も同じ。ティムル・カパーゼ監督は「自分たちの能力をすべて使い、計画通りに勝利を目指すつもり」と意気込んだ。しっかりとした準備のもと、再び日本に勝利する準備はできていそうだ。 <span class="paragraph-title">◆予想スタメン[4-3-3]</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/japan20240503_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> GK:小久保玲央ブライアン DF:半田陸、鈴木海音、西尾隆矢、内野貴史 MF:山本理仁、藤田譲瑠チマ、川﨑颯太 FW:藤尾翔太、細谷真大、佐藤恵允 監督:大岩剛 今大会は中2日という過密日程で厳しい試合が続く中、大岩剛監督は効果的なターンオーバーを敢行。クオリティを保ちつつ、選手たちのコンディションを整え、特徴が出しやすい試合に起用していた。 最終戦となる決勝も、ターンオーバーを敢行すると予想。GKは一気に正守護神候補に浮上した小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)と予想。安定したパフォーマンスで3試合クリーンシート中。最後もしっかりとゴールを守ってもらいたい。 最終ラインは準決勝から総入れ替えと予想。右サイドバックには世代を牽引した半田陸(ガンバ大阪)、左サイドバックには内野貴史(デュッセルドルフ)と予想する。関根大輝(柏レイソル)、大畑歩夢(浦和レッズ)と同じポジションのライバルが好パフォーマンスを見せていただけに、奮起に期待したい。 センターバックは3試合ぶりの起用となる鈴木海音(ジュビロ磐田)と準決勝で出場停止が明けた西尾隆矢(セレッソ大阪)と予想する。高井幸大(川崎フロンターレ)と木村誠二(サガン鳥栖)が高いパフォーマンスを見せていたが、2人も負けてはいられない。パスやフィードの能力は高いだけに、存在感を見せたいところだ。 中盤はキャプテンの藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)は継続して先発と予想。インサイドハーフには準決勝はベンチで休んだ山本理仁(シント=トロイデン)と川﨑颯太(京都サンガF.C.)と予想する。誰が出ても高いパフォーマンスは見せており、交代選手にも注目だ。 3トップは左は佐藤恵允(ブレーメン)、右は藤尾翔太(FC町田ゼルビア)と予想。準決勝はベンチスタートとなった2人が、最初からフルスロットルで行ってくれるだろう。そして1トップは細谷真大(柏レイソル)。ケチャップの詰まりは解消。改めてエースとしての存在感を見せてもらいたい。 勝てばアジア王者となる日本vsウズベキスタンは3日の24時30分キックオフ。NHKとDAZNで生中継される。 2024.05.03 13:50 Fri2
松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み
今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon3
「23人全員でUAE戦に」数的不利のアクシデントも白星スタート、U-23日本代表の大岩剛監督は「攻守のつながりは良く出ていた」
U-23日本代表の大岩剛監督が、U-23中国代表戦を振り返った。 16日、パリ・オリンピック出場を目指す日本は最終予選を兼ねたAFC U23アジアカップで中国と対戦した。 8大会連続8度目のオリンピック出場を目指す中、試合は8分に松木玖生(FC東京)が山田楓喜(東京ヴェルディ)のクロスに合わせて先制する。 しかし、17分に西尾隆矢(セレッソ大阪)が相手をヒジ打ちしたとして一発退場。70分以上を数的不利で戦う中、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)のビッグセーブやその他の選手たちのハードワークもあり1-0で勝利。白星スタートとなった。 厳しい戦いを勝利で終えた日本。試合後のフラッシュインタビューに応じた大岩監督は「アクシデントを想定していたとはいえ、なかなか厳しい試合になったので次に活かしていきたいです」とコメント。想定以上のアクシデントだったとした。 早い時間帯で数的不利になったが「戦術的な要素は選手に伝えましたけど、後は選手の個人戦術、グループの攻守のつながりは非常によく出ていたと思います」と語り、指示を出しただけでなく、準備してきたものを出せていたとした。 とにかく勝利でスタートした日本。中2日でU-23UAE代表との試合が控えている中、「回復としっかり分析をして、23人全員でUAE戦に向かっていきたいです」と大岩監督はコメント。連勝でグループステージ突破を目指したいところだ。 UAE戦は19日(金)の24時30分キックオフ。DAZNとNHKで生中継される。 <span class="paragraph-title">【動画】山田楓喜のクロスを松木玖生が鮮やかダイレクトボレー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="FV92D6V87DM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.17 00:40 Wed4
