新潟Lが逆転でベスト4入り! S広島R、I神戸と共に浦和が待つ準決勝へ【WEリーグ クラシエカップ】
2024.11.06 23:00 Wed
6日、2024-25WEリーグ クラシエカップのグループステージ第6節が行われた。
3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。
最終節では勝ち点差1の首位サンフレッチェ広島レジーナと2位の日テレ・東京ヴェルディベレーザが直接対決となった。
勝った方がベスト4行きが決まる中、前半はゴールレスに。それでも50分、S広島Rはカウンターを仕掛けると柳瀬楓菜のパスを李誠雅がダイレクトで蹴り込みS広島Rが先制する。
3位のAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの試合は、2-0でAC長野が勝利。41分、66分と川船暁海がゴールを奪い、新チーム名とエンブレムが発表された大宮Vに快勝し3位でグループステージを終えた。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ
AC長野パルセイロ・レディース 2-0 大宮アルディージャVENTUS
◆順位表
★1.サンフレッチェ広島レジーナ/勝ち点11/+2
2.日テレ・東京ヴェルディベレーザ/勝ち点10/+4
3.AC長野パルセイロ・レディース/勝ち点5/-3
4.大宮アルディージャVENTUS/勝ち点4/-3
3チームで行われているグループBは3勝の首位・ノジマステラ神奈川相模原と2勝の2位・アルビレックス新潟レディースの対戦となった。
勝たなければいけない新潟Lだったがゴールレスで前半を終えることに。それでも後半に新潟Lが試合を動かす。53分、左サイドからの園田瑞貴のクロスが流れると、ボックス内右で拾った有吉佐織がクロス。これを最後は山本結菜が豪快に蹴り込み、新潟Lが先制する。
さらに59分、左CKからの石田千尋のクロスを山谷瑠香がファーサイドでヘッド。これが決まり2-0。新潟Lが2-0で勝利し、N相模原と勝ち点9で並んだが、得失点差で上回り首位に。ベスト4入りを果たした。
アルビレックス新潟レディース 2-0 ノジマステラ神奈川相模原
◆順位表
★1.アルビレックス新潟レディース/勝ち点9/+3
2.ノジマステラ神奈川相模原/勝ち点9/+1
3.マイナビ仙台レディース/勝ち点0/-4
グループCは逆転での首位浮上を目指す2位のちふれASエルフェン埼玉が3位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。
試合は開始11分、右サイドで得たFKからライナー性のクロス。これを大沼歩加がヘッドで合わせて先制する。しかし15分、ボックス手前から浮き球のパスが入ると、ボックス内で大澤春花が回転しながらわずかに触ってゴール。1-1となると、その後はゴールが生まれずに勝ち点1を積み上げるにとどまった。
首位のINAC神戸レオネッサは最下位のセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。勝てば首位を守れる中、この試合はなかなかゴールが生まれず。互いにゴールがないまま0-0のドロー。ただ、I神戸はそのまま首位を守り、ベスト4進出を決めた。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉
INAC神戸レオネッサ 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース
◆順位表
★1.INAC神戸レオネッサ/勝ち点9/+2
2.ちふれASエルフェン埼玉/勝ち点8/0
3.ジェフ千葉レディース/勝ち点7/-1
4.セレッソ大阪ヤンマーレディース/勝ち点6/-1
ノックアウトステージ準決勝は、S広島R、新潟L、I神戸、そしてAWCLを戦っていた浦和が進出。12月8日(日)にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで準決勝がダブルヘッダーで行われる。
3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。
【グループA】S広島Rが準々決勝進出
勝った方がベスト4行きが決まる中、前半はゴールレスに。それでも50分、S広島Rはカウンターを仕掛けると柳瀬楓菜のパスを李誠雅がダイレクトで蹴り込みS広島Rが先制する。
負けられない東京NBは、62分にボックス左から北村菜々美がクロス。低いクロスとなった中、オウンゴールとなり1-1の同点に。東京NBは勝利しか道がない中、1-1のドローに終わりS広島Rが首位でグループステージを終えた。
3位のAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの試合は、2-0でAC長野が勝利。41分、66分と川船暁海がゴールを奪い、新チーム名とエンブレムが発表された大宮Vに快勝し3位でグループステージを終えた。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ
AC長野パルセイロ・レディース 2-0 大宮アルディージャVENTUS
◆順位表
★1.サンフレッチェ広島レジーナ/勝ち点11/+2
2.日テレ・東京ヴェルディベレーザ/勝ち点10/+4
3.AC長野パルセイロ・レディース/勝ち点5/-3
4.大宮アルディージャVENTUS/勝ち点4/-3
【グループB】新潟が勝利で逆転首位通過
3チームで行われているグループBは3勝の首位・ノジマステラ神奈川相模原と2勝の2位・アルビレックス新潟レディースの対戦となった。
