女子選手への強引なキスで性的暴行罪に問われたスペインサッカー連盟の元会長は懲役刑に問われず…

2025.02.20 23:35 Thu
罰金刑となったルビアレス元会長
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罰金刑となったルビアレス元会長
2023年の女子ワールドカップで見事に初優勝を果たしたスペイン女子代表。しかし、その歓喜に水を差す形となってしまったのが当時のスペインサッカー連盟(RFEF)会長のルイス・ルビアレス氏の行動だった。

ルビアレス氏は優勝を祝うセレモニーの中、スペイン女子代表MFジェニファー・エルモソを抱き寄せてキス。しかし、これが合意なくされたものとして大きな問題になり、その後に辞任。そして性的暴行の罪に問われることとなった。

ルビアレス前会長は合意があったと一貫して主張。一方で、エルモソは合意はなかったとし、スペイン女子代表チームが招集をボイコットする事態に発展していた。
検察はルビアレス元会長が性的暴行で有罪となった場合は1年間の懲役刑を要求していたが、スペイン高等裁判所はルビアレス氏に対して1万ユーロ(約156万円)の罰金と共に、エルモソに対して200m以内に近づくことが禁止され、1年間は連絡を取ることが禁じられた。また、精神的な損害賠償として3000ユーロ(約47万円)と裁判費用の半額を支払うように命じられている。

また、当時のスペイン女子代表を指揮していたホルへ・ビルダ氏、RFEFのSDを務めていた元スペイン代表FWのアルベルト・ルケ氏、元マーケティングディレクターのルベン・リベラ氏は強要の罪に問われていたが、無罪となった。
なお、今回の判決に対しては上訴することが可能。ルビアレス氏は罰金刑に終わった中で、どのような判断を下すだろうか。

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オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事な初優勝を達成したスペイン女子代表だが、39名の選手が代表招集拒否を改めて発表。スペインサッカー連盟(RFEF)への不満を明らかにした。 女子W杯の優勝候補だったスペインは、グループステージでなでしこジャパンに4-0で惨敗を喫するなどしたが、最終的にはイングランド女子代表との決勝で勝利し優勝を果たしていた。 近年力をつけ、クラブチームでもバルセロナが躍進するなどしていた中での世界一は大きく喜ばれるべきだったが、優勝セレモニーでRFEFの会長だったルイス・ルビアレス氏がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。これが望んでいたものではなかったとなると、世界中で大きな波紋を呼ぶこととなった。 国際サッカー連盟(FIFA)も懲戒手続きをスタート支えた中、ルビアレス氏は会長職を退くつもりはないとし、キスに関しても「合意の上だった」と強く主張。しかし、FIFAからは暫定的な資格停止措置を受けると、エルモソも正式に告訴。性的暴行罪の罪に問われることとなり、固辞していた会長職を辞任していた。 また、以前にも選手たちと問題があったホルヘ・ビルダ監督も解任。RFEFは女子チームに対して改革を行おうとしていた中、15日には新たなメンバーが発表される予定だった。 しかし、39名の選手が共同声明を発表。そのうちの21名はW杯を戦った選手であり、彼女たちはW杯で起こった問題が解決していないことを主張し、改善を要求。悪き習慣となっている寛容さの撤廃や、問題を解決しようとしない態度の改善を求める声明を発表した。 「最新の世界チャンピオンである絶対的な代表チームの選手たちとチームメイトは、2023年8月25日と同様に、女子W杯と女子W杯のメダル授与式で起きた出来事に対する多大な不満を表明したいと考えている」 「その後のRFEFの臨時総会。残念ながら、誰もが見ることができたイベントは、一過性のものではなく、スポーツを超えたものだった。私たちは、これらの行為、私たちの仲間、私たち自身、そして全ての女性に対してゼロ・トレランス(わずかなことでも厳しく罰すること)でなければならない」 「事件から数週間後、私たちはRFEFの様々な会合の開催を公表したいと考えており、その中でスタッフは前に進み、不当な構造に到達するためには不可欠であると理解している変化を、明確かつ力強く表明した。そのような品位を傷つける出来事を容認したり、参加したりすることはない」 「スペイン代表の選手たちは、常に対話に対してオープンな態度を取っており、私たちが当然の敬意を持って最高レベルで仕事を遂行するために必要であると理解している、明確で合理的な理由を伝えようと努力してきた」 「RFEFに対する特定の変更は、REFE内の立場から女性の尊厳に反する態度を取ったり、扇動したり、隠したり、称賛したりした人々に対する、ゼロ・トレランスに基づいている。私たちは、RFEFの指導的立場、特に女子サッカーの分野において、大きな変化が必要であると強く信じている」 「これらの人々は皆、自分たちが守るべきシステムから遠く離れているべきであり、残念ながら先進社会からは遠く離れていることを私たちは理解している」 「上記に基づいて、このような態度が2度と起こらないように、また絶対的な透明性を確保するために、要求する変更を詳細に分類する」 「女子サッカー組織図の再構築」、「会長の組織と事務局の改造」、「RFEF会長の辞任」、「コミュニケーションおよびマーケティング領域の再構築」、「インテグリティ・マネジメントの再編」 「今日、私たちがRFEFに伝えたように、起こった変化は選手たちが安全な場所、女性が尊重され、女子サッカーへの取り組みがあり、私たちが最大限のパフォーマンスを発揮できる場所にいると感じるには十分ではない」 「私たちスペイン代表の選手たちはプロの選手であり、私たちを最も誇りに思うのは、チームのユニフォームを着て、常に国を最高の地位に導くことであることを表明し、この声明を終えたいと思う」 「このため、私たちは、これらの状況や慣行が私たちのサッカーや社会に居場所がないこと、現在の構造を変える必要があること、そして次の世代がより多くのものを得ることができるようにするために、それを示すために戦う時が来たと信じている。平等なサッカー、そして私たち全員にふさわしいレベルのサッカーができるようにするためにだ」 なお、女子W杯優勝メンバーでありながら、今回発表された声明に署名していない2選手がいるが、そのうちの1名であるレアル・マドリーのMFクラウディア・ソルノサが代表チームからの引退を自身のインスタグラムで発表。もう1名は同じマドリーのFWアテネア・デル・カスティージョだった。 また、今回の声明を受け、RFEFはスペイン女子代表メンバー発表を延期。UEFAネーションズ・リーグに参加するためのメンバーだが、来週木曜日(21日)まで延期される可能性がある。 <span class="paragraph-title">【写真】代表引退を表明したクラウディア・ソルノサ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CxNyPHXMmqc/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CxNyPHXMmqc/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Claudia Zornoza Sanchez(@claudia.zornoza)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.09.15 23:35 Fri
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「王者として重要な大会を戦わなければ」代表招集拒否のスペイン女子代表選手たちの声明、同意しなかったW杯優勝メンバーが理由を明かす「私は何よりもプレーしたい」