「今年中には絶対トップデビュー」久保建英以来の中学生参加となった15歳MF長南開史、柿谷曜一朗コーチから刺激、ロス五輪も「入れるなら入りたい」
中学3年生ながらU-18Jリーグ選抜としてプレーしたU-17日本代表MF長南開史(柏レイソルU-18)が、日本高校サッカー選抜との一戦を振り返った。 8日、国立競技場でNEXT GENERATION MATCHが行われ、Jクラブのアカデミーチーム(U-18)に所属する選手が選ばれたU-18Jリーグ選抜と、第103回全国高校サッカー選手権大会の優秀選手を中心に集められた日本高校サッカー選抜が対戦。試合は4-1でU-18Jリーグ選抜が勝利した。 長南は日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)以来となる中学生でのメンバー入り。左サイドバックで先発すると、その後は左右のサイドハーフでもプレーし、後半アディショナルタイムにはダメ押しの4点目を決めた。 国立競技場での一戦に「こういう大きい舞台でやるのは初めてで、最初は少し緊張しましたが、いつも通りのプレーができたし、点も決められたので嬉しいです」と試合後に話した15歳。ゴール左上隅に決めた自身のゴールも振り返った。 「結果をずっと出したくて、点を決められたら良いなと思っていたので、嬉しかったです」 「狙いは特になかったですが、シュートを打ちたいなと思っていたので、とりあえずコースはどこでも良いからシュートを打とうと思ったら、ニア上の良いコースに行ったので良かったです」 また、今回のU-18Jリーグ選抜には、2024シーズン限りで現役を引退した元日本代表FW柿谷曜一朗もコーチとして参加。得点に繋がるアドバイスを受けていたという。 「前半終わった時に、『お前速いから、縦行ってシュートを打て』と言われた。あの点のシーンもその言葉がよぎって、縦に行ってシュートを打てたので良かったです」 さらに、今回の活動を通じて意識が変化する言葉ももらったとのこと。当面の目標は「今年中には絶対トップデビュー」と話したが、その先も見据え始めているようだ。 「柿谷さんが言っていたのは、『今の目標のもう一個上を行け』みたいなこと。たしかにその通りだなと思って。今だったらトップデビューという目標があるけど、そこを踏み台にして海外に行けるくらいの選手になっていかないといけないなと思ったので、それが印象に残っています」 自身のポジションについても話した長南。サイドハーフよりはサイドバックを好むという。 「右サイドバックをずっとプレミア(リーグ)とかでやっていたので、そこが良かったですけど、今日左をやってみて左も意外と楽しいなと思いました」 「サイドハーフが持った時にオーバーラップとかで攻撃参加する方が自分的には良いので、サイドバックの方が良いです」 今回の試合はU-23日本代表を率いる大岩剛監督も視察。12日から始まるU-17日本代表のパラグアイ遠征メンバーに入っている長南だが、2028年のロサンゼルス・オリンピック(五輪)メンバーにも「入れるなら入りたいです」と思いを明かした。 <span class="paragraph-title">【動画】ニア上を射抜いた長南開史のゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cCBykE1etqk";var video_start = 247;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.02.09 15:03 Sun5
日本代表を牽引する伊東純也を目標に掲げた鹿島MF松村優太、パリ五輪への思い「本気で目指している」
