なでしこは再びベスト8で涙…ドローン問題に揺れたカナダも連覇逃す! スペインは土壇場勝利、ブラジルも開催国撃破【パリ五輪】
2024.08.04 10:35 Sun
パリ五輪女子サッカートーナメント
3日、パリ・オリンピックの女子サッカー準々決勝が行われた。
3大会ぶりのメダル獲得を目指したなでしこジャパンはアメリカ女子代表と対戦。粘り強くしっかりと戦ったものの、決定力不足を露呈。チャンスを生かしきれないでいると、延長戦まで持つれた試合で1-0と敗戦。男子と同じベスト8での敗退となった。
その他、連覇を目指したカナダ女子代表はドイツ女子代表と対戦。東京五輪で金メダルを獲得したカナダだったが、初戦の前にドローンを不正使用し、相手チームを偵察するという大問題が発生。勝ち点6の剥奪、ビバリー・プリーストマン監督の五輪追放&職務停止など苦境に立たされていた。
それでも連覇を目指し、グループステージ3連勝で勝ち点-6のスタートを跳ね除けたが、ドイツ戦ではゴールを奪えず。ゴールレスのままPK戦に突入したが、2-4で敗戦。連覇の夢は潰えることとなった。
なでしこジャパンが初戦で敗れ、ワールドカップ女王として初の五輪に臨んでいるスペイン女子代表は、コロンビア女子代表と対戦。試合は予想に反してコロンビアが主導権を握る展開となる。
思わぬ苦戦を強いられたスペインだったが、79分に右サイドから崩すと、クロスをGKが弾ききれず、こぼれ球をボックス内でジェニファー・エルモソが蹴り込み1点差に。それでも時間がほとんどないなか、後半アディショナルタイム7分にボックス左からサルマ・パラジュエロがクロスを入れると、イレーネ・パレデスがダイレクトで合わせて土壇場で追いつくことに成功する。
延長戦はゴールが生まれずにPK戦へ。コロンビアの1人目をGKがセーブすると、コロンビアの3人目も失敗。スペインは4人目のアイタナ・ボンマティが成功し、4-2で勝利を収めた。
開催国のフランス女子代表は、ブラジル女子代表と対戦。レジェンドのマルタが危険なファウルで出場停止となったブラジルが開催国に挑んだ中、なかなかゴールが生まれない展開となる。
延長戦にも入っていくかと思われた中、82分、スローインから攻め込むと、背後へのパスに対して反応したガビ・ポルティーリョが抜け出し、GKとの一対一を制して先制。ブラジルが逃げ切り、ベスト4進出を決めた。
なお、準決勝のカードはアメリカvsドイツ、ブラジルvsスペインに決定。6日の深夜に行われる。
◆準々決勝
アメリカ女子代表 1-0 なでしこジャパン
【アメリカ】
トリニティ・ロッドマン(延前105+2)
スペイン女子代表 2-2(4PK2) コロンビア女子代表
【スペイン】
ジェニファー・エルモソ(後34)
イレーネ・パレデス(後45+7)
【コロンビア】
マイラ・ラミレス(前12)
レイシー・サントス(後7)
カナダ女子代表 0-0(2PK4) ドイツ女子代表
フランス女子代表 0-1 ブラジル女子代表
【ブラジル】
ガビ・ポルティーリョ(後37)
3大会ぶりのメダル獲得を目指したなでしこジャパンはアメリカ女子代表と対戦。粘り強くしっかりと戦ったものの、決定力不足を露呈。チャンスを生かしきれないでいると、延長戦まで持つれた試合で1-0と敗戦。男子と同じベスト8での敗退となった。
その他、連覇を目指したカナダ女子代表はドイツ女子代表と対戦。東京五輪で金メダルを獲得したカナダだったが、初戦の前にドローンを不正使用し、相手チームを偵察するという大問題が発生。勝ち点6の剥奪、ビバリー・プリーストマン監督の五輪追放&職務停止など苦境に立たされていた。
なでしこジャパンが初戦で敗れ、ワールドカップ女王として初の五輪に臨んでいるスペイン女子代表は、コロンビア女子代表と対戦。試合は予想に反してコロンビアが主導権を握る展開となる。
12分にマイラ・ラミレスのゴールでコロンビアが先制すると、0-1で迎えた後半にはレイシー・サントスが追加点を奪い、スペイン相手に2点のリードお奪う。
思わぬ苦戦を強いられたスペインだったが、79分に右サイドから崩すと、クロスをGKが弾ききれず、こぼれ球をボックス内でジェニファー・エルモソが蹴り込み1点差に。それでも時間がほとんどないなか、後半アディショナルタイム7分にボックス左からサルマ・パラジュエロがクロスを入れると、イレーネ・パレデスがダイレクトで合わせて土壇場で追いつくことに成功する。
