ローマが意中のエンポリ至宝バルダンツィ獲得へ! 個人間&クラブ間で合意

2024.02.01 06:30 Thu
エンポリ至宝バルダンツィがローマ移籍へ
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エンポリ至宝バルダンツィがローマ移籍へ
ローマエンポリのU-21イタリア代表MFトンマーゾ・バルダンツィ(20)の獲得を決定的なモノとした。
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ローマは今冬の移籍市場でセンターバック、サイドバックの確保を最優先事項としてきたが、元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティをフィオレンティーナ、アルバニア代表DFマラシュ・クンブラをサッスオーロにレンタル移籍で放出することが決定したことで、同じく補強を目指していたアタッカーの補強に着手。そして、昨年冬の段階から強い関心を示してきたイタリアの世代別代表で活躍する攻撃的MFの確保に近づいているという。
イタリア『TuttoMercatoWeb』などによると、ローマはバルダンツィ本人、エンポリの双方との交渉が最終局面を迎えており、買い取りオプションが付帯する18カ月のレンタル移籍での獲得で合意に至ったという。なお、完全移籍で買い取る際の金額は総額1500万ユーロ(約23億9000万円)程度となるようだ。

バルダンツィはエンポリの下部組織で育った170cmの左利きの攻撃的MF。ファーストチーム昇格2年目の昨シーズンは年明けごろから定位置を確固たるものとし、インテル戦で決勝ゴールを記録し1-0の勝利に貢献するなど、随所で存在感を見せつけた。
最終的にはリーグ戦26試合の出場で4ゴールを挙げ、チームのセリエA残留に大きく貢献。また、今シーズンここまではセリエA14試合2ゴールを記録したほか、先のFIFA U-20ワールドカップではイタリアの準優勝に貢献していた。

奇しくもローマでエースを担うアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをアイドルと語る20歳は、圧倒的な左足のスキル、優れたアジリティと駆け引きの巧さを駆使したドリブル突破、創造性を最大の特長とするカルチョでも絶滅危惧種のファンタジスタだ。

ジャッロロッシでは[4-3-2-1]の2シャドーの一角や得点が求められる状況においてトップ下やセカンドトップでのジョーカー起用が想定される。

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ボーヴェが移籍後初弾含む4ゴールに絡む痛烈恩返し…ヴィオラに惨敗のローマがユリッチ去就危ぶまれる連敗に【セリエA】

セリエA第9節、フィオレンティーナvsローマが27日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、ホームのフィオレンティーナが5-1で圧勝した。 前節、インテルとの強豪対決に0-1で惜敗した10位のローマは、直近3勝1分けで好調の5位フィオレンティーナとのアウェイゲームで3試合ぶりの白星を目指した。直近のヨーロッパリーグ(EL)でディナモ・キーウ相手にEL初勝利を収めたジャッロロッシは、その試合から先発4人を変更。ザレフスキ、ル・フェ、コネ、バルダンツィに代えてマンチーニ、クリスタンテ、ペッレグリーニ、ディバラと主力を復帰させた。 共に中2日の過密日程の中で臨んだ一戦は早い時間帯に動く。開始9分、古巣初対戦のボーヴェを起点にベルトランとのパス交換でボックス左に抜け出したケアンが絶妙なグラウンダーの左足コントロールシュートをゴール右隅に流し込み、フィオレンティーナが先制に成功する。 さらに、15分にはチェリクのコントロールミスを狙ったボーヴェがボックス内で先にボールを触った後、チェリクと交錯。このプレーでPKが与えられると、キッカーのベルトランが冷静に右隅へ蹴り込んだ。 ミス絡みの連続失点で最悪な入りとなったローマはすぐさま反撃を開始。ディバラとペッレグリーニを起点にアタッキングサードまでボールを運ぶものの、攻撃のテンポが上がらず。相手がセットした状態で無理なコンビネーションプレーや精度の低いクロスをことごとく撥ね返されると、攻撃参加した3バックの背後を執拗に狙うヴィオラのカウンターを受けて、ずるずると後退を余儀なくされる悪循環が続く。 この展開を受けてユリッチ監督は32分、アンヘリーニョとクリスタンテを下げてザレフスキ、コネを同時投入。荒療治に出ると、39分にはボックス手前左で仕掛けたコネが右ポストの内側を掠める見事なミドルシュートを突き刺し、加入後初ゴールを記録。反撃の狼煙を上げる。 だが、直後の41分には自陣右サイドでチェリクがゴセンスとの競り合いでファウル気味に潰されたところでファウルを要求して集中が切れると、ボーヴェにボックス左まで持ち込まれて絶妙なグラウンダーの折り返しを入れられると、ファーに走り込んだケアンにスライディングシュートで流し込まれ、ドッピエッタを献上。すぐさま2点差に戻された。 2点ビハインドで後半を迎えたローマは前半に1枚カードをもらっていたマンチーニを下げてバルダンツィを右のウイングバックに配置。チェリクが3バックの右に入った。 開始直後にはショートカウンターからペッレグリーニが良い形でフィニッシュまで持ち込む場面も作ったが、後半も先にゴールを決めたのはフィオレンティーナ。52分、カウンターで右サイドに抜け出したアドリがボックス付近で絶妙なタメを作って中央に飛び出してきたボーヴェに横パス。細かいステップワークでゴール右に抜け出したローマ育ちのMFが古巣相手にフィオレンティーナ加入後初ゴールを叩き込んだ。 62分にはディバラの直接FKでゴールに迫ったローマだったが、65分には直前に1枚イエローカードをもらっていたエルモソがドゥドゥへのファウルで2枚目のカードをもらって退場に。さらに、ディバラとの交代で新天地デビューを飾ることになったフンメルスがセットプレーの守備でクアメのヘディングシュートをクリアし損ねて痛恨のオウンゴール。試合終了まで20分以上を残して終戦した。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ボーヴェが恩返し弾を含む4ゴールに絡む活躍を見せたフィオレンティーナがセリエA3連勝を達成。敗れたローマはユリッチ監督の去就危ぶまれる連敗に。 フィオレンティーナ 5-1 ローマ 【フィオレンティーナ】 モイゼ・ケアン(前9、前41) ルーカス・ベルトラン(前17[PK]) エドアルド・ボーヴェ(後7) オウンゴール(後26) 【ローマ】 マヌ・コネ(前39) 2024.10.28 06:45 Mon
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