U-21日本代表のMF松村優太(鹿島アントラーズ)がメディアのオンライン取材に応じた。 ドバイカップU-23に出場するU-21日本代表は20日、活動をスタートさせた。 すぐにドバイへと渡り、23日にU-23クロアチア代表、26日にU-23カタール代表、29日に順位決定戦が行われることとなる。 コロナ禍となり、国際大会が中止になり続けてしまった世代でもあるパリ五輪世代。およそ3年ぶりの国際試合となる松村は今回の遠征への意気込みを語った。 「海外の選手とやるということもそうですし、海外の環境もそうですし、日本にいるときではなかなかできない経験が海外遠征ではできるので、得られるものは全て持ち帰りたいと思います」 その松村だが、この世代で招集されるのは久々。先日行われたU-21日本代表の合宿には招集されていなかった。 鹿島で指揮も執っていた大岩剛監督率いるチームに入ることになるが、大岩監督の印象については「鹿島に入団した時と大岩監督が退任されたことが重なって直接関わりはないんですが、鹿島で指揮を執ってきた監督であり、僕が鹿島でやっていることで、共通点はないですが、そこは一緒です」と同じ鹿島というチームを知っているところは同じだとし、通ずるものが少なからずあるようだ。 ただ、今回の招集には驚いたとのこと。「去年からケガの影響もあり、昨日初めて試合に出たぐらいなので、選ばれた時は驚いたこともありましたが、せっかく選ばれたので、同世代のレベルの高い選手たちの中で揉まれながらしっかりアピールしていく部分はアピールしていきたいと思います」とコメント。ケガで見せられていないものの、かつて大きな期待を寄せられていた部分を見せたいとした。 久々の海外遠征となるが、海外の選手と対戦した3年前を振り返った松村。「前回は高校生で、体の大きさは顕著に出ていました。フィジカルの部分で、日本では出てこないところに足が出てきた入りとかは差を感じました」と、相手との体格差を感じたとした。 ただ、「個人の技術的な部分は日本人の方が優れていたかなという感じです。体の差がある分、自分ならばドリブルなどでチャレンジしていければと思います」と、普段より抜きづらい環境でも、持ち味を出していきたいとした。 パリ五輪は2年後。今年は予選も控えており、近づいてきている感がある。五輪の位置付けについては「自分の世代がオリンピックの世代になっている思いは高校生ぐらいの時からありました。ただ当時は現実的なものではなかったですが、プロ入って3年目で、現実的に目指す大会だと思います」と、リアルに感じているとのこと。「選手の最終目標というわけではないですが、大事になる大会だと思いますし、今は本気で目指しています」と、ゴールはその先にありながらも、現時点で目指す目標だと認識しているようだ。 今回久々に招集され、チームメイトやかつて一緒に戦ったメンバーもいる中、楽しみな選手にはFC東京のMF松木玖生の名前を挙げた。 松木とは、松村が静岡学園高校の3年生、松木が青森山田高校の1年生の時に全国高校サッカー選手権大会の決勝で対戦。静岡学園が優勝を果たしていた。 それ以来の対面となる松木について「(松木)玖生は選手権の決勝でやって以来で、今日会って『お久しぶりです』と言われて、初めて喋ってピッチの中での印象とは全然違いました」とコメント。「同じ境遇でプロに入った僕は全然試合に絡めなかったですが、彼は開幕からずっとスタートで出ていて、プロの世界でずっしり構えて、特徴を出せているので、同じ境遇でプロに入ったことを考えるとすごいことだなと思います。メンタル面もすごいです」と、高卒ルーキーながらレギュラーとなっていることに驚いているという。 また、「僕が知っている松木くんはガツガツしていると思っていましたが、実際は優しい子なので、一緒にプレーしたいと思っていますし、楽しみです」と、同じピッチに立つことを楽しみにしているとした。 松村のポテンシャルは高校時代から高く評価され、そのスピードとドリブル突破は大きな武器だった。しかし、昨シーズンはケガなどもあり終盤に離脱。今季は19日の湘南ベルマーレ戦で初出場となっていた。 なかなか自分が思い描いていたキャリアにはまだなっていない松村。「当初の目標というのは、高校卒業してそのまま試合に出続けるというのがプロに入った時の目標でした。それはなかなか叶っていないところではありますし、享年はケガをしました」と、目標とは遠い状況になっているとした。 しかし、「自分自身あまりケガをしたことがなくて、初めて長い間プレーできず、すごくもどかしい気持ちだったり、スタッフにも早くやらせてくださいと言ってしまったりもありました。今まで経験しなかったサッカー人生では大きな挫折でもあり、何カ月も動いちゃダメという期間もありました。鹿島の試合や同世代のプレーを指を咥えて見ていたわけではなく、自分のできることをやっていました」と、ケガも1つのキャリアのポイントだったとし、できることをやることはしていたと語った。 その中で今シーズンはレネ・ヴァイラー監督を迎えるなど、鹿島はチームとして大きな改革を行っている。「鹿島は新監督を迎えて、やろうとするモデルに自分は合っていると思っているので、新たな体制でしっかりアピールしていきたいと思います」と、この先自分の特徴を出したいとした。 鹿島では今回のU-21日本代表にも選ばれているMF荒木遼太郎、そしてFW染野唯月と、高卒で入った同期が2人いる。