延長戦はゴールが生まれずにPK戦へ。コロンビアの1人目をGKがセーブすると、コロンビアの3人目も失敗。スペインは4人目のアイタナ・ボンマティが成功し、4-2で勝利を収めた。
開催国のフランス女子代表は、ブラジル女子代表と対戦。レジェンドのマルタが危険なファウルで出場停止となったブラジルが開催国に挑んだ中、なかなかゴールが生まれない展開となる。
延長戦にも入っていくかと思われた中、82分、スローインから攻め込むと、背後へのパスに対して反応したガビ・ポルティーリョが抜け出し、GKとの一対一を制して先制。ブラジルが逃げ切り、ベスト4進出を決めた。
なお、準決勝のカードはアメリカvsドイツ、ブラジルvsスペインに決定。6日の深夜に行われる。
◆準々決勝
アメリカ女子代表 1-0 なでしこジャパン
【アメリカ】
トリニティ・ロッドマン(延前105+2)
スペイン女子代表 2-2(4PK2) コロンビア女子代表
【スペイン】
ジェニファー・エルモソ(後34)
イレーネ・パレデス(後45+7)
【コロンビア】
マイラ・ラミレス(前12)
レイシー・サントス(後7)
カナダ女子代表 0-0(2PK4) ドイツ女子代表
フランス女子代表 0-1 ブラジル女子代表
【ブラジル】
ガビ・ポルティーリョ(後37)
ジェニファー・エルモソ
ビバリー・プリーストマン
マイラ・ラミレス
レイシー・サントス
サルマ・パラジュエロ
イレーネ・パレデス
アイタナ・ボンマティ
ガビ・ポルティーリョ
トリニティ・ロッドマン
なでしこジャパン
アメリカ女子代表
スペイン女子代表
ドイツ女子代表
ブラジル女子代表
オリンピック
ジェニファー・エルモソの関連記事
なでしこジャパンの関連記事
オリンピックの関連記事
記事をさがす
|
ジェニファー・エルモソの人気記事ランキング
1
元会長にキスされたスペイン女子代表FWエルモソ、裁判所での陳述で悲痛な訴え「選手としても人間としても尊敬されているとは感じなかった」
オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)で見事に優勝するも、メダル授与式でのキス事件が大きな騒動となったスペイン女子代表FWジェニファー・エルモソが、当時の出来事について語っている。 事件は今夏行われた女子W杯決勝後に発生。エルモソに対し、当時のスペインサッカー連盟(RFEF)の会長であるルイス・ルビアレス氏が公然と唇にキスをした。 祝福の一環かとも思われた中、このキスは望ましいものではなかったとエルモソが主張したことで世界中で大きな騒動に。ルビアレス元会長は一旦は謝罪をするも、合意の上だったと主張を繰り返し、自身に非がないことを主張したが、最終的には辞任に追い込まれた。 ルビアレス元会長と関係の深いRFEFの役員の退陣を求めてスペイン女子代表は代表活動をボイコットすることに。結果として、関係する人の総退陣が約束された中、エルモソはルビアレス元会長を正式に訴えることを決断していた。 スペイン『テレシンコ』の番組「コディゴ10」は裁判所でエルモソが検事に供述した内容を放送。エルモソは当時の出来事と心境を語った。 「メダル授与式に出席したとき、彼は私にメダルをくれました。女王に挨拶し、娘を抱きしめる。そして次に来たのはルビアレスでした」 「私は彼を抱きしめる。そして私が彼を抱きしめたときに私が最初に言うのは『私たちが何をしたのか』です。そして彼は私に飛びつきます。そして私はしっかりと立っています」 「彼が降りてきたとき、私が覚えている唯一のことは、彼が私に『我々は君のおかげで、このワールドカップに勝った』と言ったことです。次に覚えているのは、彼の手が私の頭に置かれ、口にキスされたことです」 当時の状況を口にしたエルモソ。被害者でありながら、この騒動では私生活にも深刻な影響が出たと語っている。 「私は家から出られていないのに、なぜ抑圧されなければならないのですか。私にはこのすべてを経験する必要性がないと思います。彼らは私のイメージを傷つけたのに、誰も私を守ってくれないと感じました」 騒動が大きくなり、RFEFの関係者は誰も守ろうとしてくれなかったと訴えるエルモソ。ルビアレス元会長からのキスは想像もしていなかったと語った。 「反応する力?いや、予想もしませんでした。ワールドカップ決勝のあの舞台で、どうしてそれが期待されたでしょうか...私はその瞬間を探そうともしませんでしたし、その行為がどのように起こるかについては何も知りませんでした」 「その瞬間、私はそのお祝いに衝撃を受けました。私たちが命をかけて達成した歴史的事実。