INAC神戸、W杯組復帰で今季初勝利! C大阪は2勝目、ベレーザは大宮Vと引き分け3連勝ならず【WEリーグカップ】
2023.09.10 20:58 Sun
10日、2023-24WEリーグカップグループステージ第3節の3試合が各地で行われた。
グループAでは1勝1分のジェフユナイテッド市原・千葉レディースが1勝1敗のセレッソ大阪ヤンマーレディースを迎えて対戦した。
今季からWEリーグに参入したC大阪を迎えた千葉L。先輩として力を見せたいところだったが、先にゴールを奪ったのはC大阪だった。
35分、相手ボックス付近で波状攻撃を仕掛けていると、こぼれ球を拾った高和芹夏がボックス手前から右足を振り抜く。ライナー性の鋭いミドルシュートがゴールへ。手前でワンバウンドしたシュートをGK清水栞がキャッチできずにファンブル。これを、小山史乃観が見逃さずに蹴り込み、C大阪が先制する。
C大阪の波状攻撃を耐えていた中で、手痛いミスから失点してしまった千葉L。すると、0-1で迎えた74分にはセットプレーから失点。ボックス左からのFKを脇阪麗奈がクロス。ファーサイドで千葉Lの蓮輪真琴とC大阪の荻久保優里が競り合うと、こぼれ球を途中出場の白垣うのが詰めて、2点目をゲット。そのまま0-2でC大阪が勝利した。
グループBは2連敗中のINAC神戸レオネッサが、ホームにちふれASエルフェン埼玉を迎えた試合。新監督を迎え、選手も入れ替わったINAC神戸は、DF守屋都弥、DF三宅史織、FW田中美南の女子W杯組が今季初出場。また、GKも開幕から2試合務めた戸梶有野里から船田麻友に変更した。
新たなことにもチャレンジしているINAC神戸。前半からピンチを迎えるも、三宅、守屋、田中と3人でゴールまで迫るシーンを作っていく。
すると0-0のまま迎えた45分、左サイドでボールを持った北川ひかるが仕掛けると、インサイドにいた増矢理花へ横パス。増矢はボックス手前から右足を一閃。鋭いシュートがゴール右に決まり、INAC神戸が先制する。
前半のうちにリードを奪ったINAC神戸。後半はEL埼玉の瀬戸口梢がクロスバー直撃のFKを放つなど、ピンチを迎えるが、田中を中心に相手ゴールに圧力をかけていくことに。ゴールこそ生まれなかったが、1-0で逃げ切り、今季初勝利を記録した。
また、大宮アルディージャVENTUSvs日テレ・東京ヴェルディベレーザの試合は、1-1の引き分けに終わった。
1勝1敗の大宮VENTUSと2連勝中のベレーザの試合。大宮はGKスタンボー華、DF鮫島彩が今季初出場。ベレーザもGK野田になが初出場を果たしている。
試合は前半はゴールレスで終えると、後半に入り大宮VENTUSが先制。52分、GKからスタートすると、船木里奈のスルーパスに抜け出した井上綾香がそのまま独走。GKの位置をよく見て沈めていく。
先制を許したベレーザだったが、62分に反撃。藤野あおばのクロスはクリアされるも、村松智子がヘディングで前線へ。これを山本柚月が競るとと、ボックス内でうまく受けた土方麻椰が右足で蹴り込み、ベレーザが同点に追いつく。
その後は互いに譲らず。1-1のドローに終わった。
◆WEリーグカップグループステージ第3節
▽9月10日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース
INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉
大宮アルディージャVENTUS 1-1 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
▽9月9日
▼グループA
マイナビ仙台レディース 0-3 三菱重工浦和レッズレディース
サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ノジマステラ神奈川相模原
▼グループB
アルビレックス新潟レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース
グループAでは1勝1分のジェフユナイテッド市原・千葉レディースが1勝1敗のセレッソ大阪ヤンマーレディースを迎えて対戦した。
今季からWEリーグに参入したC大阪を迎えた千葉L。先輩として力を見せたいところだったが、先にゴールを奪ったのはC大阪だった。
C大阪の波状攻撃を耐えていた中で、手痛いミスから失点してしまった千葉L。すると、0-1で迎えた74分にはセットプレーから失点。ボックス左からのFKを脇阪麗奈がクロス。ファーサイドで千葉Lの蓮輪真琴とC大阪の荻久保優里が競り合うと、こぼれ球を途中出場の白垣うのが詰めて、2点目をゲット。そのまま0-2でC大阪が勝利した。
これにより、グループAは3位にC大阪が浮上。千葉Lは追い抜かれて4位となった。
グループBは2連敗中のINAC神戸レオネッサが、ホームにちふれASエルフェン埼玉を迎えた試合。新監督を迎え、選手も入れ替わったINAC神戸は、DF守屋都弥、DF三宅史織、FW田中美南の女子W杯組が今季初出場。また、GKも開幕から2試合務めた戸梶有野里から船田麻友に変更した。
新たなことにもチャレンジしているINAC神戸。前半からピンチを迎えるも、三宅、守屋、田中と3人でゴールまで迫るシーンを作っていく。
すると0-0のまま迎えた45分、左サイドでボールを持った北川ひかるが仕掛けると、インサイドにいた増矢理花へ横パス。増矢はボックス手前から右足を一閃。鋭いシュートがゴール右に決まり、INAC神戸が先制する。
前半のうちにリードを奪ったINAC神戸。後半はEL埼玉の瀬戸口梢がクロスバー直撃のFKを放つなど、ピンチを迎えるが、田中を中心に相手ゴールに圧力をかけていくことに。ゴールこそ生まれなかったが、1-0で逃げ切り、今季初勝利を記録した。
また、大宮アルディージャVENTUSvs日テレ・東京ヴェルディベレーザの試合は、1-1の引き分けに終わった。