その存在について松村は、「上手くいっている時も安心できないし、今回みたいにケガして落ちている時も負けちゃダメだと思わせてくれるので、良い時も悪い時も引き上げてくれたり、まだまだと思わせてくれるライバルがいるのは非常に大きなことだと思うので、そこは切磋琢磨してやっていきたいと思います」と、3人で高みを目指したいとした。 その中で目指すはA代表。高校の先輩では、大学からプロに入り、オリンピックで活躍して海外へ挑戦し、日本代表に上り詰めたセルティックのMF旗手怜央がいる。 そのイメージについては「ケガをしている期間に何回も折れそうになりましたけど、旗手選手がセルティックで活躍して日本代表にも選ばれています。個人的に目指している伊東純也選手も結果を出して活躍している。プレーを見て負けたくない、頑張りたいと思わせてくれたので、僕が目指すのはそういう選手です」と旗手に加え、タイプが似ている伊東純也もお手本だという。 旗手については「直接関わり合いがあるわけではないですが、静学の先輩が日本代表で活躍されるのは嬉しいことで、同じようにオリンピックを目指す立場で、同年代もA代表に入っている選手もいるので、次は僕の番かなと思います」と、同じような道を辿っていきたいと意気込みを語った。 伊東については「今まで憧れる選手や目標にする選手は決めていなかったですが、周りからも言われたということもありましたし、同じことがあるわけじゃないですが、スピードもあって、結果を残すというところでも目標にすべきだなと思いました」と、初めて手本にしようと思った選手だと明かした松村。「大学からJ2、J1に来て海外にいって、日本代表でも欠かせない選手だと思います。相当積み上げてきたものがある選手だと思いますし、そこは盗んでいけるところは盗んで、真似できるところは真似したいと思います」と、将来的に伊東のような活躍を見せたいと意気込んだ。 2022.03.20 14:43 SunU-23日本代表の人気記事ランキング
1
日本代表の新ユニフォームに合わせた「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」も発表! 『Y-3』とのコラボで同じ「FIRE(炎)」がコンセプト
アディダスジャパンは21日、今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションが実現した。 21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 また、ユニフォームと同時に、「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」も発表。サッカーを日常的に楽しむ若い世代が増え、日本においてサッカーがより広く、深くカルチャーとして浸透していくことを目指しているアディダスは、スポーツとラグジュアリーファッションを融合するという「Y-3」の先駆的な取り組みを体現する今回の「カルチャーウェア コレクション」で、「サッカー日本代表ユニフォーム」と同じく「FIRE(炎)」をテーマとした、大胆なファッションアイテムとアクセサリーをラインアップした。 アンセムジャケットとプレマッチシャツは、オンピッチで着用されるユニフォームを引き立てるようにデザイン。またロングスリーブのユニフォームスタイルシャツには、セットアップのショートパンツを2種類用意。キャップ、バケットハット、スカーフ、トートバッグなどのアクセサリーも豊富に展開される。 カルチャーウェアアイテムの一部には、ユニフォームに登場する手描きの炎のグラフィックをあしらい、今回のコラボレーションのコンセプトを一貫して表現。大胆な炎の全面プリントで人気を博した90年代後半のサッカー日本代表ゴールキーパーユニフォームからインスピレーションを得てデザインされている。 <span class="paragraph-title">【写真】新ユニフォームと同時に発表された「Y-3」の「サッカー日本代表2024カルチャーウェア コレクション」</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw10.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw12.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw13.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw14.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_tw16.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 08:45 Sat2
久保建英「すごくおしゃれ」、長谷川唯「すごく新鮮」…「FIRE(炎)」がテーマの日本代表の新ユニフォーム、選手たちの感想は?
