中嶋淑乃が2ゴール演出!S広島RがC大阪を退け、ウインターブレイク後初勝利【WEリーグ】
2024.03.20 18:15 Wed
先制点を挙げたS広島Rの柳瀬をクロスを挙げた中嶋、市瀬が祝福
20日、2023-24 WEリーグ 第11節のセレッソ大阪ヤンマーレディース vs サンフレッチェ広島レジーナがヨドコウ桜スタジアムで行われ、アウェイのS広島Rが2-0で勝利を収めた。
ウインターブレイク明け後は勝利がない両チーム。2連敗のち1分け、前節はドローながらもらしさを取り戻した10位・C大阪(勝ち点11)は、インドネシア女子代表FWザーラ・ムズダリファを初めて先発起用し、AFC U20女子アジアカップから帰ってきた米田博美、中谷莉奈、白垣うのもベンチ入りを果たした。
さらには15日に育成組織TOP可選手として認定された高校1年生、16歳の牧口優花が左サイドバックでスタメンに。13分にはCKのキッカーも務めた。
ただ、序盤からリズムを掴んだのは、前節から4バック、[4-2-3-1]を採用する11位・S広島R(勝ち点9)。今冬に帝京平成大学から新加入、2試合連続の先発出場となった古賀花野と、なでしこジャパンのFW上野真実がターゲット役となって収まりどころを作る。
すると18分、S広島Rは横への揺さぶりを掛け、中嶋淑乃が古賀とのワンツーで左サイドを切り崩してクロスを送ると、ファーから立花葉が飛び込み、こぼれ球を柳瀬楓菜が蹴り込んで試合を動かした。
ハーフタイムに白垣を投入し、修正を施したC大阪は、プレスのベクトルが統一され、中盤でS広島Rのパスを引っ掛ける場面が増加。ただ、攻撃面ではS広島Rの守備を崩せず、膠着状態が続くと、再びスコアを動かしたのはアウェイチームだった。
S広島Rは64分、中央の小川愛が対角へ大きく展開し、中嶋が仕掛けられる状況を作ると、中嶋は白垣との一対一を制して左サイドの深い位置から柔らかいクロスを供給。上野の渾身のヘディングシュートはクロスバーに嫌われたが、跳ね返りを古賀が押し込み、リードを広げた。
2点差としたS広島Rはこのままクリーンシートでゲームを締め、4試合ぶりの白星を手にしている。
セレッソ大阪ヤンマーレディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナ
【S広島R】
柳瀬楓菜(18分)
古賀花野(64分)
ウインターブレイク明け後は勝利がない両チーム。2連敗のち1分け、前節はドローながらもらしさを取り戻した10位・C大阪(勝ち点11)は、インドネシア女子代表FWザーラ・ムズダリファを初めて先発起用し、AFC U20女子アジアカップから帰ってきた米田博美、中谷莉奈、白垣うのもベンチ入りを果たした。
さらには15日に育成組織TOP可選手として認定された高校1年生、16歳の牧口優花が左サイドバックでスタメンに。13分にはCKのキッカーも務めた。
すると18分、S広島Rは横への揺さぶりを掛け、中嶋淑乃が古賀とのワンツーで左サイドを切り崩してクロスを送ると、ファーから立花葉が飛び込み、こぼれ球を柳瀬楓菜が蹴り込んで試合を動かした。
C大阪は最前線と2列目の距離が開いてしまい、ボールの奪いどころが定まらない。マイボール時もサポートが薄く、反撃の糸口を掴めないまま前半を終えた。
ハーフタイムに白垣を投入し、修正を施したC大阪は、プレスのベクトルが統一され、中盤でS広島Rのパスを引っ掛ける場面が増加。ただ、攻撃面ではS広島Rの守備を崩せず、膠着状態が続くと、再びスコアを動かしたのはアウェイチームだった。
S広島Rは64分、中央の小川愛が対角へ大きく展開し、中嶋が仕掛けられる状況を作ると、中嶋は白垣との一対一を制して左サイドの深い位置から柔らかいクロスを供給。上野の渾身のヘディングシュートはクロスバーに嫌われたが、跳ね返りを古賀が押し込み、リードを広げた。
2点差としたS広島Rはこのままクリーンシートでゲームを締め、4試合ぶりの白星を手にしている。
セレッソ大阪ヤンマーレディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナ
