C大阪の高和芹夏がハットの活躍で初勝利、I神戸は逆転勝ちでグループC首位浮上【WEリーグ クラシエカップ】
2024.10.10 12:30 Thu
ハットトリックの高和芹夏(中央)、ゴールを決めた百濃実結香(左)と脇阪麗奈
9日、WEリーグ クラシエカップの第4節が行われた。
3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。
グループAでは勝ち点7で首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザと勝ち点3で最下位の亜c長野パルセイロ・レディースが対戦した。
試合は16分、東京NBが右CKを得ると素早いリスタート。クロスをニアで村松智子がフリック。ファーサイドのスペースに落ちたボールを岩﨑心南が詰めて先制。さらに31分には、右サイドからのクロスをボックス手前で松田紫野がダイレクトパス。浮き球を樋渡百花がボックス内で胸トラップから蹴り込み、リードを広げていく。
対するAC長野は44分、スルーパスをボックス内左で受けたナッタワディ・プラムナークが細かいタッチでDF2人を倒してニアサイドにシューを流し込み、前半で1点を返すことに成功。68分には、左サイドのスペースでパスを受けた川船暁海がクロスを入れると、中村恵実がヘッドで合わせてAC長野が同点に追いつくことに成功。2-2のドローに終わった。
グループBは3チームの戦いとなる中、マイナビ仙台レディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。マイ仙台はホームで初勝利が欲しいところだったが、試合は39分に右サイドからの有吉佐織のグラウンダーのクロスを滝川結女がダイレクトで浮かせてゴール。新潟Lが0-1で勝利を収めた。
グループCでは、首位のちふれASエルフェン埼玉がホームにINAC神戸レオネッサを迎えることに。試合は23分、スルーパスを受けた吉田莉胡がボックス内左からグラウンダーのシュートを流し込み、EL埼玉が先制する。
先制を許したI神戸だったが、43分に敵陣でボールを繋ぐと、髙瀬愛実の浮き球のパスに反応した愛川陽菜が前に出てきたGKの頭上を越すループシュートを決め、前半のうちに同点に追いつく。
タイスコアで後半に入ると、I神戸は51分に逆転。左サイドから崩すと、ボックス内でパスを繋ぎ、最後は山本摩也が落ち着いて蹴り込み逆転。1-2でそのまま勝利を収めた。
また、もう1試合はセレッソ大阪ヤンマーレディースvsジェフユナイテッド千葉レディースの一戦。こちらは壮絶な打ち合いとなると、1-1で迎えた58分にC大阪が高和芹夏のゴールで勝ち越しに成功。すると、高和は75分、84分にもゴールを決めてハットトリックを達成。5-2でC大阪が勝利を収めた。
◆WEリーグ クラシエカップ第4節
【グループA】
AC長野パルセイロ・レディース 2-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
【AC長野】
ナッタワディ・プラムナーク(前44)
中村恵実(後23)
【東京NB】
岩﨑心南(前16)
樋渡百花(前31)
大宮アルディージャVENTUS 0-1 サンフレッチェ広島レジーナ
【S広島R】
中嶋淑乃(前21)
【グループB】
マイナビ仙台レディース 0-1 アルビレックス新潟レディース
【新潟L】
滝川結女(前39)
【グループC】
ちふれASエルフェン埼玉 1-2 INAC神戸レオネッサ
【EL埼玉】
吉田莉胡(前23)
【I神戸】
愛川陽菜(前43)
山本摩也(後6)
セレッソ大阪ヤンマーレディース 5-2ジェフユナイテッド千葉レディース
【C大阪】
脇阪麗奈(前13)
高和芹夏(後13、後30、後39)
百濃実結香(後16)
【千葉L】
岸川奈津希(後8)
今田紗良(後48)
◆順位表(試合数/勝ち点/得失点)
【グループA】
1位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(4/8pt/+4)
2位:サンフレッチェ広島レジーナ(4/7pt/+1)
3位:大宮アルディージャVENTUS(4/3pt/-1)
4位:AC長野パルセイロ・レディース(4/2pt/-4)
【グループB】
1位:ノジマステラ神奈川相模原(2/6pt/+2)
2位:アルビレックス新潟レディース(3/6pt/+1)