勝たなければいけない新潟Lだったがゴールレスで前半を終えることに。それでも後半に新潟Lが試合を動かす。53分、左サイドからの園田瑞貴のクロスが流れると、ボックス内右で拾った有吉佐織がクロス。これを最後は山本結菜が豪快に蹴り込み、新潟Lが先制する。
さらに59分、左CKからの石田千尋のクロスを山谷瑠香がファーサイドでヘッド。これが決まり2-0。新潟Lが2-0で勝利し、N相模原と勝ち点9で並んだが、得失点差で上回り首位に。ベスト4入りを果たした。
アルビレックス新潟レディース 2-0 ノジマステラ神奈川相模原
◆順位表
★1.アルビレックス新潟レディース/勝ち点9/+3
2.ノジマステラ神奈川相模原/勝ち点9/+1
3.マイナビ仙台レディース/勝ち点0/-4
【グループC】最終節は共にドローでI神戸がベスト4
グループCは逆転での首位浮上を目指す2位のちふれASエルフェン埼玉が3位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦した。
試合は開始11分、右サイドで得たFKからライナー性のクロス。これを大沼歩加がヘッドで合わせて先制する。しかし15分、ボックス手前から浮き球のパスが入ると、ボックス内で大澤春花が回転しながらわずかに触ってゴール。1-1となると、その後はゴールが生まれずに勝ち点1を積み上げるにとどまった。
首位のINAC神戸レオネッサは最下位のセレッソ大阪ヤンマーレディースと対戦。勝てば首位を守れる中、この試合はなかなかゴールが生まれず。互いにゴールがないまま0-0のドロー。ただ、I神戸はそのまま首位を守り、ベスト4進出を決めた。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 ちふれASエルフェン埼玉
INAC神戸レオネッサ 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース
◆順位表
★1.INAC神戸レオネッサ/勝ち点9/+2
2.ちふれASエルフェン埼玉/勝ち点8/0
3.ジェフ千葉レディース/勝ち点7/-1
4.セレッソ大阪ヤンマーレディース/勝ち点6/-1
ノックアウトステージ準決勝は、S広島R、新潟L、I神戸、そしてAWCLを戦っていた浦和が進出。12月8日(日)にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで準決勝がダブルヘッダーで行われる。
山谷瑠香
柳瀬楓菜
李誠雅
北村菜々美
川船暁海
園田瑞貴
有吉佐織
山本結菜
石田千尋
大澤春花
アルビレックス新潟レディース
マイナビ仙台レディース
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
三菱重工浦和レッズレディース
AC長野パルセイロ・レディース
セレッソ大阪ヤンマーレディース
サンフレッチェ広島レジーナ
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
大宮アルディージャVENTUS
ノジマステラ神奈川相模原
INAC神戸レオネッサ
ちふれASエルフェン埼玉
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20日、2022-23 WEリーグカップ第2節の3試合が各地で行われた。 浦和駒場スタジアムでは三菱重工浦和レッズレディースとアルビレックス新潟レディースが対戦。互いの男子チームでプレーをした元日本代表FW田中達也氏の娘、2トップの一角で先発起用された16歳・新潟の田中聖愛に注目が集まった。 見せ場はいきなりやってきた。7分、上尾野辺めぐみからのパスを自陣中央右で受けた田中は相手を1枚剥がすと、そのままスピードに乗って独走。ボックス手前右まで運んでのラストパスは若干遠藤優に引っ掛かったが、中央でフリーの山谷瑠香が蹴り込み、新潟に先制点をもたらした。 対する浦和はボールポゼッションで勝り、中央を崩しての清家貴子の右足から安藤梢がお手本のようなファー詰めを決めて11分に振り出しに戻すと、20分には清家のファーへのクロスに今度は菅澤優衣香が頭で合わせて逆転に成功した。 自力に勝る浦和は後半も主導権を握ると、67分に菅澤がボックス内で塩越柚歩のパスのこぼれ球を収め、DFをかわして右足で流し込む。新潟は二種登録の選手、18歳の白沢百合恵や17歳の長崎咲弥をピッチに送り込むも、82分に浦和は猶本光にもゴールが生まれて勝負あり。昨年の皇后杯女王が地力を見せ付け、4-1と逆転勝ちを収めている。 長野Uスタジアムで行われたAC長野パルセイロ・レディースと大宮アルディージャVENTUSの前半は、大宮VENTUSがゴールに近づいた。CKのこぼれ球から仲田歩夢がミドルを放ち、GKが弾いたボールを大熊良奈が蹴り込むが、オフサイド。井上綾香のシュートは枠の左角に嫌われるなど、決定機を創出した。 対照的に後半は長野のゲームとなった。キックオフ直後から各選手が積極的に足を振っていき、稲村雪乃のシュートはクロスバー。怒涛の攻撃が実ったのは81分、伊藤めぐみのパスから瀧澤莉央がボックス左で左足を振ると、相手に当たってゴール前へこぼれると、伊藤が押し込んでネットを揺らした。これが決勝点となり、長野が田代久美子新監督に初勝利をプレゼントしている。 アメリカ遠征からの帰国後、国内での今季初戦を迎える日テレ・東京ヴェルディベレーザは、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの敵地へ乗り込んだ。 フィード1本で千葉玲海菜に背後を取られた場面では岩清水梓が懸命のカバーを見せ、飲水タイム明け後には左サイドの崩しから植木理子にチャンスが到来したが、GK清水栞に阻まれた。 