まさかそんなことが起こるとは予想できませんでした。私が彼を抱きしめたアドレナリンのせいで、彼は信頼できる人であり、それがどれほど自然であったとしても、誰もそれを期待しませんでした」 「そこで反応する時間がありませんでした。それは数秒で、すぐに私は仲間とともにステージから降りました。私がアレクシアとイレーネに言った最初のことは、『ねえ、ルビアレスが今私の口にキスしてきたよ』でした。アレクシアは『何を言っているの?』と言ってきました」 「すぐに楽しめなくなりました。私も他の誰も、このような祝福の行為を予想していなかったので、私は驚きました。私は彼女らと一緒に座り、トロフィーの授与式が終わると、この状況から切り離してその瞬間を楽しもうと努めます」 「選手としても人間としても尊敬されているとは感じなかったです」 突然の出来事に困惑し、優勝の喜びが吹き飛んだというエルモソ。ロッカールームで実際の画像をチームメイトに見せられた時、唖然としたという。 「その瞬間、私はなんとか耐えて、チームメイトと楽しみ続けようとしました。その瞬間を楽しめなかったことを後悔したくなかった。何が起こったのか明確でした」 「ロッカールームで見せてもらうまで、キスの画像を見たことがなかった。画像を見ると...「これは現実だったのか?」という感じです」 その他にも、RFEFの対応への不満、騒動による家族への影響、不誠実な対応を受け続けたことなどを陳述。ルビアレス氏は一貫して合意を主張しているが、どのような判決が下るのか。性的暴行罪に当たる可能性もあるだけに、注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】性的暴行罪の可能性も、エルモソが訴えた会長からの合意のないキス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="nl" dir="ltr">Bij het uitreiken van de gouden WK-medailles kust de Spaanse bondsvoorzitter Luis Rubiales speelster Jenifer Hermoso op de mond. Een zoen die in Spanje tot verontwaardigde reacties lijdt.<br><br>Meer → <a href="https://t.co/NnTorFGYyA">https://t.co/NnTorFGYyA</a> <a href="https://t.co/2Hab7qDARf">pic.twitter.com/2Hab7qDARf</a></p>— NOS Sport (@NOSsport) <a href="https://twitter.com/NOSsport/status/1693616815232987646?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.11 11:05 Wed2
「今ではサッカーに集中」騒動が収束に向かっているスペイン女子代表、女子W杯最優秀選手のボンマティが語る「最初はストレスと不安が…」
スペイン女子代表のMFアイタナ・ボンマティは、騒動に揺れた中で現状を語った。 バルセロナでプレーするボンマティは、スペイン女子代表の中心選手でもあり、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でも初優勝に貢献。ゴールデンボール(最優秀選手)にも選ばれていた。 そんな中、スペイン女子代表には騒動が。スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏が、決勝後のセレモニー中にFWジェニファー・エルモソの唇にキス。この行為が世界中で大きな騒動に発展した。 紆余曲折あった中、ルビアレス元会長は辞任。また、スペイン女子代表を率いていたホルヘ・ビルダ監督が解任されたものの、選手たちは招集をボイコットする声明を発表していた。 それでも試合が迫っていることで招集されると、選手たちは合流。その後、7時間以上の話し合いの末にルビアレス元会長の息がかかった人々が退陣することで合意。チームは20日にボイコットを終えると、22日にはスウェーデン女子代表相手に3-2で勝利を収めていた。 スペイン女子代表は、26日にスイス女子代表と対戦。