レベッカ・ブロンクビスト Rebecka BLOMQVIST

ポジション FW
国籍 スウェーデン
生年月日 1997年07月24日(26歳)
利き足
身長 167cm
体重 62kg
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決勝は共に初! 優勝候補のスペインとイングランドが優勝を目指して激突【2023女子W杯】

16日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)の準決勝の全日程が終了。ファイナリストが決定した。 史上初の32カ国が出場し、女子としては初の南半球での開催となったW杯。ドイツやブラジルなど強豪国のグループステージ敗退など波乱もあった中、ノックアウトステージは熱戦の連続となった。 勝ち上がったのは、優勝候補のスペイン女子代表、イングランド女子代表、スウェーデン女子代表に、開催国のオーストラリア女子代表の4カ国。いずれの国も優勝経験がなく、スペインとオーストラリアは初のベスト4進出となっていた。 15日に行われたスペインvsスウェーデンは終盤までスコアが動かない拮抗した展開に。それでも81分にスペインがサルマ・パラジュエロのゴールで先制するが、88分にレベッカ・ブロンクビストのゴールでスウェーデンが追いつく。 土壇場で追いついたスウェーデンが勢いに乗るかと思われたが、89分にスペインはショートコーナーからオルガ・カルモナのミドルシュートが決まり勝ち越し。スペインが2-1で勝利し、初の決勝へ駒を進めた。 16日に行われたオーストラリアvsイングランドは、7万5000人を超す大観衆が詰めかけた。 試合はエラ・トゥーンのゴールでイングランドが先制するも、オーストラリアはエースのサマンサ・カーが同点ゴールを叩き込む。 しかし、自力に勝るイングランドはローレン・ヘンプが勝ち越しゴールを奪うと、終盤にはアレッシア・ルッソがダメ押しゴール。1-3でイングランドが勝利し、こちらも初の決勝に駒を進めた。 スウェーデンvsオーストラリアの3位決定戦は19日の17時から、ブリスベンにあるラング・パークで。スペインvsイングランドの決勝は、20日の19時からシドニーにあるスタジアム・オーストラリアで開催される。 【準決勝】 ▼8月15日(火) 《17:00》 スペイン女子代表 2-1 スウェーデン女子代表 ▼8月16日(水) 《19:00》 オーストラリア女子代表 1-3 イングランド女子代表 【3位決定戦】 ▼8月19日(土) 《17:00》 スウェーデン女子代表 vs オーストラリア女子代表 【決勝】 ▼8月20日(日) 《19:00》 スペイン女子代表 vs イングランド女子代表 2023.08.16 21:45 Wed