アディダスジャパンは21日、「サッカー日本代表 2024 ユニフォーム」発表した。 今夏行われる世界的なスポーツイベントを前に、日本代表の戦闘服が装いも新たに。新ユニフォームは、「ヨウジヤマモト」のデザイナーでもある日本が誇るファッションデザイナーの山本耀司氏がデザイン。アディダスとヨウジヤマモトのコラボレーションブランドである「Y-3」が日本代表と史上初のコラボレーションを果たした。 この新ユニフォームは、21日に行われたパリ・ファッションウィークにて発表。「ヨウジヤマモト」のコレクションの1つとして発表され、コレクションにはU-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)、なでしこジャパンのMF長野風花(リバプール)がランウェイを歩く特別な演出でお披露目された。 今回のユニフォームのテーマは「FIRE(炎)」。「サッカー日本代表2024ユニフォーム」の全体を通して一貫したモチーフとして登場するヨウジヤマモトによるデザインの炎のグラフィックは、サッカー日本代表が持つ揺るぎない力強さ、そして日本という国が持つ神秘的な力を象徴している。 ホームはダークネイビー、アウェイはホワイトとなり、ホームは青い炎、アウェイは赤い炎がデザインされている。 今回の新ユニフォームに関して、日本代表のMF久保建英、U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ、FW細谷真大、なでしこジャパンのMF長谷川唯、MF長野風花、FW宮澤ひなたがコメントしている。 <span class="paragraph-subtitle">◆久保建英</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_kubo_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回のユニフォームはすごくおしゃれだな、というのが第一印象です。ユニフォームをファッションに取り入れるスタイルは海外ではよく見かけますが、日本でもこのサッカー日本代表ユニフォームをきっかけに、そのトレンドが広がることを願っています。僕自身も、新たなユニフォームとともに気持ちを新たに切り替えて、青い炎のように熱い気持ちで次のステージに向かっていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆藤田譲瑠チマ</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_fujita_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームもアウェイも、どちらもとてもスタイリッシュで、それぞれ異なる意味を持つ炎をモチーフにしているところがすごく気に入っています。自分たちの世代が、新たな想いが込められたユニフォームとともに大きな舞台へと向かえることをとても嬉しく思います。このユニフォームを着てピッチで活躍する姿を皆さんに見ていただけるよう、頑張りたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆細谷真大</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hosoya_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今回、サッカー日本代表史上初の「Y-3」とのコラボレーションになると聞いて、とてもびっくりしました。色合いやデザイン、ロゴの位置など、とても新鮮で、これをきっかけにサッカー日本代表に興味を持っていただける方や、応援していただける方が増えると嬉しいです。このユニフォームに描かれた炎のように、僕たちもそれぞれの力を一つにして、完全燃焼で世界と戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長谷川唯</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_hasegawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「ホームユニフォームの濃い紺色は、最近の日本代表ユニフォームにはあまりなかった色合いなので、とても良いと思いました。またアウェイの白と赤の組み合わせも、すごく新鮮です。今回は燃え盛る炎がデザインのテーマですが、私にとっては、スタジアムに入場するときが、一番気持ちが燃え上がる瞬間です。常に世界一を目指してサッカーをやってきたからこそ、この新しいユニフォームで、この夏世界一を目指したいと思います」 <span class="paragraph-subtitle">◆長野風花</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_nagano_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「今までのサッカー日本代表ユニフォームと雰囲気が違って、すごくスタイリッシュで驚きました。