1勝1敗の大宮VENTUSと2連勝中のベレーザの試合。大宮はGKスタンボー華、DF鮫島彩が今季初出場。ベレーザもGK野田になが初出場を果たしている。
試合は前半はゴールレスで終えると、後半に入り大宮VENTUSが先制。52分、GKからスタートすると、船木里奈のスルーパスに抜け出した井上綾香がそのまま独走。GKの位置をよく見て沈めていく。
先制を許したベレーザだったが、62分に反撃。藤野あおばのクロスはクリアされるも、村松智子がヘディングで前線へ。これを山本柚月が競るとと、ボックス内でうまく受けた土方麻椰が右足で蹴り込み、ベレーザが同点に追いつく。
その後は互いに譲らず。1-1のドローに終わった。
◆WEリーグカップグループステージ第3節
▽9月10日
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース
INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉
大宮アルディージャVENTUS 1-1 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
▽9月9日
▼グループA
マイナビ仙台レディース 0-3 三菱重工浦和レッズレディース
サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ノジマステラ神奈川相模原
▼グループB
アルビレックス新潟レディース 2-2 AC長野パルセイロ・レディース
高和芹夏
小山史乃観
脇阪麗奈
荻久保優里
白垣うの
守屋都弥
三宅史織
田中美南
瀬戸口梢
北川ひかる
増矢理花
スタンボー華
鮫島彩
野田にな
井上綾香
藤野あおば
村松智子
山本柚月
土方麻椰
INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
セレッソ大阪ヤンマーレディース
大宮アルディージャVENTUS
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
WEリーグ
高和芹夏の関連記事
INAC神戸レオネッサの関連記事
WEリーグの関連記事
記事をさがす
|
高和芹夏の人気記事ランキング
1
I神戸vs東京NBの首位攻防戦は痛み分け、3位S広島Rもドローと上位勢足踏み続く…9位AC長野は連敗ストップ【SOMPO WEリーグ】
16日、2024-25 SOMPO WEリーグ第9節の3試合が行われた。 前節ドローで連勝が止まった首位INAC神戸レオネッサ(勝ち点20)は、2位日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点18)をホームに迎えた首位攻防戦。前半はI神戸がチャンスを作り、38分にはセットプレーのルーズボールに三宅史織が右足を振り抜いたがクロスバーに阻まれる。 一方の東京NBも45分、山本柚月の折り返しから菅野奏音がダイレクトで狙ったが、強烈なシュートはなでしこジャパンGK大熊茜がセーブ。ゴールレスで迎えた後半もI神戸が攻め立てたが、GK野田になの牙城は最後まで崩せず、0-0の痛み分けで終えた。 開幕から続いた無敗が「6」でストップした3位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点16)は、5位ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点13)とホームで対戦。36分には千葉Lの城和怜奈がS広島Rのビルドアップミスを突くが、ゴール前の鴨川実歩が収めきれず、シュートには持ち込めない。 イーブンで折り返すと、54分にはS広島Rの左CKからピンボールのように跳ね返り枠にボールが飛ぶも、GK望月ありさが素早く反応。その後の上野真実のヘディング、瀧澤千聖のカットインシュートも千葉L守護神が防ぎ、ゴールレスドローで決着した。 千葉Lを追いかける6位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点11)は、9位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点7)とのホームゲーム。C大阪は31分、ロングボールを収めた高和芹夏の落としから田中智子がダイレクトボレー。ドライブ気味の軌道でゴール右隅に叩き込む。 しかし、長野も43分に反撃。ボックス内の混戦から川船暁海がフィニッシュし追いつくと、50分には菊池まりあが右からの折り返しをダイレクトで仕留めて逆転。さらに66分、右サイドのスローインの流れから川船がこの日2点目を奪い、1-3で試合終了。勝利した長野は連敗を「2」で止め、暫定7位に浮上している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第9節</h3> ▽11/16(土) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-3 AC長野パルセイロ・レディース 【C大阪】 田中智子(前31) 【AC長野】 川船暁海(前43、後21) 菊池まりあ(後5) サンフレッチェ広島レジーナ 0-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース INAC神戸レオネッサ 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽11/17(日) 《13:00》 アルビレックス新潟レディース vs マイナビ仙台レディース 《14:00》 三菱重工浦和レッズレディース vs 大宮アルディージャVENTUS ノジマステラ神奈川相模原 vs ちふれASエルフェン埼玉 <span class="paragraph-title">【動画】川船暁海が逆転勝利呼び込む2得点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lYlfZ2QV9k0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 21:32 SatINAC神戸レオネッサの人気記事ランキング
