ルイス・ルビアレス Luis Rubiales

ポジション
国籍 スペイン
生年月日 1977年08月23日(46歳)
利き足
身長
体重
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デル・ボスケ氏、汚職問題に揺れるRFEFを監視する特別委員会の委員長に任命

スペイン政府は、スペインサッカー連盟(RFEF)を監督する新たな委員会の委員長にビセンテ・デル・ボスケ氏(73)を任命したことを発表した。スペイン『マルカ』が伝えている。 ポルトガルとモロッコと共に2030年ワールドカップ(W杯)を共催するスペインは、先日に運営団体が新たな選挙を実施するまでRFEFを監督する特別委員会の設置を発表していた。 この動きは、昨年のFIFA女子W杯オーストラリア&ニュージーランド2023優勝後のピッチ上の表彰式で、スペイン女子代表FWジェニー・エルモソの口にキスしたルイス・ルビアレス前会長の解任や、ここ数カ月に及ぶ汚職スキャンダルの影響によるものだった。 今回、その特別委員会の委員長に任命されたデル・ボスケ氏は、現役時代にレアル・マドリー、スペイン代表で活躍。また、指導者としてはその古巣マドリーで2度のラ・リーガ、チャンピオンズリーグ制覇に導き、スペイン代表では2010年南アフリカW杯、ユーロ2012制覇に導いた名将として知られている。 2024.05.01 07:10 Wed

汚職事件の捜査対象であるロシャ氏がスペインサッカー連盟の新会長に就任、前会長との関与が疑われる

スペインサッカー連盟(RFEF)は26日、新会長にペドロ・ロシャ氏(69)が就任したことを発表した。 RFEFは、前任のルイス・ルビアレス元会長が、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)にて、悲願の初優勝後のセレモニーでジェニファー・エルモソにキス。しかし、これが合意の下ではないとして騒動に発展する。 当初ルビアレス氏は合意の下だと主張するも、エルモソの訴え、そして映像でも強引なキスであるとして世界的に批判を受け、会長を辞任した。 その後、不在となっていた会長に就任するロシャ氏は、RFEF管理委員会の会長を務めていたが、こちらも曰く付き。ルビアレス前会長とともに汚職事件の一環で捜査対象となっているが、それでも多くの支持を得て選挙に勝利し、会長に就任することが決定した。 また、この件を受けてスペイン政府はRFEFを監視するために特別委員会を設置。それにも関わらず、RFEFは発表していた。 スペインの国家スポーツ評議会(CSD)は、ロシャ氏の停職処分を検討しているものの、来週まで決定を延期。また、スポーツ仲裁裁判所(TAD)が、今後数週間で裁定を下すことになるという。 2024.04.27 15:45 Sat

「私が男だからか?」懲役2年半を求められているスペインサッカー連盟元会長、キス問題についての発言が話題に「理解できない」

スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏が、自身が起こした騒動について改めて否定。しかし、その発言が話題になっている。 問題が起きたのは2023年夏。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でスペイン女子代表が悲願の初優勝を果たした直後だった。 授賞式が執り行われている中、ルビアレス元会長はチームの中心選手であるジェニファー・エルモソと喜びを分かち合うと、壇上で突如唇にキスをすることに。しかし、これが大きな問題となり、世界中で話題を呼んだ。 エルモソは「合意なしに無理やりキスをされた」と訴えると、セクシャルハラスメントだとして大きな問題に。それでも、「合意の上だった」と主張し続けたルビアレス元会長への批判が高まり、最終的には辞任。その後、事態は発展し、性的暴行罪で訴えられ、2年6カ月の懲役刑が言い渡されていた。 別件では、汚職や贈賄罪について容疑がかけられており逮捕されることに。そんな中、スペイン『laSexta』での独占インタビューで様々な問題について語る中、エルモソとのキス事件について言及。そこでの発言が話題を呼んでいる。 ルビアレス元会長は「あなた方は、エルモソには尋問することはできないが、私には尋問できる…私が男だからか?」とコメント。「思想の自由を決して制限はできない。自分が左か右か、あるいは何らかの条件があるからといって、他の誰かが多かれ少なかれ正しいと考える人は間違いだ」とコメントした。 また「誰が映像を見たとしても、これを性的暴行だと考えることの理解ができない」と、改めて自身の行為について語り、「全ての被害者は私の家族であり、友人だ」と、自分が被害を受けていると主張した。 なお、自身の汚職についても完全否定。スーペル・コパをサウジアラビアで開催するにあたり、違法な手数料を受け取ったとして逮捕されているが「人生で一度も賄賂を受け取ったことはない。疑惑はウソだ」と主張。現在は銀行口座が凍結されており、「飲み物代も支払えない」とコメントした。 <span class="paragraph-title">【動画】元会長が表彰式で選手の頭を強引に掴んでキス…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/fROwn7HBQf">https://t.co/fROwn7HBQf</a> <a href="https://t.co/CCLB9QD3DH">pic.twitter.com/CCLB9QD3DH</a></p>&mdash; Informativos Telecinco (@informativost5) <a href="https://twitter.com/informativost5/status/1772993318319796724?ref_src=twsrc%5Etfw">March 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.05 11:30 Fri