【S広島R】
柳瀬楓菜(18分)
古賀花野(64分)
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日テレ・東京ヴェルディベレーザが採用する新システムのカギになるであろう1人、MF菅野奏音にセレッソ大阪ヤンマーレディース戦を終えての手応えを訊いた。 東京NBは16日に行われた2023-24 WEリーグ第10節、味の素フィールド西が丘でのC大阪戦を、1-1と追い付いての引き分けで終えた。 この日に向けたマッチデープログラムの表紙を飾り、フル出場も果たした菅野は、「後半は自分たちのペースで試合を運べた中で一旦は追い付けたんですけど、そこから追加点が取れなかったことと、前半失点して折り返してしまったところが引き分けの要因ではないかなと思います」と試合を振り返る。 前節、アルビレックス新潟レディースとの上位対決を落とした4位・東京NBにとっては3ポイントを欲する一戦だったが、C大阪も前節の大敗を払拭すべく、序盤から強度の高いプレスを決行。東京NBはサイドでの出口を失って前進に苦しむ場面も散見され、21分には先制を許した。 一方で3バックの並びを変えた後半はボールホルダーを追い越す動きも増え、徐々に主導権を掌握。61分には山本柚月が同点ゴールをマークし、以降も攻勢が続いたが、C大阪粘りの守備から逆転弾を奪うまでには至らなかった。 ウインターブレイク直前は2分け1敗、明けてからは3バックを採用している東京NB。新たな形を模索する中で「前半戦は[4-4-2]でやってきて、なかなか勝てなかったり、行き詰まった試合が多いなかで、後半戦の3試合は、結果は付いてきていないですけど(1勝1分け1敗)、前半戦の行き詰まっていたところよりは感触がある」と、道半ばではあるものの、確かな感触も得られている。 [4-4-2]採用時はボランチやセカンドトップを担っていた菅野も、新システムでは守備時にウイングバックのようにサイドをケアし、ポゼッション時には中盤でボールを引き出す、言うなれば"偽ウイングバック"のような立ち位置の中で、攻撃では自由を与えられている。 もちろん、「攻撃をイメージしての守備のバランスになってくるので、ひずみが出るのはある程度覚悟の上(松田岳夫監督/ノジマステラ神奈川相模原戦後)」だ。 求められる役割も運動量も多く、最終ラインでの守備機会も増えたポジションの中で、攻撃センスの塊のような菅野がどのような進化を遂げていくのかは、今後のチームを占ううえでも大きな要素となりそうだ。 「中盤も守備(機会)が多いですけど、今のポジションはディフェンスラインでの守備もあるので、ポジショニングや守備でも頭を使って、良いポジショニングでいかに上手く守備をするかというところをもっと考えていけたら、攻撃に(より)力を使えるんじゃないかと思います。今は守備寄りになってしまっている部分はあるので、自分自身攻撃の選手でもありますし、そこは改善していければ良いなと思います」 2024.03.17 22:10 Sun3
中嶋淑乃が2ゴール演出!S広島RがC大阪を退け、ウインターブレイク後初勝利【WEリーグ】
20日、2023-24 WEリーグ 第11節のセレッソ大阪ヤンマーレディース vs サンフレッチェ広島レジーナがヨドコウ桜スタジアムで行われ、アウェイのS広島Rが2-0で勝利を収めた。 ウインターブレイク明け後は勝利がない両チーム。2連敗のち1分け、前節はドローながらもらしさを取り戻した10位・C大阪(勝ち点11)は、インドネシア女子代表FWザーラ・ムズダリファを初めて先発起用し、AFC U20女子アジアカップから帰ってきた米田博美、中谷莉奈、白垣うのもベンチ入りを果たした。 さらには15日に育成組織TOP可選手として認定された高校1年生、16歳の牧口優花が左サイドバックでスタメンに。13分にはCKのキッカーも務めた。 ただ、序盤からリズムを掴んだのは、前節から4バック、[4-2-3-1]を採用する11位・S広島R(勝ち点9)。