ボンマティは試合前の記者会見に出席し、改めて今回の事態について言及。今は集中してプレーできているとし、将来に向けて、戦う必要があったとした。 「私たちはスポーツと社会のレベルで、男性と女性は平等に扱われるべきであるという模範を示している」 「最初の数日はストレスと不安で難しかったけど、日が経つにつれて状況は変わってきた。今では私たちはサッカーに集中することができ、それが私たちが望んでいたことだ」 「私たちは改善すべき点がたくさんあること、議論されてきたこと、そして状況を改善し、将来の全ての世代に良い遺産と良い環境を残してほしい」 「(男女平等は)世界的な争いであり、全ての選手は私たち自身の問題であると感じている」 「私たちはサッカーをするためにここにいますが、私たちには声を上げることができ、サッカーと女性を自分たちが見つけたよりも良い場所に残す責任がある」 2023.09.26 22:02 Tue3
異次元の信じられない衝撃ゴール! 2025年最高ゴールと呼び声高いジャンピングスコーピオンシュート
サッカー史に残るスーパーゴールと言っても良い衝撃のゴールが誕生した。 そのゴールを決めたのはメキシコのティグレス・フェメニールに所属するMFリズベス・オバレ。メキシコ女子代表としてプレーする25歳だ。 ゴールが生まれたのはリーガMXフェメニールのグアダラハラ戦。チームは2-0で勝利を収めたが、この試合で衝撃のゴールが生まれた。 右サイドでCKからのクリアボールを拾ったスペイン女子代表MFジェニファー・エルモソが左足でゴール前へとクロス。これがニアサイドに飛んだ。 クロスを待っていたオバレだったが、ヘディングで合わせるには体制が悪く、相手DFもブロックに入っていた。すると何を思ったかこれを見送ると見せかけてジャンプしながら左足でバックヒール。GKもクロスに反応していたため、浮き球となったシュートがゴール左に吸い込まれることとなった。 信じられないアクロバティックゴール。スコーピオンキックともバックヒールとも言えるゴールだが、何より空中でダイレクトでゴールを見ずに合わせているから凄さが増している。 女子サッカー界の最優秀ゴールに贈られるマルタ賞の完全な候補に。これまでもバックヒールでのゴールはいくつか生まれているが、また進化させたスーパーゴールとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】どういう発想!? ゴールに背を向けたジャンピングスコーピオンシュート</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> (@TigresFemenil) <a href="https://twitter.com/TigresFemenil/status/1896754119974474135?ref_src=twsrc%5Etfw">March 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> (@TigresFemenil) <a href="https://twitter.com/TigresFemenil/status/1897014184891834746?ref_src=twsrc%5Etfw">March 4, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.07 23:15 Fri4
女子バロンドールはバルサMFアレクシア・プテジャスが初受賞! 女子CL制覇に貢献「ほんの始まりにすぎない」
フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』は29日、2021年の女子バロンドールに、バルセロナでキャプテンを務めるスペイン代表MFアレクシア・プテジャス(27)が受賞したことを発表した。 プテジャスは、2020-21シーズンで合計26ゴールを記録。ヨーロッパで最も得点を決めたMFとして知られ、欧州サッカー連盟(UEFA)のプレーヤー・オブ・ザ・イヤー。とミッドフィルダー・オブ・ザ・イヤーにも選出されていた。 女子チャンピオンズリーグでは、決勝でチェルシーを4-0で下しており、初優勝にも貢献していた。なお、2位はバルセロナのジェニファー・エルモソ、3位はチェルシーのサム・カーが入った。 2018年から受賞がスタートした女子バロンドール。