同意なく女子選手にキスしたスペインサッカー連盟元会長に懲役2年6カ月が求刑…女子W杯決勝のセレモニーでの事件

スペイン検察当局は27日、スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏に対して2年6カ月の懲役刑を求刑したという。スペイン『アス』が伝えた。 ルビアレス氏は、2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でスペイン女子代表が見事に初優勝を飾った中、その表彰式でMFジェニファー・エルモソに対し、同意なく強引に口にキスをするなどして大きな問題に。両者の言い分は異なり、ルビアレス氏は自身の潔白を主張したものの、その後に辞任していた。 国際サッカー連盟(FIFA)からは3年間の資格停止処分が下され、エルモソが性的暴行罪で訴えられる中、スペイン検察は懲役刑を求刑することとなった。 また、スペイン女子代表の元監督であり、現在はモロッコ女子代表監督であるホルヘ・ビルダ氏、スペイン代表のスポーツ・ディレクター(SD)アルベルト・ルケ氏、RFEFの元マーケティング・マネージャーであるルベン・リベラ氏に対しては、懲役1年6カ月を求刑することとなった。 なお、RFEFはルケ氏とリベラ氏に対し、現在の職務から解任することを決定。推定無罪であることを尊重しながらも、「この司法問題が解明されるまで」として、職務から外すことを決断した。 <span class="paragraph-title">【動画】会長が選手の頭を強引に掴んでキス…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/fROwn7HBQf">https://t.co/fROwn7HBQf</a> <a href="https://t.co/CCLB9QD3DH">pic.twitter.com/CCLB9QD3DH</a></p>&mdash; Informativos Telecinco (@informativost5) <a href="https://twitter.com/informativost5/status/1772993318319796724?ref_src=twsrc%5Etfw">March 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.28 09:35 Thu