チームで着たときにも格好良いと思いますし、ファッションとして着ても素敵なデザインだと思います。ユニフォームに描かれた炎のように、燃え盛る力強いプレーでまた世界に衝撃を与えたいという想いを新たにしました」 <span class="paragraph-subtitle">◆宮澤ひなた</span><div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240622_miyazawa_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 「一見して、今までのサッカー日本代表ユニフォームよりもシンプルで、すごく格好良いと思います。雰囲気がガラッと変わった印象です。街中でユニフォームを着ている方を見かけると、サッカーへの愛を感じてすごく嬉しくなります。日本でもそういう風にこのユニフォームを着てくれる人が増えることを楽しみにしています。応援してくれる方の気持ちを力に、この夏はチームとして優勝を目指して一戦一戦大切に戦っていきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】久保建英や長谷川唯も着用!日本代表の新ユニフォーム、テーマは「FIRE(炎)」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="j82B9AIMKvA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw15.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/adidas20240621_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:adidas is the official supplier of the Japan National Team 2024.06.22 05:45 Sat3
パリ五輪世代のGKが玉突き移籍か? 鈴木彩艶がパルマ行きなら、小久保玲央ブライアンがシント=トロイデン移籍か
パリ・オリンピックに臨むU-23日本代表。その守護神を争っている2人が玉突き人事になる可能性があるという。 それはベンフィカのGK小久保玲央ブライアン(23)とシント=トロイデンのGK鈴木彩艶(21)の2人。ベルギー『Voetbal Belgie』が伝えた。 ともにU-23日本代表でプレーし、パリ・オリンピック行きも期待されている中、移籍の噂がつきまとう。 すでに日本代表デビューも果たし、2024年1月のアジアカップでもプレーした鈴木は、2023年8月に浦和レッズからシント=トロイデンにレンタル移籍。当時はマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せるなど、高く評価されていた。 一方で、小久保は柏レイソルの下部組織から2019年1月にベンフィカのU19チームに加入。4年半も早く海外に出たが、ポジション柄出番が限られており、ファーストチームではデビューできていない。 しかし、その小久保はパリ・オリンピックの出場権を懸けて戦ったAFC U23アジアカップでハイパフォーマンスを見せており、日本代表入りも期待されるほどの実力を持つ。 そんな中、今夏の移籍市場では鈴木がセリエAに昇格したパルマからの関心を持たれている。 海外挑戦1年目でジュピラー・プロ・リーグで32試合に出場し正守護神に君臨。その才能にパルマが目をつけ、シント=トロイデンは1500万ユーロ(約26億円)の値札をつけているという。 『Voetbal Belgie』によれば、鈴木が移籍した場合の代役として小久保を狙っているとのこと。ベンフィカとの契約は残り1年だが、ウクライナ代表GKアナトリー・トルビンが正守護神として君臨しており、出番を掴むことは非常に難しい状況だ。 具体的な動きはまだないものの、小久保はクラブでの出番がそろそろほしいところ。パリ・オリンピックで評価を上げるという可能性もある中で、どういった動きが待っているだろうか。 2024.07.03 12:35 Wed4
「ずっと目指していた」U-23日本代表に選ばれた佐野航大が心に秘めたパリ五輪への熱い想い「人生で1回あるかないか」、その先の夢は兄との日本代表