2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で選出されなかったため、プテジャスが3人目の受賞者となった。 プテジャスは「私がこの賞を獲得する最後のバルセロナの選手になることはないと確信しています。これはほんの始まりにすぎません」とコメントしている。 ◆女子バロンドール2021 1位 MFアレクシア・プテジャス(スペイン/バルセロナ) 2位 FWジェニファー・エルモソ(スペイン/バルセロナ) 3位 FWサム・カー(オーストラリア/チェルシー) 4位 FWフィフィアネ・ミーデマ(オランダ/アーセナル) 5位 MFリーケ・マルテンス(オランダ/バルセロナ) 6位 FWクリスティン・シンクレア(カナダ/ポートランド・ソーンズ) 7位 MFペルニレ・ハルダー(デンマーク/チェルシー) 8位 DFアシュリー・ローレンス(カナダ/パリ・サンジェルマン) 9位 MFジェシー・フレミング(カナダ/チェルシー) 10位 FWフラン・カービー(イングランド/チェルシー) ◆歴代女子バロンドール受賞者 2018:アーダ・ヘーゲルベルグ(ノルウェー/リヨン) 2019:ミーガン・ラピノー(アメリカ/OLレイン) 2020:新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で選出なし 2021:アレクシア・プテジャス(スペイン/バルセロナ) <span class="paragraph-title">【動画】プテジャスが女子バロンドール初受賞</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJUMllMS2oyaCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.11.30 09:48 Tue5
「辞任は明らかに必要だった」かつて“神童”と呼ばれたスペイン代表MFがルビアレス元会長に苦言「もっと早くすべき」
スペイン代表MFセルヒオ・カナーレス(32)が、ルイス・ルビアレス元会長の辞任について言及した。スペイン『アス』が伝えた。 カナーレスはラシン・サンタンデールでキャリアをスタート。“神童”と評価され、レアル・マドリーにも所属していた。天才肌のゲームメーカーだったが、度重なるヒザの負傷で輝きを失うことに。しかし、レアル・ソシエダで復活を遂げると、2018年からプレーしたレアル・ベティスではハードワークに磨きをかけてスペイン代表にも復帰した。 そのカナーレスは、ベティスで公式戦207試合39ゴール30アシストを記録するも、今夏退団。メキシコのモンテレイへと完全移籍し、新たなチャレンジを始めた。 カナーレスはメキシコでもその才能を発揮する中、記者会見に登場。スペイン女子代表FWジェニファー・エルモソに対してオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の優勝セレモニーでキスをし、大きな騒動を起こしたルビアレス氏の会長退任は当然だとした。 「ルビアレスの辞任は明らかに必要だった。あらゆる出来事を考えれば、もっと早くすべきだったと思う」 「今、僕たちがしなければいけないことは、再び物事を上手くやっていくということだ。今は全てを少しずつ整え、心の平穏と良いイメージを与えること。そして、最終的には国を代表するということ。これが基本だ」 エルモソも同じスペイン人でありながら、パチューカでプレー。共通点も多く、メキシコでも問題視されているだけに、一言もうしたかったというところだろう。 2023.09.14 12:10 Thuなでしこジャパンの人気記事ランキング
1
時代を逆行する“現代版”レジスタ 長谷川唯や長野風花と争う21歳“北村美羽”という新たな才能【東アジアE-1選手権2025総括コラム】