前半は互いにゴール前でのシーンを作ったが、後半は疲労からかベレーザが押し込まれる時間が続き、前線でもボールを収め切れない。ベンチ入りメンバーも5人という台所事情や、宮川麻都が戻りのスプリント時に足を痛めるなどのアクシデントもあった中で、ゼロに抑えてゴールレスドロー。苦しみながらも勝ち点「1」を拾っている。 ◆WEリーグカップ グループステージ 第2節 ▽8月27日 グループA <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">三菱重工浦和レッズレディース 4</span>-1 アルビレックス新潟レディース <span style="color:#cc0000;font-weight:700;">AC長野パルセイロ・レディース 1</span>-0 大宮アルディージャVENTUS グループB ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 0-0 日テレ・東京ヴェルディベレーザ ▽8月28日 グループB ノジマステラ神奈川相模原 vs INAC神戸レオネッサ 2022.08.27 20:07 Sat4
「うわぁ、きれいだ」ビッグスワンが七色にライトアップ!新潟レディースの皇后杯勝利祝う
デンカビッグスワンスタジアムが虹色に彩られた。 アルビレックス新潟のホームスタジアムとして使用されているビッグスワンは、これまでも勝利を祝うライトアップを実施。昨年9月16日からはホーム・アウェイに関わらず、男子が勝利した場合には新潟カラーの橙色・青色、女子が勝利した場合には回転するレインボーカラーと定められていた。 だが、アルビレックス新潟レディースは、今季のWEリーグでここまで未勝利。12月の皇后杯4回戦勝利で、設定日以降初の勝利を収めた。 大宮アルディージャVENTUSとの対戦となった15日の準々決勝でも、後半の追加タイムに道上彩花がヘディング弾を沈め、劇的な勝利。2大会ぶりの準決勝進出を決めた。 ビッグスワンもレディースの勝利を祝し、「アルビレックス新潟レディースが皇后杯準々決勝で勝利したため、今夜(1/15)のスタジアムライトアップはレインボーカラーを点灯します」と告知。七色に輝くスタジアムの写真を投稿した。 ライトアップされたスタジアムは好評を博し、「ブラボー」、「フクアリでもやってほしい」、「嗚呼、美しい〜」、「いいなこれ」、「うわぁ♪きれいだぁ」といった感嘆の声などが上がっている。 新潟レディースの皇后杯での最高成績は準優勝。これまで4度の決勝進出を果たしているが、いずれもINAC神戸レオネッサの前に涙をのんでいる。 22日に行われる準決勝の相手は、大会最多優勝を数える日テレ・東京ヴェルディベレーザ。「準決勝、決勝とレインボーカラーが見れます様に」との声のように、悲願の初優勝を飾ることはできるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】虹色にライトアップされたビッグスワン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">アルビレックス新潟レディースが皇后杯準々決勝で勝利したため、今夜(1/15)のスタジアムライトアップはレインボーカラーを点灯します <a href="https://t.co/3GQmINzAvV">https://t.co/3GQmINzAvV</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ビッグスワン</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%B7%91%E8%8A%B1%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#緑花センターニュース</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#公園イベント</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%96%B0%E6%BD%9F%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アルビレックス新潟レディース</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%9A%87%E5%90%8E%E6%9D%AF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#皇后杯</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%94?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ベスト4</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ライトアップ</a> <a href="https://t.co/lsn4lW1ApK">pic.twitter.com/lsn4lW1ApK</a></p>— デンカビッグスワンスタジアム (@bigswan_niigata) <a href="https://twitter.com/bigswan_niigata/status/1614507301733552130?ref_src=twsrc%5Etfw">January 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.15 21:35 Sun5