初の五輪行き決めたスペイン女子がW杯に続いてUWNLの初代女王に輝く! セクハラ問題で出場ボイコットの可能性もあった中、フランスを決勝で撃破【UWNL】

世界女王のスペイン女子代表が、ヨーロッパ制覇を達成した。 28日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)2023-24の決勝が行われ、スペインとフランス女子代表が対戦した。 パリ・オリンピックの出場権が懸かっていた大会。ファイナリストになったスペインとフランスが出場権を確保した中、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)を制したスペインにとっては、初のオリンピック出場となった。 W杯に続いてヨーロッパのタイトルも目指すスペイン。強豪フランスとの決勝は、序盤からスペインが押し込む展開となる。 左サイドを中心に積極的にフランスゴールに迫ると、26分には左CKからイレーネ・パレデスがニアでヘッドも、わずかに枠を外れる。 スペインの攻勢が続く中、32分についに先制。左サイドを崩すと、ボックス左からのオルガ・カルモナの低いクロスに飛び込んだアイタナ・ボンマティがダイレクトで合わせてリードを奪った。 先制されたフランスも徐々にギアを上げていくが、スペインペースは変わらず。幾度となくチャンスを迎えるが、1-0で試合を折り返す。 1点差で迎えた後半はフランスが攻め込む時間が続く中、53分にスペインが追加点。今度はボックス右からのアテネア・デル・カスティージョのグラウンダーのクロスに対し、ボックス中央で待ち構えたマリオナ・カルデンティがダイレクトシュート。リードを2点に広げた。 リードを広げてよりスペースができた中、スペインのペースは加速。しかし、フランスもこれ以上の失点は許さないと守る構図で時間は経過。そのまま2-0でスペインが勝利し、UWNL初代女王に輝くこととなった。 大会前は女子W杯時の元会長であるルイス・ルビアレス氏の問題行動により、大会出場をボイコットする可能性もあった中、パリ五輪出場を果たしたい気持ちから奮起して出場を決断。最後にはタイトルという結果が待っていた。 スペイン女子代表 2-0 フランス女子代表 【得点者】 1-0:32分 アイタナ・ボンマティ(スペイン) 2-0:53分 マリオナ・カルデンティ(スペイン) <span class="paragraph-title">【動画】スペイン女子が初代女王に! フランス撃破でUWNL制覇</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/mariona8co?ref_src=twsrc%5Etfw">@mariona8co</a><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> I <a href="https://twitter.com/hashtag/UWNL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UWNL</a> <a href="https://t.co/rx10TRDtT7">pic.twitter.com/rx10TRDtT7</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1762980862679711950?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.29 12:25 Thu

初のオリンピック出場権を獲得したスペイン女子代表、先制点のエルモソ「今日夢が実現した、UWNLでも優勝したい」

スペイン女子代表のFWジェニファー・エルモソ(ティグレス/メキシコ)が、歴史的な一夜を喜んだ。スペインサッカー連盟(RFEF)が伝えた。 スペインは23日、UEFA女子ネーションズリーグ(UWNL)準決勝でオランダ女子代表と対戦し、3-0で勝利を収めた。 今大会はパリ・オリンピックの欧州予選も兼ねており、五輪開催国のフランスを除いた上位2カ国に出場権が与えられるため、スペインは決勝行きとともに、オリンピック出場権を獲得した。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝をはじめ、直近の年代別W杯もすべて制覇と、近年は育成年代からトップまで力を付けているスペインだが、オリンピックに出場するのはこれが初めて。 鮮やかなテクニックを披露し、先制点を挙げたエルモソは「私たちはオリンピックに参加することをいつも想像していましたが、今日その夢が実現しました」と歓喜。「とてもうれしいです。また一つのマイルストーンが達成できましたし、(W杯初優勝に続いて)また歴史を作ることができました」と喜びを語った。 自身のゴールについては「コントロールして、ボールを左右に振って、左足で対角を狙いました。このユニフォームでゴールを決められたことは誇りです」と振り返っている。 W杯優勝直後には、当時RFEFの会長だったルイス・ルビアレス氏がキス騒動を起こし、同氏派だったホルヘ・ビルダ監督が解任。ルビアレス氏も実質的更迭の辞任をするなど、スペインはネガティブな面で注目を集めてしまった。 今回は内部問題が一定の決着を見せてから迎える最初の大一番。エルモソは「このチームは、サッカーに対しての目標を非常に明確にしている。ワールドカップでは優勝を目指してプレーし、今日はオリンピック出場を目指してプレーしました。(次はもちろん)このネーションズリーグで優勝したいです」と、意気込みを語った。 今回が記念すべき第1回大会となるUWNL。スペインは初代女王の座を懸け、決勝ではフランス女子代表と、28日にエスタディオ・オリンピコ・セビージャで対戦する。 <span class="paragraph-title">【動画】オリンピック出場権獲得へ近づくエルモソの先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="bwZ8VxW4l7E";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.25 17:30 Sun