1
サンフレッチェ広島レジーナが見事にカップ戦連覇達成!上野真実のゴールをGK木稲瑠那がビッグセーブで凌ぎINAC神戸レオネッサを完封 【WEリーグ クラシエカップ】
29日、2024-25WEリーグ クラシエカップの決勝が国立競技場で行われた。 大会連覇を目指すサンフレッチェ広島レジーナと、初優勝を目指すINAC神戸レオネッサの対戦。1週間前に皇后杯の準々決勝で対戦した両者は、0-1でI神戸が勝利。そのままの勢いで、大会制覇を目指した。 WEリーグ公式戦最多となる2万1524人が駆けつけた国立競技場。前日には全校高校サッカー選手権大会の開幕戦が行われていた中、白熱の試合となった。 序盤からペースを握ったのはS広島R。すると33分、ボックス付近で細かいパス回しを見せたS広島Rは、ボックス手前でパスを受けた中嶋淑乃が上野真実とワンツーのパス交換でボックス内に侵入。相手4人に囲まれた中でなんとかパスを出すと動き直した上野がシュート。これが相手DFにディフレクトしてGK大熊茜の逆を突き、見事に先制ゴールとなった。 S広島Rがリードして迎えた後半、今度はI神戸がチャンス。守屋 都弥が自陣からロングフィードを送ると、左サイドから走り込んだカルラ・モレラが相手の前に入り込んでボックス内でトラップ。フリーでシュートを放ったが、GK木稲瑠那が右足でストップするビッグセーブを見せ、得点を許さない。 さらにI神戸はセットプレーからビッグチャンス。左サイドのFKから土光真代がストレート系のボールをゴール前に送ると、再びカルラ・モレラが走り込んで今度はヘッド。しかし、シュートは右ポストを叩いてゴールは認められない。 I神戸はロングボールを背後に送って何度も決定機を作るが、S広島Rの守護神・木稲が迫真のセーブを連発。そのまま試合は終了し、1-0でS広島Rが勝利を収め、見事に連覇を達成した。 優勝したS広島Rには優勝賞金1000万円が送られた。 サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 INAC神戸レオネッサ 【S広島R】 上野真実(前33) <span class="paragraph-title">【動画】S広島Rが前半の一発でI神戸を下し見事カップ戦連覇!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CSUJjq5sLd8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.29 23:15 Sun2
成宮唯の2得点でI神戸が首位キープ! 東京NB、浦和も勝利で3位まで2pt差は変わらず【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第14節の6試合が、15日と16日に各地で行われた。 2連勝で首位を奪還したINAC神戸レオネッサ(勝ち点30)は、後半戦初勝利を狙う6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点18)とのホームゲーム。I神戸は28分に決定機。最終ラインの裏へ抜け出した桑原藍がロングボールを収めるが、フリーでのシュートはGK望月ありさがセーブする。 ゴールレスで折り返すと、50分にI神戸が先制。成宮唯のインターセプトから水野蕗奈が左クロス。ゴール前に走り込んだ成宮が頭で押し込む。 さらに64分、右サイドを抜け出した桑原の折り返しから再び成宮。右足ワンタッチで2点目を奪う。千葉も79分、右CKの混戦から小林莉々子が押し込むが反撃はここまで。逃げ切ったI神戸が3連勝で首位をキープしている。 前節ドローで首位を譲った日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点29)。10位・マイナビ仙台レディース(勝ち点8)とのアウェイゲームに臨むと、32分に先制。眞城美春の右クロスに土方麻椰がニアで合わせる。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した青木夕菜が思い切って右足シュート。対角のゴール左隅に決め、東京NBがリードを広げる。 後半も追加点に迫った東京NBだが、山本柚月のシュートはクロスバー直撃。しかし、マイ仙台の反撃も実らず、0-2で東京NBが完封勝利を収め、首位のI神戸を追いかける。 3位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点28)も前節ドローで連勝がストップ。今節は最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点7)とアウェイでの埼玉ダービーに臨んだ。 浦和は33分、前線からプレスをかけた高橋はながハーフウェイライン付近でボール奪取。一気に攻め込むと、伊藤美紀のリターンパスから高橋がコントロールショットを沈める。 1点ビハインドで後半を迎えた大宮Vは、チャンスを作りながら同点ゴールを奪えず。すると77分、セットプレーの折り返しから島田芽依が押し込んで浦和に2点目。終盤には藤﨑智子のPKで勝利を決定づけ、浦和も上位2チームに続く。 その他、4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22)は8位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15)と1-1で終え、3試合連続ドロー。