スペインが初の決勝戦進出! なでしこ撃破のスウェーデンを19歳パラジュエロ&主将カルモナ弾で打ち砕く【2023女子W杯】

2023.08.15 19:01 Tue
Getty Images
15日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)準決勝のスペイン女子代表vsスウェーデン女子代表がイーデン・パーク(オークランド)で行われ、2-1で勝利したスペインが決勝戦進出を勝ち取った。

ともにW杯初優勝を目指すスペインとスウェーデン。グループステージでなでしこジャパン(日本女子代表)と同居したスペインはラウンド16でスイス女子代表、準々決勝でオランダ女子代表を撃破と欧州のライバルを退けて準決勝まで駒を進めた。

グループステージを3連勝で首位通過したスウェーデンはラウンド16でアメリカ女子代表、準々決勝でなでしこジャパンと優勝経験国を立て続けに撃破。スペインに勝てば準優勝した2003年大会以来20年ぶりの決勝戦進出となる。
準決勝進出4チームの中で最もFIFAランキングが高いスウェーデン(3位)は、なでしこ戦と打って変わって立ち上がりからスペインにポゼッションを譲るもコンパクトな陣形を保ち、焦る様子はなし。11分には右サイドを崩されクロスを入れられるが、アメリカ戦で見せたような最終局面での粘りも健在だ。

その一方、なかなかスペイン陣内深くまでボールを運べず、得点源となるセットプレーを獲得する展開にまで持ち込めない。攻撃の核である2人、バルセロナ所属のFWフリドリーナ・ロルフォと元レアル・マドリーのMFコソヴァレ・アスラニ(現・ミラン)にはスペインの厳しいマークがつく。
それでも両チーム通じて最初の決定機はスウェーデン。準決勝ならではの緊張感が滲む時間帯を経た42分、スペイン陣内深くで相手の中途半端なクリアを拾って右サイドからクロスが上がると、左足ダイレクトで合わせたのはロルフォ。だが、バルセロナで共にプレーするスペインのGKカタ・コルに阻まれた。

また、このシュートで得た左CKから立て続けにCKを獲得したが、いずれも先制点には繋がらず。前半は両チームともリスクをかけて攻め込むシーンがなく、後半勝負の雰囲気を漂わせてハーフタイムを迎えた。

後半に入るとスウェーデンが縦への意識を強め、スペインもオランダ戦の延長後半に決勝ゴールを決めた19歳のスピードスター、元短距離選手のFWサルマ・パラジュエロを57分に投入。パラジュエロ投入に前後して雨も降り出し、前半と打って変わってオープンな展開へと移行していく。

67分、スペインはボックス手前左寄りの位置でFKを得ると、キッカーはオランダ戦で先制点となるPKを沈めたFWマリオナ・カルデンテイ。距離も角度も理想的な位置だったが、丁寧に狙った右足シュートはスウェーデンの高い壁に阻まれる。

70分には決定機をモノにできず。左からのクロスに飛び込んだFWアルバ・レドンドはシュートを打ちきれずも、こぼれ球を拾ったパラジュエロから折り返しを受けて左足を振る。ゴール正面でスウェーデンGKゼチラ・ムソビッチとの一対一だったが、クロスに飛び込んでピッチに手をついた状態からのシュートはゴール左へ外してしまった。

両チームとも先制点が欲しいなか、互いに75分過ぎから疲労の色が見え隠れするようになり、そうなると、スピードがあって体力的にもフレッシュなパラジュエロが存在感を発揮する展開に。均衡を破ったのはそのパラジュエロだった。

81分、スペインはFWジェニファー・エルモソが左サイドからクロスを上げると、ファーでFWエヴァ・ナバーロが粘って折り返し、ボールはゴール正面のパラジュエロの足元に。すかさず反応したパラジュエロはゴール右隅に右足シュートを突き刺した。

ついに均衡を破った中、追い詰められたスウェーデンが必死の猛攻を繰り出し88分に同点に。左サイドから上背の優位性を活かすべく山なりのクロスを入れると、途中出場のFWリナ・フルティグがファーで折り返し、最後はフリーで待ち構えたFWレベッカ・ブロンクビストが右足ダイレクトボレーを蹴り込んだ。

終盤に動き出した試合。なんとか追いついたスウェーデンだったが、その歓喜は一瞬で吹き飛ぶ。同点とされたスペインがキックオフからそのまま攻め込んで左CKを獲得すると、ショートコーナーを受けたキャプテンのDFオルガ・カルモナがボックス手前から右足を一閃。DFに当たってコースが変わった一撃はクロスバーを弾いてゴールへ吸い込まれた。