スペインが初の決勝戦進出! なでしこ撃破のスウェーデンを19歳パラジュエロ&主将カルモナ弾で打ち砕く【2023女子W杯】

15日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)準決勝のスペイン女子代表vsスウェーデン女子代表がイーデン・パーク(オークランド)で行われ、2-1で勝利したスペインが決勝戦進出を勝ち取った。 ともにW杯初優勝を目指すスペインとスウェーデン。グループステージでなでしこジャパン(日本女子代表)と同居したスペインはラウンド16でスイス女子代表、準々決勝でオランダ女子代表を撃破と欧州のライバルを退けて準決勝まで駒を進めた。 グループステージを3連勝で首位通過したスウェーデンはラウンド16でアメリカ女子代表、準々決勝でなでしこジャパンと優勝経験国を立て続けに撃破。スペインに勝てば準優勝した2003年大会以来20年ぶりの決勝戦進出となる。 準決勝進出4チームの中で最もFIFAランキングが高いスウェーデン(3位)は、なでしこ戦と打って変わって立ち上がりからスペインにポゼッションを譲るもコンパクトな陣形を保ち、焦る様子はなし。11分には右サイドを崩されクロスを入れられるが、アメリカ戦で見せたような最終局面での粘りも健在だ。 その一方、なかなかスペイン陣内深くまでボールを運べず、得点源となるセットプレーを獲得する展開にまで持ち込めない。攻撃の核である2人、バルセロナ所属のFWフリドリーナ・ロルフォと元レアル・マドリーのMFコソヴァレ・アスラニ(現・ミラン)にはスペインの厳しいマークがつく。 それでも両チーム通じて最初の決定機はスウェーデン。準決勝ならではの緊張感が滲む時間帯を経た42分、スペイン陣内深くで相手の中途半端なクリアを拾って右サイドからクロスが上がると、左足ダイレクトで合わせたのはロルフォ。だが、バルセロナで共にプレーするスペインのGKカタ・コルに阻まれた。 また、このシュートで得た左CKから立て続けにCKを獲得したが、いずれも先制点には繋がらず。前半は両チームともリスクをかけて攻め込むシーンがなく、後半勝負の雰囲気を漂わせてハーフタイムを迎えた。 後半に入るとスウェーデンが縦への意識を強め、スペインもオランダ戦の延長後半に決勝ゴールを決めた19歳のスピードスター、元短距離選手のFWサルマ・パラジュエロを57分に投入。パラジュエロ投入に前後して雨も降り出し、前半と打って変わってオープンな展開へと移行していく。 67分、スペインはボックス手前左寄りの位置でFKを得ると、キッカーはオランダ戦で先制点となるPKを沈めたFWマリオナ・カルデンティ。距離も角度も理想的な位置だったが、丁寧に狙った右足シュートはスウェーデンの高い壁に阻まれる。 70分には決定機をモノにできず。左からのクロスに飛び込んだFWアルバ・レドンドはシュートを打ちきれずも、こぼれ球を拾ったパラジュエロから折り返しを受けて左足を振る。ゴール正面でスウェーデンGKゼチラ・ムソビッチとの一対一だったが、クロスに飛び込んでピッチに手をついた状態からのシュートはゴール左へ外してしまった。 両チームとも先制点が欲しいなか、互いに75分過ぎから疲労の色が見え隠れするようになり、そうなると、スピードがあって体力的にもフレッシュなパラジュエロが存在感を発揮する展開に。均衡を破ったのはそのパラジュエロだった。 81分、スペインはFWジェニファー・エルモソが左サイドからクロスを上げると、ファーでFWエヴァ・ナバーロが粘って折り返し、ボールはゴール正面のパラジュエロの足元に。すかさず反応したパラジュエロはゴール右隅に右足シュートを突き刺した。 ついに均衡を破った中、追い詰められたスウェーデンが必死の猛攻を繰り出し88分に同点に。左サイドから上背の優位性を活かすべく山なりのクロスを入れると、途中出場のFWリナ・フルティグがファーで折り返し、最後はフリーで待ち構えたFWレベッカ・ブロンクビストが右足ダイレクトボレーを蹴り込んだ。 終盤に動き出した試合。なんとか追いついたスウェーデンだったが、その歓喜は一瞬で吹き飛ぶ。同点とされたスペインがキックオフからそのまま攻め込んで左CKを獲得すると、ショートコーナーを受けたキャプテンのDFオルガ・カルモナがボックス手前から右足を一閃。DFに当たってコースが変わった一撃はクロスバーを弾いてゴールへ吸い込まれた。 数分の間に天国と地獄を味わったスウェーデン。結局、このカルモナのゴールが決勝点となり、スペインが2-1と勝利。3回目のW杯で初となる決勝戦進出を勝ち取った。 スペイン女子代表 2-1 スウェーデン女子代表 【スペイン】 サルマ・パラジュエロ(後36) オルガ・カルモナ(後44) 【スウェーデン】 レベッカ・ブロンクビスト(後43) 2023.08.15 19:01 Tue