レアル・マドリーのスペイン女子代表FWアテネア・デル・カスティージョが、同意しなかった声明について自身の考えを明かした。 オーストラリ&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事に優勝したスペイン女子代表。しかし、メダルが授与されるセレモニーでスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長がFWジェニファー・エルモソの唇にキス。これが大きな問題に発展した。 エルモソは望んでいないキスをされたとすると、世界中で批判がルビアレス会長に集中することに。しかし、ルビアレス会長は自身の行動を一度は謝罪するも、「合意の上だった」「辞任する気はない」と主張を繰り返すことに。ただ、国際サッカー連盟(FIFA)から懲戒処分を受けると、エルモソも正式に告訴。その結果、会長を辞任することとなった。 一方で、スペイン代表の選手たちや候補選手たちは連盟で改善がない限り代表招集に応じない意向を発表。RFEFはホルヘ・ビルダ監督も解任し、体制が変わったRFEFだったが、UEFA女子ネーションズリーグに向けたメンバーが発表される予定の15日に、39名の選手が更なる改善を要求し代表招集を拒否する声明を発表していた。 これにより、スペイン女子代表メンバー発表は延期されることとなった、女子W杯優勝メンバーのうち2人が声明にサインしていなかった。1人は、レアル・マドリーのMFクラウディア・ソルノサだったが、女子W杯をもって代表引退を決意したとのこと。もう1人が、カスティージョだった。 カスティージョは自身のX(旧ツイッター)を通じて、自身が声明に同意しなかった理由を説明。ルビアレス元会長の行為やRFEFの体制に対しての不満や訴えには同意しているものの、まずは代表選手としてプレーすることが大事だと考えていると明かした。 「ここ数時間の出来事を受け、私の意見と決断を下した全ての理由を述べたいと思う」 「今回発表された声明を掘り下げる前に、私の考えを明確にしておきたいと思う。仲間がすでに述べているように、ジェニ・エルモソに起こった全てのことを非難し、ルイス・ルビアレスの全く場違いで遺憾な行動を指摘することに、私は完全に同意する」 「このため、私は他の80人の選手たちと共に、この事件を非難する声明に署名し、ルイス・ルビアレスが引き続きその職に就くならば、代表チームに行かないと表明した」 「この声明とその後の出来事の後、誰もが知るように、ルイス・ルビアレスとホルヘ・ビルダはもはやRFEFにいない。ただ、ネーションズリーグの戦いが近いこと、そして私たちの要求の重要な部分が満たされていることを考慮すると、代表チームへの招集を断ることは考えていない。その主張を明確に示したいと思う」 「まず第一に、私たちはサッカー選手。ここ数週間に起こったことを考慮すると、それを思い出しておいて損はない。私たちはプロフェッショナルとして、その義務を果たさなければならない」 「第二に、私たちが要求する変化には名前と姓があり、それらを引き起こす、または少なくともそれを始めるのに最良の方法は内部からであると私は信じている」 「もちろん、それは必要だと思うけど、RFEFが全く不確実な状況にあることも承知しているし、現時点で指揮を執っている人たちを信頼したいと思っている。私たちは、そのために指定されたわけではないため、選手が私たちが求めているこれらの変更を行うことはできないことは明らかだ」 「また、オリンピック出場のチャンスを与えてくれる非常に重要な大会を戦わなければならないと思う。私たちは世界王者のチームであり、それを忘れてはいけない。選手たちは皆、スペインのスポーツ界で最も重要な偉業の1つを達成した後、酷い数週間を過ごした。私は特にサッカーに行きたい、サッカーを見たい、そして何よりもプレーしたいと思っている」 「要するに、私は自分が考えていること、やりたいことを表明し他のであり、それ以上でもそれ以下でもない。この状況を完全に終わらせて、サッカーのことだけを考え、プレーし、見て、楽しむことに戻りたいと思っている」 2023.09.16 19:30 Sat

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