後半4ゴールで大勝の5位・アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)がS広島Rと勝ち点「23」で並んだ。11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7)は今シーズン2勝目を挙げ、マイ仙台をかわして10位に浮上している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第14節</h3> ▽3月15日(土) サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【S広島R】 上野真実(後12) 【C大阪】 田子夏海(後5) 大宮アルディージャVENTUS 0-3 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 高橋はな(前33) 島田芽依(後32) 藤﨑智子(後43) ▽3月16日(日) マイナビ仙台レディース 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 土方麻椰(前32) 青木夕菜(前45+2) ちふれASエルフェン埼玉 0-4 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 OG(後3) 山谷瑠香(後6) 川村優理(後10) 道上彩花(後35) ノジマステラ神奈川相模原 3-0 AC長野パルセイロ・レディース 【N相模原】 大竹麻友(後14) 南野亜里沙(後24、後37) INAC神戸レオネッサ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【I神戸】 成宮唯(後5、後19) 【千葉L】 小林莉々子(後34) <span class="paragraph-title">【動画】成宮唯が2得点の活躍! I神戸vs千葉L ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Z1BFaUBWCJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 18:50 Sun3
I神戸がカルロタ・スアレスのPK弾で首位返り咲き! 東京NB&浦和の上位2チームが揃ってドロー、EL埼玉は4発大勝で7位浮上【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第13節の6試合が、8日と9日に各地で行われた。 3連勝で首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点28)は、3連敗中と対照的な11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)をホームに迎えた一戦。前半はゴールレスで終えるが、後半立ち上がりの北村菜々美の左クロスがN相模原のオウンゴールを誘い、東京NBが先手を取る。 N相模原も60分、左ポケットへ抜け出した榊原琴乃の折り返しから川島はるながダイレクトシュート。試合を振り出しに戻す。 しかし69分、左ポケットで仕掛けた北村が、切り返しからのコントロールショットを決め、再び東京NBがリード。N相模原も諦めず、最終ラインの裏へ抜け出した片山由菜がGKまでかわし、88分にゴール。どちらも譲らずにタイムアップし、東京NBは連勝が「3」で止まった。 東京NBを勝ち点差「1」で追う2位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点27)も3連勝中。4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点21)とアウェイでの上位対決に臨んだ。 浦和は長期離脱から前節復帰した猶本光がダイレクトミドルで狙うと、29分には背後を取った島田芽依に決定機。どちらもS広島RのGK木稲瑠那がセーブする。 S広島Rも前半終了間際、小川愛の左CKを嶋田華がニアでヘッド。枠に飛ばしたが、遠藤優がゴールライン手前でクリアする。 後半もスコアは動かずゴールレスで終了。浦和は首位浮上のチャンスだったが、東京NBとともに連勝が止まっている。 浦和と勝ち点で並ぶ3位INAC神戸レオネッサ(勝ち点27)は、直近5試合無敗の5位アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)と敵地で対戦。I神戸は31分、愛川陽菜がボックス内で倒されてPKを獲得。カルロタ・スアレスが決めて今シーズン7ゴール目をマークする。 I神戸の1点リードで折り返すと、51分には成宮唯の左足シュートがクロスバー直撃。その後、カルロタ・スアレスもGKとの一対一を逃したが、新潟Lにゴールを許さず1-0で勝利。上位2チームをかわして首位を奪還した。 その他、6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点17)と7位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14)の中位同士の一戦はゴールレスドロー。9位・ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点13)は前半の4ゴールで3試合ぶりの勝利を挙げ、7位に浮上。前節初勝利を挙げた最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点6)は、8位・AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14)と引き分けに終わっている。