クガトラナ躍動の南アフリカがW杯初勝利、イタリアを下し逆転でのGS突破! 3連勝の首位スウェーデンと共に決勝Tへ【2023女子W杯】

2日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループG最終節の2試合が同時刻キックオフで行われ、スウェーデン女子代表と南アフリカ女子代表の決勝トーナメント進出が決まった。 グループGは最終節前の段階で首位に勝ち点「6」のスウェーデン、2位に「3」のイタリア女子代表、3位に「1」の南アフリカ、4位に同じく「1」のアルゼンチン女子代表という順位。スウェーデンはすでに予選突破を確定させている状況で、南アフリカvsイタリア、アルゼンチンvsスウェーデンが行われた。 決勝トーナメント進出と共にW杯初勝利を目指す南アフリカ。初戦のスウェーデンは先制しながらも1-2で落とし、第2節のアルゼンチン戦も2点を先行しながら引き分けに終わっていた。今節はキャプテンのレフィロエ・ジェーンをケガ、ホロサ・ビヤナを出場停止で欠く中、チーム最年長のノコ・マトロウがセンターバックで先発出場した。 一方、勝てば文句無しで決勝トーナメント進出が決まるイタリアは、0-5で大敗したスウェーデンからスタメンを2人変更。CBのセシリア・サルヴァイがコンディション不良のようでスタメンから外れ、W杯デビューとなる23歳のベネデッタ・オルシが最終ラインに。最前線にはバレンティナ・ジャチンティが入った。 試合開始直後はイタリアが主導権を握る。10分にはキアーラ・ベッカーリがボックス内右で倒されてPKを獲得。アリアナ・カルーゾがキッカーを務め、冷静にゴール左隅に決めた。 難しい立ち上がりとなった南アフリカだったが、13分には後方からのロングボールを敵陣中央付近で収めたテンビ・クガトラナが振り向きざまにミドルシュートを放つ。枠の左に外れたが、積極的にゴールを狙う姿勢を見せた。 徐々にペースを掴み始めた南アフリカ。21分には、味方の落としに反応したロビン・ムーダリーがボックス手前からダイレクトシュート。右ポストに直撃した。 攻め込まれていたイタリアは不用意なミスから失点してしまう。32分、最終ラインのオルシがGKの位置を確認せずにバックパスを送ってしまい、そのままオウンゴールに。南アフリカがラッキーな形で同点に追いついた。 しかし、イタリアはすぐさまチャンスを作る。34分、左CKにベッカーリが頭で合わせると、これが右ポストに直撃。次第に強風が吹き始め、ボールの軌道にも影響を与えるようにな理、雨も降り始め、難しいピッチコンディションに。前半終盤にはイタリアが攻勢となったが、1-1のままハーフタイムに突入した。 後半頭から交代カードを切ってきた南アフリカは、最前線のクガトラナを起点に左サイドからイタリアゴールに迫る。 すると迎えた67分、南アフリカがついに逆転。左サイドでボールを持ったクガトラナがカットインから左ポケットへスルーパス。走り込んだヒルダ・マガイアにパスが通ると、左足でゴールに流し込んだ。 ところが74分、イタリアがセットプレーから同点に追いつく。左CKに途中出場のクリスティアナ・ジレッリがニアサイドで反応。頭で中央へフリックすると、カルーゾがこれを押し込み、この試合2点目を決め試合を振り出しに戻した。 引き分けであれば突破できるイタリア。87分にはビッグチャンスを作るも、南アフリカはGKケイリン・スワートのファインセーブで凌ぎチャンスをうかがう。 度重なる試合中断の影響を受け、11分という長いアディショナルタイムが取られた中、92分に南アフリカが試合を動かす。左サイドから崩すとマガイアの折り返しをクガトラナが押し込み、再びリードを手にした。 このままでは敗退となるイタリアは、94分にボックス内でボールをキープしたジャチンティがシュートを放つも、僅かに右に外れて同点ゴールとはならず。南アフリカが悪天候の中の激闘を3-2で制し、2度目のW杯にして初勝利を収め、ベスト16入りを決めた。 一方、勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性もあったアルゼンチンはスウェーデンに0-2で敗れ、グループステージ敗退。この結果、勝ち点を「4」に伸ばしてイタリアと順位を入れ替えた南アフリカが決勝トーナメント進出を決めた。 グループG首位通過のスウェーデンはラウンド16でアメリカと、2位通過の南アフリカはオランダと対戦する。 南アフリカ女子代表 3-2 イタリア女子代表 【南アフリカ】 OG(前32) ヒルダ・マガイア(後22) テンビ・クガトラナ(後90+2) 【イタリア】 アリアナ・カルーゾ(前11[PK]、後29) アルゼンチン女子代表 0-2 スウェーデン女子代表 【スウェーデン】 レベッカ・ブロンクビスト(後21) エリン・ルベンソン(後45) ◆グループG最終順位 (勝ち点、得失点差) 1.スウェーデン 9pt/+8 2.南アフリカ 4pt/±0 ーー決勝トーナメント進出ーー 3.イタリア 3pt/-5 4.アルゼンチン 1pt/-3 2023.08.02 18:43 Wed