選手へのキス問題で職務停止中の元スペインサッカー協会会長、FIFAは3年間の処分への控訴を棄却

国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は26日、スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏が控訴した3年間の出場停止処分に関して棄却した。 2023年8月に行われたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でスペイン女子代表が見事に初優勝。しかし、その表彰式でルビアレス氏はジェニファー・エルモソの唇にキスをし、性的虐待行為であると非難を浴びていた。 ルビアレス氏は合意があったと主張し続け、世界中から寄せられる批判に対抗。しかし、FIFAも懲戒処分を下すことを決めると最終的には辞任。その後、3年間の職務停止処分を受けていた。 キスの被害者であるエルモソは、性的暴行にあたるとして正式にルビアレス氏を訴えることに。裁判もスタート。「合意などなく、強要していた」との見解が示されている。 なお、ルビアレス氏はスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ上訴することは可能。FIFAは今回の決定に「すべての人々の誠実さを尊重し保護し、まともな行動の基本ルールが確実に尊重されるようにするという絶対的な決意を改めて表明する」とした。 2024.01.27 10:20 Sat

元会長からのキス事件についてエルモソが法廷で証言「決して合意の上ではなかった」

スペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが、世界を騒がせたキス事件について法廷で証言した。スペイン『マルカ』やイギリス『BBC』、アメリカ『CNN』など複数メディアが伝えている。 事件が起きたのは2023年夏に行われたオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝直後。表彰式の際に、当時のスペインサッカー連盟(RFEF)の会長だったルイス・ルビアレス氏から唇にキスを受けていた。 セレモニー中の衝撃的なシーンには世界中が反応。ルビアレス会長の行為に多くの批判が集まり、キスが合意ではないと訴えられた中で、ルビアレス会長は「合意の上だった」と主張を繰り返していた。 その後、ルビアレス会長は周囲からの批判を受けて2023年9月にRFEFの会長を辞任。さらに、エルモソは性的暴力で訴えることとなり、訴追を受ける可能性がある状況だ。 現在この行為に対して証拠が調べられている中、スペインの国家検察庁は2日に非公開で行われた公判後に声明を発表。「エルモソが検察官に申告した内容を承認した」とした。 「キスは予期せぬもので、決して合意の上ではなかった。この事件後、被害者がスペインに戻る飛行機の中でも、イビサに滞在している間にも、捜査対象者らの手によって経験した状況は、彼女の通常の生活を一変させる嫌がらせにあたり、不安と悲しみの状況を生み出していた」 ルビアレス元会長が強く主張する合意などは決してなかったと法廷で証言したエルモソ。法廷の外では記者団に対して「全てがうまくいった」と発言し、このまま訴訟が進んでいくことを望んでいるという。 なお、国際サッカー連盟(FIFA)はルビアレス氏に対して3年間のサッカー関連活動の禁止処分を与えている。 <span class="paragraph-title">【動画】性的暴行罪の可能性も、エルモソが訴えた会長からの合意のないキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">Bij het uitreiken van de gouden WK-medailles kust de Spaanse bondsvoorzitter Luis Rubiales speelster Jenifer Hermoso op de mond. Een zoen die in Spanje tot verontwaardigde reacties lijdt.<br><br>Meer → <a href="https://t.co/NnTorFGYyA">https://t.co/NnTorFGYyA</a> <a href="https://t.co/2Hab7qDARf">pic.twitter.com/2Hab7qDARf</a></p>&mdash; NOS Sport (@NOSsport) <a href="https://twitter.com/NOSsport/status/1693616815232987646?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.03 18:12 Wed