数分の間に天国と地獄を味わったスウェーデン。結局、このカルモナのゴールが決勝点となり、スペインが2-1と勝利。3回目のW杯で初となる決勝戦進出を勝ち取った。

スペイン女子代表 2-1 スウェーデン女子代表
【スペイン】
サルマ・パラジュエロ(後36)
オルガ・カルモナ(後44)
【スウェーデン】
レベッカ・ブロンクビスト(後43)

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キス問題に揺れたエルモソが復帰戦で土壇場決勝ゴール! スペインがイタリアを下して3連勝【UEFA女子NL】

27日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)グループA4第3節が行われ、スペイン女子代表はアウェイでイタリア女子代表と対戦した。 今夏開催されたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を初制覇したスペインだったが、セレモニー中にスペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。この行為が大きな波紋を呼び、優勝の喜びどころかスキャンダルが全世界で大きな話題となってしまった。 ルビアレス元会長が非を認めないことでさらに事件が炎上。大きな騒動となり紆余曲折ありながら、最終的には辞任することに。加えて、エルモソは正式に告訴することを決定していた。 内部問題で揺れたスペインは、選手たちが問題が解決していないとして9月のUWNLに向けた代表活動への不参加を表明。メンバー発表が延期されるなどした中、長時間の話し合いの末に和解。ただ、エルモソは招集されないこととなっていた。 9月の2試合でスイス女子代表、スウェーデン女子代表相手に連勝スタートを飾っていたスペイン。10月の活動には渦中のエルモソも招集を受けていた中、イタリア戦はベンチスタートとなっていた。 試合はスペインがペースを握り、押し込んでいくものの決定力を欠いてこう着状態が続く中、エルモソは68分にマリオナ・カルデンテイと交代して途中出場。W杯以来、初めてスペインのユニフォームを着てピッチに立つと、チームのチャンスを演出。それでも、ゴールを奪えない。 ゴールレスドローも見え始めた中、0-0で迎えた89分に大仕事。ボックス左のスペースでスルーパスを受けたサルマ・パラジュエロがグラウンダーのパス。これに走り込んだアレクシア・プテジャスがボックス内で仕掛けてシュート。またしてもGKラウラ・ジュリアーニが足でセーブしゴールとはならないかと思われた、こぼれ球をエルモソが蹴り込みついに先制。ピッチ外のことで苦しんだエルモソの劇的ゴールに、選手たちは喜びを爆発させ、喜びをあらわにした。 このゴールが決勝点となり、スペインは3連勝を飾った。 イタリア女子代表 0-1 スペイン女子代表 0-1:89分 ジェニファー・エルモソ(スペイン) <span class="paragraph-title">【動画】キスのスキャンダルに揺れたエルモソが復活の土壇場決勝ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> I <a href="https://twitter.com/hashtag/UWNL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UWNL</a> <a href="https://t.co/m5aTzEByEa">pic.twitter.com/m5aTzEByEa</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1717958586423546185?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.28 10:10 Sat
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スペインにリベンジのブラジルが決勝へ!ドイツを延長の末に破ったアメリカと激突【パリ五輪】