3位:マイナビ仙台レディース(3/0pt/-3)
【グループC】
1位:INAC神戸レオネッサ(4/7pt/+2)
2位:ちふれASエルフェン埼玉(4/6pt/0)
3位:ジェフユナイテッド千葉レディース(4/5pt/-1)
4位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(4/4pt/-1)
3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。
グループAでは勝ち点7で首位の日テレ・東京ヴェルディベレーザと勝ち点3で最下位の亜c長野パルセイロ・レディースが対戦した。
対するAC長野は44分、スルーパスをボックス内左で受けたナッタワディ・プラムナークが細かいタッチでDF2人を倒してニアサイドにシューを流し込み、前半で1点を返すことに成功。68分には、左サイドのスペースでパスを受けた川船暁海がクロスを入れると、中村恵実がヘッドで合わせてAC長野が同点に追いつくことに成功。2-2のドローに終わった。
グループAのもう1試合は、大宮アルディージャVENTUSvsサンフレッチェ広島レジーナの一戦。前節首位を陥落したS広島Rは、21分にボール奪取から左サイドのスペースへとパス。これを受けた早間美空がボックス左からクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋淑乃がダイレクトボレーで合わせてS広島Rが先制。0-1でそのまま勝利を収めた。
グループBは3チームの戦いとなる中、マイナビ仙台レディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。マイ仙台はホームで初勝利が欲しいところだったが、試合は39分に右サイドからの有吉佐織のグラウンダーのクロスを滝川結女がダイレクトで浮かせてゴール。新潟Lが0-1で勝利を収めた。
グループCでは、首位のちふれASエルフェン埼玉がホームにINAC神戸レオネッサを迎えることに。試合は23分、スルーパスを受けた吉田莉胡がボックス内左からグラウンダーのシュートを流し込み、EL埼玉が先制する。
先制を許したI神戸だったが、43分に敵陣でボールを繋ぐと、髙瀬愛実の浮き球のパスに反応した愛川陽菜が前に出てきたGKの頭上を越すループシュートを決め、前半のうちに同点に追いつく。
タイスコアで後半に入ると、I神戸は51分に逆転。左サイドから崩すと、ボックス内でパスを繋ぎ、最後は山本摩也が落ち着いて蹴り込み逆転。1-2でそのまま勝利を収めた。
また、もう1試合はセレッソ大阪ヤンマーレディースvsジェフユナイテッド千葉レディースの一戦。こちらは壮絶な打ち合いとなると、1-1で迎えた58分にC大阪が高和芹夏のゴールで勝ち越しに成功。すると、高和は75分、84分にもゴールを決めてハットトリックを達成。5-2でC大阪が勝利を収めた。
◆WEリーグ クラシエカップ第4節
【グループA】
AC長野パルセイロ・レディース 2-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
【AC長野】
ナッタワディ・プラムナーク(前44)
中村恵実(後23)
【東京NB】
岩﨑心南(前16)
樋渡百花(前31)
大宮アルディージャVENTUS 0-1 サンフレッチェ広島レジーナ
【S広島R】
中嶋淑乃(前21)
【グループB】
マイナビ仙台レディース 0-1 アルビレックス新潟レディース
【新潟L】
滝川結女(前39)
【グループC】
ちふれASエルフェン埼玉 1-2 INAC神戸レオネッサ
【EL埼玉】
吉田莉胡(前23)
【I神戸】
愛川陽菜(前43)
山本摩也(後6)
セレッソ大阪ヤンマーレディース 5-2ジェフユナイテッド千葉レディース
【C大阪】
脇阪麗奈(前13)
高和芹夏(後13、後30、後39)
百濃実結香(後16)
【千葉L】
岸川奈津希(後8)
今田紗良(後48)
◆順位表(試合数/勝ち点/得失点)
【グループA】
1位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(4/8pt/+4)
2位:サンフレッチェ広島レジーナ(4/7pt/+1)
3位:大宮アルディージャVENTUS(4/3pt/-1)
4位:AC長野パルセイロ・レディース(4/2pt/-4)
【グループB】
1位:ノジマステラ神奈川相模原(2/6pt/+2)