1人だけ時間がゆっくりと流れている。そう錯覚するほど、チームがボールを保持している時のプレーに余裕があった。 7月7日、東アジアE-1選手権を戦うなでしこジャパンの練習初日を見学していると、11対11のゲーム形式でチームのビルドアップを完全掌握する選手がいた。その名は、北村美羽。161cmのMFは[4-1-4-1]のアンカーに入ると、チームのパスワークをなめらかにさせていた。 中盤の底に留まりつつ、タイミングよく顔を出すことで後方からのパスを引き出す。少ないタッチで相手のプレッシャーをいなし、テンポ良く左右に配球していく。止める・蹴るといった基礎技術が高いことに加え、常に顔が上がっていて周囲の状況把握も的確。身振り手振りで全体に指示も出す。北村を中心にボールが動き、相手陣内にボールを運んでいた。 「ビルドアップは長所としてやっています。いろいろな選手がいる中で、全員が流動的に動くと、バランスが崩れやすくなってしまうので、ああいうポジション(アンカー)をやるときはバランスを意識しています。自分が長い時間ボールを持つというよりは、状態が良い選手にどんどん渡したいっていう意識が自分の中にはあるので、1タッチや2タッチでパスを出すようにしています」 ボールを触る回数は多かったが、自分のターンやドリブルで相手のプレスを直接的に無効化するシーンはほとんどなかった。それでも、パスの経由地点になることで、相手チームに奪い所を絞らせず、確実にボールを前線に届けていく。軽やかに、鮮やかに攻撃のタクトを振っていた。 21歳の司令塔は、今回が代表初選出だった。中学生から高校生までの6年間をジェフユナイテッド千葉レディースで過ごし、東洋大学を経て、2024-25シーズンにジェフ千葉レディースに加入。2023-24シーズンから特別指定選手としてWEリーグのピッチには立っていたが、大卒ルーキーのシーズンを戦い終えたタイミングでのニルス・ニールセン監督からの招集は、まさに寝耳に水だったようだ。 「選ばれると思わなかった。それが正直な気持ちでした。だけど、すごくうれしいことでもありますし、素晴らしい選手と一緒に素晴らしい舞台で戦える。しっかりと自信に繋げていきたいです」 練習でボールの動かし方を情熱的に指導していたニールセン監督には全3試合のうち2試合に先発起用され、どちらもフル出場した。代表デビューとなった初戦のチャイニーズ・タイペイ戦は、「誇らしい気持ちと楽しみな気持ちで試合に入りました。リズムを掴むのに少し時間が掛かっちゃいましたけど、緊張し過ぎずに臨めたと思います」と、堂々とプレー。押し込む展開の中、練習で見せていたようにパスワークを円滑にさせた。さらに、中盤の底からインサイドハーフを飛ばして最前線の高橋はなに届ける縦パスで、相手の守備ブロックを切り裂いた。ゴールやアシストはなかったものの、攻撃のスイッチを入れる役割を全うした。 自分の特長は出せた。だが、満足はしていなかった。 「試合前にコーチから三浦成美選手の守備の映像を見せてもらっていたので、守備のリスク管理やポジショニングは意識できました。後半は攻めていた中で自分のポジションが低くなってしまったので、もう少し前でしっかりとルーズボールを取れるようにしていきたいなと思います」 守備での改善点を踏まえて臨んだ第3戦の中国戦は、勝利すれば優勝だったが、追いつかれる形で1-1での引き分けに終わり、結果的に3位で大会をフィニッシュ。3連覇を達成することはできなかった。 「勝つためだけに全員がピッチに入りました。勝ち切れなかったのは、自分個人としても弱さが出た」と開口一番に反省を述べ、「もっとボールを引き出すことができれば良かったんですけど、相手がアンカーを消しにくる形だった。(後ろに)落ちても良かったんですけど、落ち過ぎると今度は中央が枚数的に難しくなってしまう。そこは正直、自分としては難しかったんですけど、お互いロングボールが増えてきたので、その中ではセカンドボールを意識しました」と、ビルドアップへの関与という自分の良さを出すシーンを多く作れなかったことを分析していた。 だが、何もできなかったわけではない。後半には前に出ていき、相手と競り合いながらルーズボールを回収。これは初戦の後に課題に挙げていたプレーであり、短期間の中で修正力も示した。 10日間で3試合を戦った過密日程の大会で、代表キャリアを歩み始めた。記録にも記憶にも残る日の丸の第一歩は、自分に気づきを与えてくれるものになったようだ。 「自分の立ち位置というか、まだまだな部分がたくさんあるなと感じたし、自分が海外でプレーするためにどういう部分が必要なのかがすごくわかった。自分の良さだけじゃなくて、フィジカルの部分だったりそういうところは海外でもっと突き詰めていけたらいいなと思います」 今大会のチームは、WEリーグに所属する選手で構成された。いわゆるWEリーグオールスターだ。しかし、北村は大会後にヨーロッパでプレーする。8年間を過ごした千葉Lからリンシェーピング(スウェーデン)への移籍を決断してE-1に臨んでいたのだ。 「もともと目立つ選手ではないと自分の中では思っていて。