東京五輪銀メダルのスウェーデンがGS突破!お得意セットプレーでイタリアを5発粉砕【2023女子W杯】

29日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループGの第2節、スウェーデン女子代表vsイタリア女子代表がウェリントン・リージョナル・スタジアム(ウェリントン)で行われ、スウェーデンが5-0で勝利を収めた。 東京オリンピック2020で銀メダルに輝いたスウェーデンは、初戦の南アフリカ女子代表戦を2-1と逆転勝ち。一方、16歳のジュリア・ドラゴーニがイタリア女子W杯最年少出場記録を塗り替えた"アッズーレ"も、アルゼンチン女子代表を1-0で下した。 この試合の前日にアルゼンチンと南アフリカが引き分けたため、勝者はグループステージ突破が決まる一戦となった。 序盤はスタメン起用のソフィア・カントーレを中心とした右サイドからの攻撃でイタリアが主導権を握ったが、次第にスウェーデンも対応。エリン・ルベンソンのミドルが枠を捉えた中盤以降は、じわじわとイタリアを押し返していく。 スウェーデンも右からの攻撃を中心に機を伺うと、そこから得た右CKで39分に先制点。ヨナ・アンデションのふわっとした柔らかいクロスをアマンダ・イレステットがGKの前でコースを変え、試合を動かした。 センターバックの2試合連続ゴールで先行したスウェーデンは44分にも再びアンデションの左足から追加点を奪う。ニアへの右CKはクリアされたが、ファーへ流れたボールをフリドリーナ・ロルフォが押し込んだ。 連続失点で気落ちするイタリアに容赦なく牙をむくスウェーデン。前半の追加タイム1分にはボックス右角付近でのパス回しからポケットを取っての折り返しに、最後は頼れるエース、スティーナ・ブラックステニウスがネットを揺らし、一挙3ゴールを奪って前半を終えた。 スウェーデンは後半開始早々の50分にもCKからまたもイレステットがヘディングを決めてさらにリードを広げると、その後のイタリアの反撃もシャットアウト。 後半の追加タイム6分には1本のパスからカウンターへ転じ、途中出場のレベッカ・ブロンクビストがダメ押しの一発を流し込んで勝負あり。大量5ゴールでスウェーデンが完勝を収めた。 この結果、グループGは勝ち点を「6」に伸ばした首位・スウェーデンのノックアウトステージ進出が決定。2位に3ポイントでイタリア、3位の南アフリカ、4位のアルゼンチンが勝ち点「1」で並ぶ。 最終節は8月2日に開催され、スウェーデンがアルゼンチンと、イタリアは南アフリカと顔を合わせる。 スウェーデン女子代表 5-0 イタリア女子代表 【スウェーデン】 アマンダ・イレステット(前39、後5) フリドリーナ・ロルフォ(前44) スティーナ・ブラックステニウス(前45+1) レベッカ・ブロンクビスト(後45+6) 2023.07.29 18:58 Sat
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