「脅迫も受けた」キスの被害者であるエルモソが告白、苦しい被害者の心境「自分が引き起こしたわけではないのに…」

スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏にキスをされたことで大きな注目を集めたスペイン女子代表FWジェニファー・エルモソだが、脅迫を受けていたことを明かした。 事件が起きたのはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の決勝の後。スペインが悲願の初優勝を果たすと、表彰式でルビアレス元会長がエルモソの唇にいきなりキスをした。 この映像が出回ると、世界中で大きな話題に。エルモソが望んでいないものだったと明かしたことで、ルビアレス元会長に大きな批判が集まった。 ルビアレス元会長は自身の行いを認めず、「合意の上だった」と主張を続けたが、結局辞任に追い込まれることに。さらに国際サッカー連盟(FIFA)からは3年間の資格停止処分が下され、性的暴行疑惑としてエルモソに正式に訴えられる事態となった。 被害者であるエルモソは、ファッション誌『GQ』で改めて当時を振り返り、とても苦しんだと当時の心境を語った。 「この数週間はとても大変でした。また、そのことを何度も何度も話さなければならなかったので、とても傷つきました」 「でも何らかの方法でそれを解決しなければならなかったのはわかっています。私は長年一緒にいる心理学者の助けを借りて、この問題に取り組み続けています」 「私にとって、メンタルヘルスは、フィールドに出るために必要な睡眠時間や毎日のトレーニングと同じぐらい重要です。私は強くなったことを感じ、心が折れたり、もうサッカーをしたくないと考えることはありません。私は情熱を失っていないのです」 精神的に追い込まれることもあったが、セラピーのおかげで保っているとのこと。そして、女子サッカー選手が不当な扱いを日常的に受けていることを知らせることになったとし、サポートしてくれた人への感謝を口にした。 「最初は何が起きているのか理解するのが難しかったです。とても多くの人が、私の側にいた事実にとても感謝しています」 「女優、サッカー選手、W杯のライバルたち、例えば決勝で負かしたイングランド代表。その全てが、みんなのためにこの仕事を続け、やり抜く力を私にくれました」 多くの励ましの言葉、連帯を示す人がいた一方で、批判を受けることも少なくなかった。 「私たちは男子選手を同じ給料をもらいたいと常に言われてきましたが、それは真実ではありません。私たちはただ最低賃金があり、尊重され、何か大きなことを成し遂げる機会を与えてもらえるという基本的なことを望んでいました」 「このW杯で優勝して以来、私の心に残っている言葉があります。『どんなことがあっても、私たちはチャンピオンになった』です」 女性が決して優位に立つということではなく、男女平等という意味がある「フェミニズム」の意味を理解した人が多い。そして、フェミニストの意識のおかげで、今回の事件が大きな騒動になったという。 「そのことがこれほどの大きな騒動を巻き起こし、特に私に多大なる損害を与えた理由だと思います」 「私は自分が引き起こしたわけではないのに、自分で選択したり計画していない行為の結果を引き受けなければいけませんでした。脅迫も受けましたが、それは決して慣れるものではありません」 不当な扱いを受けていることが、まさかの事件でさらに明るみに出ることに。苦しい思いをしたエルモソだが、兄と家族が助けてくれたという。 「兄がオーストラリアでW杯に来ていて、一緒にてきたことは幸運だったと思う。彼は私が世界チャンピオンになるのを目撃したけど、突然この事件に巻き込まれ、私と一緒に全てを直接体験しました」 「彼は私の兄弟で、家族で、サポートをしてくれる人であり、それが私にとってはさらに貴重でした。この全ての混乱の中で、彼が私のそばにいることは、心の平穏にとって不可欠でした」 そして、スペインの男子選手からも声が上がり、そのことに感謝した。 「最初に声をあげてくれたボルハ・イグレシアス、エクトル・ベジェリン、イスコに感謝します。チームとしての私たちの哲学は、常に団結し、感じたことを行うというものでした。これが私たちが全てを成し遂げた方法です」 難しい時期を過ごしたエルモソ。スペイン女子代表に復帰し、復帰戦でゴールも記録。「しばらくの間、私は自分がサッカー選手であることを忘れていました」と語ったように、いらない苦しみを味わうこととなった。 「でも、トレーニングセッションに戻り、キットを着てピッチに戻り、再び最高の自分を表現しようとします。牡牛座(5月9日生まれ)である私は、戦わなければならないだけでなく、自分自身を守らなければいけないことにも気付かされます」 「何か欲しいものがあれば、何度失敗しても、壁にぶつかっても、それを追い求める。そのおかげで、サッカーの世界で成し遂げようとしたことを全て達成することができた」 決して挫けないエルモソ。再び輝き、笑顔を取り戻すことを願うばかりだ。 <span class="paragraph-title">【動画】性的暴行罪の可能性も、エルモソが訴えた会長からの合意のないキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">Bij het uitreiken van de gouden WK-medailles kust de Spaanse bondsvoorzitter Luis Rubiales speelster Jenifer Hermoso op de mond. Een zoen die in Spanje tot verontwaardigde reacties lijdt.<br><br>Meer → <a href="https://t.co/NnTorFGYyA">https://t.co/NnTorFGYyA</a> <a href="https://t.co/2Hab7qDARf">pic.twitter.com/2Hab7qDARf</a></p>&mdash; NOS Sport (@NOSsport) <a href="https://twitter.com/NOSsport/status/1693616815232987646?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.11.07 21:57 Tue