その中でしっかりと自分の良さを出していくと、やっぱり見てくださる人は見てくれるんだなっていうのを今回(海外チームからのオファーと代表初招集で)感じることができました」 夢だったなでしこジャパンと海外挑戦のスタート地点に立つことはできた。ここからは約2年後のワールドカップのメンバー入りを目指して戦うことになる。アンカーのポジションには、長谷川唯や三浦成美、長野風花など実力経験共にトップレベルの選手がひしめき合う。割って入るのは簡単なことではない。それでも、北村にはパスワークの潤滑油になれる技術と目と思考力がある。それはボールを保持して攻撃を組み立てるニールセン体制との親和性も高い。 トランジションやインテンシティが重要視される時代を逆行するかのようにやってきた新たなレジスタは、今大会の経験を糧に海外で研鑽を積んでいく。その先に代表定着を勝ち取る日が来れば、ニールセン監督は2025年のE-1選手権で貴重な人材を発見したことになるだろう。 取材・文=難波拓未 2025.07.21 21:07 Mon2
2027年のブラジル女子W杯の開催日程が決定! なでしこ含むアジア予選は6枠の出場権+2枠のPOに
国際サッカー連盟(FIFA)は10日、臨時総会を開催。2027年に行われるブラジル女子ワールドカップ(W杯)の開催日程を決議した。 2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われた女子W杯はスペイン女子代表が初優勝。なでしこジャパンはグループステージでそのスペインを下していたが、ベスト8での敗退となった。 2027年はブラジルで開催されることが決定していた中、FIFAは臨時総会に先立ちバーチャル会議を実施。ブラジル女子W杯に関して、2027年6月24日〜7月25日まで開催されることが決定した。 32カ国が出場する今大会。29カ国の出場枠は既に決定しており、日本を含むアジア(AFC)は6カ国、ヨーロッパ(UEFA)は11カ国、南米(CONMEBOL)はブラジルを含めて3カ国、アフリカ(CAF)は4カ国、北中米カリブ海(CONCACAF)は4カ国、オセアニア(OFC)は1カ国が出場権を直接獲得する。 また、残りの3枠に関しては、2つのフェーズで行われる10カ国のプレーオフで決定。アジア、アフリカ、北中米カリブ海、南米はそれぞれ2カ国、オセアニア、ヨーロッパは1カ国ずつがプレーオフ出場権を獲得する。 プレーオフの第1フェーズは、最新のFIFAランキングに基づいて6カ国が戦うことに。2026年11月から12月にかけて行われ、上位2カ国が勝ち上がると、北中米カリブ海の2カ国、南米の1カ国、ヨーロッパの1カ国が待つ第2フェーズに進み、3つのカードに分けられ、勝者の3カ国が出場権を獲得する。 2024.12.11 23:40 Wed3
「INACラインで!」神戸の名コンビがなでしこジャパンでも魅せた!!浮き球パスを冷静トラップから右足一閃ゴラッソにファン歓喜「これを打たれたらノーチャンス」
【東アジアE-1サッカー選手権2025】日本代表 1-1 韓国代表(7月13日/華城総合運動場) <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%84%9B%E5%B7%9D%E9%99%BD%E8%8F%9C?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#愛川陽菜</a> のパスから最後は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%88%90%E5%AE%AE%E5%94%AF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#成宮唯</a> <br>なでしこジャパンは開始36分に先制弾を決める<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#なでしこジャパン</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/E1?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#E1</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UNEXT?