2位:アルビレックス新潟レディース(3/6pt/+1)
3位:マイナビ仙台レディース(3/0pt/-3)
【グループC】
1位:INAC神戸レオネッサ(4/7pt/+2)
2位:ちふれASエルフェン埼玉(4/6pt/0)
3位:ジェフユナイテッド千葉レディース(4/5pt/-1)
4位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(4/4pt/-1)
高和芹夏
村松智子
松田紫野
樋渡百花
ナッタワディ・プラムナーク
川船暁海
中村恵実
早間美空
中嶋淑乃
有吉佐織
滝川結女
吉田莉胡
愛川陽菜
山本摩也
脇阪麗奈
百濃実結香
岸川奈津希
今田紗良
セレッソ大阪ヤンマーレディース
INAC神戸レオネッサ
マイナビ仙台レディース
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
AC長野パルセイロ・レディース
アルビレックス新潟レディース
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
大宮アルディージャVENTUS
サンフレッチェ広島レジーナ
ちふれASエルフェン埼玉
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守備バランスと自由な攻撃、東京NB・菅野奏音の役割は新システムで多岐渡る「前半戦の行き詰りよりは感触がある」
日テレ・東京ヴェルディベレーザが採用する新システムのカギになるであろう1人、MF菅野奏音にセレッソ大阪ヤンマーレディース戦を終えての手応えを訊いた。 東京NBは16日に行われた2023-24 WEリーグ第10節、味の素フィールド西が丘でのC大阪戦を、1-1と追い付いての引き分けで終えた。 この日に向けたマッチデープログラムの表紙を飾り、フル出場も果たした菅野は、「後半は自分たちのペースで試合を運べた中で一旦は追い付けたんですけど、そこから追加点が取れなかったことと、前半失点して折り返してしまったところが引き分けの要因ではないかなと思います」と試合を振り返る。 前節、アルビレックス新潟レディースとの上位対決を落とした4位・東京NBにとっては3ポイントを欲する一戦だったが、C大阪も前節の大敗を払拭すべく、序盤から強度の高いプレスを決行。東京NBはサイドでの出口を失って前進に苦しむ場面も散見され、21分には先制を許した。 一方で3バックの並びを変えた後半はボールホルダーを追い越す動きも増え、徐々に主導権を掌握。61分には山本柚月が同点ゴールをマークし、以降も攻勢が続いたが、C大阪粘りの守備から逆転弾を奪うまでには至らなかった。 ウインターブレイク直前は2分け1敗、明けてからは3バックを採用している東京NB。新たな形を模索する中で「前半戦は[4-4-2]でやってきて、なかなか勝てなかったり、行き詰まった試合が多いなかで、後半戦の3試合は、結果は付いてきていないですけど(1勝1分け1敗)、前半戦の行き詰まっていたところよりは感触がある」と、道半ばではあるものの、確かな感触も得られている。 [4-4-2]採用時はボランチやセカンドトップを担っていた菅野も、新システムでは守備時にウイングバックのようにサイドをケアし、ポゼッション時には中盤でボールを引き出す、言うなれば"偽ウイングバック"のような立ち位置の中で、攻撃では自由を与えられている。 もちろん、「攻撃をイメージしての守備のバランスになってくるので、ひずみが出るのはある程度覚悟の上(松田岳夫監督/ノジマステラ神奈川相模原戦後)」だ。 求められる役割も運動量も多く、最終ラインでの守備機会も増えたポジションの中で、攻撃センスの塊のような菅野がどのような進化を遂げていくのかは、今後のチームを占ううえでも大きな要素となりそうだ。 「中盤も守備(機会)が多いですけど、今のポジションはディフェンスラインでの守備もあるので、ポジショニングや守備でも頭を使って、良いポジショニングでいかに上手く守備をするかというところをもっと考えていけたら、攻撃に(より)力を使えるんじゃないかと思います。今は守備寄りになってしまっている部分はあるので、自分自身攻撃の選手でもありますし、そこは改善していければ良いなと思います」 2024.03.17 22:10 Sun3
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