U-23日本代表にも初招集を受けたNECナイメヘンのMF佐野航大が帰国。オンライン会見を実施した。 ファジアーノ岡山でプレーしていた佐野は、2023年8月にエールディビジのNECナイメヘンへ完全移籍を果たした。 序盤はなかなか出番も限られ苦しんだが、2024年に入ってからはポジションを掴むことに。左ウイングをメインにインサイドハーフ、ボランチなど複数のポジションを務め、リーグ戦で24試合4ゴール3アシストを記録。KNVBベーカーでは準決勝でチームを決勝に導くゴールを決めるなどしたが、フェイエノールトにタイトルを明け渡していた。 ヨーロッパでの1年目を終えた佐野は、クラブでの活躍が認められ、パリ・オリンピックへの準備を進めるU-23日本代表に最後のチャンスで初招集を受けた。 U-20ワールドカップにも出場した1つ世代が下の佐野。今回の招集を受け、改めて心境を語った。 「U-20のW杯が終わってから次に自分が目指すべきところはU-23だとずっと思ってやっていたので、そこで海外に出て、試合に出られない中でちょっと焦りもありましたが、そこの中でしっかり試合に出て活躍すると見られた方も変わってきますし、そこで選出されて嬉しい気持ちもあります」 「ただ、パリ行きが決まったわけではないので、しっかり頑張りたいです」 「U-23チームは日本での試合やアジアカップもずっとフルで見させてもらっていましたが、個人個人うまい選手がいる中で、チームとしてしっかりまとまって、徹底してやれている印象はあります」 「個人としても良い選手がいる中で、みんながやるべきこと統一してやれているので強いのかなと思っています」 U-20の活動を終えてから目指していた舞台はパリ・オリンピックだと語った佐野。しっかりと結果を出したことで、最後に大逆転のチャンスを手にした。 大岩剛監督はメンバー発表会見にて、「6番(ボランチ)か8番(インサイドハーフ)で考えている」と佐野の起用法について言及していたが、佐野も自信を持っているようだ。 「僕が一番好きなポジションはインサイドハーフだったりボランチのところなので、そこで考えてくださっているのは1つ嬉しいことです」 「所属チームでも左のウイングだったり、右サイドハーフだったり、色々なポジションをやっているので、そこが強みですし、機会があれば見せていきたいなと思っています」 自身が見せたいプレーについても「ここ3試合点が取れているので、数字というのは1つ大きなアピールになると思います」とコメント。「そこは常に目標としてやっていきたいですし、限られた時間なので、自分のやりたいことだったりというのをしっかり表現して、チームに馴染んでいければと思います」と、しっかりとチームに入っていきたいとした。 佐野のオリンピックへの想いは非常に強い。「パリというのはずっと目指していたので、日本でやっているより海外でやって活躍した方が選ばれる確率が上がるかなと思ってやっていました」と語り、岡山からNECへ移籍を決めた理由にもパリ五輪があったという。「正直、ビックリした気持ちが強いですが、やるべきことを日常でやれていて、試合に出たり結果に反映されたと思っています。パリにはギリギリですけど選ばれて良かったです」と語り、まずは候補として残れたことに安堵があったという。 その中で、AFC U23アジアカップも見守っていたという佐野。自身のことを考えていたわけではなく、とにかくオリンピックの出場権獲得を願っていたと明かした。 「自分がそこにいたらということはあまり思っていなかったです。パリに出たかったので、一番は応援していました。そこがなくなれば、パリという目標は無くなります」 「選出されるかどうかは監督だったりが決めることなので、試合を見ている時は勝って欲しいという気持ちが一番でしたし、出たいという気持ちもありました」 今回のアメリカ遠征が最初で最後のアピールの場。佐野は「チームに参加していないですし、1人1人のプレースタイル、特徴は把握しきれていないので何がとは言えないですが、チームとしては基礎的なことを徹底しつつ、ボールを繋いだり、フットボールをするイメージなので、自分がインサイドハーフでプレーしたらゴール前に入りつつ、守備では戻って強度を出すということをしたいです」と自身のプレーのイメージを語った。 そして、今回のチームにはU-20ワールドカップを共に戦った選手たちもいる。MF松木玖生(FC東京)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、DFチェイス・アンリ(シュツットガルト)だ。 「あの代だと玖生や高井はアジアカップでもチームの主軸としてやっていたので、本当に凄いなというがあります」 「U-20は不甲斐ない形で終わってしまって、すぐに解散してしまったので、玖生や高井、アンリとも一緒にやりたいですね」 しっかりとインパクトを残したい佐野。その先には兄である佐野海舟(鹿島アントラーズ)もプレーした日本代表がある。 兄との関係については「(今回の代表に)選ばれたことも伝えましたし、自分が海外でやっている時に兄がA代表に選ばれたことも自分のことのように嬉しかったです」とコメント。「距離は遠いですけど、切磋琢磨しているなという、刺激し合える関係だなと思っています」と、良い関係を築いているという。 そして夢は兄弟での代表選手になること。「それは小さい頃からの夢だったので、必ず達成したいです」と語り、「叶えるためには自分がA代表に入らなければいけないので、頑張らなければいけないです」と、しっかりと自身がステップアップして行くことが大事だとした。 改めてオリンピックというものについても佐野が言及。「オリンピックというのは人生で1回あるかないかだと思うので、そこの経験は今後に生きてくると思います」と語り、「だからこそ絶対に選ばれて結果を残して、多くの人に知ってもらえる機会になればと思います」とコメント。最後までメンバー入りを諦めない佐野のパフォーマンスに注目だ。 2024.05.31 22:25 Fri5