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UNEXT</a><br><a href="https://t.co/eDAaY19sbD">https://t.co/eDAaY19sbD</a> <a href="https://t.co/2LsmVc7ulj">pic.twitter.com/2LsmVc7ulj</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1944361896850706804?ref_src=twsrc%5Etfw">July 13, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> なでしこジャパン(女子日本代表)MF成宮唯とFW愛川陽菜が、抜群の連係から得点を産んだ。華麗なコンビネーションにファン・サポーターは、興奮冷めやらぬ様子だった。 サッカー女子日本代表は13日、東アジアE-1サッカー選手権2025の初戦で韓国代表と対戦。 1ー1で引き分けた。 INAC神戸レオネッサ所属の成宮と愛川は、スターティングメンバーに名を連ねた。成宮は右のインサイドハーフ、愛川は右のウィングとしてプレーし、0ー0で迎えた36分に鮮やかなコンビネーションを見せる。 右サイドでボールを持った愛川は、相手DFの間からニアに抜け出そうとする成宮の動きを確認すると、左足でフワリとした浮き球のパスを相手DFラインの裏に送る。そこに飛び出した成宮がボールを上手くトラップすると、体を反転させ、冷静に右足でゴールに蹴り込んだ。ボールは相手GKの右脇を抜け、ゴールネットに吸い込まれた。 クラブでもプレーを共にする2人は、笑顔で抱擁を交わし、得点を喜んだ。 SNS上でファン・サポーターからは、「うまい!!!めちゃいい!!!」「相手GKもこれを打たれたらノーチャンスだわ」「愛川陽菜選手から成宮唯選手!INAC組!」「唯にゃん、落ち着いてたな!」「この愛川選手のパスが絶品です!」「かなり難しいシュート決めたもんだな」「アイナックの2人で!」「唯は唯でも成宮唯」「INAC神戸ラインで成宮さんゴール」と歓喜の声があがった。 試合を振り返った愛川は「日頃、INACで唯さんとは一緒にプレーしているので、どこに動いてくれるかがわかりやすくて、すごくやりやすいです」とコメント。5月17日に開催されたSOMPO WEリーグ 2024-25シーズン 第22節 ノジマステラ神奈川相模原とINAC神戸レオネッサの一戦では、右サイドからの愛川のクロスから成宮のヘディングシュートが決まっていた。「唯さんがポケットを狙ってくれるので、そこに流し込んだり、おとりに使って内側に入ったり。(成宮は)すごいアクションしてくれるので、攻撃のバリエーションが増えます」と、成宮との連係に確かな自信を見せた。 クラブで頻繁に見せるホットラインを、なでしこジャパンでも更に見せてくれるのか。16日に行われる中国戦でも、2人の華麗なコンビネーションに期待が集まる。 2025.07.13 06:00 Sun4
長谷川唯が女子サッカーアワードの第1回で年間最優秀MF賞を受賞! 新たな栄誉にシティも祝福
マンチェスター・シティ・ウィメンに所属するなでしこジャパンのMF長谷川唯が栄誉ある賞を手にした。 シティの発表によると、長谷川は第1回となる「フェスティバル・オブ・ウィメンズ・フットボール・アワード(FWFA)」にて、年間最優秀ミッドフィルダーに選出された。 FWFAは「草の根レベルからプロレベルに至るまで、女子サッカーを讃えること」を目的として設立され、第1回の受賞者となった。 長谷川はFA女子スーパーリーグでレスター・シティ・ウィメン戦を控えており、ロンドン中心部で行われた授賞式には出席できなかったとのことだが、バーチャルで感謝のメッセージを送ったとのことだ。 長谷川は2022年夏にウェストハムから完全移籍で加入すると、すぐに主軸としてポジションを確保。2022-23シーズン、2023-24シーズンと2年連続でPFA年間ベストイレブンを受賞するなど、高い評価を得ていた。 シティは長谷川の功績を称え、祝福している。 「世界最高のナンバー6の1人として広く考えられているこのMFは、クラブに加入して以来、シティで96試合が行われ、そのうちの92試合に出場している」 「マンチェスター・シティの全員が、女子サッカー・フェスティバル・アワードで年間最優秀ミッドフィルダーに選ばれたユイを祝福したいと思う」 2025.04.24 19:05 Thu5