今冬に帝京平成大学から新加入、2試合連続の先発出場となった古賀花野と、なでしこジャパンのFW上野真実がターゲット役となって収まりどころを作る。 すると18分、S広島Rは横への揺さぶりを掛け、中嶋淑乃が古賀とのワンツーで左サイドを切り崩してクロスを送ると、ファーから立花葉が飛び込み、こぼれ球を柳瀬楓菜が蹴り込んで試合を動かした。 C大阪は最前線と2列目の距離が開いてしまい、ボールの奪いどころが定まらない。マイボール時もサポートが薄く、反撃の糸口を掴めないまま前半を終えた。 ハーフタイムに白垣を投入し、修正を施したC大阪は、プレスのベクトルが統一され、中盤でS広島Rのパスを引っ掛ける場面が増加。ただ、攻撃面ではS広島Rの守備を崩せず、膠着状態が続くと、再びスコアを動かしたのはアウェイチームだった。 S広島Rは64分、中央の小川愛が対角へ大きく展開し、中嶋が仕掛けられる状況を作ると、中嶋は白垣との一対一を制して左サイドの深い位置から柔らかいクロスを供給。上野の渾身のヘディングシュートはクロスバーに嫌われたが、跳ね返りを古賀が押し込み、リードを広げた。 2点差としたS広島Rはこのままクリーンシートでゲームを締め、4試合ぶりの白星を手にしている。 セレッソ大阪ヤンマーレディース 0-2 サンフレッチェ広島レジーナ 【S広島R】 柳瀬楓菜(18分) 古賀花野(64分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】S広島Rが中嶋のクロスから2ゴール!C大阪を下しWB後初勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="65TxwGXYEDo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.20 18:15 Wed4
3年目を迎えたWEリーグ、20名が通算50試合出場達成!歩みは確かなものに
日本初の女子プロサッカーリーグとして、2021-22シーズンの幕開けから3年目を迎えたWEリーグ。11チーム編成での2シーズンを経て、今季からはセレッソ大阪ヤンマーレディースが新たに参入し、計12チームで行われている。 16日に行われた今季の第10節は、発足からちょうど50節目となり、開幕時からケガや出場停止なく出場し続けた皆勤賞の選手12名が、WEリーグ通算50試合出場の節目を迎えた。 20日の第11節も含めて、計20名がWEリーグ通算50試合出場を達成。今週末23日と24日の第12節でも、多数の記録達成者が見込まれている。 ◆WEリーグ通算50試合出場達成者 ()内は現所属 ▽第10節にて達成 伊藤美紀(三菱重工浦和レッズレディース) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 井上綾香(大宮アルディージャVENTUS) 仲田歩夢(大宮アルディージャVENTUS) 岸みのり(ちふれASエルフェン埼玉) 園田悠奈(ちふれASエルフェン埼玉) 木下桃香(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 大賀理紗子(ノジマステラ神奈川相模原) 成宮唯(INAC神戸レオネッサ) 髙橋美夕紀(サンフレッチェ広島レジーナ) 中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) 松本茉奈加(サンフレッチェ広島レジーナ) ▽第11節にて達成 國武愛美(マイナビ仙台レディース) 中島依美(マイナビ仙台レディース) 吉田莉胡(ちふれASエルフェン埼玉) 宮川麻都(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 石田千尋(アルビレックス新潟レディース) 脇阪麗奈(セレッソ大阪ヤンマーレディース) 三宅史織(INAC神戸レオネッサ) 市瀬千里(サンフレッチェ広島レジーナ) 2024.03.21 16:30 Thu5