選手の唇に強引にキスしたスペインサッカー連盟のルビアレス元会長に3年間の資格停止処分が決定…FIFAが公式発表

国際サッカー連盟(FIFA)は30日、スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏(46)に対して、3年間の資格停止処分を下したことを発表した。 FIFAは30日に声明を発表。「ルビアレス氏は本日、FIFA規律委員会の決定内容を通知された。FIFA懲戒法の関連規定に従って、彼には動機のある決定を要請するための10日間の猶予が与えられており、要請があればその後、その決定は『legal.fifa.com』に掲載されることになる。この決定は、FIFA控訴委員会に対して控訴される可能性がある」としている。 また「FIFAは、すべての人々の誠実さを尊重し、保護し、品行方正な基本的ルールが守られるようにするという絶対的なコミットメントを改めて表明する」としている。 ルビアレス氏は、プロサッカー選手としてプレー。ディフェンダーとしてプレーし、バレンシアやアトレティコ・マドリーのユース出身。リェイダやレバンテなどでプレーしていた。 2018年5月にRFEFの会長に就任。女子サッカーに力を入れるなどしてきた中、2023年8月20日に不用意な行動が大事件に発展する。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)ではスペイン女子代表が見事に初優勝。すると、表彰式でFWジェニファー・エルモソの唇に強引にキス。これが大きな騒動になった。 事件から一夜明け、8月21日には謝罪のメッセージ動画をアップ。ただ、これでは収まらずに辞任を要求。被害者であるエルモソは労働組合フットプロ(Futpro)を通じて声明を発表した。 するとFIFAも8月24日には懲戒手続きを進めることを発表。翌25日にはRFEFの臨時総会が開かれ、ルビアレス元会長が辞任を発表するかと思われていたが、まさかの潔白を主張。「キスは優勝の喜びを分かちあう自然な相互行為で合意はあった」とし、「偽りのフェミニストたちが私を殺そうとしている」とコメント。「辞任などしない」と高らかに宣言した。 これを受けてスペイン女子代表の選手たちは声明を発表し、招集に応じないボイコットを決断。これに多くの選手やOGが賛同して更なる騒動に。FIFAは26日に暫定的に90日間の資格停止を発表した。 28日にはスペイン検察当局はルビアレス元会長に対して、性的暴行疑惑で予備捜査を開始。ルビアレスの母が教会に立てこもってハンガーストライキを実施するなどしたが、最終的には9月10日に辞任が決定していた。 その後エルモソは正式に告発。事件に発展していく中、今回の決定が下された。 <span class="paragraph-title">【動画】性的暴行罪の可能性も、エルモソが訴えた会長からの合意のないキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">Bij het uitreiken van de gouden WK-medailles kust de Spaanse bondsvoorzitter Luis Rubiales speelster Jenifer Hermoso op de mond. Een zoen die in Spanje tot verontwaardigde reacties lijdt.<br><br>Meer → <a href="https://t.co/NnTorFGYyA">https://t.co/NnTorFGYyA</a> <a href="https://t.co/2Hab7qDARf">pic.twitter.com/2Hab7qDARf</a></p>&mdash; NOS Sport (@NOSsport) <a href="https://twitter.com/NOSsport/status/1693616815232987646?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.30 20:50 Mon
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