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第13節</h3> ▽3月8日(土) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ちふれASエルフェン埼玉 4-0 マイナビ仙台レディース 【EL埼玉】 木許和心(前14) 栃谷美羽(前16) 佐久間未稀(前21) 樋口梨花(前31) サンフレッチェ広島レジーナ 0-0 三菱重工浦和レッズレディース 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 2-2 ノジマステラ神奈川相模原 【東京NB】 OG(後1) 北村菜々美(後24) 【N相模原】 川島はるな(後15) 片山由菜(後43) ▽3月9日(日) アルビレックス新潟レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前31) AC長野パルセイロ・レディース 1-1 大宮アルディージャVENTUS 【AC長野】 川船暁海(後44) 【大宮V】 齊藤夕眞(前36) <span class="paragraph-title">【動画】白熱の上位対決はゴールレスドロー S広島Rvs浦和 ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dvY7VmpPw9g";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.09 21:12 Sun4
上位勢追うS広島Rが上野真実のロングシュートなどで後半戦初白星! 首位・I神戸は太田美月の2ゴールなどで快勝、N相模原は今季初の連勝達成【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第15節の5試合が、22日に各地で行われた。 3位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点31)vs2位・日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点32)の上位対決は、浦和AFC Women’s Champions League 2024/25 準々決勝出場のため4月16日に開催。その他の5試合が行われた。 3連勝で首位を走るINAC神戸レオネッサ(勝ち点33)は、後半戦未勝利の9位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15)とアウェイゲーム。序盤から決定機を作ったI神戸は、38分に先制。水野蕗奈の左クロスをカルロタ・スアレスが頭で合わせ、今シーズン8点目を記録する。 3分後にはFKからゴール前で混戦が生まれると、18歳の太田美月が詰めてWEリーグ初ゴール。後半立ち上がりには太田が左CKからヘディングで追加点を決める。久保田真生の左ポスト直撃のシュートもあったI神戸が0-3で勝利し、4連勝とした。 後半戦は3試合連続ドロー発進の4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点23)。こちらも後半戦未勝利の6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点18)とアウェイで対戦した。 S広島Rは26分、千葉Lのビルドアップを中嶋淑乃が狙う。ハーフウェーライン付近でボールを持った上野真実は、GK望月ありさの位置を見てすかさずロングシュート。S広島Rが先制する。 1点リードで折り返したS広島Rは80分、右CKからピッチに立ったばかりの呉屋絵理子が追加点。千葉Lの反撃を許さず試合を終え、S広島Rがリーグ戦再開後初白星を手にした。 その他、5位・アルビレックス新潟レディース(勝ち点23)は、最下位の大宮アルディージャVENTUS(勝ち点7)と1-1のドローで終え、連勝はならず。10位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点10)は11位・マイナビ仙台レディース(勝ち点8)を2-0で下し、今シーズン初の連勝を達成している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第15節</h3> ▽3月22日(土) ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナ 【S広島R】 上野真実(前26) 呉屋絵理子(後35) アルビレックス新潟レディース 1-1 大宮アルディージャVENTUS 【新潟L】 川村優理(後11) 【大宮V】 箕輪千慧(前33) ノジマステラ神奈川相模原 2-0 マイナビ仙台レディース 【N相模原】 大竹麻友(前14) 南野亜里沙(前32) AC長野パルセイロ・レディース 0-3 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前38) 太田美月(前41、後4) セレッソ大阪ヤンマーレディース 0-0 ちふれASエルフェン埼玉 ▽4月16日(水) 三菱重工浦和レッズレディース vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ <span class="paragraph-title">【動画】抜け目なく狙っていた上野真実のロングシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DF5xL2bl1Io";var video_start = 60;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.23 17:10 Sun5