パリ・オリンピックの女子サッカー準決勝の2試合が6日に行われ、ドイツ女子代表とスペイン女子代表の欧州勢を破ったアメリカ女子代表とブラジル女子代表が決勝の舞台に駒を進めた。 なでしこジャパンも同居したグループCの再戦となったブラジルvsスペインは、開始早々にスコアが動く。6分、バックパスを受けたGKカタ・コルのキックしたボールがゴール前のプリシラにディフレクトすると、相手DFパレデスに当たり、そのままゴールに吸い込まれた。 相手のミスによるラッキーな形で先制したブラジルは前半終了間際の追加タイム4分にも、ガビ・ポルティーリョがゴールネットを揺らし、2点のリードで前半を終える。 2選手を入れ替えて後半を迎えたスペインだったが、再びスコアを動かしたのはブラジル。72分、自陣からのクリアを拾ったプリシラがロングカウンターを仕掛けると、ボックス左手前からラストパス。これを走り込んだアドリアナが右足で合わせたが、シュートはクロスバー。しかし、この跳ね返りをガビ・ポルティーリョが頭で折り返すと、ゴール前で待ち構えたアドリアナがダイビングヘッドでゴールに押し込んだ。 その後、85分にドゥダ・サンパイオのオウンゴールでスペインに1点を返されたブラジルだったが、91分にケロリンのゴールで再び突き放す。試合終了間際にはパラジュエロにネットを揺らされたが、試合はそのまま4-2でブラジルが勝利。 ワールドカップ王者のスペインを相手にグループステージのリベンジを果たしたブラジルが、4大会ぶりの決勝へ駒を進めた。 また、同日行われた準決勝のもう1試合、アメリカvsドイツはゴールレスのまま90分が終了。その後の延長戦では早い時間にスコアが動く。95分、味方のスルーパスに反応したソフィア・スミスがボックス右からダイレクトシュートを放つと、飛び出したGKの脇を抜けて、ゴールネットに吸い込まれた。 これが決勝点となり、1-0で勝利しアメリカが3大会ぶりの決勝へ駒を進めた。 この結果、決勝は初優勝を狙うブラジルと3大会ぶりの優勝を狙うアメリカの対決となった。6日に行われた準決勝の結果及び決勝と3位決定戦の日程は以下のとおり。 ◆パリ五輪(女子)準決勝 ▽8月6日(火) アメリカ女子代表 1-0 ドイツ女子代表 【アメリカ】 ソフィア・スミス(延前5) ブラジル女子代表 4-2 スペイン女子代表 【ブラジル】 オウンゴール(前6) ガビ・ポルティーリョ(前49) アドリアナ(後27) ケロリン(後46) 【スペイン】 オウンゴール(後40) パラジュエロ(後57) ◆パリ五輪(女子)決勝・3位決定戦 ▽8月9日(金) 《22:00》 スペイン女子代表 vs ドイツ女子代表 ▽8月10日(土) 《24:00》 ブラジル女子代表 vs アメリカ女子代表 <span class="paragraph-title">【トーナメント表】パリ・オリンピック2024 女子サッカー</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/PARIS2024KockoutStageTournament_Women_8007.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.08.07 08:05 Wed
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女子選手への強引なキスで性的暴行罪に問われたスペインサッカー連盟の元会長は懲役刑に問われず…

2023年の女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしたスペイン女子代表。しかし、その歓喜に水を差す形となってしまったのが当時のスペインサッカー連盟(RFEF)会長のルイス・ルビアレス氏の行動だった。 ルビアレス氏は優勝を祝うセレモニーの中、スペイン女子代表MFジェニファー・エルモソを抱き寄せてキス。しかし、これが合意なくされたものとして大きな問題になり、その後に辞任。そして性的暴行の罪に問われることとなった。 ルビアレス前会長は合意があったと一貫して主張。一方で、エルモソは合意はなかったとし、スペイン女子代表チームが招集をボイコットする事態に発展していた。 検察はルビアレス元会長が性的暴行で有罪となった場合は1年間の懲役刑を要求していたが、スペイン高等裁判所はルビアレス氏に対して1万ユーロ(約156万円)の罰金と共に、エルモソに対して200m以内に近づくことが禁止され、1年間は連絡を取ることが禁じられた。また、精神的な損害賠償として3000ユーロ(約47万円)と裁判費用の半額を支払うように命じられている。 また、当時のスペイン女子代表を指揮していたホルへ・ビルダ氏、RFEFのSDを務めていた元スペイン代表FWのアルベルト・ルケ氏、元マーケティングディレクターのルベン・リベラ氏は強要の罪に問われていたが、無罪となった。 なお、今回の判決に対しては上訴することが可能。ルビアレス氏は罰金刑に終わった中で、どのような判断を下すだろうか。 2025.02.20 23:35 Thu
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合意なきキスの被害者であるスペイン女子代表FWエルモソ、元会長に有罪判決出るも控訴する意向

スペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが、自身への合意のないキスにより性的暴行罪でスペインサッカー連盟(RFEF)の元会長だったルイス・ルビアレス氏が有罪判決となった中、控訴する意向を示したという。ロイター通信やAFP通信が伝えた。 事件は2023年の女子ワールドカップで発生。スペイン女子代表が初優勝を果たした中、優勝のセレモニー中にルビアレス氏がエルモソにキスしていた。 この行動が大きな物議を醸すと、エルモソは合意がなかったと主張。一方でルビアレス氏は合意があったと主張した上で、さらに合意があったようにエルモソに圧力をかけていたという。 20日、スペインの高等裁判所はルビアレス氏に有罪判決を下したが、懲役刑はなく、罰金1万800ユーロ(約170万円)の判決が言い渡されていた。 しかし、エルモソの弁護士であるアンヘル・チャバリア氏は、控訴するつもりであると主張。ただ、何に対して控訴するのかの詳細は明らかにはしなかったという。 なお、ルビアレス氏も今回の判決について控訴する姿勢だという。 2025.02.21 23:15 Fri

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