4発首位浮上のC大阪、矢形海優が頭だけでハットトリック! 連勝の東京NBは16歳・青木夕菜がリーグ最年少得点記録更新【SOMPO WEリーグ】

2024.09.29 22:20 Sun
ハットトリックを記録したセレッソ大阪ヤンマーレディースの矢形海優
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ハットトリックを記録したセレッソ大阪ヤンマーレディースの矢形海優
29日、2024-25 SOMPO WEリーグ第3節が行われた。連勝するチームが現れず、1勝1分けの4チームが上位を占めた第2節。得失点差で首位に立つサンフレッチェ広島レジーナは、ちふれASエルフェン埼玉をホームに迎えた。

前半は互いにゴールに迫りながら0-0で終えると、後半立ち上がりにはS広島Rが左CKから波状攻撃。最後は藤生菜摘がシュートを放ったが、枠を捉えられない。
その後も中嶋淑乃が2度のチャンスを仕留めきれなかったが、試合終了間際に先制。GK木稲瑠那のロングボールから一気に前線へ駆け上がると、呉屋絵理子の折り返しを小川愛が流し込み、土壇場で連勝を掴んだ。

前節をドローで終え、同じく1勝1分けのセレッソ大阪ヤンマーレディースは、2試合未勝利の大宮アルディージャVENTUSとアウェイで対戦。C大阪は42分にセットプレーから先手を取り、白垣うのがクロスに合わせる。
さらに44分、矢形海優がダイビングヘッドで追加点。4分後にもCKの流れから頭で決め、C大阪が3点リードで折り返す。

63分には矢形が右クロスをまたもヘディングで決め、ハットトリックを達成。バーに救われる場面もありながら完封で終えたC大阪が4得点の大勝を飾り、得失点差でS広島Rをかわして首位に浮上している。

勝ち点で並ぶ初代女王の3位・INAC神戸レオネッサは、マイナビ仙台レディースとのアウェイゲーム。前半はゴールレスも、56分にI神戸が先制。左CKの競り合いから、カルラ・モレラがゴール左下に流し込む。

その後も成宮唯やモレラがシュートを狙ったが、追加点はなく試合終了。S広島Rとともに連勝を飾り、3位の座をキープした。

4つ目の無敗チーム、アルビレックス新潟レディースは、日テレ・東京ヴェルディベレーザとの敵地戦。立ち上がりからゴールを奪ったのは東京NB。山本柚月の右クロスが新潟Lのオウンゴールを誘い、5分にリードを得る。

37分には土方麻椰のスルーパスに抜け出した北村菜々美がGKとの一対一を制して追加点。終盤には青木夕菜が16歳2カ月でWEリーグ最年少ゴールを記録し、決定的な3点目を得る。

新潟Lも後半アディショナルタイムに山本結菜がスーパーなロングシュートを決めるが、反撃はここまで。上位4チームの中で新潟Lが唯一の敗戦を喫し、2連勝の東京NBは4位に浮上した。

その他、リーグ2連覇中の三菱重工浦和レッズレディースは1勝1敗スタートのなか、塩越柚歩のループ気味の決勝点で2勝目。浦和と勝ち点で並ぶジェフ千葉レディースも2試合ぶりの白星を手にした。

◆2024-25 SOMPO WEリーグ第3節
▽9/29(日)
ジェフ千葉レディース 2-1 ノジマステラ神奈川相模原
【千葉L】
鴨川実歩(前9)
岸川奈津希(後17)
【N相模原】
榊原琴乃(前17)

マイナビ仙台レディース 0-1 INAC神戸レオネッサ
【I神戸】
カルラ・モレラ(後11)

大宮アルディージャVENTUS 0-4 セレッソ大阪ヤンマーレディース
【C大阪】
白垣うの(前42)
矢形海優(前44、前45+3、後18)

AC長野パルセイロ・レディース 0-1 三菱重工浦和レッズレディース
【浦和】
塩越柚歩(後15)

サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉
【S広島R】
小川愛(後45+4)

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 アルビレックス新潟レディース
【東京NB】
OG(前5)
北村菜々美(前37)
青木夕菜(後44)
【新潟L】
山本結菜(後45+1)


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逆転優勝目指したINAC神戸、千葉Lに敗れ直接対決を前に浦和の連覇が決定!【WEリーグ】

2023-24WEリーグ第20節の3試合が12日に行われた。 シーズンも佳境に入り優勝争いも2チームに絞られることに。2位のINAC神戸レオネッサは消化が1試合少ない中、最低でも勝ち点1が必要な状況。首位の三菱重工浦和レッズレディースとの直接対決を次週に控えた中、アウェイで8位のジェフユナイテッド千葉レディースと対戦した。 試合はI神戸のペースで進んでいくと13分、敵陣でのボール奪取から田中美南が持ち出しボックス内左からグラウンダーのクロス。最後は上がってきた守屋都弥が合わせるが、シュートは枠に飛ばない。 前半は0-0で折り返すかと思われた中、45分にスコアが動く。右サイドでスローインを得た千葉Lは、パスを受けた鴨川実歩が上手く入れ替わりボックス内右からクロス。これをニアで大澤春花が合わせると、GK山下杏也加がセーブも、こぼれ球を大澤が詰めて、千葉Lが先制する。 嫌な時間帯で少ないチャンスを生かされたI神戸。50分には田中がボックス内からシュートも、右ポストを叩きゴールとはならない。 それでもI神戸はハンドでPKを獲得すると68分に髙瀬愛実がしっかり決めて同点に追いつく。 同点としたI神戸だったが85分に千葉Lが追加点。右サイドでボールを持った鴨川がカットインからで左足シュート。ゴール左隅にシュートは吸い込まれ、千葉Lがリードを奪う。 このままでは浦和の優勝が決まる状況。I神戸は最後まで攻め込んだものの敗戦となり、直接対決を待たずして浦和の連覇が決定した。 その他、マイナビ仙台レディースとノジマステラ神奈川相模原の試合は1-1のドロー。AC長野パルセイロ・レディースvsセレッソ大阪ヤンマーレディースの試合は、C大阪が矢形海優の2ゴールで1-2と勝利している。 ◆2023-24WEリーグ第20節 ▽5/12(日) マイナビ仙台レディース 1-1 ノジマステラ神奈川相模原 ジェフユナイテッド千葉レディース 2-1 INAC神戸レオネッサ AC長野パルセイロ・レディース 1-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース ▽3/27(水) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 アルビレックス新潟レディース ▽5/11(土) ちふれASエルフェン埼玉 1-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ サンフレッチェ広島レジーナ 0-2 大宮アルディージャVENTUS ◆順位表(第20節終了時) 1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点53/+36/20試合) 2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点46/+27/20試合) 3位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点42/+28/20試合) 4位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点38/+8/20試合) 5位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点25/-2/20試合) 6位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点25/-12/20試合) 7位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点23/-7/20試合) 8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点22/-5/20試合) 9位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点21/-10/20試合) 10位:マイナビ仙台レディース(勝ち点18/-17/20試合) 11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点15/-19/20試合) 12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7/-27/20試合) 2024.05.12 19:45 Sun

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